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俺が×2になった理由
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50 :壱:2013/10/27(日) 21:08:42.81 ID:EjgQAHhO0
壱「わかった。そっち帰るわ」
気持ちはまだ迷ってるのに、俺の口からはあっさりとそんな言葉が出た。
そして次の日、俺は班長へ事情を説明して退職手続きをした。
幸いに3年生終了と同時に高校の卒業資格も取れてたから、本来の目的は達成されてる。
退職に必要な書類を書いてる俺は、驚くほど感情が無かった。
ただ、みんなにどのタイミングで説明しようかを考えてた。
退職手続きが済んで一週間後に辞めることが決まった日、俺はK先輩とみぃ子に電話して事情を話した。
二人とも突然のことにすごく驚いて、残念がってくれたのが妙にうれしかったな。
K先輩が電話口で「結婚式には呼ぶから来てくれよな」とか言うから、
俺も「あったりまえですよw 呼ばれなくても飛んできますからw」とか笑った。
51 :壱:2013/10/27(日) 21:09:47.15 ID:EjgQAHhO0
俺が去る最後の日、K先輩が飲みに誘ってくれた。
(みぃ子と会うのも今日が最後かー)とか考えると行くのがちょっとツライ気もしたけど、最後くらいはちゃんと笑ってお別れしたいと思った。
店には後輩や他の先輩、仲良くなった飲み友たちが集まってくれていた。
壱「・・・そういうわけで、俺地元に戻りますw 今までありがとうでしたw」
俺はしんみりするのが好きじゃない。だから努めて明るく笑って挨拶した。
壱「てなわけで飲むぞぉーーー!www」
みんなも「おぉーw」とか言いながら、そこからはもう今まで通りの飲み会だった。
閉店時間が近づいて、ひとり、またひとりと別れの挨拶をして帰っていく。
俺も寝坊して飛行機乗り遅れるわけにはいかないので、適当なところで切り上げることにした。
52 :壱:2013/10/27(日) 21:10:54.30 ID:EjgQAHhO0
壱「んじゃ、俺もそろそろ帰りますわw」
K先輩「そっか・・・みぃ子、下宿まで壱送ってやって。俺ママさんの片付け手伝ってるから」
壱「いいですよ、帰れますってwww 歩いたってそんなに下宿遠くないですからw」
K先輩「いいから。飲みすぎてふらついてんだし、みぃ子に車で送ってもらえ」
みぃ子「じゃぁ車取ってくるねーw」
そう言うが早いかみぃ子は店の外へ行ってしまった。
仕方が無い、送ってもらうとするか。
K先輩「たまには連絡よこせよな。落ち着いたら遊びに来い。俺もいつか行くから」
壱「はい・・・先輩もお元気で。お幸せに〜w」
K先輩「おぅw」
最後に先輩とがっちり握手したところでみぃ子が戻ってきた。
壱「わかった。そっち帰るわ」
気持ちはまだ迷ってるのに、俺の口からはあっさりとそんな言葉が出た。
そして次の日、俺は班長へ事情を説明して退職手続きをした。
幸いに3年生終了と同時に高校の卒業資格も取れてたから、本来の目的は達成されてる。
退職に必要な書類を書いてる俺は、驚くほど感情が無かった。
ただ、みんなにどのタイミングで説明しようかを考えてた。
退職手続きが済んで一週間後に辞めることが決まった日、俺はK先輩とみぃ子に電話して事情を話した。
二人とも突然のことにすごく驚いて、残念がってくれたのが妙にうれしかったな。
K先輩が電話口で「結婚式には呼ぶから来てくれよな」とか言うから、
俺も「あったりまえですよw 呼ばれなくても飛んできますからw」とか笑った。
51 :壱:2013/10/27(日) 21:09:47.15 ID:EjgQAHhO0
俺が去る最後の日、K先輩が飲みに誘ってくれた。
(みぃ子と会うのも今日が最後かー)とか考えると行くのがちょっとツライ気もしたけど、最後くらいはちゃんと笑ってお別れしたいと思った。
店には後輩や他の先輩、仲良くなった飲み友たちが集まってくれていた。
壱「・・・そういうわけで、俺地元に戻りますw 今までありがとうでしたw」
俺はしんみりするのが好きじゃない。だから努めて明るく笑って挨拶した。
壱「てなわけで飲むぞぉーーー!www」
みんなも「おぉーw」とか言いながら、そこからはもう今まで通りの飲み会だった。
閉店時間が近づいて、ひとり、またひとりと別れの挨拶をして帰っていく。
俺も寝坊して飛行機乗り遅れるわけにはいかないので、適当なところで切り上げることにした。
52 :壱:2013/10/27(日) 21:10:54.30 ID:EjgQAHhO0
壱「んじゃ、俺もそろそろ帰りますわw」
K先輩「そっか・・・みぃ子、下宿まで壱送ってやって。俺ママさんの片付け手伝ってるから」
壱「いいですよ、帰れますってwww 歩いたってそんなに下宿遠くないですからw」
