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984 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/20 23:18:43 ID:FPo5HCrL
僕が真奈美と再会したのは、真奈美がアメリカに帰国する2日前のことだった。
藤井さんが真奈美に声をかけ、2対2の飲み会をセッティングしてくれたのだ。
この男は人間としては尊敬に値しない人物だが、こういう部分の如才のなさはさすがであり、その要領のよさも手伝ってか、就職活動の前半で某都市銀行への内定を早々と決めていた。
当時は今ほど飲酒運転に厳しくなかったこともあり、僕は藤井さんの車にピックアップしてもらい、その足で女の子2人を拾った。
真奈美は前回と同じく短いスカートで、藤井さんのハイラックスサーフに乗り込むときに、スラッとした健康的な長い脚が見えて、僕は訳もなく赤くなってしまった。
985 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/20 23:25:07 ID:FPo5HCrL
真奈美の友人はどちらかというと美人で、藤井さんが好きそうなタイプだった。
共学よりも女子大にいそうなタイプで、きれいな子だとは思ったが、真奈美ほど人を惹きつける何かを持っているという感じではなかった。
その苦楽園のショットバーに入ってからも、藤井さんは僕に気を遣ってくれていたのだろうか、それとも単純に初めて会う美人に一目ぼれしたのだろうか、僕に真奈美を任せて、もう一人の子につきっきりだった。
おかげで僕は真奈美と前回以上に親密に、たくさん話をすることが出来た。
真奈美は相変らず、僕のさして面白くもない話に対しても、素敵な笑顔で笑ってくれて、先週の別れ際の寂しそうな表情が嘘のようだった。
986 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/20 23:36:24 ID:FPo5HCrL
途中しばらくして、藤井さんと美人の女の子がいなくなった。おそらくトイレか駐車場でいちゃついているのだろう。
僕はそんなことよりも、隣に座っている真奈美が大事だった。
真奈美がアメリカに帰ってしまうと、新学期が始まるまで、2ヶ月間は会えないことになる。
僕は真奈美と付き合ったり、セックスしたりするなんていう大それた考えはなく(なんせ僕は当時、まぎれもない童貞だったのだ)、ただ純粋に真奈美と一緒にいたいと思った。
僕「明日予定あるん?」
真奈美「うん。明日はちょっと・・・」
僕「あさっては?」
真奈美「成田経由やから、11時に伊丹に行かなあかんねん」
僕「あ、ほな送るわ。荷物も重いやろ?」
真奈美「ええよ。そんなん悪いし」
僕「ええって。どうせヒマやし」
僕が真奈美と再会したのは、真奈美がアメリカに帰国する2日前のことだった。
藤井さんが真奈美に声をかけ、2対2の飲み会をセッティングしてくれたのだ。
この男は人間としては尊敬に値しない人物だが、こういう部分の如才のなさはさすがであり、その要領のよさも手伝ってか、就職活動の前半で某都市銀行への内定を早々と決めていた。
当時は今ほど飲酒運転に厳しくなかったこともあり、僕は藤井さんの車にピックアップしてもらい、その足で女の子2人を拾った。
真奈美は前回と同じく短いスカートで、藤井さんのハイラックスサーフに乗り込むときに、スラッとした健康的な長い脚が見えて、僕は訳もなく赤くなってしまった。
985 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/20 23:25:07 ID:FPo5HCrL
真奈美の友人はどちらかというと美人で、藤井さんが好きそうなタイプだった。
共学よりも女子大にいそうなタイプで、きれいな子だとは思ったが、真奈美ほど人を惹きつける何かを持っているという感じではなかった。
その苦楽園のショットバーに入ってからも、藤井さんは僕に気を遣ってくれていたのだろうか、それとも単純に初めて会う美人に一目ぼれしたのだろうか、僕に真奈美を任せて、もう一人の子につきっきりだった。
おかげで僕は真奈美と前回以上に親密に、たくさん話をすることが出来た。
