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嫁の浮気が発覚から再構築までの話

 




178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/15(金) 15:32:05.50
先日、嫁の浮気が発覚した。
もうカタは付いているのだが、後輩たちの糧になればと思い書いてみる。



私と嫁共に20代後半小梨、付き合って6年目で結婚した2年目。
結婚前から1Kロフト付きの部屋で同棲をしており、1月に結婚した後、
同年7月に広い家に引越した。


■発覚したきっかけ
初めての結婚記念日が過ぎた頃、嫁の携帯の見たことで発覚。

レス気味(2、3ヶ月に1回程度)で、こちらから誘っても断られるこ
とはほとんど。もともと嫁から誘われることは全く無く、数年前から
そんな状態だった。

このままではいけないと思ったし、我慢の限界も近かったので
年が明けてから2度ほどレスについての話し合いを設けた。

話し合ってすぐは応じてくれたが、朝に「今晩しようね」と話してい
たにも関わらず夜になって「眠いから無理」だとか「お腹いっぱいで
無理」という理由で断れることが2日続き、私の中で疑惑が浮上。

「もしかして」という思いと「そんなわけない」と確認したい思いが
入り混じった状態で携帯をチェックすると、そこには浮気相手との親
密なやりとりが。
肉体関係があることも明らかな内容だった。


■発覚後
とりあえず自分のPCへバックアップを取り、ある程度メールをさかの
ぼり浮気を確信した段階で、寝ている嫁をたたき起こし問い詰めた。

泳がせて証拠を集めた方がよい、とは知ってはいたが、そこまででき
るほど心理的余裕は無かったし、何より発覚してもなお嫁を嫌いにな
ることができず、再構築したいと思っていたからだ。





179 :178:2013/02/15(金) 15:32:40.00

■嫁との話し合い

問い詰めたところ、あっさりと事実を認めた。

馬鹿みたいに「何でこんなことしたの?」と訊いたが、
「私が何を言ってももう遅いでしょ」と返された。

口調からは逆ギレのような印象を受けたが、
実際は「もう終わりなんだな」と思っていたらしい。

問い詰めた段階では7月分ぐらいまでしか遡れておらず、メールの全
てを確認したわけではない。怒りや悲しみなど色々な感情が入り乱れ、
とても全部見れるような精神状態ではなかったから。
このとき嫁から得た内容をまとめる。

・相手は同じ職場の男で、妻子あり。

・関係は結婚1年目の夏ごろから。

・最初は職場の人たちで飲む程度の関係だったが、会話をするうちに
「守ってあげたい」といった感情が湧き、それが恋愛感情に発展し浮
  気するに至った。

・誘ったのは自分から。

・途中終わりにしようと話し合ったことがあったが、相手の寂しそう
 な様子から踏み切ることができなかった。

・嫁に子供ができたら終わりにしよう、と相手との間で決めていた。

・悪いのは自分であり、私に非は無い。

・罪悪感はあった。

・異性として相手を愛してしまったが、私のことも愛している。

・できることならばやり直したい。

私、嫁共に再構築の意思があり、相手には妻子もおり それを壊したい
願望も無かったため 両者の両親や弁護士等にも連絡はせず、
後日 相手と私のサシで話し合いの機会を設けることとなった。




■嫁との話し合いの翌日

前日の話し合いでは、嫁は記憶に曖昧な部分があるとのことで
はっきりとしない部分があった。

全貌を知っておきたいと思っていた私は、バックアップのメールを頭
から確認した。
すると、少なくとも結婚前の12月以前から関係があったことがわかった。

そのことを嫁に問い詰めると、私を傷つけたくなかったために嘘をつ
いた、とのことだった。
何を今更、といった感じだが、再度経緯について確認した。
ここでも、再構築という方針は変わらず。





