どうしようもなく歪んでいる私の話を聞いて欲しい
(7ページ目) 最初から読む >>
\ シェアする /
169 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:22:57.04 ID:aTED342J0
私としては私が原因で彼がご両親と不仲になる事を望んでおらず、相応しい相手がいるなら潔く身を引くよ? そう言うと彼は不安そうに「嫌いになった?」そう私に尋ねるのでした。
「ううん、嫌いになんかなってないよ」
そう言うと、彼はご両親を説得するから待っていて欲しい。そう私に約束しました。
「期待しないで待ってるから」
私は彼にそう応えるのが精一杯でした。
170 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:26:23.86 ID:aTED342J0
彼は その日から全てのお見合いを断っていたいました。
既に日程を決められたものに関しては「断わりに言ってくる」そう言っていました。
「会うだけでも会ってみたらいいんじゃない?」
そう言うと彼は意固地になって
「結婚の意思がないのに会うのは失礼だよ」
そういうのでした。
彼がそんな風に私に優しくするたびに私は彼に縛ってほしいと願いようになりました。
彼に欲望を吐き出して欲しいと思うようになっていました。
その頃が一番、性的に色々倒錯的にしていた時期だと思うのですが、私がされるばかりでなく、時には彼を拘束し彼の可愛い姿を楽しんでいました。
171 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:31:35.40 ID:aTED342J0
彼のお尻の穴を舐め、指を入れ、彼を犯し、私も同じように舐められ、入れられ、犯され、首輪をつけられ、鞭で打ち、打たれ……
日によって、その時々の気分で私たちは性的な楽しみを変えていました。
私自身、彼を苛めるのはとても楽しいと思うようになっていました。
彼に見せても嫌われない、そういう安心感からしたいこと、させたいこと そういうものを吐き出していました。
排泄物をお互いに飲ませあうことも、拘束されたまま犯すのも、犯されるのも。野外でセックスを楽しむ事も その時の気分ひとつでした。
私としては私が原因で彼がご両親と不仲になる事を望んでおらず、相応しい相手がいるなら潔く身を引くよ? そう言うと彼は不安そうに「嫌いになった?」そう私に尋ねるのでした。
「ううん、嫌いになんかなってないよ」
そう言うと、彼はご両親を説得するから待っていて欲しい。そう私に約束しました。
「期待しないで待ってるから」
私は彼にそう応えるのが精一杯でした。
170 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:26:23.86 ID:aTED342J0
彼は その日から全てのお見合いを断っていたいました。
既に日程を決められたものに関しては「断わりに言ってくる」そう言っていました。
「会うだけでも会ってみたらいいんじゃない?」
そう言うと彼は意固地になって
「結婚の意思がないのに会うのは失礼だよ」
そういうのでした。
彼がそんな風に私に優しくするたびに私は彼に縛ってほしいと願いようになりました。
彼に欲望を吐き出して欲しいと思うようになっていました。
その頃が一番、性的に色々倒錯的にしていた時期だと思うのですが、私がされるばかりでなく、時には彼を拘束し彼の可愛い姿を楽しんでいました。
171 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:31:35.40 ID:aTED342J0
彼のお尻の穴を舐め、指を入れ、彼を犯し、私も同じように舐められ、入れられ、犯され、首輪をつけられ、鞭で打ち、打たれ……
日によって、その時々の気分で私たちは性的な楽しみを変えていました。
私自身、彼を苛めるのはとても楽しいと思うようになっていました。
彼に見せても嫌われない、そういう安心感からしたいこと、させたいこと そういうものを吐き出していました。
排泄物をお互いに飲ませあうことも、拘束されたまま犯すのも、犯されるのも。野外でセックスを楽しむ事も その時の気分ひとつでした。
172 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:34:13.15 ID:aTED342J0
彼が「こんな姿見合い相手には見せられないよ」
そんな風に言うたびに私の心の中は暗い喜びで溢れていました。
彼の特別になりたかった。
彼の欲望を全て受け止めたかった。
もっとその先に、もっとその先にとお互いに求めあっていました。
幸運な事に私と彼はセックスのよかったのでしょうね。
飽きると言う事がありませんでした。
寧ろ彼が「最近早漏気味かも」そう言ってくれることが私にとって誇らしいことでもありました。
173 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:38:05.39 ID:aTED342J0
そんな付き合いが一年ほど続いた頃、私は彼のご両親と再び会う機会を得ました。
彼がご両親を説得したのでした。
そんな兆候を聞いていた私は、妹を通じて私の両親と関係修復を図ろうとしていました。
まずは妹、そして母親からでした。
父も昔に比べると だいぶ丸くはなっていたようでした。
そして両親に彼を紹介すると「本当にこの子でいいんでしょうか」
私が結婚したいと連れてくる相手だから、さぞや酷い相手だと思っていたそうです。
174 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:41:19.17 ID:aTED342J0
父は満面の笑みを浮かべて、うんうんとずっと頷いてばかり。
