俺と14歳年上の嫁との馴れ初め
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37 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:28:03.46 ID:H7s5zbrB.net
それから高校通いだして、長期連休とか どうしても我慢できないときは金曜の夜に帰って日曜の夜 戻ったりしていた
毎日その日あったこととかを女にメールしたりした。
女は相変わらずな生活をしていた。
ブルは俺が高2の秋に死んでしまった
メールしても返ってこないことが増えた
丁度文化祭があってなかなか地元に帰れなかった
やっと帰れた日
真っ先に女の家に行った
38 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:34:24.29 ID:H7s5zbrB.net
インターホンを鳴らしても出てこない
勝手に入った。線香の匂いがした
女はソファに座ってブルの骨壺を眺めていた
声をかけるとハッとした顔をして帰ってきてたんだ。と泣きそうな顔をして笑ってた
少し見ないうちに女はぼろぼろになってた
綺麗なストレートだった髪はぐしゃぐしゃだし
目の下には隈、痩けた頬。
どうすることもできなかった
40 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:38:37.35 ID:H7s5zbrB.net
このままだと死んでしまうんじゃないかと思った
何もできない自分が情けなくて、女が悲しんでるのが辛くて泣いてしまった
ひょろがりおかっぱが ひーんって泣いてるのが余程変だったのか女はなんで泣いてるの。と笑った
それから高校通いだして、長期連休とか どうしても我慢できないときは金曜の夜に帰って日曜の夜 戻ったりしていた
毎日その日あったこととかを女にメールしたりした。
女は相変わらずな生活をしていた。
ブルは俺が高2の秋に死んでしまった
メールしても返ってこないことが増えた
丁度文化祭があってなかなか地元に帰れなかった
やっと帰れた日
真っ先に女の家に行った
38 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:34:24.29 ID:H7s5zbrB.net
インターホンを鳴らしても出てこない
勝手に入った。線香の匂いがした
女はソファに座ってブルの骨壺を眺めていた
声をかけるとハッとした顔をして帰ってきてたんだ。と泣きそうな顔をして笑ってた
少し見ないうちに女はぼろぼろになってた
綺麗なストレートだった髪はぐしゃぐしゃだし
目の下には隈、痩けた頬。
どうすることもできなかった
40 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:38:37.35 ID:H7s5zbrB.net
このままだと死んでしまうんじゃないかと思った
何もできない自分が情けなくて、女が悲しんでるのが辛くて泣いてしまった
ひょろがりおかっぱが ひーんって泣いてるのが余程変だったのか女はなんで泣いてるの。と笑った
42 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:45:30.45 ID:H7s5zbrB.net
俺が何も言えなくてひんひん泣いてると女は抱き締めて頭を撫でてくれた
額が胸に当たって少し冷静になれた。
女が心配で帰ってきた。
メールの返事がないし、ブルが死んでしまって女まで死んでしまうんじゃないかと思った。
そう伝えると
ブルが死んだら自分の役目は終わり、死んでもいいと思ってた。
ブルだけが心の支えで二人でひっそり暮らせたらとずっと思っていた。
でもこうやって私を心配して帰ってきてくれる人がいて、私が死ぬかもしれないって泣いてくれる人がいる。
もう少し生きてもいいかなって思えた
女はそう言った
44 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:50:25.30 ID:H7s5zbrB.net
その日は女が心配だからという口実のもと、久しぶりに女の家に泊まった
一緒に寝るでしょ?と言われたが流石にもう大人なので一人で大丈夫ですと客間?で寝させてもらった。
惜しいことをしたなと思ったが目が覚めるといつもの女に戻っていた。
空元気だったのかもしれないけど、俺の目には少しだけ元気を取り戻したように見えて安心した
46 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 12:55:26.74 ID:H7s5zbrB.net
そんなことがあってから なんだか女が俺に心を開いたというかこう、デレる?そんな感じになったような気がした。
普段はブルとかには すっごいデレデレで甘やかしてたけど、俺や他人にはさばさばというかツンとしていた。
ブルと接するときだけ人が変わったかのようだったが、俺にもその片鱗を見せてきた
それが嬉しくて嬉しくて毎日舞い上がってた
ついでに言えば高校の友達(俺含め全員童貞)に彼女同然の存在だと自慢しまくり、メール見せまくりだった。
47 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 13:05:00.78 ID:H7s5zbrB.net
高3になり、俺は地元で公務員になるべく しこしこ頑張っていた
それもこれも女と一緒にいるため。
地元で就職するには公務員しかなかった。
目立った企業もなく、大体の大人たちは片道一時間ぐらいかけて車で市内まで通勤していた。
大学なんか行く気は最初からなかった。
そんなことしてたら女が取られるような気がしたから
小雪似と言えど不細工なわけではなく、突出して容姿が整ってるわけでもないけど美しく品があると思ってる
男なんて選り取り見取りだろうになんで結婚しなかったんだろう
なんで田舎にわざわざ来たんだろう
そもそも あのばかでかい家や
高そうな車、生活費はどこから出てたんだろう
何をしてる人なんだろう。親はいるのか?
