558 名前:447 投稿日:2008/08/20(水) 15:19:55 ID:FLlwppx10
俺は守本さんを抱きしめていた。
守本さんは号泣していた。
560 名前:447 投稿日:2008/08/20(水) 15:21:38 ID:FLlwppx10
「今日、バイト終わったらアパートに迎えに行くから」
「え・・・?」
「よかったら、しばらくうちにいてよ・・・」
「う、うん・・・」
急転直下も急転直下。いろんなことがありすぎる。
挙句、俺はその日から守本さんと同棲することになった!!
562 名前:447 投稿日:2008/08/20(水) 15:26:48 ID:FLlwppx10
あとは簡潔に。
しばらくは大変だった。守本さんは、おっとここからはあさぎちゃん(仮名)と呼ばせてもらおうか。
あさぎちゃんは精神的に不安定で、どうでもいいことで怒りだしたり、泣き出したりした。
俺はひたすらなだめたが、こっちもどうにかなりそうだった。
しかし、耐えた。
あさぎちゃんは就職も決まっており、仕事も俺のアパートから通った。
仕事で環境が変わって気が紛れたのか、あさぎちゃんも落ち着いてきた。
あさぎちゃんは忙しく、俺は専業主夫化した。
563 名前:447 投稿日:2008/08/20(水) 15:30:09 ID:FLlwppx10
あさぎちゃんとの生活は、そのころから楽しくなっていったが、
Hは、なかった。
俺はしたくてしたくてたまらないのだが、あさぎちゃんが言い出すまで我慢しようと心に決めていた。
そして、俺の就職も決まった。
基本的に東京勤務なのだが、3ヶ月間大阪で研修を受けなければならない。
あさぎちゃんと離れるのは、ちょっと心配だった。
565 名前:447 投稿日:2008/08/20(水) 15:34:04 ID:FLlwppx10
明日から大阪という夜、あさぎちゃんが腕をふるって作ってくれた夕飯を食べ終え、
俺が洗い物を終えるとあさぎちゃんが行ってきた。
「ね・・・・しようか?」
「えっ・・・・何を?」
「もう、にやけてるよ!はい、じゃあゴムかってきなさーい!」
あの日以来の久々のH。どんなに待ち望んだか。
もう今晩は2発と言わず、何発も!!と思ったが、2発が限界だった・・・
そして終ったあとは洗いっこ。
567 名前:447 投稿日:2008/08/20(水) 16:10:12 ID:FLlwppx10
俺が大阪に行ってからも、俺はしょっちゅうメールして電話して、ほとんど休みのたびに会いに行った。
メールの返事には「久々のひとり暮しを満喫してます」なんて書いてあって悲しかったが、
今思うとあれはツンデレ。
そして、3か月の研修も終わり、俺は東京に帰ってきた。
568 名前:447 投稿日:2008/08/20(水) 16:14:27 ID:FLlwppx10
さて、またあさぎちゃんが作ってくれたごちそうを食べて、俺が食器を洗って
Hだな・・・むふふ・・・と半ばにやけながらあさぎちゃんのいるテーブルについた。
「ね、ヨシくん、お願いがあるんだけど・・・・」
きたきたきた!!はいはいはいはい!!今日こそは何発でも!!
「なになに?」
「これに名前書いて印鑑ついて」
そういうとあさぎちゃんは緑色っぽい紙を取り出し、テーブルの上に置いた。
婚姻届
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