母は「あの、本当に宜しいんですか?」そんな風に彼に問いかけるばかりでした。
そして両家の顔合わせもつつがなく終わり、結婚まで滞りなく進んでいきました。
妹には「あの姉と結婚できるってどんな聖人?」
そんな風に言われましたが 結婚式は極親しい人だけを集めて行いました。
黒の女王様を含め、友達には とても羨ましがられました。
確かに私はその時 幸せでした。
幸せでしたが、それでも不安は残っていました。
175 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:43:50.69 ID:aTED342J0
新婚旅行はハワイでした。
時に何をするでもなくのんびり過ごさせてもらいました。
それから私は働きながら、家の事も行いましたが それは彼の家に半同棲していたころと それほど代わり映えのない日常でした。
変わったことと言えば避妊をしなかった事くらいでした。
回数を求めすぎてるのじゃないかという不安はあったものの、それでも私は旦那様に愛されていたい、ずっとずっと…
そんな風に思っていました。
176 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:47:59.71 ID:aTED342J0
結婚して一年、その頃は週5くらいでセックスしていました。生理の時でもセックスしていました。
そんなにセックスしていてもなかなか子供はできませんでした。
「出来るときにできるよ」
旦那様はそう言うのですが、私は少し自分の身体に不安を持っていました。
もしかしたら子供が産めない身体なのでは?そう思うと旦那様に「離婚して子供の埋める奥さんを探したら」そう言った時は、激しくお仕置きをされました。
「子供の為に結婚したんじゃない」
そう言われると私は反省しながらも喜びを感じていました。
177 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:51:50.66 ID:aTED342J0
結果、2年経っても事もが出来なかったら赴任外来に行こう。そう旦那様と話をしていたのですが、
診察時に彼自身にもそういう素因があるので……と検査をする事になりました。
検査の結果旦那様は無精子症だという診断が下されました。
「今までのゴム代がもったいなかったね」
そう涙ながらに笑う旦那様に対して、私は慰めるしかありませんでした。
子供は欲しいと思いながらも、旦那様と二人の生活でも構わない。
それに私自身の子宮にも多嚢胞性卵巣という症状があり 出来にくい素因があったことも後に知ることができました。
178 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:55:30.63 ID:aTED342J0
クリニックではTESE(精巣精子採取法)による方法が残っているとの説明がありました。
簡単に説明すれば精巣(睾丸)から精子のもとを採取する術式です。
それを用いて顕微授精を行うというものでした。
費用は約50万円程掛ること。
旦那様がその手術を行う事で採取できる可能性は5%未満だと言われました。
その上、さらにそれを用いて顕微授精を行って出産まで至る可能性は おおよそ半分だと聞かされていました。
179 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:58:42.12 ID:aTED342J0
しかし旦那様は「じゃぁ、それでお願いします」その場でそう即断されました。
手術室の空きの問題もあるらしく、早めに動いた方がいい……とはお医者さんも仰ってましたが、それでも旦那様はその場で「うん、じゃぁお願いします」そう答えていました。
「いや、これで無理ならあきらめつくでしょ」
旦那様は笑ってそう言っていました。
色々な検査を経て、旦那様は手術の日を迎えました。
私は なくて当然 あったらどんなに幸運だろう…そう思いながらもどこかで採取されなければずっと二人きりかも、そんな思いがなかったと言えば嘘になります。
180 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 15:02:42.24 ID:aTED342J0
手術の結果、幸運にも精子を採取することができました。
「金玉が痛いやないかーい」
旦那様は何故だか髭男爵の真似をしながら手術室から出てこられました。
そして そこから私の卵子を採取しての顕微授精が始まりました。
顕微授精も安いものでなく、一回当たりおおよそ50万円かかりました。
高額医療の補助が出るとはいえ、その金額は私にとっては途方もなく大きな金額でした。
旦那様があれだけ苦労したのだから……そう思うのですが最初の時は上手くいきませんでした。
その妊娠判定に至るまでの間、私は不安と闘いっぱなしでした。
子宮のコンディションを整えても授精しない。
私が悪いんだ……そんな風に思い悩む私を旦那様は優しく支えてくれましたが 私は申し訳ない気分で一杯でした。
181 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 15:06:06.60 ID:aTED342J0
着床しない、着床しても流れる。
先生は、自然淘汰(育つ可能性がないと流れる)だからというのですが、それでも私の身体に問題があるのではと不安は日々募るばかりでした。
失敗が2度重なると3度目は怖くなってきました。
性生活も私の身体を気遣って貰って、口で奉仕するだけなのですが 旦那様は それでは やはり射精してはくれませんでした。
「していいほしいな」
そう言うのですが、
「今は大事な時期なんだから」
そう言われて抱いてもらえない音で私自身だいぶ煮詰まっていたように思います。
>>次のページへ続く
\ シェアする /
関連記事
easterEgg記事特集ページ