K先輩「いいから。飲みすぎてふらついてんだし、みぃ子に車で送ってもらえ」
みぃ子「じゃぁ車取ってくるねーw」
そう言うが早いかみぃ子は店の外へ行ってしまった。
仕方が無い、送ってもらうとするか。
K先輩「たまには連絡よこせよな。落ち着いたら遊びに来い。俺もいつか行くから」
壱「はい・・・先輩もお元気で。お幸せに〜w」
K先輩「おぅw」
最後に先輩とがっちり握手したところでみぃ子が戻ってきた。
53 :壱:2013/10/27(日) 21:12:05.13 ID:EjgQAHhO0
車の中では俺もみぃ子も無言だった。
下宿までは5分程度だけど、なんとなく空気が重くてもっと長く感じた。
みぃ子「着いたよ〜」
壱「おう、サンキュ」
俺はそれだけ言うと車を降りた。
助手席の窓を開けてみぃ子が「じゃぁね」と声をかけてきた。
壱「俺さ・・・」
どうせ最後だし、気持ちくらいは伝えてもバチは当たらんだろ。
壱「俺・・・ずっとみぃ子が好きだったんだ・・・w」
壱「初めて会ったときからずっと。K先輩と付き合ってるってわかってからもずっと」
54 :壱:2013/10/27(日) 21:14:57.44 ID:EjgQAHhO0
そう言ってみぃ子の顔を見ると、あのときと同じ、飲み友がK先輩がみぃ子の彼氏だと暴露したときと同じ、ちょっと困ったような顔で笑ってた。
うん、これでいいw
所詮は自己満だけど、言わなきゃきっと後悔するし。
そして俺はまた「サンキュw」と笑った。「じゃぁね」とは言えなかった。
みぃ子は手をヒラヒラと振って、先輩の元へ戻っていった。
俺はみぃ子の車が見えなくなるまで見送っていた。
[BAD END]
55 :名も無き被検体774号+:2013/10/27(日) 21:18:12.98 ID:Pj8l5G1T0
さぁ!第2のバッドエンドに向けて進もうか!
56 :壱:2013/10/27(日) 21:21:41.66 ID:EjgQAHhO0
>>55
そうきたかw 突っ込んでくれないのねwww
うそです、ごめんなさいwww
まだこの段階では×2どころか脱DTすらしてないですw
ただ、俺が×2になる理由を語るうえで絶対にはずせないエピソードなのでww
飽きてなかったらもうちょっとお付き合いくださいw
57 :壱:2013/10/27(日) 21:24:09.76 ID:EjgQAHhO0
地元に戻ってからは親父と一緒に仕事仕事の毎日だったねw
もともと中学のときから仕事手伝ったりしてたから、下手な新入りよりは俺の方が仕事できたしw
とにかく親父の会社を立て直すのに必死だったわwww
資格も取らなきゃだから猛勉強して恋愛するヒマもねえしw
俺の青春短かったーwww
あ、戻ってきてからもK先輩やみぃ子とはたまに連絡取ってたよw
結婚式もちゃんと行ったw
みぃ子のウェディングドレスとかテラカワユスwww
俺また号泣www
親族以上に号泣して姉ちゃんたちドン引きww
58 :壱:2013/10/27(日) 21:25:49.59 ID:EjgQAHhO0
仕事が落ち着いてからは俺も人並みに恋愛して、別れて、また恋愛して。
ただ、誰と付き合ってもみぃ子のことは忘れられなかった。
未練無いとかウソだしwww
やっぱ俺テラキモスwww
(きっとちゃんとさよならできなかったのが心残りなんだー)とか自分に言い訳したりしてwww
でも俺もやっぱ男の子なのよねwww
襲い来る性欲には勝てないわけで、みぃ子のこと忘れられないとか言いつつ しっかり彼女作ってやることはやってたはwww
純愛?w 何それおいしいの?www
59 :壱:2013/10/27(日) 21:27:09.39 ID:EjgQAHhO0
そんなこんなで20代の頃はどっかのネジが外れたのかってくらい遊んだねw
でも もしかしたら みぃ子を忘れたいって一心で必死だったのかも。
まぁ、それも言い訳ですねw
でもどうしても彼女とみぃ子を比べちゃうんだよなぁ。
だから付き合っては別れての繰り返しがしばらく続きます。
60 :壱:2013/10/27(日) 21:31:13.22 ID:EjgQAHhO0
と、ここで今日は一旦〆ます
ちょっと作業が溜まったので処理しないと明日に響くw
ここまで読んでくれた人ありがとう
思った以上にレスもらってびっくりしてるけど みんながwktkするような展開を裏切ることにならないかもちょ っと心配w
レスもできるだけしたいなぁ・・・
てかみんないいヤツだよね(´ー`)フッ
また明日あげるので、よかったら保守よろしくですw
んだば、おやすみ〜(*´∀`)ノシ
61 :名も無き被検体774号+:2013/10/27(日) 21:33:53.79 ID:lLDVDiUXi
>>1乙
明日楽しみwww
転がり人生劇場待ってますwww
>>次のページへ続く
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