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戦時中に、妻を兵隊に差し出した話
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910 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 17:25:14 ID:XBk+mYy60
で、義父の話というのはそれだったのですね。
余り同年代の女性が近所にいなかった、というのもあるのですが義父としても自分の家から出さないといけないというのもあったのかもしれません。
従兄弟が連れて来た男の話し相手に彼女をやるわけにはいかないか。という話でした。
辛かったですね。私が決めないといけないですから。彼女が決めるわけではないんです。
義父は私に言って、私が決める必要があったんですね。
勿論 直接そういう話をしてくる訳でなく、一応は言い訳のように
「すぐに彼も帰らんといかんから、あまり寂しい思いをせんように○○君、話し相手に行ってやってくれんかね。」
というような感じに言われるんですね。
つまり義父は私に行けという訳です。
勿論 私が行く訳じゃありません。
そうして、私が彼女に話し相手になってあげろと言う訳です。
勿論 辛かったです。子供もまだいなかったし、彼女を可愛がっていましたから。
でも考える時間なんてないですから、「そうですね、わかりました。」と答えるしかありませんでした。
911 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 17:36:55 ID:XBk+mYy60
彼女の従兄弟にも そうして誰かが行ったんでしょうね。私はその時、そんな事を考えるどころではなかったですけれど。
それで、飲み会もいい加減お開きになった頃、彼女を呼んで言った訳です。
今でも覚えていますけれど 石川という名前の男でした。
「美代子、今日は、石川さんの話し相手をしにいってやりなさい。」というような感じで言いました。
彼女は はっとしたように私の顔を見てですね。
それは珍しい事でした。彼女は私が何か言ったら なんであれ はい。って言うような女でしたから。
でも彼女も判っていたのでしょう。頷いてですね、でもすっと顔を背けるようにしました。
今以上に男ってのは嫉妬心が強かったと思いますからね。
心臓は跳ねるようになりますし、お腹の中がじわーっと熱くなるように感じました。
自分で言っておいて いてもたってもいられないような気分になりました。
で、義父の話というのはそれだったのですね。
余り同年代の女性が近所にいなかった、というのもあるのですが義父としても自分の家から出さないといけないというのもあったのかもしれません。
従兄弟が連れて来た男の話し相手に彼女をやるわけにはいかないか。という話でした。
辛かったですね。私が決めないといけないですから。彼女が決めるわけではないんです。
義父は私に言って、私が決める必要があったんですね。
勿論 直接そういう話をしてくる訳でなく、一応は言い訳のように
「すぐに彼も帰らんといかんから、あまり寂しい思いをせんように○○君、話し相手に行ってやってくれんかね。」
というような感じに言われるんですね。
つまり義父は私に行けという訳です。
勿論 私が行く訳じゃありません。
そうして、私が彼女に話し相手になってあげろと言う訳です。
勿論 辛かったです。子供もまだいなかったし、彼女を可愛がっていましたから。
でも考える時間なんてないですから、「そうですね、わかりました。」と答えるしかありませんでした。
911 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 17:36:55 ID:XBk+mYy60
彼女の従兄弟にも そうして誰かが行ったんでしょうね。私はその時、そんな事を考えるどころではなかったですけれど。
それで、飲み会もいい加減お開きになった頃、彼女を呼んで言った訳です。
今でも覚えていますけれど 石川という名前の男でした。
「美代子、今日は、石川さんの話し相手をしにいってやりなさい。」というような感じで言いました。
彼女は はっとしたように私の顔を見てですね。
それは珍しい事でした。彼女は私が何か言ったら なんであれ はい。って言うような女でしたから。
でも彼女も判っていたのでしょう。頷いてですね、でもすっと顔を背けるようにしました。
今以上に男ってのは嫉妬心が強かったと思いますからね。
心臓は跳ねるようになりますし、お腹の中がじわーっと熱くなるように感じました。
自分で言っておいて いてもたってもいられないような気分になりました。
912 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 18:05:52 ID:XBk+mYy60
当時の義父の家は母屋と離れに分かれていました。
昔のごく一般的な作りの家でしたので離れと言っても今の平屋建ての家位はありました。
その日は母屋には義父と義母。そして私と彼女とが泊まる事になっていました。
彼女の従兄弟と石川という男は離れに泊まりました。
食事も終りまして、8時位でしたと思います。
私と彼女は一言も話をせず、彼女は私と彼女の分の布団を敷いて、それから私に「行ってまいります」と言いました。
何か言えるかというと 言えませんでした。
うろたえたように「ああ」とか「うん」とか言ったと思います。
「あなた、先に寝てて下さいね。」と言うような事を彼女が言って、そして彼女が出て行きました。
寝れる訳も無くて、でも当時はテレビとかある訳ではないですから ごろごろとしていました。
私がそんな事をしている間、離れで彼女が石川という男に抱かれていると思うと もう どうしようもなく気が揉めて咎めて仕方がありませんでした。
914 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 18:16:41 ID:XBk+mYy60
彼女が戻ってきたのは深夜位でした。
