初めて関係を持った相手が自分の体の特徴を隅々まで知り尽くしていた、その理由が予想外だった。
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982 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/28(火) 17:00:05 ID:rbGCrhA20
「……どうかな。最近すれ違ったり喧嘩したりばっかりだしなぁ。Yが俺に乗り換えたいってんなら考えるけど」
「茶化さないでください。……さっきのこと、聞きたいですか?あたしが……『なんで知ってるのか』」
……想像はついていた。
学年も違うし、IとYにはあまり接点はない。
少なくとも下ネタで盛り上がる仲ではない筈だった。
ただ……。
Yは、俺の返事を待つ気はないらしく、ベッドから降りて自分のかばんを漁り出した。
「あんまり……あたしの口から言いたくないので……ごめんなさい」
ヘッドホンステレオを取り出すと、インナーフォンを耳につけて巻き戻しか早送りのボタンをしばらく押したり離したりしていた。(カセットテープですよ、もちろん。MDってなんですか?)
15 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:13:55 ID:gn3g62ls0
『うわ。出したばっかりなのに、まだこんなに……』
『だって、俺だけイッちゃったし、このまま終われないすよ』
『そんなの別にいいけど……。でも、若いねぇ』
想像はついていた……とはいえ、こんな生々しいモノが出てくるとは覚悟してなかった。
俺はうつ伏せになって、Yから受け取ったヘッドホンステレオに集中していた。
間違いなく、Iの声だ。
男の方は、そんなに何度も聞いたわけではないが かすかに記憶しているKの声と違いはなさそうだった。
Kは、Iの部活の後輩だった。
16 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:14:33 ID:gn3g62ls0
『若いって……どこのマダムですか。つか、誰と比べてるんすか』
『……やめてよ』
『Oさんは連発しないタイプなんですか?』
『怒るよ』
『だって気になるじゃないですか』
『Oは……あたしがぐったりするまで続けてから終わるから、よくわかんないかな。 ……対抗してみる……?』
Iの悪戯っぽい笑みが声から感じ取れる。
『あたしのがよくないからかもしれないけどねー。へへへ』
『それじゃ、さっさとイカされた俺の立場がないじゃん』
どうやら既に一戦終えた後らしい。
17 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:15:09 ID:gn3g62ls0
インナーフォンを外し、停止ボタンを押した。
「何だよ、これ。いや、何っていうか、どうして……」
「Kくんが、持ってたんです」
また掛け布団で全身をくるんでベッドの縁に座って、視線を床に落としたままYが口を開いた。
「最近、なんか変だって思ってて、い、いけないって思ったんですけど、彼がいないときにカバン開けちゃって、別に怪しいものはなかったんだけど、ウォークマンがあって、何聞いてるんだろうと思って、聞いちゃって、それで……、なんか訳わかんなくなっちゃって」
映画館から出て間もないときの声と同じだった。
「……どうかな。最近すれ違ったり喧嘩したりばっかりだしなぁ。Yが俺に乗り換えたいってんなら考えるけど」
「茶化さないでください。……さっきのこと、聞きたいですか?あたしが……『なんで知ってるのか』」
……想像はついていた。
学年も違うし、IとYにはあまり接点はない。
少なくとも下ネタで盛り上がる仲ではない筈だった。
ただ……。
Yは、俺の返事を待つ気はないらしく、ベッドから降りて自分のかばんを漁り出した。
「あんまり……あたしの口から言いたくないので……ごめんなさい」
ヘッドホンステレオを取り出すと、インナーフォンを耳につけて巻き戻しか早送りのボタンをしばらく押したり離したりしていた。(カセットテープですよ、もちろん。MDってなんですか?)