180 :178:2013/02/15(金) 15:33:48.12

■相手との話し合い

ファミレスに呼び出し、相手とサシで話しをした。
とりあえずこうなるに至った経緯について、相手に話させる。
話の内容を簡単に。

・人としてしてはならないことをしてしまい、申し訳ない。

・相手には妻子がいるが、妻が病気がちで精神疾患持ちのため、
 家庭では優しい言葉の ひとつもかけてもらったことがない
 (精神疾患については結婚後に発覚)。

・職場では他の面子から仕事を押し付けられ、間に合わなかったり
 失敗したりすれば 全て自分の責任という状態。

・家庭でも職場でも心休まることはなかったが、そこに現れた嫁に惹
 かれてしまった。

・経緯については嫁の証言と大差は無かった。

・嫁の口から私のグチなどを聞いたことはなく、お互いの家庭につい
 ても話はしなかった。

・関係を続ける続けないは嫁のタイミングに任せる、と嫁に言っていた。

・罪悪感はあったが、メールをしたり会ったりしている時だけは忘れ
 られた。

・全ての原因は相手の心の弱さ、人付き合いの未熟さが原因であり、
 以後友人からの誘いなども全て断る所存。



だいたいこのような内容のことを相手は言っていた。
私からは以下のことを伝えた。



・今回の件で相手を訴える、会社へ報告する、私達が別れるといったことはない。

・嫁は職場を変えない(嫁は人間関係の職場運が悪く、今までの職場
 で友人ができたことが 無かったが、今の職場で初めて友人ができ、
 それを奪いたくは無かったため)。

・職場を変えたり離婚したり交友関係を絶ったり自殺したりは、ただ
 逃げているだけ。

・家庭の環境、職場の環境のせいにして人の女に手を出した挙句、
 関係が終わらないのは 嫁のせいにしている。
 これもただ現実から目を逸らして逃げているだけ。

・逃げているだけでは何も変わらない、克服しろ。

内容そのものは相手が良い方向へ向かうような言葉を掛けているが、
意訳的には「苦しんで後悔しながら惨めに生きろ」ということ。




181 :178:2013/02/15(金) 15:35:16.01
■その他

嫁とは付き合い始めた当初から同棲しており、何度か引越しもしていた。

次の休日に、二人でそれらの場所を訪れ、昔のことを思い出しながら
散歩をした。

私も嫁も当時感じていたことを思い出し、再スタートする意識ができ
たと思う。

今では、発覚する以前よりも仲がよく、いい状態・関係になっていると思う。

発覚当初感じたことは裏切られた悲しみや裏切ったことに対する怒り
で、嫁のことを嫌いにはなれなかった。

浮気されてから嫁とセックスできないといったことを聞くが、私の場
合はむしろ逆で、以前よりもしたくなった。

上書きしたいって感情なのか、早く忘れてほしいという感情なのか、
どういった心理なのかは自分でもよくわからないが。
(後日生挿れ中田氏も発覚したが、変わらず)


前の家に住んでいる頃はロフトに籠もりがちで、嫁とのメールのやり
取りも事務的なものしかなかった。
嫁からは指摘されていないが、私自身にも否があると思っている。


実は以前、夜中に近所の自販に飲み物買いに行ったとき、嫁と相手が
二人でいるところに遭遇したことがあったが、夜目が利かない私は
「恋人がイチャイチャしやがって」と思いながらスルーした。

そのあと すぐ嫁が帰宅し嫁と相手だということが発覚したが、
「みんなで飲んだ帰りに家の方向が同じだから送ってもらっただけ」
と言われ、私はそれを信じきっていた。




182 :178:2013/02/15(金) 15:36:00.89
つづき


嫁が言うには、引っ越す前は恋人の延長でしかなかったが、引っ越し
てから家族としての意識が強くなり、
「このままではいけない」と思っていたそうだ。

そこに今回の件が発覚し、悲しむ私を見て「自分が好きなのはやっぱ
りこの人だけだ」と思ったらしい。

想いの天秤が相手からこっちに戻り始めた状態だったからこそ、悩む
ことなく再構築を決意できたのだとか。

遭遇したときに問い詰められていたら、その時は天秤が完全に相手側
に傾いていたので、どうなったかわからないし、別れを切り出して終
わっていた(私は知らぬまま)としても、今ほど私を想えていたかど
うかもわからない、だそうな。


「私が言える立場ではないが、あのタイミングでバレたからこそ 貴方
に対する想いを再認識でき、今まで以上に愛せるようになった」
と言っている。

相手とサシで話をした内容も伝えていたが、それを聞いて尊敬の念が
かなり強くなった、とのこと。

実際は「苦しんで後悔しながら惨めに生きろ」なのだが、それでも暴
力も振るわず罵らず、冷静に会話ができる私を尊敬しているんだそうだ。


嫁と相手に遭遇した時のことやメールの内容、発覚したときの自分の
感情などを思い出すことも多いが、私も嫁もお互いに対する想いを再
確認でき関係も以前より良好になったこと、あの時バレたからこそ

今の状況があるのだということを思い出し、乗り切っている。
自宅であれば嫁に抱きしめてもらって。



状況としては稀なケースかもしれないが、部分的にでも参考になれば、
と思う。






>>次のページへ続く
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:浮気・不倫,
 

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