俺と14歳年上の嫁との馴れ初め
仕方ねえなあ
スペック
当時
>>1
10歳か11歳
ガリガリおかっぱ男児
よっめ
24ぐらい
小雪似
俺はすごいど田舎に住んでんのな
見渡す限り田んぼしかない
一番近いコンビニまで車で20分
バスは2,3時間に一本みたいな
住んでる人達は大体じじばばで子供は全部で30人弱ぐらいしかいなかった
そんなとこだから余所者は ほぼ寄り付かないし
若いやつが越してきたと思えば大体が村から出ていったやつが帰ってきたとか
ある日俺らの溜まり場みたいなとこだった空き地にチェーンがはられてて入れなくなってたんだ
まあ子供だから無理矢理入って遊んだんだが帰って親になんで空き地チェーンはってん?と聞いてみたら 誰かが土地を購入して新しく家が建つだとさ
俺は憤慨したね。
俺らの空き地になにしてくれとんじゃい!って。
野球もできるし鬼ごっこすると超疲れるし
地面には20歳になったらあけようってタイムカプセルを埋めていた。
誰が帰ってくるんよ??
○○さん家の長男か!?
とか知ったげに口聞いてみたりしたが
親にもじいちゃんばあちゃんにも誰が越してくるのかわかってないようだった
それからすぐに家が建ちはじめた
危ないから近寄るなと言われタイムカプセルを回収することもできなかった
田舎だから無駄に土地が広い
周りは金を溜め込んだじじばばばかりだから新しく家を建てるとなると二世帯住宅とか敷地内同居だったりするから端から見ればばかでかい家に広い庭ばかり
それよりもさらにでかい家が建ちはじめた
たまにくそがきの俺でも分かるような高級そうな車が停まってたりしてた
親もどこの金持ちが越してくるんや!?って感じでそわそわしていた
ほどなくして家が完成したようだった。
なんか庭が全面芝生でこりゃやべえと思った記憶がある
俺の家はその家の500メートルぐらい先にありその家の前を通ると遠回りになったんだが どんなやつが住んでんのか気になって毎日家の前を通って帰っていた
でも1ヶ月経っても2ヶ月経っても住人を見かけなかった。
洗濯物が干してあったから誰かいることはわかっていたんだが
あと たまに庭でくそでぶなブルドッグが日光浴していた。
その時は遠すぎてなんか落ちてるぐらいにしか思ってなかった
まあこのブルドッグと一悶着あるんだがな
ある日学校帰りにその家の前を通ると門のすぐ近くにおでぶブルがいた
門があるから出てこれないと強気な俺は
おーいでぶ犬!お前らのせいで遊ぶ場所減っただろうが!ばか!あほ!うんこ!
と言ってみた
ブルドッグは気にも止めてなくて芝生をくんかくんかしていた
腹が立った俺はリコーダーを思いっきり吹いた
びっくりしたブルドッグがその巨体からは想像できない早さで俺の方に突進してきた
それにビックリした俺は尻餅をついてしまって その時なんか落ちてたのか知らんが腕をさくっと切ってしまった
まあまあ傷が深かったのか血がだらだら出てきて焦った俺は走って逃げ帰った
帰るとじいちゃんとばあちゃんがいて血まみれの俺にビックリしていた
なにがあったんや!?と聞かれたとき
あほがきだった俺はあのブルドッグに噛まれたとか言えばあいつら引っ越して俺らの遊び場にできるんじゃね!?と思って嘘をついた
みるみるうちにじいちゃんの顔が真っ赤になってばあちゃんに手当てを任せてどっかに行ってしまった
ばあちゃんは泣きながら痛かったのお、ばあちゃんが変わってやりたいんじゃがのおと言ってて俺まで泣いてしまった
少ししたらじいちゃんが帰ってきてその後父さんと母さんも帰ってきた
夜父さんと母さんがどこかへ行ったと思ったら身長の高い髪の毛長い女が家にきた
俺を見て私の家の犬がごめんね。
大丈夫?痛い?と聞いてきた
じいちゃんが大丈夫なわけなかろうが!大事な孫が!狂犬病になっとったらなんたらかんたらと女を責めていた
女はずっとすいませんすいませんと謝っていた
そんなくそ犬殺してしまえ!!!とじいちゃんが言ったときだった