真奈美は相変らず、僕のさして面白くもない話に対しても、素敵な笑顔で笑ってくれて、先週の別れ際の寂しそうな表情が嘘のようだった。
986 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/20 23:36:24 ID:FPo5HCrL
途中しばらくして、藤井さんと美人の女の子がいなくなった。おそらくトイレか駐車場でいちゃついているのだろう。
僕はそんなことよりも、隣に座っている真奈美が大事だった。
真奈美がアメリカに帰ってしまうと、新学期が始まるまで、2ヶ月間は会えないことになる。
僕は真奈美と付き合ったり、セックスしたりするなんていう大それた考えはなく(なんせ僕は当時、まぎれもない童貞だったのだ)、ただ純粋に真奈美と一緒にいたいと思った。
僕「明日予定あるん?」
真奈美「うん。明日はちょっと・・・」
僕「あさっては?」
真奈美「成田経由やから、11時に伊丹に行かなあかんねん」
僕「あ、ほな送るわ。荷物も重いやろ?」
真奈美「ええよ。そんなん悪いし」
僕「ええって。どうせヒマやし」
987 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/20 23:41:19 ID:FPo5HCrL
こうして僕たちは真奈美が日本を去る日に会うことになった。
僕たちは自宅の電話番号を交換した。
しばらくして藤井さんと美人の女の子が帰ってきて、再び4人で飲み直すことになった。
美人の女の子はかなり酔っていたが、自宅生ということもあり、しばらくしてお開きになった。
まず藤井さんが美人の女の子を送り、次に僕を送ってくれた。
順序から言えば藤井さんと家の近い僕が最後になるはずだったが、藤井さんは先に僕を降ろし、真奈美を助手席に乗せて、再び来た道を猛スピードで引き返していった。
988 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/20 23:46:18 ID:FPo5HCrL
二日後、僕は9時ちょうどに真奈美が教えてくれた真奈美のアパート近くの駐車場に車を停めた。
間もなくスーツケースを持った真奈美が現われた。真奈美は今までの2回とは異なり、Tシャツにジーンズというラフな格好だった。
出来れば海とか山に行きたかったのだが叶わず、僕は空港までの短い距離を出来るだけゆっくり、同じ時間と空間を共有できる喜びをかみ締めながら、国道を北東へと向かった。
平日の昼間ということもあり、道はまばらで、午前中の陽射しが心地よかった。あと数時間もすれば、今日もひどい暑さになるのだろう。
その頃には真奈美は空の上だ。
990 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/21 00:03:13 ID:T6kD7P58
フライトまで少し時間があったので、真奈美が搭乗手続きを済ませた後、僕たちは空港の中の喫茶店でお茶をした。
他愛もない話が続き、真奈美が腕時計を気にし始めた頃、僕は勇気を振り絞って気持ちを伝えた。
まだほとんど真奈美のことを知らないけれどもっと深く知りたいこと、最初に会ったときから気になっていたこと、軽いと思われるかもしれないけれど自分なりによく考えて告白しているということ、このまま気持ちを伝えないままだと二ヶ月の間後悔して過ごすことになるから思い切って気持ちを伝えるに至ったということ・・・
そんなことを一気に伝えた。
真奈美は少し困ったような、驚いたような、でも優しい表情で「ありがとう」と言った。
そして、そんなふうに思ってくれてるって全然知らなかったから、正直びっくりしたけど、気持ちは素直に嬉しい。
だけどすぐに気持ちに答えれるような状況にはない、というようなことを続けた。
991 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/21 00:14:25 ID:T6kD7P58
チャットもメールも普及していなかった頃だ。
僕は真奈美にアメリカでの住所を教えてもらい、エアメールすることを約束した。
そして、最後に握手をして、搭乗ゲートに向かう真奈美が小さくなるまで見送った。
真奈美が去ってしまうと僕は心にぽっかりと穴が空いてしまったような気がして、空港からの帰り道、ひどく悲しい気分になってしまった。
