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俺には幼馴染がいた。
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84 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 18:10:58.80 ID:Le1AiAvE.net
>>82
なんかこの頃の俺本当に優柔不断でとんでもなくカスだからさwwww

今も優柔不断なんだけどな。家買うかが決められんわ

まあ優子ちゃんにはこの後ちゃんと触れるから大丈夫。





83 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 18:09:19.55 ID:Le1AiAvE.net
決心してからすぐにメールを打った。

「茉優だよね?その事についてはちゃんと説明したいし話したいこともたくさんあるから明日の朝いつも集合してた時間よりも15分くらい早くにあって話さないか?」

推敲してから返信をする。

するとすぐに返事が来る。

「正解!茉優だよ!わかった。6時45分にあの橋のところで。」

俺も了解と返事をし明日朝に向けて寝床についた。





86 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 18:28:20.35 ID:Le1AiAvE.net
そして朝ものすごく寝起きが悪い。元々いい方ではないが考えすぎたストレスもあるのかすこぶる最悪な気持ちで目覚めた。

いっそのことずっと部屋で寝ていたいという気持ちに打ち勝ってテキパキと準備をして家を出た。

5分ほど早く着いたので気持ちを落ち着けておくことができた。




87 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 18:57:44.93 ID:Le1AiAvE.net
気持ちを落ち着けたとは言っても体を揺すって落ち着けていないような立ち振る舞いだった気がする。時間きっかりに茉優は現れた。

どちらから話しかけたのかは曖昧にしか覚えていない。ただ、お互いに「久しぶり。」と言ったのだけは完璧に覚えてる。




88 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 19:06:15.39 ID:Le1AiAvE.net
前日にあってるはずなのに何故か2人で言ってハモってしまったんだ。







89 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 19:06:58.46 ID:Le1AiAvE.net
この後凄い覚えてるんですけどうまく表現したいのでもう少し時間かけていきたいので少々お待ちを!




90 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:13:01.39 ID:pJMmv2VY.net
マダー





93 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:28:53.70 ID:Le1AiAvE.net
俺から話を切り出したいところだったが生憎ヘタレな俺だから茉優から話を切り出してくれた。

「それでさ昨日のメールの話聞かせてよ。」

きっかけさえ掴めれば話し始めるのは簡単だ。もう腹は決めてあった。




94 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:29:31.39 ID:Le1AiAvE.net
「昨日いた子は彼女じゃない。なんて言っても信じてくれないかもしれないけどさ。本当にそうなんだよ。俺が好きな子はまた別の人だから。」

本当に言いたかったのはこんなことじゃない。なんで言い訳なんて始めてしまったんだ。

でも回り始めた口は止まることなんて知らないんだ。




95 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:30:09.24 ID:Le1AiAvE.net
「俺が本当に好きなのはさ、」

ここら辺でどもってしまった。それをフォローするように茉優は続けて、と優しく声をかけてくれる。

「俺が本当に好きなのはさ茉優なんだよ。」

一番言いたかったことは伝えられた。




96 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:30:49.95 ID:Le1AiAvE.net
茉優は笑顔で頷いてから

「ありがとう。でも、もう遅いよ。私彼氏できちゃったよ。俺とは付き合うことはできないけどさ中学の時みたいに仲良くしていようよ。ね?」

やっぱり俺の好きな茉優そのものだったんだ。




97 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:31:16.47 ID:pJMmv2VY.net
>>96
アホす




100 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:33:06.49 ID:Le1AiAvE.net
>>97
デスヨネー。

俺も本当にそう思います。






98 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:31:46.80 ID:Le1AiAvE.net
初告白からの初玉砕という今思い出すと何考えてんだって言うね。

本当に書いてて恥ずかしすぎるしアホかと。






104 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:43:58.76 ID:Le1AiAvE.net
今になって考えると当時の俺って本当に頭の中お花畑だよな。若いって恐ろしい。

俺には深い絶望感があったが茉優の笑顔を見てすぐに切り替えられたんだと思う。

話に時間がかかって時間がやばかったので不本意ではあったが二人で走って駅まで向かいバスに乗って登校した。




105 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:46:18.00 ID:Le1AiAvE.net
幸いなことに遅刻はせずに済んだ。だがギリギリだったためにすぐに授業が始まる。

授業が始まっても中々集中できなかった。

だんだんと冷静になってきた頭で分かったことは自分は完全に間違った方向に進んでしまったと言うことだった。




106 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:50:40.87 ID:Le1AiAvE.net
後悔し続けてその日は終わった。

友人たちは話しかけてきてくれたが拒否してしまっていたんだ。

学校が終わってから直帰してすぐに寝てしまった。次の日のことを考えるのは憂鬱だったが寝て忘れてしまおうという考えだった。


次の日は本当に辛くて辛くて人生で3本の指に入るくらいに大変な日になるとは考えもしてなかった。




107 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 20:54:16.53 ID:Le1AiAvE.net
次の日はいつも通り一人で登校した。

至って普段どおりだった。

早めに行って自習するのが日課だった俺は淡々と日々の習慣をこなした。

クラスのみんなが登校してくる時間帯に差し掛かり道具を片付け、携帯をいじり始める。

そこには驚くようなメール達があったんだ。





110 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 21:19:04.82 ID:Le1AiAvE.net
メールは全部で10件近くあった。

友人達と優子からだった。

友人達からは心配してるから出掛けないか、部活の顧問には言っておく等の俺に気を使ってくれたメールだった。




111 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 21:19:30.54 ID:Le1AiAvE.net
優子は友人達から少し話を聞いたのか心配してるよと言うメールと遊びに行って元気だそう!という傷心中の俺にとってはすごく嬉しい言葉が並んでいた。

正直このまま優子とは疎遠になるかと思っていたからね。




112 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 21:23:52.77 ID:Le1AiAvE.net
この優子のメールで俺の中で最悪な気持ちが芽生えてしまったんだ。

一人の女の子を誠実に好きでいる気持ちがあったからこそ茉優に告白したのにも関わらずに優子に乗り換えてしまえという最低な気持ちになったんだ。



114 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 21:24:59.99 ID:pJMmv2VY.net
>>112
っていうかさ、始めから優子ちゃんで良かったんじゃね? 彼氏いる人に告白とかワケわからん



117 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/12/07(水) 21:26:52.31 ID:Le1AiAvE.net
>>114
俺もわけわからんわwwww





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カテゴリー:復讐・倍返し  |  タグ:すっきりした話, 青春,
 


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