大学入って遊ぼうと頑張った結果
最近やっと一段落したので書いていく。
暇ならお相手してほしい。
高校まで女遊びに縁がなく 大学というところに期待と希望を持って努力した結果、地方ですが国立大学に進学した。
とにかく、最初は女遊びとかいう以前に友達を作るのが大変だった。
高校まで女遊びはないのに つるんでいた友達がヤンキーやギャル キャバ嬢に 怖いお兄さんが多かったので 自然とそんなオーラを出していると周りが怖がって近づいてこない。
元々顔が眉根を常に寄せているようなので怖い顔なのだが、服装も相まって友達ができなかった
まずは友達作りと意気込んでみたものの どうしていいかわからず。
講義を淡々と受けて帰ってネットやゲームの日々
さて どうしたものかと考えても答えが出ないので なんとなーく過ごしていた
ある日、同じ学科のSから
「今日はタコパするんだけど俺もこない?」
と誘われた。
内心死ぬほど嬉しかったけど「あ、お邪魔じゃなければ」とクールぶってみた
「OK! 全然邪魔じゃないから!」と笑いながら言われたから。
この時からSには ほんとに頭が上がらない。
クールぶってみたものの このチャンスを活かそうと集合時間の少し前に家を出て、近くのスーパーに行ってジュースやお菓子などを しこたま買い込んだ。
集合場所に行くとチャリの籠いっぱいのジュースやお菓子を見てSが「気合い入り過ぎやろ(笑)」とつっこんできた。
少し恥ずかしかったが、嬉しいものは仕方ない。
チャリを少し漕ぐと すぐにタコパの開催されるTの家についたTの家は広く、そこには8人ほどの人が集まっていた。
全員同じ学科の人なので名前は知っているが話したことがない人がほとんどだった。
俺「ども。初めまして、俺です」
M「初めましてって知ってるでしょー!」
といって ひときわ明るいバスケ部のMが笑い飛ばしてくれた。
俺「これ、買ってきたんで よかったら」
そう言って持っていた袋からお菓子などを机の上にドサドサ乗っけると みんな、まじか!?すげぇ!!あざっす!みたいな感じでお礼を言ってくれた。軽い優越感。
今思うと 恥ずかしいやつやなぁと思わなくもないのですが…
メンツも集まりタコパが始まりました。
あまり話したことがない人達の会話を ぼーっと外から長めていました。
S「俺は?」
俺「ん?なにが?」
S「聞いてなかったのかよ!」
俺「ご、ごめんなさい」
みんなが こっちを向いて笑っていた。恥ずかしいというか、消えてしまいたい。
しかし、せっかくのチャンスを棒にふるのもダメだと思い そこからは頑張って会話に混ざりました。
高校の時の話。
部活の話。
家庭の話。
知らない土地で育ってきた人達が それぞれ自分のことについて話してるのには興味深いものがありました。
会話も弾むようになり。普通に笑うようにもなって大学に入って初めて楽しい!と思える時間でした。
深夜2時を回ったところで お開きに。
俺「今日は ほんとによんでくれてありがとう」
M「なーに?かしこまって!」
そーだよー!気にしすぎだろ!と それぞれいろんな声が飛び交いました。
俺「また誘ってくれたら嬉しい…」
S「当たり前やろ!またやろーぜ!」
そういってくれて本当に嬉しかった。
その後は みんなとバイバイしてから自分の家に戻りました。
夢みたいだ。と思いながら一人一人名前と顔を思い出しながら眠ったのを今も覚えてます。
そこからは友達もできて大学生って感じの毎日を送りました。
バレーのサークルに入ったり学科の行事で みんなと協力して作り上げたりと 忙しい中でも楽しい毎日を過ごしていきました。
その中で、バイトも始めました。
個人経営の居酒屋で俺の働いている店舗と もう一つ姉妹店があるところでした。
店長「今日からよろしくね!」
俺「はい!よろしくお願いします」
店長「俺くんは顔が怖いから笑顔で元気な接客を目指してね!」
俺「は、はい!」
そういって始めたバイトも笑顔を作るのが苦手で最初は苦労しました。
少しずつ笑顔で接客をするのも慣れていきました。