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ひとりで読めない山の怖い話いろいろ
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172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 21:04:57.18 ID:DVIBnR9G0
同じ友人の話


いつものように山登りの準備万端ととのえた夜、彼が地図を眺め明日のルートをおさらいしていると、玄関で物音がした。

そっとドアを開けて覗くと、寝ていたはずの妻がごそごそ何かしている。

「な、なにしてんの?・・・」

「ん・・・なんとなく。入れといた方がいいかな〜って思って・・・」

寝ぼけ眼の妻が、ザックに包帯やらガーゼやら詰めていた。

一体いくつ入れたのか、ザックはぼこぼこに変形し膨れ上がっている。

これが必要な事態って、いったいどんな状況なんだ?


ぞっとした彼は、その登山を取り止めたそうだ。



173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 21:12:08.18 ID:zoeNPlWyO
おおいさんってのが何者なのかわからんけど、俺の地元のコンビニバイトの間ではかなり有名。


「おおいさんって名乗った客が来たら目を合わすな」

っていう先輩からの指示を受けてコンビニでバイトをしていた俺は、それを数日間は覚えていたものの忘れてしまってた。


3ヶ月ぐらいたって結構慣れてきたときに、後輩が入ってきた。

後輩に仕事を教えて、結構楽できるようになった。


その後輩と二人で夜勤に入った日に、バックで俺はタバコを吸いながら廃棄予定の弁当を食べてた。

その時に防犯カメラの映像をみると、3人の中学生ぐらいのガキが立ち読みしてるのみで、後輩はレジの前で、注意深く そいつらの動きを監視してた。万引きを防ぐ為に。

俺も3つある切り替えボタンを操作しながら、店内の様子を見てた。

すると後輩が、いきなりレジの前で誰もいないのにペコペコしてる。


何をしてるのか不思議に思っていると、バックに居る店員を呼ぶブザーを押した。

瞬時に俺は、『あ、万引きしたな』と察して、バックから出て行くと、レジの前におじさんが立っていた。




174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 21:13:13.09 ID:zoeNPlWyO
万引きの合図の後に来た客かな。と軽く考えつつ、「いらっしゃいませー」と大きな声で言うと、

客がいきなり、「こんにちはー、おおいさんです」と言い出した。

何言ってんだ?とは思うものの、後輩が手招きをしてくる。

近くまで行くと、

「おおいさん。出ましたね。店長が言ってた人ですよ。目をあわすなって」

と言われて急に思い出した。


幸いおおいさんは、俺が後輩に呼ばれるまで後ろを向いてたので顔は見なかったが、おおいさんは、

「えっとねー、マイルドセブンとー、あとー、このガムとー、から揚げ頂戴ー」と言って来た。


レジ打ちを後輩がしてる間に、俺はタバコを取ってから揚げをとって袋づめした。するとおおいさんは、

「あとねー、どっちかの命ちょーうだーい」と冗談で言って来た。

こわ!と思いつつ、

「申し訳ございません、当店では取り扱っておりません」と頭を下げて、冗談を受け流すように言った。

すると、

「あそこの3人のうちの一人でいいよー。いのちちょうーだーい」

と言い出した。

厨房3人は聞こえてないのか、雑誌を読みながらガヤガヤしてた。



175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 21:14:48.07 ID:zoeNPlWyO
俺と後輩はどうしていいのか分からずに、困ったなぁとお互いを見ながら、「申し訳ございません、彼らは商品ではございませんので」と言うと、

おおいさんは笑いながら、

「ははは、じゃぁ、全部もーらーおっと」と言って、お金と変な針金細工を三つ置いていった。


次の日、店長と俺より前に入ったパートのおばちゃんにその話をしたら、

「なんてことを。おおいさん、何か置いてった?」というので、預かり品としておいた針金細工を持ってきた。

「これはおおいさんが次来たら返しなさい」ということなので、それをバックに持っていって、分かりやすい位置に置いていた。


それから次の夜勤の日。

バックから涙目で後輩が出てきた。

何事かと聞くと、針金細工がウネウネと動いているという。

そんなバカな話あるかwと見に行くと、3つともまるでミミズが這うかのように動いていた。


それは数日、しかも夜のみ動いた。

他の夜勤の先輩達もそれを気持ち悪がった。



176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 21:18:59.91 ID:zoeNPlWyO
数日後に、一つのウネウネがピクピクと動きを弱めだした。

