こちらもどうぞ
どうしようもなく歪んでいる私の話を聞いて欲しい
(6ページ目) 最初から読む >>
\ シェアする /
144 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 11:27:31.24 ID:aTED342J0
気が付くと拘束を解かれ、私は彼に心配されていました。
「大丈夫?」
それぐらい私は取り乱していたようです。
彼の望む事をしていたのだけれど それでも私が思う彼の望む姿を見せられなかった事を悔やんでいました。
彼に嫌われる。
そう思いました。
でも、彼は「凄く興奮したけど、泣かせちゃってごめん」そんな優しい言葉を掛けてくれました。
「ごめん、多分俺、レイプシチュエーションじゃないといけないみたい」
「実際にしようとは思わないけど、やっぱり引いた?」
そんな風に自虐的に笑う彼に泣きながら首を振っていました。
146 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 11:28:02.02 ID:aTED342J0
少し席をはずします。
再開は昼過ぎの予定です
163 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:03:25.97 ID:aTED342J0
私自身、彼の歪んだ形でしか射精できないことについては そんなに苦慮していませんでした。
別に彼は私を誰かに抱かせようとしたりするわけでもなく、寧ろ私は彼が私に対して躊躇なく、欲望を吐き出してくれる方が安心できました。
それほどに彼は私にとってはもったいないほどの人物で私が隣に立って本当にいいのか、釣り合わないのではないかと不安で不安で仕方ありませんでした。
そんな精神状態ですから私は彼に強く身体を求められる事に対して喜びすら感じていました。
私はその当時彼に精神的に強く依存していたのですが彼は私に対等である事を強く望んでいました。
気が付くと拘束を解かれ、私は彼に心配されていました。
「大丈夫?」
それぐらい私は取り乱していたようです。
彼の望む事をしていたのだけれど それでも私が思う彼の望む姿を見せられなかった事を悔やんでいました。
彼に嫌われる。
そう思いました。
でも、彼は「凄く興奮したけど、泣かせちゃってごめん」そんな優しい言葉を掛けてくれました。
「ごめん、多分俺、レイプシチュエーションじゃないといけないみたい」
「実際にしようとは思わないけど、やっぱり引いた?」
そんな風に自虐的に笑う彼に泣きながら首を振っていました。
146 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 11:28:02.02 ID:aTED342J0
少し席をはずします。
再開は昼過ぎの予定です
163 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:03:25.97 ID:aTED342J0
私自身、彼の歪んだ形でしか射精できないことについては そんなに苦慮していませんでした。
別に彼は私を誰かに抱かせようとしたりするわけでもなく、寧ろ私は彼が私に対して躊躇なく、欲望を吐き出してくれる方が安心できました。
それほどに彼は私にとってはもったいないほどの人物で私が隣に立って本当にいいのか、釣り合わないのではないかと不安で不安で仕方ありませんでした。
そんな精神状態ですから私は彼に強く身体を求められる事に対して喜びすら感じていました。
私はその当時彼に精神的に強く依存していたのですが彼は私に対等である事を強く望んでいました。
164 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:10:22.68 ID:aTED342J0
対等である事。
それは自分のしたい事を隠さない事。
彼は私が我儘を言う事を喜びました。
私自身物欲がないのもあるのですが、彼は私に対して何かをしたがっていました。
それはプレゼントであったり食事で会ったり彼はとにかく私を喜ばせようとしてくれました。
「笑って欲しいから」
彼はそう言うのですが、
「あなたが一緒に居るだけで他に何もいらない。」
必要最低限度生活できれば別に何も気にしない。
そんな私に彼はいつも困った顔をしていました。
165 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:12:57.35 ID:aTED342J0
私の性格に自分のものは自分で手に入れないと納得できない。そんな困った性分がありました。
誰かに貰うのは確かに嬉しいのですが、それだと自分のもの…という気がしないのです。
彼からのプレゼントはそういうブランド品に至るのですが、「一緒に居てくれるだけでいいのに」そう言うたびに「ごめん、ごめん」そんな風に彼は言うのでした。
彼の性格は少し日本人のそれとは異なり、誕生日にはバラの花束や、豪華な料理を私にくれました。
でも、そう言う事を繰り返されるたびに私の心には不安が積み重なってきました。
166 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:15:54.89 ID:aTED342J0
今は付き合って日が浅いから彼は浮かれているだけなのでは?そんな不安がどこかに付きまとっていました。
そんな頃に私は歪んだ願望を持つようになりました。
「不完全であるが故に彼に面倒を見てもらっても おかしくない状況」
そういう状況に憧れるようになりました。
夢想するだけ、想うだけ、その頃 私は彼のご両親に会う機会がありました。
私が会いたいと言ったわけでなく、彼が会わせたいと言ったのです。
その結果は予想通りと言えば予想通りでした。
