2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
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悪戯
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奈美さんの事ばかり考えてしまって、今夜も眠れそうにありません。

本当に私はどうしてしまったのだろう。

奈美さんに会いたい。

奈美さんの声が聞きたい。

奈美さんを抱き締めたい。

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私はメールを送っておいて、妻のいる部屋に急ぎます。

そして思い切りドアを開けると、案の定妻はメールを打っている最中でした。

「あなた!・・・・・・急にどうしたの?」

妻は慌てて携帯を隠します。

「最近メールばかりしているようだが、相手は男か?」

「違います」

「本当か?それなら俺に見せられるか?」

妻は携帯を身体の下に押し込みました。


「見せられないと言う事は、相手は男なのだろうと思う。

奈美に限って浮気などしていないと思うが、俺はずっと気になっていた。

俺も会社のOLから、メールで相談を受ける事ぐらいある。

だから、メールをやめろとは言わない。

しかし、特定の男とばかりメールしているのなら、それはやめて欲しい」


そう言い残して寝室に行くと、10分ほどして妻からメールが送られて来ました。

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やはりこのような事はやめましょう。

もう私からはメールする事はありません。

お願いですから、北村さんも送って来ないで。

今までありがとう。

楽しかったです。

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そして更に10分ほど経ってから、妻は寝室に入ってくると俯きながら立っていました。



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「どうした?」

「ごめんなさい」


「メールの事か?」

「相手は同僚の先生です。でも学校での事などを相談していただけで、二人だけで会った事もないし、おかしな関係ではありません」


「分かっている。浮気なんか疑っていない」

妻はまだ嘘を吐いている後ろめたさからか、黙って服を脱ぎ始めました。

そして、下着だけの姿になると、私が横になっているベッドに近付いてきます。


「それも脱いで、奈美の裸を見せて欲しい」

服を着た私の前で、自分だけが裸になることなど出来なかった妻でしたが、この時は罪悪感から逆らえずに、下着も脱ぎ去ると右手で乳房を隠し、左手は陰毛の上において立っていました。


「恥ずかしいから、もういいですか?」

「本当は奈美が離れていってしまうようで寂しかった。手を退けて、もっとよく見せて欲しい」

妻はゆっくりと手を退けましたが、太腿は交差させるようにしっかりと閉じています。


「もういいから、ここに寝て」

私は横になった妻の足元に回り、足首を持って大きく開くと胸につくほど折り曲げました。


「い・・・・・・・・」

妻は嫌だと言いたかったのでしょう。

しかし、何も言えずに顔を横に倒し、しっかりと目を閉じました。


この時、私は少し後悔していました。

それは怒りを表さずに、妻に対して優しい男を演じてしまった事です。

それは怒りに任せて妻に色々な厭らしい事をお命令し、妻自ら恥ずかしい事をさせれば良かったと思ったのです。

しかし、今から急に怒り出すのは不自然で、これが精一杯だと思って、二つ折りの恥ずかしい格好をさせたまま、5分以上覗き込んでやりました。

すると、妻は驚いた事に見られているだけで感じ始めたのか、そこは少し潤ってきます。


「見られると感じてしまうのか?」

「違う!」

しかし、その後の妻は激しく乱れ、凄い声を出して何度も登り詰め、最後は泣いてしまいましたが、それは感じ過ぎて泣いてしまったのか、または私を北村だと思って抱かれていたのが、北村と決別しなければならないと思った事で悲しくなったのかは分かりません。

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それから3日もすると、妻が頻繁にメールしている事を指摘して、やめさせてしまった事を後悔し始めていました。

それは初めの頃のように、妻が他の男に夢中になる事への興奮を得ようと言うものではなくて、妻の過去や本心を知りたいという思いからです。

この時の私は妻の過去を覗く事への罪悪感よりも、妻の全てを知りたい感情が勝っていました。

自分に無理をしているだけで、私よりも今でも彼の事を好きなのではないのかという嫉妬が勝っていました。


それで私はメールを送り続けたのですが、流石に妻からの返事は返って来ません。

しかし二週間ほど根気良く送り続けると、妻も寂しさを感じていたのか誘惑に負けて徐々に返事を返してくるようになり、一ヶ月が過ぎた頃には すっかり元の関係に戻ってしまいます。

これは私の望みどおりの結果なのですが、一方では妻もメールに嵌って抜け出せず、その後 相手と浮気に発展するような女と何ら代わらないと思えて複雑な気持ちになります。

私は卑劣な事をやりながら自分の首を締めていきましたが、怖いもの見たさの様な感覚から抜け出せません。

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私はたまに昔の彼女の事を思い出すことがあります。奈美さんは、別れた彼の事を思い出しませんか?

