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後悔してもしきれない事をしてしまった俺が今までの事を語る
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13 :1:2012/06/01(金) 09:27:08.25
そうこうしてる内に、彼女が出ていった。

夏の日だった。

それっぽい感じはあったけど まさか本当に出ていくと思わなかった。

仕事から帰ったら、彼女の荷物も何もなかった。

娘は帰ってきて泣いてるし。

娘をなだめても、お父さんのせいだ!としか言わない。

完璧に娘に嫌われた。


その頃、俺のお袋にガンが見つかり、入院にもなった。

娘も、彼女のいない寂しさやストレスから体調を崩して入院した。

彼女がいた時は全て上手くいってたのにいなくなった瞬間から、俺の周りはボロボロになった。


俺は彼女を恨んだ。

彼女がいなくなったから、俺達は不幸になったんだと思った。

悪いのは全て彼女。俺は自分のしてきた事を、棚にあげて彼女を恨んだ。



14 :1:2012/06/01(金) 09:32:09.21
何度も彼女に連絡した。

娘の世話は、俺一人では無理だった。

お袋や彼女に全てを丸投げしたせいで俺は家の事が何一つ出来なかった。

娘も、そろそろ思春期に差し掛かろうとしていたしとにかく不安だった。

彼女が戻ってきてくれれば、また全てがうまくいくような気がしてた。

俺は、今まで悪かったと、本当に心の底から謝り彼女に連絡した。

家の前で、彼女が仕事から帰ってくるのも待ち伏せた。


しかし彼女からの返事は冷たく 今度待ち伏せたら、警察に言う。ストーカーとして連絡する。と言い出した。

俺には、前の器物破損で執行猶予がついていたため次に何かやらかしたら本当にブタ箱行きだった。

それだけは避けたかったが、彼女の事も諦められなかった。

何とか彼女に思いを伝えようとしたが全て無駄に終わった。



15 :1:2012/06/01(金) 09:43:50.26
そうこうしてる内に、お袋が死んだ。

ガンが進行し過ぎて、手術してもダメだった。


それと同時に、娘は親戚に引き取られた。

娘の希望だった。

俺みたいな親父とは暮らしたくない。

お姉ちゃんの所に行きたいけど、行けないから親戚の家に行くと言い出した。


俺は一人になった。

自分の親も、娘も、彼女すら失った。

一人で起きて、仕事に行って、帰ってきて寝る。

あの時、彼女の話を聞いて、ガムシャラに働いていたら こんなことにはならなかったのにと後悔してる。

娘はまったく顔を見せないし俺はもう空気になってる。



16 :離婚さんいらっしゃい:2012/06/01(金) 10:40:31.03
なんか心苦しい話だな…

見てるぞ。


17 :1:2012/06/01(金) 12:05:51.23
>>16
ありがとう

もう昔の話なんだけど

今でも思い出す。



18 :1:2012/06/01(金) 12:09:44.89
俺が留置場にいる間も彼女は娘の世話をしてくれた。

それなのに俺は、彼女に恩を返すどころか裏切ってばかりだった。

彼女が出ていってもうかなりたつ。

俺はバイク屋にいった。

そこでふいにバイク屋の兄ちゃんに愚痴をいってしまった。何でかはわからない。

ただ俺の話を聞いて聞いてくれる友達も もう、誰もいなかったからかもしれない。



19 :1:2012/06/01(金) 12:13:30.10
ところがバイク屋の兄ちゃんは何と彼女の友達だった。

もう会わなくなった彼女の話を俺は聞くことができた。


彼女は最近、結婚したそうだ。

それを聞いて俺はかなりショックだった。

まだやり直せると、どこかで思ってたからだった。

兄ちゃんに聞くと、彼女はけっこう金持ちの家に嫁いだそうだ。

兄ちゃんも、彼女の旦那と会ったことがあるらしく淡々と話してくれた。


今思うと、兄ちゃんは俺の事を彼女からの聞いていて俺に腹が立っていたかもしれない。

だから、当て付けのように教えてくれたのかもしれない。



20 :1:2012/06/01(金) 12:19:11.29
兄ちゃんによると、彼女の旦那は それはそれは素晴らしい奴だそうだ。

高身長で高収入。優しくて、まさにお似合いだそうだ。


彼女は旦那の仕事を手伝っていて俺と暮らしていた頃からは、考えられないほど身なりも綺麗で、楽しそうにしてるらしい。

俺と暮らしていた頃は、彼女は何でも娘の優先だった。

美容室にもいかず、服も買わず、彼女は我慢してた。

それなのに俺は、僅かに残った退職金を使って自分の趣味の車やバイク、酒や洋服に大金を使ってた。

彼女に、服一枚すら買ってやらなかった。

彼女が、我慢してると知らなかった。



22 :1:2012/06/01(金) 12:25:49.80
何日かして、俺はいつも行ってる居酒屋に行った。

その居酒屋のマスターに、彼女の話を聞いてすると。マスターも、彼女が、結婚してたのを知っていた。知らないのは、俺だけだった。


その後、たまにいくスナックに行くことにした。

繁華街を歩いてると、見慣れた後ろ姿があった。

彼女だった。

隣には、多分旦那と思われる男もいた。

175センチの彼女よりも、ずっと身長が高くてお洒落な落ち着いた感じの奴だった。

彼女と腕を組んで歩いて行き、俺がいこうと思っていたスナックにはいっていった。


俺はかなり迷ったが何を思ったか、彼女達が入っていったスナックのとびらをあけた。



23 :1:2012/06/01(金) 12:32:21.77
見慣れたスナックのカウンターに他のお客さんと、彼女と旦那の姿があった。

彼女は、俺と目が合うと、少しびっくりしていた様だがすぐに目をそらし、旦那と談笑を始めた。

俺はカウンターの端に座るとビールを頼んで一人で飲んだ。

騒がしい他の客に混じって彼女と旦那の話が聞こえる。

結婚式はいつにしようとか

旅行はどこにいこうとか

仕事の話だとか。


彼女はもう、俺の知っている彼女よりも、ずっと綺麗になっていた。

綺麗な髪、綺麗な肌、身なりの良い服、左手の薬指には大きめの指輪が光り別人みたいに楽しそうだった。

旦那はその彼女を、余裕たっぷりに受け止めている。

注文する酒も、安い焼酎ではなくてウィスキーやブランデーだった。

俺は自分が隅っこで、ビール飲んでるのが恥ずかしくなった。



24 :1:2012/06/01(金) 12:38:30.27
しばらく飲んでいて、俺はかなり酔ってきた。

酔っぱらうとクセが悪くなる自分が嫌だったが本当に情けなかった。

彼女の、自信満々な挙動や話を聞くのが耐えられなかった。


俺はかなり酔っぱらって彼女と旦那に話しかけてしまった。

随分、幸せそうですね〜。

多分、こんな感じ。


すると彼女は向き直って旦那に言った。


「旦那さん。こちら、前に話たと思いますけど私が以前にお付き合いしていた、俺さんです。」ニコニコ


「俺さん、はじめまして!ダンナです!俺さんには、うちの妻が大変お世話になったそうですね!」


旦那もニコニコしていた。

俺は訳がわからなかった。

何で二人して笑っているんだ?

俺は、二人して、俺に当て付けしてると気付くまで時間が掛かった。

それから特に、大した話もしてないが旦那は、彼女の肩を抱いたり彼女も甘えたりして、俺はかなりムカついた。

が、俺にはもう何も出来なかった。



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:これはひどい,
 


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