167 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:18:59.31 ID:aTED342J0
交際そのものを彼のご両親に反対されたのでした。
「どこの馬の骨かもわからない…」
そんな言葉にもあまり動揺しませんでした。
彼の言う「大丈夫だから」という楽観的な考えの方が間違っている。そう考えていたからでした。
彼は やんごとなき社会的な地位もあり お見合い相手も それなりの相手だと聞きます。
そう言う相手を差し置いて、私が隣に立つ事をご両親が認めるはずもありませんでした。
結婚は家同士の結びつきの問題で、それなりの立場に居るものは それなりの相手と結婚するのがふさわしい。
でも、私はあまりその事にショックを受けていませんでした。
当然の帰結過ぎて驚くに値しなかったからです。
168 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:20:57.81 ID:aTED342J0
寧ろ、彼との付き合いが「ここで終わるのか それとも愛人として囲ってもらえるのか、ペットとして飼って貰えるのか、結婚するまでの遊びの付き合いででも彼のそばに居られるのか
そんな風に思いました。
「親と縁を切ってもいい」
彼は私の意に反してそんな事を言いました。
そんな彼に私は気持ちは嬉しいけど、無理しないで欲しい。
そういうと彼は怒りを露わにして無理はしてない。
そう言っていました。
169 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:22:57.04 ID:aTED342J0
私としては私が原因で彼がご両親と不仲になる事を望んでおらず、相応しい相手がいるなら潔く身を引くよ? そう言うと彼は不安そうに「嫌いになった?」そう私に尋ねるのでした。
「ううん、嫌いになんかなってないよ」
そう言うと、彼はご両親を説得するから待っていて欲しい。そう私に約束しました。
「期待しないで待ってるから」
私は彼にそう応えるのが精一杯でした。
170 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:26:23.86 ID:aTED342J0
彼は その日から全てのお見合いを断っていたいました。
既に日程を決められたものに関しては「断わりに言ってくる」そう言っていました。
「会うだけでも会ってみたらいいんじゃない?」
そう言うと彼は意固地になって
「結婚の意思がないのに会うのは失礼だよ」
そういうのでした。
彼がそんな風に私に優しくするたびに私は彼に縛ってほしいと願いようになりました。
彼に欲望を吐き出して欲しいと思うようになっていました。
その頃が一番、性的に色々倒錯的にしていた時期だと思うのですが、私がされるばかりでなく、時には彼を拘束し彼の可愛い姿を楽しんでいました。
171 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:31:35.40 ID:aTED342J0
彼のお尻の穴を舐め、指を入れ、彼を犯し、私も同じように舐められ、入れられ、犯され、首輪をつけられ、鞭で打ち、打たれ……
日によって、その時々の気分で私たちは性的な楽しみを変えていました。
私自身、彼を苛めるのはとても楽しいと思うようになっていました。
彼に見せても嫌われない、そういう安心感からしたいこと、させたいこと そういうものを吐き出していました。
排泄物をお互いに飲ませあうことも、拘束されたまま犯すのも、犯されるのも。野外でセックスを楽しむ事も その時の気分ひとつでした。
172 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:34:13.15 ID:aTED342J0
彼が「こんな姿見合い相手には見せられないよ」
そんな風に言うたびに私の心の中は暗い喜びで溢れていました。
彼の特別になりたかった。
彼の欲望を全て受け止めたかった。
もっとその先に、もっとその先にとお互いに求めあっていました。
幸運な事に私と彼はセックスのよかったのでしょうね。
飽きると言う事がありませんでした。
寧ろ彼が「最近早漏気味かも」そう言ってくれることが私にとって誇らしいことでもありました。
173 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:38:05.39 ID:aTED342J0
そんな付き合いが一年ほど続いた頃、私は彼のご両親と再び会う機会を得ました。
彼がご両親を説得したのでした。
そんな兆候を聞いていた私は、妹を通じて私の両親と関係修復を図ろうとしていました。
まずは妹、そして母親からでした。
父も昔に比べると だいぶ丸くはなっていたようでした。
そして両親に彼を紹介すると「本当にこの子でいいんでしょうか」
私が結婚したいと連れてくる相手だから、さぞや酷い相手だと思っていたそうです。
174 :1 ◆zWsDJAyFWG87 :2012/11/24(土) 14:41:19.17 ID:aTED342J0
父は満面の笑みを浮かべて、うんうんとずっと頷いてばかり。
母は「あの、本当に宜しいんですか?」そんな風に彼に問いかけるばかりでした。
そして両家の顔合わせもつつがなく終わり、結婚まで滞りなく進んでいきました。
妹には「あの姉と結婚できるってどんな聖人?」
そんな風に言われましたが 結婚式は極親しい人だけを集めて行いました。
黒の女王様を含め、友達には とても羨ましがられました。
確かに私はその時 幸せでした。
幸せでしたが、それでも不安は残っていました。
>>次のページへ続く
\ シェアする /
関連記事
easterEgg記事特集ページ