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デリヘル嬢に恋をした話
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36 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:52:03.59 ID:zsN+QriJ0
「でも過去は過去じゃんか。これから なんぼでも自分次第で良い方にいくよ。」

「んーん。私の過去は未来すらも壊してしまう過去だよ。

だって働いてても すぐ職場であれは元AV嬢のだれだれだーってなっちゃうもん。

普通に働くことすらできないんだ。。」


たしかにAV嬢の末路って なかなか悲惨だとは聞く。

でも、こんなにイイコなゆいが苦しんだり悲しんだりしてるのを やっぱり放っておけなかった。

「そっか。でも俺は今の話聞いても やっぱりゆいのこと好きだよ。

未来を壊しちゃう過去っていったけど、過去を壊しちゃう未来に一緒にできるように頑張ろうよ」


ゆいはボロボロ泣きながらうんうんと首を立てに振った。

「俺さん…ありがとう。ほんとに大好き…」

「じゃあ…」

「けど、付き合うのはやっぱまだ遠慮しときたい…」

「そっか…それなら それでもいいよ。」

「わたしズルいよねw」



37 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:59:22.39 ID:zsN+QriJ0
その後も色々と語り明かした。

本当に色々と。


気付くと俺は寝てしまった。

朝。

隣には ゆいの寝顔があった。

とりあえずなにも変なことはしてないらしい。

俺は ゆいを簡単には抱きたくなかった。

いままで性の部分で辛い思いをしてきただろうから
そこは大事にしてあげたかったのだ。

「ん…俺さんおはよぉ…」

「おはよ」

「昨日は なんかごめんね。なんか重い話たくさんしちゃった。。」

「んーん。いろいろ話聞けて嬉しかった。」

「とりあえず帰ろっかな」

「おう、送っていくよ」

こうしてゆいとの久しぶりの飲み会は終了した。

その後も何度かご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりしたわけなんだが、、

ゆいは浮かない表情をしていたと思う。

「俺さんって変な人だよねー」

「そうかな?」

「うん。変!こんな地雷女に寄り付く男はなかなかいないよ」

「俺にとっては ここ数年で一番惚れてる女だからねww」

「…っ///変なのっ!!」

なにかと自分を好きになる俺に対して疑問をぶつけてくるようになった。

そしてある日 突然また急に連絡が取れなくなってしまった。



38 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 21:03:47.26 ID:zsN+QriJ0
出勤表を見てみると普通に出勤していた。


またか、、って思ったけど不思議とこのときは しばらくしたら ゆいから連絡が来るだろうと考えていた。


そして約一ヶ月後の数日前


ここまでが前回までの話。

ちょっと夜飯食ってくる。22時には再開する。




39 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 21:07:22.36 ID:wUHzgdIO0
続き気になる


40 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 21:16:36.35 ID:BRoHvD0T0
わさわさ


41 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 21:24:13.37 ID:wUUt32oz0
最近の話なのか…



44 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 21:50:39.94 ID:zsN+QriJ0
ちゃうww

洗い物したら戻ります。



46 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 21:57:47.99 ID:x7/MP4Kl0
おもしろい



47 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 22:02:35.84 ID:zsN+QriJ0
ただいま。
ぼちぼち書いてく



48 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 22:03:54.72 ID:zsN+QriJ0
ゆいからメールがとどいた。


内容は本当に大好きだったとう気持ちと

だけど それに応えられないという想いがつづってあった。

最後にありがとう。

まだ別な形で出会えたらいいねと書いてあった。


俺は年甲斐もなく泣いた。

自分の力不足だったんだなぁと思えて悔しかった。

きっと冷静になったら そんな地雷女やめといて正解だって思うのかもしれない。

すぐには返す言葉が思い浮かばなかった。

数日後、というか昨日



49 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 22:05:29.62 ID:zsN+QriJ0
仕事終わりにゆいにメールをしてみた。


たくさん かんがえてくれてありがとう。

俺もゆいに会えて嬉しかった。って

するとゆいから電話がかかってきて 今から少しだけ会えないかと言われた。


30分後の待ち合わせ。

いろいろ考えた。

どんな顔をして会えばいいかもよくわからなかった。


「俺さん!」

ゆいの声だ

「よ、よう」

「立ち話もなんだから、、焼肉でも立ち話も食べに行きましょう!」

「ちょwwこんな時に焼肉!?」

「いーからいーから!」

そうして二人で初めて行った焼肉店へとやってきた。



51 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 22:09:41.06 ID:zsN+QriJ0
「………」
「………」

無言で焼肉を食べる二人

「……おいしいね」
「ん…。そうだな」


「俺さん、、やっぱ好き…」

ゆいは泣いていた。

「………」

「ぐすっ。。ごめんなさい。自分でも、なかなか整理がつかなくて、、」

「うーん。ゆいが自分の想いに整理がつくまで俺は待っててやるよ。」

「!!なんで…なんで そんなに優しいの?」

「ゆいが好きで好きで放っておけないからかなw」

「ありがとう……。」

「こちらこそ。」

「あはっ。」

「ははっ。」

二人でなぜか爆笑してしまった。




>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:相手の過去,
 


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