童貞と共に人として大切な何かを亡くした話2(フローレン編)
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116 :1:2011/05/18(水) 22:56:29.24 ID:uxX3uTWY0
タクシーを降りるとフローレンが待っていた。
ジーンズにTシャツ、上にジャンバーみたいなのを着て居たと思う。
俺「ここ女子寮でしょ?男が入っても大丈夫なの?」
フローレン「一応ダメって事になってるけど男子寮も同じ建物で、普段から普通に行き来してるから問題無いよ」
フローレンの部屋は個室で、4畳半位。あんまり広くはない。
俺はフローレンにコタツに入るように促される。
俺「ゴメンね、突然押しかけて…」
フローレン「全然大丈夫。むしろ来てくれて嬉しい…凄いビックリしたけど…」
フローレンはそう言って、少しはにかんだ。
117 :1:2011/05/18(水) 22:58:21.24 ID:uxX3uTWY0
フローレン「でも、どうしたの突然」
俺「どうしても会いたくなった。直接会って気持ちを伝えたかったんだ。伝わった?」
フローレン「うん…」
フローレンは照れて俯いた。
俺「俺はフローレンが好きだ」
フローレン「うん…私も…」
思わず抱きしめた。
フローレン「私、騙されてるのかも?」
俺「なんで?」
フローレン「前に言ってた吊り橋効果?」
俺「なら、吊り橋効果が実証されたね…」
フローレン「うん…」
それから二人で抱き合いながら静かに時を過ごした。
明け方になり、俺たちは少し寝ることにした。
俺「俺、コタツで寝るよ」
フローレン「良いよ、一緒に布団に寝よ」
ここに来る時、一つ決めていた事が有った。
絶対にセクロスはしない。
俺は形だけだけど彼女が居る。
そんな中途半端な状況でフローレンとセクロスする訳にはいかない。
強い決意を持って俺は布団に入った。
タクシーを降りるとフローレンが待っていた。
ジーンズにTシャツ、上にジャンバーみたいなのを着て居たと思う。
俺「ここ女子寮でしょ?男が入っても大丈夫なの?」
フローレン「一応ダメって事になってるけど男子寮も同じ建物で、普段から普通に行き来してるから問題無いよ」
フローレンの部屋は個室で、4畳半位。あんまり広くはない。
俺はフローレンにコタツに入るように促される。
俺「ゴメンね、突然押しかけて…」
フローレン「全然大丈夫。むしろ来てくれて嬉しい…凄いビックリしたけど…」
フローレンはそう言って、少しはにかんだ。
117 :1:2011/05/18(水) 22:58:21.24 ID:uxX3uTWY0
フローレン「でも、どうしたの突然」
俺「どうしても会いたくなった。直接会って気持ちを伝えたかったんだ。伝わった?」
フローレン「うん…」
フローレンは照れて俯いた。
俺「俺はフローレンが好きだ」
フローレン「うん…私も…」
思わず抱きしめた。
フローレン「私、騙されてるのかも?」
俺「なんで?」
フローレン「前に言ってた吊り橋効果?」
俺「なら、吊り橋効果が実証されたね…」
フローレン「うん…」
それから二人で抱き合いながら静かに時を過ごした。
明け方になり、俺たちは少し寝ることにした。
俺「俺、コタツで寝るよ」
フローレン「良いよ、一緒に布団に寝よ」
ここに来る時、一つ決めていた事が有った。
絶対にセクロスはしない。
俺は形だけだけど彼女が居る。
そんな中途半端な状況でフローレンとセクロスする訳にはいかない。
強い決意を持って俺は布団に入った。
119 :1:2011/05/18(水) 23:04:05.06 ID:uxX3uTWY0
布団の中で俺らは抱きあっていた、お互いに好きだとか、愛してるなんて囁きながら…
セクロスはしないと決めて居たけど 我慢出来ずにキスをしてしまった。
冗談っぽく、小鳥がつつくようなキス。
フローレンは顔を真っ赤にして驚いていたけど、笑っていた。
俺は恥ずかしくなってフローレンから顔を背けた。
でもやっぱりキスしたくなって、また同じようにフローレンにキスをした。
今度はフローレンがキスをしてくる。
段々キスの感覚が短くなってきて、俺たちはそのまま深く長いキスをした。