その日、近くの交差点でバイクと車が衝突事故を起こし、中学生が一人死亡した。


ニュースにもなったのだが、車の運転手は、暴走行為をしていたバイクの前に誰かが立ったので、バイクが急ブレーキをかけてこちらに突っ込んできた、と言っていた。


次の日の夜、先輩と店長が夜勤の日、おおいさんがきた。

それをきっかけに細工3つを返して、「もうしわけございませんが・・・・・・」と説明し返した。


その時の先輩の話では、おおいさんは少年の首を持って入ってきたらしい。

店長もそれを見てびびっていたらしい。

店長に言われてバックに針金細工を取りに行った先輩は、カメラに映る少年の体のみをみたらしい。

体はレジの前の下を、何かを探すように撫でていたらしい。

そして、カメラには店長以外には映ってなかったらしい。


他のコンビニで働いてる友人や、2時までやってるレンタルビデオ店でバイトしてる友人も、おおいさんの話を知っていた。

どこのコンビニとかでも、こういう話ってあるのかね。



178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 21:21:43.21 ID:VGIdEych0
こわっ


正体がはっきりしないほうが怖いってあるよね




181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 21:29:55.83 ID:babzeej4O
祖父の故郷は鹿児島のK町という小さな町だった。

戦前の頃だから子供の最高の楽しみは峠を越えて隣の街に映画を見に行くこと


ある日 友人と三人で自転車に乗って峠に差し掛かると茂みが動いた。

丸く光るものがある。

祖父は「狐が見ている」と気味悪くなり石を投げつけて追い払い 無事に街で映画を楽しんだ

帰る頃には夕方になっていた、


いつも祖父が先頭で帰っていたが その日に限ってどうしたわけか遅れてしまったため 友人二人を追い掛ける形になった。

すぐに追い抜ける筈がどんなに急いでも距離は縮まらない


友人達は急いでいる様子もないのにどれだけペダルを漕いでもついて行くのがやっと どころか段々遠ざかる。

峠は妙に暗いのに遠ざかろうとする友人の背中は はっきりと見えた

突然「M!」と大声が聞こえて自転車を止めると友人達が何故か隣にいた。

「おまんどうしたんだ!」と震え声で言われて祖父は気づいた。

暗い筈だ

そこは峠の脇に逸れて坂を下った林にある無縁仏の墓だった。

友人達は祖父が付いてきていない事に気付き大事になったと探してくれたらしい。



190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 22:04:49.05 ID:babzeej4O
地元の山には重文に指定されてる古い寺がある。

山自体も霊山と言われているが地元では行きたがらない人が多い


同級生一家は九州から転勤して来ており、件の山に他の転勤族家族と一緒にハイキングに来ていた。

山には滝があり、そのすぐそばの涼しい河原で三家族が食事を楽しむことにした

滝について間もなく一家族の赤ちゃんが激しく泣き出して、その家族は滝では写真を撮っただけで少し離れた所で子供をあやすことになった


しばらくしてから同級生の姉が酷い頭痛を起こし座り込み、同級生も目眩が酷く立っていられなくなった。

残る一家族の年長の男の子も熱を出したらしい

大人一同は熱射病だろうと結論づけて下山した。

滝のそばは寒いぐらいに涼しく樹が茂っていたが、そうでもないと次々に体調が崩れた原因が説明がつかない

後日、焼き増しされた写真には滝の周りに立つたくさんの人影があった



197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/08(火) 22:26:34.82 ID:DVIBnR9G0
開拓民として本州から渡って来ていた炭鉱夫Aさんは、爆発事故に見舞われた。


一命はとりとめたものの、全身ヤケドの重体だった。

昔の事とて、ろくな治療も施されず、全身包帯に包まれて、女房の待つ飯場の一部屋に担ぎこまれた。


付き添ってきた医者は、「大怪我だが、今夜を乗切れば命は助かるだろう。何かあれば呼びに来なさい」。

自宅の場所を教えて引き上げていってしまった。


その真夜中。ロウソク一本の薄明かりの下、枕元でひとり看病していた女房がふと気が付くと、玄関に誰かの気配がする。

女房が出てみると、大勢の人間が立っている。

彼等の云うには、

「自分達はAさんと一緒に働いている仲間である。

今日は大変な災難に会われて、お気の毒です。

すぐにでも見舞いに来たかったのだが、生憎我々も作業を中断するわけにいかず、こんな非常識な時間になってしまった。

どうか我々にも、Aさんの看病の手伝いをさせて欲しい」


との事。


女房はひとりで心細かった処への、この温かい申し出に感動し、部屋に入りきれないほどの仲間達を迎え入れた。

それぞれ一人ずつAさんに話し掛け、励ましては部屋の中に座って、女房にも優しい言葉を掛けてくれる。

女房はすっかり安心してしまった。




>>次のページへ続く
 
カテゴリー:不思議・怖い話  |  タグ:オカルト・ホラー,
 


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