俺が×2になった理由
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85 :壱:2013/10/28(月) 20:43:11.72 ID:MdMufgDd0
そして2日後、約束どおり姉ちゃんがやって来た。
が、明らかに様子がおかしい。
荷物も少ないし旅行に来た感じではないね。
それでも実際に会うのは10年ぶりくらいになるから やっぱりうれしいw
壱「久しぶり〜w 元気だった?w」
ちょこ「はじめまして〜 ちょこですw」
次女「壱くん久しぶりw ちょこさんもはじめまして 急にごめんなさいね」
姉ちゃんはどこか暗い感じだけど、それでもやっぱり久しぶりに会えたのは喜んでくれたのか、ちょこにも笑顔で挨拶してくれた。
姉ちゃんが泊まるホテルに向かう車中ではちょこが興味津々で質問攻めしてた。
壱さんはどんな男の子だったのかとか、みぃ子はどんな感じの娘なのかとかw
姉ちゃんは笑ってひとつひとつに丁寧に答えていたが、たまにボーっと外を見たりして どうにも心ここにあらずといった感じ。
てかちょこw ちょっとKYが過ぎるからwww
まぁ、無言で重苦しい空気になるのはゴメンだから、こういうときは ちょこの明るさが役に立つこともあるらしいw
86 :壱:2013/10/28(月) 20:45:57.55 ID:MdMufgDd0
ホテルについて姉ちゃんに待ってるから荷物置いてくるように促したら、話したいことがあるからふたりとも部屋まで来て欲しいと。
別にホテルの部屋じゃなくてもいい気もするけどなw
それとも誰かに聞かれたくない話なのか・・・
姉ちゃんの様子がおかしいこともあってちょっと不安だったけど、とりあえずはホテルの人に事情を話して一緒に部屋に通してもらった。
次女「ごめんね、急に来て驚いたでしょう?」
壱「いやw 急なのはぜんぜ・・・」
ちょこ「全然大丈夫です!w 私も会いたいと思ってたので〜w」
ちょこw かぶせるなww 俺にも話させろwww
ちょこ「ほんとはみぃ子さんにも会ってみたかったなぁ〜w」
とか言ってニヤニヤしながら俺の顔を見るw
ニヤニヤすんなしw 気持ち悪いwww
87 :壱:2013/10/28(月) 20:46:51.17 ID:MdMufgDd0
次女「ほんとにね・・・w みぃ子も来れたらよかったんだけど・・・」
壱「・・・・・・姉ちゃんさ、電話でも変だったけど何かあったん?」
どうもさっきからみぃ子の話になると表情が曇る。
俺も敏感な方ではないと思うけど(かといってちょこほど鈍感でもないがw)
さすがにこれは様子がおかしいことくらいわかる。
壱「みぃ子もK先輩もずっと連絡してないからさ。何かあったのかって心配で・・・」
次女「Kくんとは離婚したの・・・ やっぱり壱くんには言ってなかったのね」
壱「・・・はい?w 離婚ってみぃ子と先輩が? なんで? いつw」
次女「別れたのは4年くらい前かな。理由は気持ちのすれ違いって言うのかな」
次女「最初はちょっとしたことだったみたいだけど、それが大きなズレになったみたいね」
姉ちゃんはそこで「ハアツ・・・」と大きくため息をついた。
がっかりしてるというよりは呆れたといった感じのため息に聞こえる。
てことは、姉ちゃんが元気が無いのはそこが原因じゃないんだろうな。
だいたい4年も前のことだし・・・4年前?