15 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:13:55 ID:gn3g62ls0
『うわ。出したばっかりなのに、まだこんなに……』
『だって、俺だけイッちゃったし、このまま終われないすよ』
『そんなの別にいいけど……。でも、若いねぇ』
想像はついていた……とはいえ、こんな生々しいモノが出てくるとは覚悟してなかった。
俺はうつ伏せになって、Yから受け取ったヘッドホンステレオに集中していた。
間違いなく、Iの声だ。
男の方は、そんなに何度も聞いたわけではないが かすかに記憶しているKの声と違いはなさそうだった。
Kは、Iの部活の後輩だった。
16 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:14:33 ID:gn3g62ls0
『若いって……どこのマダムですか。つか、誰と比べてるんすか』
『……やめてよ』
『Oさんは連発しないタイプなんですか?』
『怒るよ』
『だって気になるじゃないですか』
『Oは……あたしがぐったりするまで続けてから終わるから、よくわかんないかな。 ……対抗してみる……?』
Iの悪戯っぽい笑みが声から感じ取れる。
『あたしのがよくないからかもしれないけどねー。へへへ』
『それじゃ、さっさとイカされた俺の立場がないじゃん』
どうやら既に一戦終えた後らしい。
17 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:15:09 ID:gn3g62ls0
インナーフォンを外し、停止ボタンを押した。
「何だよ、これ。いや、何っていうか、どうして……」
「Kくんが、持ってたんです」
また掛け布団で全身をくるんでベッドの縁に座って、視線を床に落としたままYが口を開いた。
「最近、なんか変だって思ってて、い、いけないって思ったんですけど、彼がいないときにカバン開けちゃって、別に怪しいものはなかったんだけど、ウォークマンがあって、何聞いてるんだろうと思って、聞いちゃって、それで……、なんか訳わかんなくなっちゃって」
映画館から出て間もないときの声と同じだった。
18 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:15:39 ID:gn3g62ls0
「……いつ……?」
「……一週間前」
「それからKとは……?」
「話して、ません。もともと家には電話しないでって、言ってあるし、学校でも避けてる、から。 ……テープ抜き取ったのには、気付いてると、思うけど」
顔を上げて、怯えたような目で俺を見る。涙はこぼれていなかった。
「それで……俺と……」
「……ごめんなさい……。先、帰ります。それは、置いていきます」
立ち上がろうとするのを、思わず腕を掴んで引き止めた。
19 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:16:09 ID:gn3g62ls0
「朝までって、言ってなかった?」
俺の声には、怒気が含まれていたと思う。
「まださっきの答えは聞けてない。帰さない」
「……わかりました。……ちゃんと責任とります」
……恐らくは彼女に責任はないんだが、やり場がなかったんだろうな。
「聞き終わるまで、います。聞き終わって、許せないと思ったら……あたしのこと、好きなように犯してくれても、……殺してくれても……」
俺は、聞こえないふりをして再生ボタンを押した。
20 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:16:44 ID:gn3g62ls0
『センパイのは、なんつーか、絡み付いてくる感じがするんだよね。吸い込まれる感じで、もう全然ガマン出来なかった』
『恥ずかし……。比べてるんじゃないでしょうね』
明るい会話に、内蔵を鷲掴みにされた気がした。
『そりゃしょーがないでしょ。俺、センパイで二人目だし。こんなに違うんだなって。毛も薄いし、子供みたいな形してるって思ったのに、入れたらもう……』
『もう帰る……。あ、やだ。つままないでよ』
声に喘ぎが混じっていた。
Iは、乳首をいじられるとスイッチが入る。
恐らくまだ不完全燃焼の状態でそんなことをされたら、帰るわけがないと思えた。
『口でしてくれます? 第2ラウンド頑張るから』
『イッっちゃても知らないからね……』
21 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:17:18 ID:gn3g62ls0
『やだ……まだ大きくなるの……』
かすかに、ぴちゃぴちゃと水音がする。
『Oセンパイのはどうなの?』
