バイクで日本一周してる女の子と仲良くなった話
何年か前にバイク板の某スレに書いた話だけど、ヌクモリティに触れてるうちに ここのみんなにも読んでもらいたくなったから立てた。
お盆休みにバイクで北海道をツーリングしていた時、同じくバイクで日本一周していたオニャノコと仲良くなった
リーマソの漏れは仕事の為 すぐ地元に帰ったが別れ際に必ず会いに行くから必ず会いに来いよと約束して別れた
二ヶ月後 約束は果たされ再会し
もー燃え上がった燃え上がった( ̄ー ̄)
でもオニャノコは旅の途中だからと涙涙でお別れし、その時は敢えて何の約束もしなかった。
あれから何年前だか数えないとわからなくなるくらいの時間がたち、お互い別のパートナーと結婚して幸せにやっている。
今は年賀状のやりとり程度の付き合いだが お互い元気でバイクに乗れてて何よりだ
では以下kwsk行きます
当時は二人とも二十代半ば、ニセコのキャンプ場で隣どうしだったのがナレソメ
俺
東北の地方都市出身在住、生産技術職。
見た目はエンセン井上にクマ髭。
175センチ75キロ。
バイクは同い年のシャベルローライダー
日本一周ムスメ
火の国の女、素朴な原沙知絵て感じ。
高校までバスケやってたそう、身長173センチ、太ってはいないがゴツイ。
旅に出る前は信金の窓口係だったらしいが、ストレスで自律神経失調になり辞めたそうな。
バイクは過積載のXR250バハ、女が乗ってるようにはとても見えん。
俺は夜中発のフェリーで朝五時頃 函館に着き、日本海側を北上しながら何年かぶりのホカイドーに感動していた。
天気は快晴、言う事なし。海も山も底抜けに青い、行き交うライダーとピースを交す交す。
バイクは この春手に入れた、念願のシャベルローライダー。
ちなみにフルストックだ、カスタムには ほとんど興味がない。
タンデムシートに防水バッグ、中身は最低限のキャンプ道具と下着の替え。
後は酒とツマミのカワキモノ、ツーリングマップル北海道。
弁慶やら親子クマーなどを冷やかしつつ、昼過ぎになったら眠くなってきたので寝床を探すことにした。
オンボロシャベルにあまり無理もさせられないしね。
何と無く辿り着いたキャンプ場には、連泊らしきファミキャンがひと張り居るくらい。
まあまだ午後三時前だからな、そのうち増えてくるでしょ。
受付を済まして荷物を降ろしていると、サイトの奥に小さいテントがあるのに気が付いた。サイズからしてソロに違いない、恐らくはバイク乗り連泊者だろう。
少し考えて十メートルくらい離してテントを張り、近くの温泉で汗を流し缶ビールのプルタブをカシュンとね。
テントの中で横になっていると急に眠くなり、日が暮れる位まで一眠りする事にした。
二時間くらい寝ただろうか、起きると 周りの様相が一変していた。大小様々なテントが林立し、炊事場は順番まちしてるような状態だ。
ありゃー参ったなと思ってたら、最初からあった隣のテントの住人が帰ってきている事に気が付いた。
どうやら女性の様だ、スラリとした長身で、美人と言ってもいい位の外見だ。しかも何だか逞しいぞ、トゥームレイダーに出てるあの人みたいだ。
目が合ったので取り合えず会釈をし、俺の方から歩み寄って挨拶をした。
誓って言うが、この時点で下心や期待みたいなモノは全く無い。ソロキャンパー同士の仁義と言うかマクラと言うか、社交辞令みたいなもんだ。
でもこれが出会いだったんだよな、この時が二ヶ月後の別れまでの短い恋愛?の始まりだったのでした
これは、wktkだが。仕事が始まる....orz
とりあえず当たり障りの無い挨拶を交わす、お互いにスマイル0円で掴みは おkってな感じ。
向こうも旅なれた感じで、適度な距離感と旅人同士の親近感が絡み合って、いい出会いの予感がした。
俺『こんにちは、混んで来ましたね』
ララクロフト『そうですね、私はここ三泊目なんですけど、昨日あたりから急に増えてきて』
俺『お盆ですからね、まあこんなもんでしょ』
ララクロフト『トヨタ関係がいっせいに休みになったからかなって、今朝誰か言ってましたよ、どちらから来られたんですか?』
俺『俺?、昨日の夜うちを出て今ここで・・・みちのくから一人旅ってとこかな?ww』
ララクロフト『じゃあ名前は山本譲二さんですねww』
俺『俺演歌歌手かYO!まあいいよ譲二で。それであなたはどちらから?』
ララクロフト『じゃあ・・・当てて見てください、ヒントはね・・・あたしは冬美、坂本冬美かな?』
俺『坂本冬美って言ったら・・・火の国の女かな、じゃあ熊本?』
ララ『火の国の女、舐めたらいかんばいw』
〜その後 本名も名乗りあったが、ここからは譲二(俺)と冬美で行こうと思います〜
ちょww舐めたらいかんばいってwww
舐めるも何も会ってまだ十分www
まあ空気読むとドラマか映画か、歌の文句なのだろう。
ノリのいい子なのでこのノリを壊したくない、控えめな大笑いで誤魔化した俺GJ
その後 自然の流れで晩飯を一緒に食おうって事になり、二台で連れ立って麓の町まで一緒に買い物に出かけた。
ジンギスカンだよな、やっぱり。ここは北海道だし、こんな旅のハレの日はジンギスカンで決まりだ。
俺は革パンにダブルの革ジャン、半分腐ったエンジニアブーツ、金髪に近い茶髪ににクマー髭。
どうみてもハレ珍です本当に(ry
それに対して冬美は靴はガエルネ、上下赤のFOX、銀メッキバイザーのVFX-Rにトロイリーの火の玉?柄のステッカーキットがバッチリ似合っている。
バイクはXR250BAJA、女の子が乗るには大きすぎる気もしたが、長身の冬美はアンコ抜きなどもせずに堂々と跨っている。
実は俺もドジェベル200とシャベルローライダーの二刀流なのだ、なんとハレ珍に加えて鈴菌感染者です本当に(ry
さてその装備と立ち居振る舞いから、冬美のバイクに対する本気度がすぐ判った。この女只モンじゃねえな・・・・・、なんちゅう男前だww、ますます興味が湧いてきた。