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なぜか急に8年前の彼女のことを思い出した
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93 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/23(月) 14:20:20.40 ID:erU7WO890
しばらくは大沢さんの手前もあるしほんとに大人しくしていた

まあデートはしてたけど職場では必要以上のことは話さないようにしていたし意図的に他の女子社員と仲良くしてたりした

逆に会社で話しないと平山さんのセクロスが異常に激しくなる

車を運転しているときから手コキしてくるし隙あらば咥えてきた

後々 問題になるのもいやだったので大沢さんには別れたことにしてもらっていた

とりあえずそれで当座はどうにかなるかなと考えていた



俺が甘かった

大沢さんが俺が贔屓していると愚痴ってから2ヶ月近く立ったころだろうか?

俺は上司に呼び出された




94 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/23(月) 14:25:11.72 ID:erU7WO890
いきなりの呼び出しだったのでいったい何のことか見当が付いていなかった

どこか研修にでも行かされるのかな?

程度にしか考えていなかった


上司
「橋下君、ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」

俺 
「はい。なんでしょう?」

この上司は人事を含めたある程度の権限を持つ部長だった

上司
「君、平山君とお付き合いしてるの?」

え?

突然のことですぐに返事できなかった

俺 
「…どういうことでしょうか?」

なんとか声を絞り出す

上司
「いやね…他の社員から聞いたんだけどね、君たちが付き合ってるって」

他の社員…

俺の頭には大沢の顔が浮かんだ

なんてこった

大沢を甘く見すぎていた

奴は強硬手段に出ていたのだ




95 :名も無き被検体774号+:2011/05/23(月) 14:35:25.39 ID:pqcG42/2O
平山と大沢まとめてレイプ中田ししてゴミの日に捨てろよ


96 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/23(月) 14:37:25.82 ID:erU7WO890
>>95
大沢はリスクを犯す価値もない女です

外見も中身も



97 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/23(月) 14:38:16.04 ID:erU7WO890
上司
「いいかい?私は個人的に聞いてるんじゃないんだよ…君の上司として聞いているんだ」

部長の声がより一層深刻になった

上司「どうなんだい?」







しばしの沈黙

俺 
「付き合っていません…」

俺の口から出たのは自分の保身のための言葉だった

上司
「そうかい…ならいいんだ、ただ君の部署は女性が多いだろ?女性って言うのはそういうことに過剰に反応するからね。あまり誤解されるような態度は謹んでくれよ」

俺 
「はい…ご迷惑かけて申し訳ありませんでした」

とりあえずは開放された


しかし…

そろそろ今後のことを考える時期に来たのかもしれない

そう思った



98 :名も無き被検体774号+:2011/05/23(月) 14:39:11.38 ID:pqcG42/2O
いいから続けろ



99 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/23(月) 14:45:49.83 ID:erU7WO890
大沢をどうしようか…

今の最大の悩みの種はそのことだった

このまま放っておけば同じことの繰り返しだろう

ここは一度きちんと大沢と話をしておいたほうがいいんじゃないかと考えた

今日あったことは話さずに平山さんに相談してみた

もちろんセクロスする前に…

俺 
「あのさ…一度大沢さんにきちんと話ときたいんだよね」

平山
「なにを?」

このころになると平山さんは2人でいるときは敬語は使わなくなっていた

俺 
「いや…一応彼女には俺たち別れたってことになってるじゃん」

平山
「うん」

俺 
「なんかまだ付き合ってると思ってそうだからさ…」

平山
「そう?何でそう思うの?私には何も言ってこないよ?」

今日あったことを説明せずに平山さんに納得してもらうのはやはり難しいのか…




平山
「主任がそう思うのならいいんじゃない?」

え?いいの?

結構あっさりしてるのね…

俺 
「そう…ありがとう。じゃあ近いうちに話しとくから…」

やはりこの子は物事を深く考えないんだな…

とりあえずその日も激しいセクロスでした

なんだかんだ言っても平山さんの体に俺はおぼれていたのかも知れない




101 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/23(月) 14:58:22.32 ID:erU7WO890
次の日

何とかタイミングを見計らって大沢と二人で話す時間が持てた


俺 
「大沢さん、ちょっとだけ時間ある?」

大沢
「はぁ…あります」

大沢もなにかを察知したのか いつもと感じが違う

自動販売機でコーヒーを買って小さな会議室に移った


俺 
「えっと…平山君のことなんだけど…」

俺は出来るだけ平静を装いながら話し始めた

大沢
「はい…」

俺 
「俺たちがその…昔付き合ってたのは知ってるよね?」

大沢
「…はい」

大沢の肩がピクッと動いた

俺 
「いやね…なんか君には色々気を使わせたみたいで…」

大沢
「はぁ…」

俺 
「聞いてると思うけど、もう大分前に別れてるから…」

俺の脇汗はハンパなかった

俺 
「あまり気を使わないでね…」

こんな言い方が正しかったのだろうか?

大沢
「はぁ…」

大沢はどうも納得がいっていないらしい

大沢
「主任…」

俺 
「何?」

大沢
「平山さんと会ってるんでしょ?」

え?

後頭部を思いっきり鈍器で殴られたほどの衝撃だった



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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, 面白,
 


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