フローレンのキスは積極的だった。
普段のフローレンからは想像がつかなくて俺は少し驚いた。
思わず俺はフローレンの胸を触る。
テレ隠しで、子供がイタズラするような感じ…
やっぱりフローレンは驚いて顔を真っ赤にしていた。
そして俺にキスを求める。
フローレンの胸を触りながらキスを続ける。
フローレンの吐息が少しずつ艶っぽくなっていき、俺の手の動きに合わせて、フローレンのキスも情熱を帯びる。
121 :1:2011/05/18(水) 23:06:12.98 ID:uxX3uTWY0
このまま行き着くとこまで行ってしまおうか…
俺の理性のたがは外れかかっていて、
欲情に歯止めがかからなくなりそうだった…
僅かに残った理性が俺を止める。
やっぱり中途半端な状況でフローレンを抱いてしまいたくはなかった。ちゃんとケジメをつけて、そして誰に臆する事なく正々堂々と愛し合いたいと思った。
俺「これ以上は我慢!」
どんな顔して言えば良いのか分からなかったから、思わず冗談ぽく言ってしまった。
フローレンは、少しイタズラっぽく笑いながら「そうなの?」とだけ返した。
俺「そうなの!」
恥ずかしくなって、俺は顔をベッドに埋めた。
その後、俺たちは軽いキスを繰り返しながら眠りについた。
122 :1:2011/05/18(水) 23:06:56.63 ID:uxX3uTWY0
すまんな…風邪ひくからパンツとズボンはあげてくれ…
124 :1:2011/05/18(水) 23:08:04.42 ID:uxX3uTWY0
2時間程たった頃だろうか?起きると、もうすぐ7時になる頃だった。
これから仕事だ。東京に戻らなければならない…
会社はフレックスなので、午前中に東京に着きさえすれば問題無い。
フローレン「東京戻るの?」
俺「うん」
フローレン「帰って欲しくない」
俺「俺もここに居たい」
フローレン「ここに住んじゃえば?」
俺「良いねw」
フローレン「また来てね」
俺「すぐ来るよ」
俺たちは何度かキスを繰り返して最後の時間を惜しんだ。
そして、フローレンが呼んでくれたタクシーに乗り、駅へ向かった。
本当は東京に戻りたくはなかった。
いつまでもフローレンのそばに居たかった。
でも、次にフローレンともう一度会う前に、俺には東京でやらなければならない事が有った。
もし、この時、俺が東京に戻らなければ二人の未来は変わっていたのだろうか?
125 :1:2011/05/18(水) 23:09:55.58 ID:uxX3uTWY0
その日の夜、フローレンから電話が有った
フローレン「来てくれて本当に嬉しかった」
俺「俺も行って本当に良かった」
フローレン「会ったら、もっと俺君が好きになったよ」
俺「俺もだよ」
フローレン「また会いたい」
俺「うん。今度はもう少しゆっくり出来るように何とか時間作るよ。土曜日にはなんとか時間作るよ」
俺は また仕事に忙殺される日々に戻った。
そんな中、ある日仕事が早く終わり家に帰れる事になった。
俺が家に帰ると彼女も珍しく家に居た。
話さなきゃならない…
分かって居るが話を切り出せない。
俺はリビングに座り、彼女は寝室のベッドにもたれかかって本を読んでいる。
126 :1:2011/05/18(水) 23:11:23.97 ID:uxX3uTWY0
俺が話を切り出そうと思った瞬間、彼女が口を開いた。
彼女「話しがあるの」
俺「何?言いたい事が有るなら言えよ」
彼女「実は、他に好きな人が出来た…もう付き合ってる…」
予想外だった…
似たもの同士な恋人だって周りからよく言われたが、こんなとこまで似なくてもと思った。
俺「そうか…」
彼女「ゴメンなさい…」
彼女はそう言って泣き出した…
彼女「酷いよね私…」
俺「いや、もう別れるのはずっと前に覚悟してたから…」
彼女は半年前くらいから、ずっと浮気していたらしい。
話しを聞きながら俺の気持ちは穏やかだった。
彼女を責める資格は俺には無い。
俺「実は俺も好きな娘が居るんだ…」
彼女「そうなんだ…全然気づかなかった…」
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