88 :壱:2013/10/28(月) 20:48:35.92 ID:MdMufgDd0
それで俺は納得したねw
なんでK先輩からもみぃ子からも招待状の返事が無かったのかw
たぶんタイミング的に俺がちょこと結婚する直前かした直後くらいに離婚したんだろう。
招待状が手元に届いたときはとてもじゃないけど他人の結婚式に行くなんて精神状態じゃなかったろうなw
(でもそれにしたって水臭い。一言くらい言ってくれても良さそうなもんなのに・・・)
俺は またそこでちょっとさみしいというか悲しい気持ちになった。
ちょこ「夫婦って言っても元は他人ですもん いろいろありますよね・・・w」
壱「ちょこもいろいろあるのかよw」
ちょこ「そりゃ言いたいことは山ほどあるよぉw でも私は心が広いから言わないだけw」
壱「自分で言うかねwww」
次女「ふたりともほんとに仲いいのねぇ・・・w」
とか姉ちゃんにちょっと苦笑されるw
まぁ、確かに仲は悪くないけど・・・
K先輩とみぃ子だって仲は良かったもんな。
うちだって他人事じゃないw
そして2日後、約束どおり姉ちゃんがやって来た。
が、明らかに様子がおかしい。
荷物も少ないし旅行に来た感じではないね。
それでも実際に会うのは10年ぶりくらいになるから やっぱりうれしいw
壱「久しぶり〜w 元気だった?w」
ちょこ「はじめまして〜 ちょこですw」
次女「壱くん久しぶりw ちょこさんもはじめまして 急にごめんなさいね」
姉ちゃんはどこか暗い感じだけど、それでもやっぱり久しぶりに会えたのは喜んでくれたのか、ちょこにも笑顔で挨拶してくれた。
姉ちゃんが泊まるホテルに向かう車中ではちょこが興味津々で質問攻めしてた。
壱さんはどんな男の子だったのかとか、みぃ子はどんな感じの娘なのかとかw
姉ちゃんは笑ってひとつひとつに丁寧に答えていたが、たまにボーっと外を見たりして どうにも心ここにあらずといった感じ。
てかちょこw ちょっとKYが過ぎるからwww
まぁ、無言で重苦しい空気になるのはゴメンだから、こういうときは ちょこの明るさが役に立つこともあるらしいw
86 :壱:2013/10/28(月) 20:45:57.55 ID:MdMufgDd0
ホテルについて姉ちゃんに待ってるから荷物置いてくるように促したら、話したいことがあるからふたりとも部屋まで来て欲しいと。
別にホテルの部屋じゃなくてもいい気もするけどなw
それとも誰かに聞かれたくない話なのか・・・
姉ちゃんの様子がおかしいこともあってちょっと不安だったけど、とりあえずはホテルの人に事情を話して一緒に部屋に通してもらった。
次女「ごめんね、急に来て驚いたでしょう?」
壱「いやw 急なのはぜんぜ・・・」
ちょこ「全然大丈夫です!w 私も会いたいと思ってたので〜w」
ちょこw かぶせるなww 俺にも話させろwww
ちょこ「ほんとはみぃ子さんにも会ってみたかったなぁ〜w」
とか言ってニヤニヤしながら俺の顔を見るw
ニヤニヤすんなしw 気持ち悪いwww
87 :壱:2013/10/28(月) 20:46:51.17 ID:MdMufgDd0
次女「ほんとにね・・・w みぃ子も来れたらよかったんだけど・・・」
壱「・・・・・・姉ちゃんさ、電話でも変だったけど何かあったん?」
どうもさっきからみぃ子の話になると表情が曇る。
俺も敏感な方ではないと思うけど(かといってちょこほど鈍感でもないがw)
さすがにこれは様子がおかしいことくらいわかる。
壱「みぃ子もK先輩もずっと連絡してないからさ。何かあったのかって心配で・・・」
次女「Kくんとは離婚したの・・・ やっぱり壱くんには言ってなかったのね」
壱「・・・はい?w 離婚ってみぃ子と先輩が? なんで? いつw」
次女「別れたのは4年くらい前かな。理由は気持ちのすれ違いって言うのかな」
次女「最初はちょっとしたことだったみたいだけど、それが大きなズレになったみたいね」
姉ちゃんはそこで「ハアツ・・・」と大きくため息をついた。
がっかりしてるというよりは呆れたといった感じのため息に聞こえる。
てことは、姉ちゃんが元気が無いのはそこが原因じゃないんだろうな。
だいたい4年も前のことだし・・・4年前?
88 :壱:2013/10/28(月) 20:48:35.92 ID:MdMufgDd0
それで俺は納得したねw
なんでK先輩からもみぃ子からも招待状の返事が無かったのかw
たぶんタイミング的に俺がちょこと結婚する直前かした直後くらいに離婚したんだろう。
招待状が手元に届いたときはとてもじゃないけど他人の結婚式に行くなんて精神状態じゃなかったろうなw
(でもそれにしたって水臭い。一言くらい言ってくれても良さそうなもんなのに・・・)
俺は またそこでちょっとさみしいというか悲しい気持ちになった。
ちょこ「夫婦って言っても元は他人ですもん いろいろありますよね・・・w」
壱「ちょこもいろいろあるのかよw」
ちょこ「そりゃ言いたいことは山ほどあるよぉw でも私は心が広いから言わないだけw」
壱「自分で言うかねwww」
次女「ふたりともほんとに仲いいのねぇ・・・w」
とか姉ちゃんにちょっと苦笑されるw
まぁ、確かに仲は悪くないけど・・・
K先輩とみぃ子だって仲は良かったもんな。
うちだって他人事じゃないw
89 :壱:2013/10/28(月) 20:52:11.89 ID:MdMufgDd0
壱「んでw 姉ちゃんは何があったのさw 言ってみそw」
ちょこ「みそとか古い・・・」
壱「ちょこ少し黙ってwww 何かあったんだろ?」
次女「・・・・・・ううん。なんでもない・・・w 何かふたり見てたら安心しちゃったw」
次女「ちょっといろいろあって凹んでたけどw 元気もらったからもう大丈夫ww」
壱「ちょっと姉ちゃん・・・」
次女「元気になったらお腹すいたw せっかく来たからおいしいもの食べたいなぁw」
壱「ねえty・・・」
ちょこ「おねえさんっっっ!!」
っておいぃ! だからお前はセリフをかぶせるなっ!
