俺と14歳年上の嫁との馴れ初め
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20 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:10:06.58 ID:H7s5zbrB.net
それから毎日女の家に行った
びびりまくってたブルもだんだん慣れてきた
ブルは厳つい顔だったが実は女の子だった
びっくりした
しかも名前が いちごちゃん でまたびっくりした
毎日女の家に行っていたが不思議なことがあった
ばかでかい家なのに女以外をその家で見たことがなかった
21 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:15:34.32 ID:H7s5zbrB.net
あと いつ女の家に行っても女はいた
午前中しか授業がない日に行っても
土曜日に行っても夏休み毎日行ってもいつも女はいた
ばかな俺は大して気にしてなくて毎日見たことない高そうなお菓子くれたから いいやつ!ぐらいにしか思ってなかった
親や近所の人はそうはいかなかった
まず女が出歩いているところを見かけることがなく、俺以外誰も女と接点がなかったんだと思う
会うたびみんな俺に女のことを根掘り葉掘り聞いてきた
22 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:19:27.18 ID:H7s5zbrB.net
仕事はなにしてるひと?
何歳?
ご家族は?
出身は?
そのたび律儀に俺は女に聞いていた
○○さんが何歳かって聞いてたよー
んー>>1ちゃんと同い年って言っといて
○○さんが仕事なにしてるの?だってさ
魔女やってますって言っといて
大体はぐらかれていた
それから毎日女の家に行った
びびりまくってたブルもだんだん慣れてきた
ブルは厳つい顔だったが実は女の子だった
びっくりした
しかも名前が いちごちゃん でまたびっくりした
毎日女の家に行っていたが不思議なことがあった
ばかでかい家なのに女以外をその家で見たことがなかった
21 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:15:34.32 ID:H7s5zbrB.net
あと いつ女の家に行っても女はいた
午前中しか授業がない日に行っても
土曜日に行っても夏休み毎日行ってもいつも女はいた
ばかな俺は大して気にしてなくて毎日見たことない高そうなお菓子くれたから いいやつ!ぐらいにしか思ってなかった
親や近所の人はそうはいかなかった
まず女が出歩いているところを見かけることがなく、俺以外誰も女と接点がなかったんだと思う
会うたびみんな俺に女のことを根掘り葉掘り聞いてきた
22 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:19:27.18 ID:H7s5zbrB.net
仕事はなにしてるひと?
何歳?
ご家族は?
出身は?
そのたび律儀に俺は女に聞いていた
○○さんが何歳かって聞いてたよー
んー>>1ちゃんと同い年って言っといて
○○さんが仕事なにしてるの?だってさ
魔女やってますって言っといて
大体はぐらかれていた
25 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:28:37.58 ID:H7s5zbrB.net
俺は大体女の家で宿題をやって終わったらブルと遊んだり家のなかを探検したりしていた
確か宿題で将来の夢の作文を書いてるときだった
特に夢がなくて という かなりないものがたくさんありすぎて(野球選手、サッカー選手、タクシーの運転手等)迷っていた
女の将来の夢でも参考にするかと思って聞いてみた
女は今の生活がずっと続けば嬉しいなあと言っていた
つまらなかったから今の生活って?と聞いた
いちごとのんびり過ごして静かに死ぬかなっと笑顔で言った
それから
>>1ちゃんと毎日お話するのも楽しいけどね、>>1ちゃんもいつかは大人になって新しい世界に行っちゃうからね。
とぼそっと言った
26 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:37:37.29 ID:H7s5zbrB.net
なんだか無償に寂しくなった俺は 俺がどっかに行くときは いちごちゃん と 嫁ちゃんも一緒に来たらいいじゃん。
そしたらずっと続くじゃん!
