ご飯を食べながらも しきりに俺を見る彼女、話しかけられてももう俺には うっとうしい存在でしかなかった
帰りに2人で歩いているとき
「どうしたの俺君・・・今日すごいおかしいよ」
「なにが」
「だって・・・なんか知らない人と話してるみたいだよ」
「・・・・」
「なんか仕事であった?」
「・・・・いや」
「だって今日ちょっ」
「別れようか」
「えっ」
俺は彼女の前に立って言った、彼女が目に涙がたまるのがわかった
しえん
間男に制裁あるかな・・・
>>304いや、爽快なエンドではない
俺は彼女の前に立って言った
彼女が目に涙がたまるのがわかった
「なんでそんなこと急に言うの?」
「俺・・・まえにおふくろのことも言ったよな」
「・・・なに?」
「浮気する女は許せないって」
彼女の目が見開かれた、すべてを悟ったのだろうな、顔色がサアーっと悪くなるのがわかった
「あの言い訳はしないけど聞いてあれh」
「もういいよ、今日家に行ったんだ、全部わかったよ、俺の気持ちはもうないよ」
俺はそう早口で機械的に言うと目の前の駐車場に止めてあった車に乗った
ちらっと見ると彼女は顔を覆ってそこに立ち尽くしたままだった
俺は車の中で彼女のメールと電話を着信拒否にした
それから友達のアパートに泊まり込んだ
ゴールデンウィーク明け、と言っても3日ぐらいの休みだったが友達の家から帰ると大家がやってきた
「なんか女の人がずっと部屋の前で立ってたんだけど」
「あ、そうすか、関係ないんで多分変質者とかじゃないっすか、今度立ってたら警察呼んでください」
「でもあれ、彼女じゃないの?見た気がするよ」
「もう関係ないんで」
俺は気持ちがなんかもう機械のように冷めていたので すべて彼女との縁を絶ちきりたかった
頭の隅で浮気相手に復讐を・・・という思いもあったが もうそれすらどうでも良かった
1週間後 俺は引っ越した
友達にも家は教えなかった、電話番号も変えた
電話とメールだけは友達、親友にだけ教えた
スマン、もうちょっとだけ続くんじゃ