ちょこ「泣いてますね? わかりますよ、同じ女ですから」
壱「おいちょこ、いきなり何を・・・」
ちょこ「壱さんはちょっと黙っててぇー!!!」
ぇぇぇえええええΣ( ̄□ ̄;) おま、それ俺のセリフやん・・・
90 :名も無き被検体774号+:2013/10/28(月) 20:54:44.76 ID:ZQdFVnnL0
ちょこおもすろいwww
91 :名も無き被検体774号+:2013/10/28(月) 20:54:57.59 ID:8N7FTKtw0
ちょこさんw
92 :壱:2013/10/28(月) 20:56:19.18 ID:MdMufgDd0
今さらだがセリフが見づらいよねw
ちょっと見やすくしてみました。
ちょこ「話したくないなら話さなくていい・・・・・・とか言いません(キッパリ)」
こう見えて壱さんけっこうショックだったんです
みぃ子さんと先輩さんが結婚式来なかったこと・・・私にはわかるんです
きっと『自分は今これだけ幸せだから大丈夫』て伝えたかったはずなんです
でも返信すらもらえなくて。
何年も経ってから離婚したとか聞かされて
私だったらきっと友達の縁とか切ってます!・・・いやそれはやりすぎか・・・」
壱「どっちだよ・・・」
ちょこ「ほんとはですね。
私それが言いたくて今日会おうと思ったんです
壱さんの人生にこれほど影響を与えておいて、今さら何もないは無いです・・・」
94 :壱:2013/10/28(月) 20:58:41.83 ID:MdMufgDd0
見るとちょこは目にいっぱい涙を溜めてた。
姉ちゃんも目を真っ赤にして押し黙っている。
こいつはほんとに俺のことになると・・・どっからこんなパワーが出てくるのか
ちょこ「壱さんが好きになった人のお姉さんなら、私のお姉さんも同然ですっ」
いや・・・それはちょっと飛躍しすぎだろ・・・
ちょこ・・・お前マジメなのかふざけてるのか、どっちなんだ・・・
ちょこ「だから、話したいことがあるなら、ちゃんとお話してくださいっ」
そういうと ちょこはベッドにぽふんっと腰掛けた。
おい、人様の寝るベッドに勝手に腰掛けるんじゃない。
次女「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
そう言うと姉ちゃんはペタンと床に座ってボロボロと泣き出した。
俺がワケもわからずオロオロしていると、ちょこが姉ちゃんの脇に立ち膝して
姉ちゃんの頭を自慢のFカップにうずめると頭をポンポンなんてしている。
姉ちゃん、そこは俺の指定席なんだが。
93 :名も無き被検体774号+:2013/10/28(月) 20:56:35.46 ID:YolKUq6Z0
ちょこと離婚
みぃ子と結婚
みぃ子と離婚
ちょこと元さや
95 :壱:2013/10/28(月) 21:01:31.93 ID:MdMufgDd0
>>93
おぉーいい線行ってるねw
エスパー伊東の称号をあげよう
って言うか何この状況www
俺完全に蚊帳の外?www
いいとこ全部ちょこに持ってかれてるじゃんwww
デラかっこわりぃ俺wwwww
そのまま放っておくと ふたりして百合の世界へ行ってしまいそうな気がしたので(← 俺も椅子に腰掛けて姉ちゃんに事情を話すようにもう一度促した。
姉ちゃんは しばらくFカップに埋もれて(しつこい)泣きじゃくっていたが、すこしずつ落ち着いてきたのか、やっと重い口を開いた。
次女「・・・・・・みぃ子が・・・死んじゃうの・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
壱・ちょこ「・・・・・・・・・・・・はい?」
97 :壱:2013/10/28(月) 21:03:40.02 ID:MdMufgDd0
子宮頸がん。それがみぃ子の病名だった。
しかも再発らしい。
1年ほど前に発病。手術で子宮を全摘(女の人にはツライよな・・・)して 一度は落ち着いたらしいが最近になって再発したんだとか。
そして医者の見立てでは・・・
次女「たぶんあと半年くらい・・・もう少しもっても一年はムリだろうって・・・」