真奈美とキスしたり、抱きしめたりできることを期待していた訳ではなかったが、それでも真奈美と親密な時間を過ごしたことの証のようなものが欲しかったのかもしれない。
右手に残った真奈美の手のひらの感触を思い出しながら、僕は家路についた。
僕は翌日、早速、真奈美に手紙を書いた。
他愛もない文章だ。
そして、その約一週間後、サークルの合宿の日がやってきた。
ここで僕は衝撃の事実を聞かされることになる。
15 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/21 22:08:40 ID:T6kD7P58
僕が所属していたサークルはテニスサークルとはいえ、実際にはテニス半分、遊び半分といった感じのどちらかと言えばナンパ系のサークルだった。
その年の夏合宿は信州で実施され、事実上引退していた藤井さんを始めとする4回生のメンバーも多く参加していた。
四泊の合宿はあっという間に過ぎ、最終日の宴会を残すのみとなった。
宴も佳境に入りつつある頃、僕は藤井さんと他の4回生の会話を偶然聞いてしまったのだ。
山田さん「なぁ、藤井。お前、あの子とまだ続いてんの?」
藤井さん「あの子って誰よ?」
山田さん「あの子に決まってるやん。文学部の2回生の」
16 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/21 22:17:09 ID:T6kD7P58
藤井さん「あ〜。続いてるも何も、お前、俺の彼女知ってるやろ?」
藤井さんがこの春サークルに入部した女子大の1回生の女の子と付き合っているのは周知の事実だった。その彼女は家が厳しかった為、今回の合宿には参加していなかった。
山田さん「じゃあ完全に切れてるん?俺けっこう好きやってんけど」
田中さん「こいつが切る訳ないやん。上手いことやってるよな〜」
藤井さん「別に上手いことやってるつもりないねんけどなぁ」
山田さん「なに?もしかして二股かけてんの?」
田中さん「ちゃうちゃう。やりたなった時だけの女。そやろ?」
藤井さん「ストレートに言うなやw」
山田さん「マジで?うせやー!!信じられへん・・・」
18 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/21 23:11:25 ID:T6kD7P58
藤井さんはかなり酔っていて、僕が近くにいることには気付いていない様子だった。
いや、もしかすると、知ってて話していたのかもしれない。
山田さん「しかしあの子やったら他になんぼでもいそうやのに・・・なんで藤井やねん」
藤井さん「俺も複雑やわ。あいつ(本命の彼女だ)がなかなかやらせてくれへんから、真奈美キープしとくしかないねん・・・」
山田さん「遊びに行ったりとかもするんかいな?」
田中さん「ある訳ないやんwやりたなったらあの子ん家行くだけやんな?」
藤井さん「そーいえばこの前、真奈美が連れてきた子かわいかってんけどなぁ。トイレで口説いてんけど、あかんかったから、真奈美で我慢しといたわ。あいつに頼んで合コンしたら、他の子食えたらラッキーやし、あかんかっても真奈美で出せるからどっちに転んでも充実やぞー」
田中さん「鬼畜やの〜」
21 :鋼の錬金術師 ◆vBYlxlHc1E :04/09/21 23:23:05 ID:T6kD7P58
僕は半ば吐き気を催しながら、それでも藤井さんの話を聞き続けた。
席を外して他のグループの会話に加わるか、または別の部屋に戻るかすれば、この地獄のような告白から逃れられるにも関わらず、だ。
その夜、僕が聞かされた話はおおよそこんな感じだ。
まず、僕が真奈美と初めて会った日の夜、そして二度目に会った夜のいずれも、藤井さんは真奈美を抱き、真奈美の部屋に泊まっていた。
さらに言えば、真奈美がアメリカに発つ前日も、真奈美は藤井さんから部屋で待機することを命じられ、藤井さんが本命の彼女とのデートを終え、彼女をきちんと定時で帰した後、部屋を訪れた藤井さんに何度も犯られたようだ。
その晩は藤井さんは真奈美の部屋には泊まらず、翌朝に僕が彼女を空港に送るために迎えに行ったのだった。
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