ちゅぷ……じゅぽ……。
『ねえ、教えてよ。形とかやっぱり違います?』
『……うん……。こんなに……長くないし……こんなに、上向いてない……』
『へ……ぇ。それから?』
『もぅ……わかんないよ……。比べられるの、嬉しいの……?』
『んー……どうかなあ。内容次第だけど』
『色は……あっちの方が濃い、かも。毛は……同じくらい……』
『ふぅ、ん……。じゃあ太さは負けてるか……』
『どう……かな。長いから細く見えるのかも……。あ、でも……うん。
そうかも……。あと、なんていうの、ココがね、広がってて、傘みたいなの。Kくんのは すらっとしてて、しゃぶりやすいよ……』
『Oセンパイのはぶっとくてカリ高かぁ。そんなのでいつもイカされてんだ』
22 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:17:54 ID:gn3g62ls0
鼓動が早くなっていた。息苦しい。寒い。なのに、股間はいきり立っていた。
なにかをごまかすような気持ちで、Yの手をとって引っ張った。仰向けになって、ソレを握らせる。
Yの喉が動いたように見えた。
手を離しても、Yの指は離れなかった。
ゆっくりと上下した。そう間を置かずに、顔をそこに近づけてきた。
『だから……さっき入ってこられたとき、びっくりしたの。角度も違うし、当たり方も違うし……それに……すごい奥まで……』
咥えたままで離しているらしく、サ行やタ行の発音ができていない。
俺が見たことがない、Kの長く立派に反り返ったモノを咥え込んで、しゃぶりあげるIの横顔が明確に想像できた。
振り払うように、自分の股間に顔を埋めるYを見つめた。
24 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:18:35 ID:gn3g62ls0
テープから聞こえる衣擦れとかすかな水音が、段々と激しく早くなる。
目に映るYの動きは緩やかで、舌を絡めながらゆっくりと奥まで飲み込んでいる。
ただでさえ混乱している感覚が、破綻しかけていた。
『だ、だめっす。そんなにしたら、また、』
『んぁ、いいよ、出して。この際だから、味も比べてみる……』
『いや、だって、次は俺が、あ、あ、ああ、すみません、もう……!』
『んん゛っ、んんんん、ん、んーっ』
一瞬、自分が達したように錯覚した。
Yは一定のリズムで頭を上下させているが、射精に導くような動きではない。
『ん……、ぷは。……なんか、すごい苦いよ……』
『え……? 飲んだんですか? え、うそ、悪いすよ』
『へ? え? 普通、……飲まない、の……?』
『普通……は知らないすけど……。飲んでもらったことなかったんで……』
『……もしかして騙されたかなぁ、あたし』
25 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:19:11 ID:gn3g62ls0
確かに、そう教えたのは俺だ。
こんな状況は想定していなかった。
Iの食道に、胃に、Kの精液が染み渡るのを想像して、胸焼けに似た不快感を感じた。
『どうする? ……第3ラウンドできるの?』
『……その前に、俺も味わわせて貰えますか?』
かさかさとしたシーツの音が大きく響いた。
『きゃ……! やだ、いいよ、汚れてるし』
『それはお互い様。……じゃ、いただきますと』
『きゃふ、そんな、いきなり……』
26 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:19:46 ID:gn3g62ls0
『あ、なんかだめ、すぐイッちゃいそぅ。そんな激しくしちゃ、ああっ』
さっきとは違って、今度は水音が激しくはっきり聞き取れる。
わざと音を立てているんだろう。時折すするような音が響く。
『あ、そんな奥かきまわしちゃ、あ、ああ、そこ、そこひっかくのいい、いいの。すごい、すごい、もうイキそう、あ、あああっ、あああああああああああああああああああぁっぁぁぁぁっっっ!』
長く、細い絶叫。聞きなれたIのイキ声。
『はぁ、は、ぁぁ、ごめん、もう、イっちゃった……。すごかった……』
Kの顔はよく覚えている。
だから細身だが また幼さを感じるその顔がIのその部分に埋まる絵は、更に容易に想像できてしまった。
ずっと絞られていた心臓が、握りつぶされたようだった。
27 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:20:17 ID:gn3g62ls0
ここまで来て、やっと目が覚めた。
俺は、ついさっきの俺は、すっかり舞い上がってYに着いて来て、IとYの体を比較したりして堪能した挙句に、このテープを聴いている。
……Yは?