頭が真っ白になった・・・というか、頭がなんだか自分のものじゃないみたいだった。
体はここにあって意識はどこか離れたところでこの光景を見てる気分。
ちょうどTVでドラマでも見てるみたいな。
いや、むしろTVドラマであって欲しいとさえ思ったね。
99 :壱:2013/10/28(月) 21:08:24.52 ID:MdMufgDd0
ちょこはボロボロ涙を流して泣いていた。
実は付き合い始めて間もない頃に、ちょこも子宮ガンかも知れないと医者に言われたことがある。
幸いにしっかり検査をしたところ異常はなくて健康そのものだったんだけど・・・。
不安で何日もご飯を食べられないくらい沈んでいた時期があった。
だから みぃ子や姉ちゃんの気持ちが痛いほどわかるんだろう。
俺はと言えば、情けないことに何も言えないでいた。
男ってのはこういうときはホントに情けないよなw
98 :名も無き被検体774号+:2013/10/28(月) 21:06:18.33 ID:SeIqTtY+i
まさか余命なんたらの花嫁的展開じゃ…
102 :壱:2013/10/28(月) 21:11:42.26 ID:MdMufgDd0
>>98
余命1ヶ月の花嫁だっけ?邦画は苦手だから見たことないけど。
アレ系でみたことあるのはセカチューくらいかな?
しばらく子供みたいにヒックヒック泣いてたちょこが急に口を開く。
ちょこ「お姉さん、私たちに何ができますか?;;」
姉ちゃんは唇をぎゅっとかみ締めて、ブンブンと頭を横に振るだけで何も答えない。
ちょこ「いいんです、言ってくださいっ できることはしますから;」
そのセリフを聞いて姉ちゃんがまたポロポロ泣き出す。
釣られてちょこもまた子供みたいに泣き出す。
俺はただ呆然・・・。何かって、あと余命一年も無いのに何ができるってんだ・・・?
103 :壱:2013/10/28(月) 21:14:35.49 ID:MdMufgDd0
やがて姉ちゃんが涙と鼻水でグチャグチャになって、しゃくりあげながら言った。
次女「いっ・・・壱くんっ・・・みぃ子と・・・みぃ子のそばに・・・いてあげて」
次女「あの娘・・・壱くんがっ・・・壱くんのこと、好きなの・・・」
次女「だからぁ・・・一緒にいてあげ・・うぇぇぇぇ」
言いつつまた泣いてしまった。
てかなんて? 今なんて言った?
壱「みぃ子が俺のこと・・・好き・・・?」
しばらく泣き続け、いい加減泣き疲れたのか、落ち着きを取り戻した姉ちゃんから聞いた話はこうだった。
104 :壱:2013/10/28(月) 21:16:42.68 ID:MdMufgDd0
みぃ子とK先輩は誰もがうらやむ仲のいいカップルだった。
でも長く付き合ってると やっぱりどこかで歪みが生まれてくるのか、次第にふたりの間にはケンカが絶えなくなってくる。
先輩が4年になって実習に行くと、次第にみぃ子は先輩と別れようかと悩み始める。
そしてある日 姉ちゃんに俺といるほうが心地良いと言ったことがあるそうだ。
K先輩とみぃ子のケンカを見ていた姉ちゃんは別れるように勧め、俺と付き合ってみたらどうかと助言したらしい。(姉ちゃんは俺がみぃ子好きなの知ってたからなw)
先輩が卒業する直前、みぃ子は意を決して別れ話を切り出す。
俺のことはもちろん言わずに。
そしたら先輩が泣きながら考え直して欲しいと懇願したらしい。
必ず幸せにする、大事にすると約束するからと。
少し時間が欲しいとだけ その場は治めたらしいが、みぃ子の気持ちはまだ迷っていた。
そんなときだ、俺が地元に帰ることになったのは。
結局、みぃ子は先輩の思いを受け入れてもう一度やり直してみることにする。
結婚もしてしばらくは幸せそうだったらしいが(実際俺にもそう見えた)最終的にはすれ違いが原因で離婚することになった。
もしあの時、俺が帰ってこなかったら。
K先輩のことなんか構わずにみぃ子が好きだと言っていたら。
そしたら何かが変わってたんだろうか?
>>次のページへ続く
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