考えてみれば知らないことばかりだった。
48 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 13:08:04.84 ID:H7s5zbrB.net
考え出すと気になって仕方なかった
今までだってずっと聞きたかった
でも聞いたらだめな雰囲気が漂っていたし
近所の人が聞いても大体はぐらかしていた
でも知りたかった
好きだから知りたかった
聞きたいことが山ほどあった
メールで聞くには多すぎて会って直接聞くことにした
49 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 13:16:19.01 ID:H7s5zbrB.net
数週間ぶりに見る女は またいつもの女になっていた。
さらさらの髪の毛を揺らして出迎えてくれた
たまにしてるポニーテールも好きだ
近況を話して一段落し、聞こうと思っていたことを聞こうとした
俺「なあなあ、ずっと思ってたんだけど女ちゃんって仕事なにしてんの?」
女「昔言わなかった?魔女だよ」
俺「言っとったなあ。そういえば。じゃなくて本当の仕事だよ!!」
女「だから魔女だってばーw 」
言いたくなかったんだと思う
今までなら踏み込んで聞かなかったけど少しデレてくれたり心を開いてくれたと錯覚した俺はしつこく聞いてしまった
50 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 13:22:02.15 ID:H7s5zbrB.net
俺「なー、なんの仕事しとん?もしかしてしてないん?そんなら毎日どうやって生活しとん?親が金持ちなん??あれか!家賃収入ってやつ??」
女「なんでそんなに知りたがるの?私がなんだろうと私でしょ。私がなんの仕事をしていようが生活していようが>>1ちゃんには関係ないじゃない。」
口調自体は優しかったがはっきりと拒絶されてしまった
俺の心は真っ二つに折れ、もうその場にいるのが何故だか辛くて黙って家に帰った
51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 13:28:43.59 ID:H7s5zbrB.net
すごくショックだった。舞い上がっていた自分が恥ずかしくなった
女にとっては所詮 俺なんてただの小さい頃から知ってる餓鬼で、女のことを知るに値しない男だったと思い知った
もう付きまとっては駄目だ。
俺なんてただのくそ餓鬼だし。
女は俺なんて眼中になくて俺より数段上のハイグレードおしゃんてぃボーイと結婚するんだ。
付きまとっては駄目だ。諦めよう
休みの間そればかり頭をぐるぐるした
54 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/22(木) 13:38:04.30 ID:H7s5zbrB.net
高校に戻り俺は進路をかえた
国立大に進み適当に就職しよう。それがいい。
もう女にメールなんてしないし、会いにも行かない。会いたくない。俺なんてただの餓鬼なんだから。
それから毎日曇りがかったような毎日を過ごした
勉強ができなかったわけじゃなかったから適当に勉強した
女には一切連絡をとらなかった。向こうからも何も来なかった。
1月。センター試験の結果もまあまあでまあいけるだろ。と思い親やじいちゃんばあちゃんに報告に帰った
女のことは気になったが無理矢理気にしないふりをした
>>次のページへ続く
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