中学の時、成績学年トップだった奴が逮捕されてた話
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81 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)22:34:11 ID:vY4(主)
Aは顔を戻すと、また自分の席へと向かい、いつも通り社会の教科書を開いた。
読めば大体頭に入るらしく、俺はAが暗記のために単語をノートに書いてるのを見たことが無い。
チャイムがなり、技術の授業が始まる。
その時間は、パソコンのプログラミングをする時間だったから、俺は腕まくりをして作業へ没頭した。
昼休み、俺の仲間のYとRがニヤニヤしながら話し掛けてきた。
「今日の犯人、確実にAだよなww
今朝Kと朝一緒にトイレに行ったから、Kがひっかかるのみたんだよw
その時さ、トイレの奥からAが出てきて急いで外へ出てったww
ぜってーあいつだろwwww」
89 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)22:42:30 ID:vY4(主)
学年主任は、テレビに出てくる老刑事の様に、細かい事実を生徒達に聞き回った。
「朝、7:50頃トイレに入ったものは わたしのところへこい。」
YとRは教務室の隣のサポートルームと呼ばれる教室へ呼ばれ、1時間にわたる、長時間の取り調べが行われた。
事件時の状況や、時間帯からAが特定されるのは時間の問題だった。
事件から1週間、ついにAがサポートルームへと呼ばれた。
その噂は光の速さで学年中へと広まり、Aが犯人であるということが、学年全体へと知れ渡った。
終学活の途中、しょんぼりとした様子のAが教室に入ってきた。
教室中に沈黙が訪れる。
Aはガラガラと椅子を引き、いつものように社会の教科書を開いた。
98 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)22:49:18 ID:vY4(主)
Aは主任からの取り調べで、授業がうるさくてイライラしていたこと、それについて友達に注意しても静かにしてもらえず逆に切れられたりしたこと、教師がきちんと授業をしてくれないこと、などを赤裸々に話した。
主任はAの気持ちを汲んで、警察に報告する事だけはなしにしてくれた。
そして学年全体に「受験期が近づいてきているから授業はちゃんと受けろ」という内容の話をした。
だけど、授業妨害は一向に収まらなかったんだ。
Aの悲しみと怒りは日に日に高まり、更に孤立を深めていった。
周りが底辺校を希望する中、Aは県内トップ校を目指してた。
だから、Aにとって授業の1時間、1分が本当に大切だったんだ。
103 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)22:59:32 ID:vY4(主)
Aはついに内職を始めた。
自分で買った問題集を机に広げ、集中して取り組んだ。
たまにDQNが投げた消しゴムや紙くずがAの肩に当たることがあったけど、Aはそれを一切気にしなかった。
受験で受かれば、こんな人たちと別れられる、そう思ってたんだ。
だけど、教師たちは自分の話に目も振らず、自分の世界へ入っていくAが気に入らなかった。
だから皆Aを注意していくんだけど、Aは人1倍弁が立つ奴だったから、教師達も太刀打ちできなかったんだ。
Aは逆風に吹かれても、右手を動かす事をやめなかった。勉強が大好きだったからね。
そしてついに、その日が来た。
高校入試が行われる、その日が。
Aは顔を戻すと、また自分の席へと向かい、いつも通り社会の教科書を開いた。
読めば大体頭に入るらしく、俺はAが暗記のために単語をノートに書いてるのを見たことが無い。
チャイムがなり、技術の授業が始まる。
その時間は、パソコンのプログラミングをする時間だったから、俺は腕まくりをして作業へ没頭した。
昼休み、俺の仲間のYとRがニヤニヤしながら話し掛けてきた。
「今日の犯人、確実にAだよなww
今朝Kと朝一緒にトイレに行ったから、Kがひっかかるのみたんだよw
その時さ、トイレの奥からAが出てきて急いで外へ出てったww
ぜってーあいつだろwwww」
89 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)22:42:30 ID:vY4(主)
学年主任は、テレビに出てくる老刑事の様に、細かい事実を生徒達に聞き回った。
「朝、7:50頃トイレに入ったものは わたしのところへこい。」
YとRは教務室の隣のサポートルームと呼ばれる教室へ呼ばれ、1時間にわたる、長時間の取り調べが行われた。
事件時の状況や、時間帯からAが特定されるのは時間の問題だった。
事件から1週間、ついにAがサポートルームへと呼ばれた。
その噂は光の速さで学年中へと広まり、Aが犯人であるということが、学年全体へと知れ渡った。
終学活の途中、しょんぼりとした様子のAが教室に入ってきた。
教室中に沈黙が訪れる。
Aはガラガラと椅子を引き、いつものように社会の教科書を開いた。
98 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)22:49:18 ID:vY4(主)
Aは主任からの取り調べで、授業がうるさくてイライラしていたこと、それについて友達に注意しても静かにしてもらえず逆に切れられたりしたこと、教師がきちんと授業をしてくれないこと、などを赤裸々に話した。
主任はAの気持ちを汲んで、警察に報告する事だけはなしにしてくれた。
そして学年全体に「受験期が近づいてきているから授業はちゃんと受けろ」という内容の話をした。
だけど、授業妨害は一向に収まらなかったんだ。
Aの悲しみと怒りは日に日に高まり、更に孤立を深めていった。
周りが底辺校を希望する中、Aは県内トップ校を目指してた。
だから、Aにとって授業の1時間、1分が本当に大切だったんだ。
103 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)22:59:32 ID:vY4(主)
Aはついに内職を始めた。