私は まんじりともしていなかったんですけれど 寝ないで待っていたなんていうのも格好が悪くて 彼女が戻ってくる足音を聞いて慌てて寝た振りをしました。
彼女が隣の布団に潜り込んで、暫くして寝付くまで背中向けてじっとしていました。
彼女が寝付いてから彼女の顔を見てですね。
ああ、彼女はさっきまであの石川という男に抱かれていたんだ なんて事を考えたりしました。
そう考えると寝ている彼女に色気のようなものも感じられて、悲しいというか胸がこう、どきどきとしたりしました。
915 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 18:17:11 ID:XBk+mYy60
次の日起きて、まあ彼女と話を出来るだけ意識しないようにいつも通りにしてですね。仕事に行きました。
行きがてら石川という男と偶々顔を合わせてしまって、向うも慌てて挨拶なんかをしたりしてですね。
そうやって見てみると石川は大体同じか少し上位の年齢でした。
日の光の下で見ると兵隊で逞しい男で、気分が暗くなりましたね。
なんだか足怪我して戦争にもいけない私なんかより 彼の方が立派な男みたいに感じたんですね。
そうやって仕事には行ったのですけど従兄弟とその石川って男は次の日までいるわけで、今日も彼女があの男の元に行くのかと思うと仕事にならなかったですね。
916 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 18:26:03 ID:XBk+mYy60
家帰ってやっぱり食事しましてですね。
その日は彼女の従兄弟と石川という男が周囲の名所って程のものではないようなものを観光したりしたなんて話を聞いたりしました。
次の日はもう帰ってしまいますから荷物なんかもある程度 纏めたりお土産を渡したりなんかして
で、やっぱり食事が終って、部屋に戻って彼女に私は
「今日も石川さんとお話でもして来なさい。訓練の事でも何でもいいから話を聞いてあげなさい。」
と言った訳です。
前日よりも辛そうな、というか私に対しての罪悪感というような顔をしました。
で 本当に珍しく「でも」なんて事を言いました。
でも 建前でも私から行けと言っている訳ですから 私としては毅然として行って来いというしかない訳です。
叱って行かせた訳ですが、私も前日よりずっとずっと辛かったです。
本当に辛くてね。自分の事を甘ったれるな。と叱るんですけれど どうにもならなくてね。
もうすぐ死ぬかもしれない兵隊さんでね。
私は兵隊にもいけずにいる身でね。
でも彼女が可愛くて仕方がないからどうにも辛かったです。
918 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 18:33:03 ID:XBk+mYy60
ごろごろ、ごろごろしてたんですけど そのうちどうにも堪らなくなって、部屋から出ました。
昔は今と違って夜になると本当に音が無くてしんとしてて。
暫く母屋の廊下をうろうろ、うろうろしてたんだけれど やっぱり我慢できなくてね。
離れの方に行きました。
でも見つかると格好が悪いからこっそり行ってね。
そうしたら離れに入る庭の縁側に彼女の履物があって、それを見てやっぱり我慢できなくなってね。
格好悪いけど お金渡してそれで明日の帰りにでも女買ってくれってそう言おうと思ったんですね。もう我慢できなくてね。
で、ゆっくりと部屋に戻って、お金持って、音立てないように離れの縁側の方に行ったんです。
今考えると意味のある行動には思えないんだけれど その時はそれしか考えられなくてね。
919 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 18:39:27 ID:XBk+mYy60
で、ゆっくり縁側に上って、で、どうしようかと思ったら石川の部屋は丁度縁側の向うの部屋だったんですね。
まあ、彼女は石川の部屋に行くわけだし、一応 忍んで行く訳だから最短の部屋の横の縁側から入るのは当たり前なんですけれど そんな事も思いつかないくらいだったんですね。
彼女の声が聞こえたんですね。
「ああ、ああ・・・石川さん・・・」
というような声でした。
堪えるような声で、石川の名前を呼んでる声でした。
ドキッとしまして、明らかに彼女の声は縁側の閉じた障子の向うから聞こえてきて動く事が出来なくなって固まってしまったんですね。
声なんて掛けれるようなんでは ないような感じがしましたね。
920 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 18:45:29 ID:XBk+mYy60
で、耳を澄ませる位しかなくてね。
そうすると障子の向うで石川が動く音と、「ああ、あああ、石川さん」というような彼女の声が聞こえるわけです。
なんだか頭は霞掛かったような状態なんだけど身体を動かすわけにも行かなくて私の時と どう違うだろうなんて益体も無い事を考えてました。
そのうち ぼそぼそと石川が何かを呟くように行った後、彼女の声が高く、大きくなりました。
そうして間断なく声を上げる彼女と石川の横で目を瞑って暫くじっとしていました。
結局 声は掛けられなくて、そのまま部屋に戻りました。
彼女はそれから2時間位して戻ってきてね。
私は寝た振りをしたんだけれど 彼女が本当に珍しく後ろからしがみ付いてきたりしました。
921 : えっちな18禁さん 投稿日:2009/02/20(金) 18:51:25 ID:XBk+mYy60
話はこれで終わりです。
それ以降、彼女は時折、甘えてくるようになってね。
何か心境の変化があったのか、それは判らないけれども私も変わらずに彼女を可愛がりました。
彼女は戦後暫くして病気で死んでしまったけれど子供も出来なかったものだから私達は仲良く暮らしました。
私はその後、再婚して子供ができて、今は もうその連れ合いも死にましたが 息子の嫁の尻を撫でたり 時々こういうところを見に来るようなエロ爺をやっています。
つまらない昔話ですが面白く、よんでもらえたかな?そうであれば嬉しいです。
それではまたどこかで。
>>次のページへ続く
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