Kのカバンからこのテープを見つけて聴いてしまったときの彼女は?
Kがしゃぶられている音、イカされたときの声、Iの秘部をすする音。
事前の覚悟なしでこれを聴く気分は??
俺はあわててテープを止めて、体を起こした。
29 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:20:48 ID:gn3g62ls0
「ごめん……」
驚いて顔を上げたYにそう言って、手を握った。
「ごめん。どうかしてた。悪かった。ごめん。俺、なんてこと……」
Yは俺をしばらくじっと見つめた後、ちょっと困ったような顔をした。
「……殴られるのかと思いました。いきなり起きるから」
「そんなこと……。その……なんていったら。……俺……」
「……違うんです……」
Yはちょっと目を逸らしてから、今度はちょっと笑った。
「これ、聴いたときは もちろんショックだったけど、別に、その……なんですか、仕返しとかそんなつもりじゃないんですよ」
仕返し……。
自分を裏切ったKに。寝取ったIに。ちゃんとIを繋ぎとめていなかった俺に。
そして、自分も同じことをしてやると思ったとしたら、確かに俺は格好の……。でも。
30 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:21:31 ID:gn3g62ls0
「そんなんじゃないんです。
……すこしはあるかな。
……あるよね、きっと。
でも、違うんです。
このテープも、Oさんに聞かせるつもりなんかなかったんですけど、
……あたしが口をすべらせたからいけないんだけど、
なんか問い詰められそうだったし、Oさんも、誘われたらあたしなんかとしちゃう男なんだと思ったら、ちょっと意地悪な気になっちゃって……」
Yは落ち着いた口調で、ゆっくりと話す。
「だけど、テープ渡したらなんか、あたし なにやってんだろうって、莫迦みたいって、そしたらOさん怖い顔するし、よく考えたら当たり前だって思って、意地悪とか そういうレベルのことじゃないって気付いて、……さっきは ほんとうに殺されてもしかたないやって思ったんです。だから……謝らないでください。ほんとに……ごめんなさい」
「いや、こっちこそ……謝られたら どうしていいか……」
背中を丸めて頭を下げるYの説明は、正直半分も理解はできてなかったけれど少なくとも彼女が謝る必要はない筈だった。
「俺は……どうすればいいんだろう。いや、ごめん。訊くことじゃ……ないよな……」
31 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:22:05 ID:gn3g62ls0
「……別に、どうして欲しいとか、ないです。あたしが こんなことしなかったらOさんは余計なこと知らなくてよかったんだし、」
「余計なことじゃ……ないよ。
知らなきゃよかったとは、そりゃ思わなくもないけど
……それは……嫌、だしな。
やっぱり」
「じゃあ……怒ってないなら……」
Yはいきなり、俺の、この状態で何故か萎えていないそれを握って
「これ、なんとかしません?」
と、重い空気を吹き飛ばすような笑顔をつくった。
「……! そんな気分じゃ……」
「なんかもう いまさら、アレもコレもしかたないじゃないですか。
来週からどうするかはともかく、このままの気分じゃ帰りたくないし、それに……テープの二人、バカみたいに楽しそうでムカつきません?」
32 :そろそろ40 ◆oPA0TNme2Q :2007/08/29(水) 02:22:40 ID:gn3g62ls0
それは、確かにそうだが。……でも……。
ついさっきのYの乱れっぷりを思い出す。
それで彼女が何かを――少なくとも この雰囲気を一時的にでも忘れられるなら、とは思った。
この状況で自分の判断力を頼りにできないとも思った……気がする。
実はよく覚えていない。
Yは、ヘッドホンステレオをとって耳にあてていた。
「……どこまで聴きました? うわ、ここか。続き聴きながらします?」
「いや、それは……」
「残念。ここからまたスゴいのに」
Yの笑顔が、悲しく見えてしょうがない。
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