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狼の護符と守護像を探しに春の秩父へ行ってきたので写真うpする
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18 :名無しさん :2013/05/07(火)23:56:35 ID:wh1tgIlrj
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昼食後は小屋の裏手から山腹を登っていき「鈴が坂」を過ぎて両神山の頂上を望む「産泰尾根」(さんたいおね)の上へと出ます。

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さて、両神山の登山は ここからが本番、この先は鎖場&縄場が数箇所続きます。

…とは言っても、そこまで危険箇所と言うほどでもないので油断しなければ無問題。

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岩に足をしっかりと掛けて登り、まるで獅子の顔の様な「横岩」を過ぎ、次第に傾斜が緩くなった先を見上げると、赤い鳥居が目に飛び込んできます。



20 :名無しさん :2013/05/07(火)23:59:07 ID:flj1pJz/J
>>18
すげーな


21 :名無しさん :2013/05/08(水)00:02:44 ID:boX9aso3i
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ここで、今回の主目的である、両神神社の本社に ようやく辿り着きました。

ややもすると手前に倒れてきそうな鳥居の両脇に、お目当ての守護像が控えています。

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どちらの像も割合に小ぶりですが、阿像の方はニヤリとした、はたまた、おどけたような表情が印象に残ります。



22 :名無しさん :2013/05/08(水)00:05:42 ID:1URebNYBH
木やべえw


23 :名無しさん :2013/05/08(水)00:06:45 ID:CbIipg153
狛い…ぬ?


27 :名無しさん :2013/05/08(水)00:14:33 ID:boX9aso3i
>>23
タイトルにもありますように、ここいらの山岳地帯の神社の像は、そのほとんどが狼でして、いわゆる獅子や狛犬では無いのですよ。



24 :名無しさん :2013/05/08(水)00:08:14 ID:boX9aso3i
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本殿を覆うトタン造りの社殿の格子戸の上には、詠み人と知らずと題された和歌の彫られた木板が打ち付けられていました。

古歌にいわく

【東路に 八日見山の 霧こめて 麓は暗き 谷川の音】

※八日見山は両神山の別称。日本武尊の東征の折、山容に感じ入った尊が八日間の間飽くことなく見続けながら進軍したという伝承によるものです。

ならば自分も…と言う訳で。

【谷川の 音も幽かなる 八日見の 山の真神は 笑みて侍りぬ】

…お粗末。

真神 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%A5%9E



25 :名無しさん :2013/05/08(水)00:11:12 ID:23rrit8D4
ボロボロやな


27 :名無しさん :2013/05/08(水)00:14:33 ID:boX9aso3i
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そして、両神神社本社のすぐ隣には、同じく狼を神使とする、麓の浦島口に里宮のある両神御嶽神社の本社が鎮座しています。

なお、こちらは御嶽は御嶽でも、いわゆる武州・御嶽の「みたけ」ではなく長野県は木曽御嶽山を拓いた普寛行者の弟子、順明行者によって建立された「おんたけじんじゃ」になります。



30 :名無しさん :2013/05/08(水)00:22:46 ID:boX9aso3i
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こちらの守護像は、先ほどの両神神社本社のモノの倍以上はある立派な作りのものですが、阿像の方はかつて入れられていた瞳の彩色がうっすら残っています。

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社殿の中に安置された本殿と神像。

神像の足元には未だ新しい一升瓶が供えられ、御信心をされておられる方が登拝された事を窺わせます。

…それにしても落書きの酷い事…。

日本百名山にも選ばれ、今では気軽に登山できるとはいえ ここは本来、信仰の山であることを、ゆめゆめ忘るるべからず!



33 :名無しさん :2013/05/08(水)00:26:56 ID:boX9aso3i
さて、両神神社・御嶽神社の本社それぞれに参拝した後はいよいよ山頂を目指しますが、この時点で時刻は既に2時過ぎ。

仮に山頂まで行って往復した場合、終バスならばまだしも、4時半過ぎのバスには間に合わない可能性が非常に高いので少々悩んだのですが、どうせ残り1キロを切ってるのならばせっかくだから登頂してみんべ!という訳で山頂に続く尾根を足早に進んでいきます。

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34 :名無しさん :2013/05/08(水)00:28:16 ID:/kcs/pnlZ
絶景だべ!


36 :名無しさん :2013/05/08(水)00:33:07 ID:GJxeYwyTU
やっぱ日本は海側より山のほうが絵になるな

山と共に文化があるっちゅうか


37 :名無しさん :2013/05/08(水)00:35:07 ID:boX9aso3i
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そしてラストの関門である鎖場を登りきり、岩場をよじ登ると、両神神社の奥宮の鎮座する両神山頂(標高1723メートル)に午後2時30分の到着。祠の前で無事登頂出来たお礼を申し上げます。

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…とはいえ、あいにくの曇り気味の天候のため遠くまでは見えず、しかも、この時に粉雪がチラついてきたため帰りの時間配分も考慮して早々と撤退せざるを得なかったのですが、達成感は十二分にありました。



39 :名無しさん :2013/05/08(水)00:41:30 ID:boX9aso3i
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さて、頂上からの帰路の途中で気分は急きながらも、それぞれの神社の守護像を名残惜しくも しげしげと眺めつつ、行きの時に難儀した鎖場なども慎重に、且つ出来る限り素早く降り、どうにか清滝小屋のところまで戻ってきたのが3時30分でした。

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この時点で、既にバスには間に合わないのは ほぼ確定状態ですが、「それでも降りるだけ降りてみよー。これがダメでも終バスがあるさね。」とばかりに、粉雪から小粒の雨に変わりつつある中、登山口へと急ぎます。



>>次のページへ続く
 
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