と言った
女は
えー、無理だよっと笑った
やっぱりなんか寂しくなった俺は
俺が20歳になったら結婚してあげるよ!そしたら一緒じゃん!決まり!指切り!約束破ったら首ちょんぱね。
と強引に約束を取り付け逃げ帰ったらしい
らしいっていうのは結婚しようと言ったのは覚えてるけど首ちょんぱとかは覚えてない
27 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:46:00.73 ID:H7s5zbrB.net
それから飛んで中3のころ
それまで毎日のようにやっぱり女の家に行っていた
反抗期やら思春期やら迎えてオナニーとか覚えて女のことをかなり意識したりしていた。というか好きだった。
田舎だったが中学生になれば全校生徒が100人ぐらいはいた。
相変わらず おかっぱヘアーだったが コミュ力あったし上級生とも仲良くて小さなコミュニティ内だったが少しはモテた
でも女と比べると全員餓鬼で性の対象にすらならなかった。
女のことは意識しまくりで、でも女はいつも余裕そうで俺なんて眼中にないような感じだった。
本当は家に行くだけで当時はドキドキして(小学生の頃は一緒に寝たり風呂入ったりしてたのに)でも意識してるって悟られたくなかったから うぃーっすって余裕あるように振る舞ったりしていた
29 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:54:49.69 ID:H7s5zbrB.net
中学校までは地元にあったが高校は少し離れたとこに行かないと行けなかった
頭は良くも悪くもなかったが迷っていた
家からバスで1時間のボーダーA高校か家からバスと電車で3時間の少し頭良いB高校(男子校)か。
俺は当初はA高校を第一希望にしていて推薦で行けるだろうと言われていた
が、学校の先生や親はB高校に行かせたかったらしい。
推薦枠は埋まっていて しかも大体B高校へ行くなら親戚の家から通うことになっていた
30 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 11:58:28.14 ID:H7s5zbrB.net
俺は女と離れるのが嫌で毎日悩んでいた
女の家に行っても うだうだ悩んでいた
というか女に引き留めてほしかった
だからわざと俺、B高校いこっかなーとかB高校は市内だからたくさん遊べるよなーとか女の前で言っていた
女はいいんじゃない。応援してる。としか言わなかった
俺はそれが腹立たしくてもどかしかった
31 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:05:20.74 ID:H7s5zbrB.net
結局中学の卒業式3日前に試験を受け卒業式3日後に合格したことを知った
女に言うと とても喜んでくれてB高校の近くにある寿司屋に連れていってくれた。
それからは ずっと荷造りしたり親戚の家を行ったり来たり。
制服とか教科書とかの購入で毎日ばたばたしていた
女とは相変わらず毎日会っていたけど30分ぐらいしか会えていなかった
33 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:08:17.73 ID:H7s5zbrB.net
3月下旬。
いよいよ親戚の家に行くことになった
じいちゃんとばあちゃんはいつでも電話せーよって。泣いて言ってくれた。
じいちゃんとばあちゃんはいつでも俺の味方で 別れるのは辛かった
父さんに女さんに挨拶してこいと言われた
女のとこにいくといつもと変わらず笑顔で迎え入れてくれた
34 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:13:53.85 ID:H7s5zbrB.net
俺「もういくわ」
女「そっかー、寂しくなるね。頑張ってね」
俺「絶対寂しいとか思ってないっしょw うるさいやつがおらんなって清々したとかだろ」
強がって言ってみた
女はあの日みたいにポロポロ泣き出した
女「まあ、静かになるでしょうけど>>1ちゃんが頑張ってるんだから。寂しいなんて言ってらんないよ。寂しいけどね」
あんなにでかく見えた女をいつのまにか見下ろしていた
小さく見えたから、抱き締めてしまった
36 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:20:15.46 ID:H7s5zbrB.net
俺「昔は20歳じゃないと結婚できないと思ってた。でも18歳でも結婚できるんだってね。俺が高校卒業したらずっと一緒にいてあげれるよ」
若気の至りかな。
今じゃ絶対言えないことをぽいぽい言った
あと女の髪の毛ってやばいぐらいいい匂いすんのな。
女「上から目線w私もうその時30歳だよ。おばさんだよ。>>1ちゃんは>>1ちゃんの好きなように生きて。 」
普通に振られたけど俺は満足だった
髪の毛はいい匂いだったし
絶対女と結婚すると何故か確信していたから
>>次のページへ続く
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