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主人には悪いけれど、たまに思い出す事はあるわ。

実は正直に言うと、北村さんとメールを続けているのも彼の事があったからかも知れない。

北村さんの目が彼に凄く似ているの。

北村さんが家に来られた時、目を見た瞬間彼を思いだしてしまったぐらい。

そして話してみたら、考え方や真面目なところも凄く似ていて。

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私が誰か連れてくると、いつもなら お酒やおつまみを出して少し話してから自分の部屋に行ってしまう妻が、北村が来た時はお酒に付き合って いつまでも話していた訳が分かりました。

今も妻は、北村に元恋人の影を重ねているのです。

それで北村には恥ずかしがりもせずに、彼との事を何でも告白出切るのでしょう。

まるで当時の気持ちを、別れた彼に懺悔しているように。

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その彼とはもう交流はないの?

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会った事もないわ。それはもう過去の事で、私は夫を愛しているから。

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何だかご主人にも彼にも妬けるな。私は彼の代わりだったと言う訳か。

その彼の住んでいる所は知っているのでしょ?会いたいと思ったことは無い?



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彼の代りだなんて思っていないわ。

そうね。最初は北村さんに彼を重ねてしまっていたかも知れない。

でも今は北村さんは北村さんで彼は彼よ。

それと彼の家は開業医だったから、今頃は跡を継いでいると思うから調べれば分かると思うけれど、今の私は主人一筋だから その気は無いわ。もう終わった事よ。

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終わった事だと言いながら、妻のメールはどこか悲しそうでした。

私一筋だと言うのは北村に軽い女では無い事を主張したいだけで、それが本当なら このようなメールには嵌らないと思います。

私が妻の封印していた想いを、このような事をして掘り返してしまったのかも知れません。

私は自分の仕組んだ事で、自分をどんどん辛くしていきます。

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ご主人が一番なのは分かったけれど二番は?私だったら嬉しいけれど、やはり彼かな?

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またその話?もうやめましょう。

主人が一番で二番はいない。

ただ彼とは沢山の思い出が有るから。

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私は話の合間に、必ず彼の事を聞くようになっていました。

そして妻は昔の事だから忘れたと言いながらも、まるで過去の事を思い出しながら日記でも書くように、聞かれれば色々な思い出を語ってくれます。

そして次第にそれは彼からの愛に応えられなかった事への、懺悔のようなものになっていました。

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彼は凄く愛してくれた。全てを賭けて私を愛してくれた。

でも若かったから私はどこかで、代々医師の家系で家柄も違う彼とは結婚までは無理だと思ってしまっていたの。

だからこれ以上彼を愛してしまわない内に、私から身を引こうと。

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ようやくこの時になって、これ以上彼の事を聞き出す事は、彼を愛していた頃の妻に戻してしまうような気がして怖くなり、それ以後 彼の話題を避けるようにしました。

しかし時既に遅く、妻はこの頃から私の夜の誘いを断る事が多くなり、一人考え込んでしまっている事も増えていきます。

「今夜はいいだろ?」

「ごめんなさい。何だか体調が良くなくて」

「ずっとご無沙汰だぞ。一度医者にでも診て貰え!」

このような妻にしてしまったのは私で自業自得だと分かっていても、妻が彼の事ばかり考えているのではないかと思うとやり切れません。

妻の心が離れてしまうような気がして、今までよりも妻を求めてしまいます。

私も昔付き合っていた彼女の事を思い出すことはあります。

しかし勝手だと分かっていても、妻には思い出して欲しくないのです。

思い出させてしまったのは私なのに、その様な妻は嫌なのです。

やはり架空の北村に恋する妻には興奮出来ても、実在の彼に恋する妻に対しては興奮するどころではありませんでした。

私は妻との仲を、少しの興奮を得たいが為に自ら壊してしまいました。

夜抱き合えない事も私にとっては辛く、自分の事を棚に上げて妻に当たってしまいます。

そして そのような状態に耐えられない私は、更に妻を虐める事を思い付いてしまうのです。

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来週の金曜日に、会議があって近くまで行きます。

例え30分でも良いのでお会いする事は出来ませんか?

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会えないに決まっているでしょ。

そのような事を主人が許してくれるはずがありません。

そうかと言って、主人に内緒で会う気は無いです。

そのような事を言うのなら、二度とメールもやめて下さい。

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ごめんなさい。奈美さんとメル友になれただけでも嬉しいのに、慣れてきたらつい調子に乗ってしまいました。

つい奈美さんの顔を見たくなってしまいました。

もう言いませんから忘れて下さい。

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妻の返事は、私さえ許せば会いたいともとれます。

しかし相手は私なのですから、会えるはずなどありません。

私は妻を困らせたかっただけなのです。


やはりその夜の妻は動揺していて、私が前に座っていても私の存在が見えないようです。

「どうした?おい!」

「えっ・・・・・何か言った?」

妻が北村の事を考えていると思うと 激しい嫉妬心に襲われましたが、やはり最初の頃のような興奮はありません。

「今夜いいだろ?」





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