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24の俺がこれまでの人生を語ってく
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178 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 19:03:27.87 ID:Stl+jg0+0
俺チキンすぎワロタww

思い出すだけで恥ずかしくなってくるww



179 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 19:07:33.61 ID:Stl+jg0+0
後ろから ちょっと とか聞こえたけど気にせず全力で逃げた

家まで距離はない  

余裕で逃げ切れる   

油断した


俺は盛大にこけたww  

もうズサァーって具合にこけた

膝を擦りむいた 

ひざいてぇ と思いながら後ろを向くとY美が立っていた 



180 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 19:11:30.79 ID:Stl+jg0+0
Y「公園いって膝あらおっかww」  

Y美は笑ってた

公園の水道で膝を洗った  

Y美が膝を洗ってくれた 

いたっ!ぐりぐりやられてつい声が出た

Y「我慢して 男でしょ」

Y美は笑ってた



181 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 19:20:04.60 ID:Stl+jg0+0
そのあと俺たちはベンチに座った 

先にY美が座った 

俺もそれにしたがって一応座った


正直逃げ出したかった 

逃げたくてたまらなかった

理由は色々ある

前にも書いたようにK輔とY美は付き合ってたし、俺の入るスペースはなかった

邪魔したくなかったし


あとはこんな自分を2人に見せたくなかったし見られたくなかったから


暫し沈黙   

Y美が先に話し出した



182 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 19:22:59.08 ID:Stl+jg0+0
Y「なんか こうやって話すの久しぶりだねー」

俺「うん」


Y「いつ以来かな」

俺「わからん」


Y美は いきなり突っ込んできた


Y「俺さ...なんか変わっちゃったね」

俺「別に変わってねえし」


Y「変わったよ 変わった ...M子が転校してから」


やっぱりM子の話がでるよな   

俺は逃げ出したかった  

何も答えなかった  

Y美が続けた



183 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 19:25:49.77 ID:Stl+jg0+0
Y「俺は変わったよ  

M子がいなくなってからなんか抜け殻みたいに 

いっつも上の空  

どうして? 

M子が好きだったから」


俺「いや..別に」


Y「嘘!今でも会いたいって思ってるでしょ?」


Y美の言うとおり俺は会いたかったよ 

ものすごく 

好きだったし 

でも もし会えたらまずは謝りたい 

とにかく謝りたかった

M子がお父さんとのことを打ち明けてくれた 

でも助けになれなかったこと

旅行の後電話しなかったこと  



186 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 21:00:18.74 ID:Stl+jg0+0
俺はY美にM子が打ち明けてくれたことを話したかった 

吐き出したかった 誰かに

でもできなかった  

吐き出したらM子を裏切ることになる


俺「ああ!!俺はM子が好きだったし今でも好きだ!!会いたいよ 今すぐにでも会いたいよ!!でも..会えないじゃん」

俺は泣いてた 自分でも気づかないくらい自然に涙があふれてきた


Y「 何で? 何で私たちを避けるの?」

Y美も泣いていた 



187 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 21:07:42.44 ID:Stl+jg0+0
あww 不謹慎ですけどww   

ほんのちょっと ほんとに一瞬だけ泣いているY美みて うわめっちゃかわいいじゃん やべえ いいなーK輔 って思いましたww



188 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 21:10:36.92 ID:Stl+jg0+0
泣いているからかもしれないけど そこからはなんか言葉が自然と浮かんできた

あんまり正確には覚えてないけど こんな類のこと言ったと思う

K輔もY美もM子が転校してちょっと経ったらもう気にしてない様子だった

俺は それがいやだった 

あんなに仲良かったのにもう忘れたのかって

2人と一緒にいると自分も忘れちゃうんじゃないかって

しかも2人は付き合ってたから俺の入るスペースはないし邪魔しちゃいけないと思った

こんな感じのこと言った



189 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 21:14:52.68 ID:Stl+jg0+0
黙って聞いてたYが答えた


Y「忘れてなんかないよ 忘れるわけない 

でもどこにいるかもわからない 今後会えるのかもわからない 

転校のことだって私たちに話してくれればよかったのに話したら寂しくなっちゃうけど

それでも黙って転校しちゃう方が悲しかった 

M子にとって私はそんなもんだったのかな?って」


よく考えたらそうだ 

Y美はM子と小学校からの友達だ 

忘れるわけなかった

いやむしろ俺なんか比べ物にならないくらい辛かったのかもしれない

何か俺は自分が情けなく思えた



190 :名も無き被検体774号+:2014/02/19(水) 21:19:52.97 ID:Stl+jg0+0
Y「前みたいにさ  

3人で一緒に遊んだり、出掛けたりしたい

M子がいなくなる前みたいに仲良くしたい

私もK輔も俺が抜け殻みたいになってどんどん変わっていってすごく辛かった 親友だから  

前の俺に戻って欲しい 

もしM子のことで俺が変わっちゃったなら もうM子は忘れて 

辛いと思うけど今の俺を見てる私たちのほうが辛いよ」



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:青春,
 


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