自分で買った問題集を机に広げ、集中して取り組んだ。
たまにDQNが投げた消しゴムや紙くずがAの肩に当たることがあったけど、Aはそれを一切気にしなかった。
受験で受かれば、こんな人たちと別れられる、そう思ってたんだ。
だけど、教師たちは自分の話に目も振らず、自分の世界へ入っていくAが気に入らなかった。
だから皆Aを注意していくんだけど、Aは人1倍弁が立つ奴だったから、教師達も太刀打ちできなかったんだ。
Aは逆風に吹かれても、右手を動かす事をやめなかった。勉強が大好きだったからね。
そしてついに、その日が来た。
高校入試が行われる、その日が。
107 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:05:53 ID:vY4(主)
Aの成績は、その時点で余裕でトップ校を合格できるレベルにまで達していた。
だけど なぜかAは落ちた。
なんでなのかは誰にとわからなかった。
ただ、ただ落ちたという事実だけが波のように広まっていった。
二位と三位は無事に合格。
Aだけが、合格出来なかったんだ。
絶対合格確実だと言われてたAは、すごく悲しんだ。とても悔しかった。辛かった。
その現実に目を当てることが出来なかったんだ。
Aは引きこもった。
春休みの間、俺が何回遊びに誘っても、Aは返事の一つすら返すことはなかったんだ。
Aを呼ぶのは俺だけだったから、Aはずっと孤独だった。
Aに注意された奴らは、Aを出来損ないだと非難した。
114 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:08:35 ID:vY4(主)
そろそろわかったか
116 :h9D :2016/04/04(月)23:10:55 ID:JJb
>>114
いいや、わからんわ
118 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:11:33 ID:VBH
1がAってオチ?
119 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:12:33 ID:Xza
うわあああああああああああ
121 :h9D :2016/04/04(月)23:14:14 ID:JJb
まっっっっったくわからん
なんでみんなそんなにわかるんや?
123 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:14:27 ID:vY4(主)
Aは本当に悲しくて、悲しくて、ただ悲しかった。
色んなものを犠牲にして挑戦した戦いだったから、それだけ気合いも入ってたんだね。
Aは、もう怒りのぶつけどころをどこにぶつけたらいいかわからなかったんだ。
紙に書いた勉強計画をビリビリに破った。
今まで使ったノートを見ると、虚無感に襲われて、胸が圧迫された。
Aは滑り止めで入った高校の成績分けテストで一番下のクラスに入った。
手を抜いてやったんじゃなく、大好きだった勉強というものに、正面から向き合うことが出来なかったんだろうね。
124 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:14:57 ID:vY4(主)
怒りを、なw
誤字すまぬぬぬ
130 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:18:20 ID:7i8
まだ逮捕されてないけど、ここからさらに一山あるのかな
131 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:19:18 ID:Xza
>>130
ありそうだな
133 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:20:13 ID:vY4(主)
みんなは中学の仲間と固まって近くの学校に行く中、Aは一人だけ滑り止めの遠くの高校へ続く反対側のホームに、ぽつんとたっていた。
Aの顔から生気は感じられなかった。
そんな生活が続く中、ある日、俺の家のインターホンがなった。
誰かと思い目を向けると、そこにはAが立っていた。
驚きを隠せずに、「あっ!Aじゃん!どうした?」というと、Aは小さな声で「おじゃまします。」といって家に入ってきた。
雪がふりやんだばかりの3月、俺とAは無言のまま布団に足を入れた。
Aは「2位と3位のやつは〇〇校に受かったの?」と俺に問うてきたんだ。
141 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:29:55 ID:vY4(主)
俺は、本当のことを答えればいいのかどうか一瞬迷ったけど、嘘をついても いつかわかることだと思い、真実を伝えた
「うん。あいつらは合格したらしいよ。」
よ、を言った後に、言ったら まずいことを言ってしまったかと自責の念に駆られた。
「そっかぁ。残念だなw」
Aは右手で頭をかき、苦笑いをした。
すぐに体を起こし、「じゃあな!今日はありがとう!」と、Aは言った。
「えっ、ちょっとまてよ!」Aの肩に手をあてると、そこには涙をぼろぼろに流し顔を鬼のように歪めたAの顔があった。
Aは声をだして泣いた。
俺はどうしたらいいかわからなかったから、ただただ肩を揺すったんだ。
151 :名無しさん@おーぷん :2016/04/04(月)23:39:03 ID:vY4(主)
それで、なぜかAが謝ってきたんだ。
「ごめん」
俺はその言葉の意味が分からなかったから、「なんで謝るの?」って言った。
Aは黙って玄関から そそくさと出ていった。
次の日から、それから駅でAを見ることはなくなった。
話を聞くと、Aはネットで殺害予告と児童ポルノと脅迫、銃刀法違反を犯して警察に捕まったらしい。
憂さ晴らししたかったんだろうね。
能力の大きい、小さいによって人生の幸福度は決定されないんだなぁ、と思った。
A=>>1です
ありがとうございました!
>>次のページへ続く
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