妻と結婚するまでの話
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689 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/29(土) 06:29:14 ID:LuKHfGui0
正直、少しだけドキドキしている自分がいたことは否めなかったが、彩とやり直そうと決意した自分を大事にしたいと思い、智美へ電話はかけなかった。
夕方、再び携帯電話が鳴った。
どきっとする俺。
智美からだった。
俺は1つ深呼吸をしてから電話に出た。
俺(少し澄ました声で)「はい、○○です」
691 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/29(土) 06:38:54 ID:LuKHfGui0
智美「あの、智美です」
俺「ああ。久し振り、元気か?」
智美「うん。突然電話してごめんね。今日ってこれから忙しい?」
俺「別に用事はないけど・・・・・」
智美「少しだけ会えないかな?」
俺「どうしたの?何かあった?」
智美「・・・・・会って話したいの。××のデニーズまで来てくれない?」
複雑な思いで胸が苦しくなった。
693 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/29(土) 06:46:03 ID:LuKHfGui0
俺「・・・・・わかった」
智美「今からでも大丈夫?」
俺「ああ、5時には行けると思う」
智美「待ってるから」
電話を切ると心が重くなった。
智美は何で俺に会おうとしているのだろうか?まさか、平山と別れて俺とやり直したいとでもいうのだろうか?
俺は彩とやり直す決心をしたばかりだ。
智美になんて言われようと その決意は変わらないはずだ!そう自分に言い聞かせた。
正直、少しだけドキドキしている自分がいたことは否めなかったが、彩とやり直そうと決意した自分を大事にしたいと思い、智美へ電話はかけなかった。
夕方、再び携帯電話が鳴った。
どきっとする俺。
智美からだった。
俺は1つ深呼吸をしてから電話に出た。
俺(少し澄ました声で)「はい、○○です」
691 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/29(土) 06:38:54 ID:LuKHfGui0
智美「あの、智美です」
俺「ああ。久し振り、元気か?」
智美「うん。突然電話してごめんね。今日ってこれから忙しい?」
俺「別に用事はないけど・・・・・」
智美「少しだけ会えないかな?」
俺「どうしたの?何かあった?」
智美「・・・・・会って話したいの。××のデニーズまで来てくれない?」
複雑な思いで胸が苦しくなった。
693 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/29(土) 06:46:03 ID:LuKHfGui0
俺「・・・・・わかった」
智美「今からでも大丈夫?」
俺「ああ、5時には行けると思う」
智美「待ってるから」
電話を切ると心が重くなった。
智美は何で俺に会おうとしているのだろうか?まさか、平山と別れて俺とやり直したいとでもいうのだろうか?
俺は彩とやり直す決心をしたばかりだ。
智美になんて言われようと その決意は変わらないはずだ!そう自分に言い聞かせた。
700 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/29(土) 07:14:17 ID:LuKHfGui0
5時前にデニーズに着くと既に智美が席について待っていた。
俺「久し振りだね」
智美「急に呼び出してごめんね。何にする?」
俺「アイスコーヒーで」
智美が定員を呼び止めアイスコーヒーを追加注文する。
それから、本題には入らず、会社の近況とか昨日の飲み会の話とかをした。
こうして二人で話していると付き合っている時と変わらない気がした。居心地は悪くなかった。
智美は人の話を聞くときは必ず大きな目でじっと見つめてくる。
俺は話しながら、智美の大きな目に引き込まれそうになるのを感じた。
701 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/29(土) 07:23:32 ID:LuKHfGui0
俺はそんな自分の気持ちを断ち切るように話を切り出した。
俺「お前、平山とはうまくいってるのかよ。付き合ってるんだろ」
智美「・・・・・うん」
分かってはいたものの、智美から平山との関係について初めて肯定的な返事を聞かされるとショックだった。
目の前に座っている智美を見る。
今日の服装は大きめのパーカーを羽織っているため、分かりにくいが、その下には豊満な胸が隠されている。
平山がそれを好きに弄んでいると思うと胸が苦しくなった。
703 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/29(土) 07:26:39 ID:LuKHfGui0
俺「今日はどうした?」
智美「○○君は、私のこと本気だった?」
唐突な質問に戸惑う俺。
706 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/29(土) 07:54:24 ID:LuKHfGui0
俺「ああ。本気で好きだったよ」
智美「ほんとに?私たちどうして うまくいかなかったのかなぁ」
俺「俺が智美のことを好きすぎて、思うようにならない智美にいらついていたんだと思う」
智美「私はいつも○○に愛されているのか不安でいっぱいだった」
俺「ごめんな」
智美「ううん。誤ってほしくて会ってもらった訳じゃないから」
俺「・・・・・」
智美「一歩踏み出す前に○○に愛されていたってことを自分の思い出として しまっておきたかったから。私、平山君と結婚しようと思ってる」
748 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/30(日) 05:48:59 ID:elNZK6yN0
「私、平山君と結婚しようと思ってる」
正直、これを聞いたときショックだった。
俺「そうか。おめでとうだね」
智美「ありがとう。私、○○と会えてよかったと思ってるよ」
俺「うん」
智美と別れた後も何かを引きずっている自分がいた。なんか胸の中にぽっかりと穴が開いたようなそんな気持ちだった。
750 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/30(日) 06:00:08 ID:elNZK6yN0
それから2週間後、智美と平山が結婚するとのニュースが支店の話題をさらった。
二人が正式に上司に報告したようだ。
石川はショックだったらしく、二人で飲んだとき、かなり荒れていた。石川は智美のことを未だ諦めてなかったらしい。
俺は、ただ黙って石川の愚痴を聞いていた。
754 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/30(日) 06:13:04 ID:elNZK6yN0
程なくして、約束どおり彩がやってきた。
ちょうど その時は仕事の担当が増え、忙しくてちょっと心が荒んでいた時期だった。
空港に降り立った彩の笑顔を見たとき、ほっと安らぐ自分がいた。
連休の3日間はどこにも行かず、彩と二人きりの時間を過ごした。
音楽を聞いてまったりしたり、TVゲームをしたり、手をつないでスーパーに夕飯の買い出しにいったり。
仕事のことも智美のことも忘れた。
こんな落ち着いた生活もいいのかなと思った。
756 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/30(日) 06:21:41 ID:elNZK6yN0
あっという間の3日間だった。
空港の搭乗口に向かう彩の姿を見送っていた時、突然引き留めたい気持ちが湧いてきた。本当に帰したくないと思った。
彩はガラスの向こうから、聞こえない声で「ま・た・ね」と言って東京に帰って行った。
757 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/30(日) 06:26:40 ID:elNZK6yN0
彩がいない部屋に一人で戻ると何故か違和感を感じた。
ずっと一人で生活してきた部屋なのに、たった3日間一人ではなかっただけで こんなに変わってしまうものなのか。今までに感じたことのない気持ちだった。
この部屋には、自分には彩が必要なんだと本当に思った。
763 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/30(日) 06:41:49 ID:elNZK6yN0
それから、彩が再び訪れる日をひたすら待った。
彩に会える日を目標にして、仕事にも打ち込んだ。
彩が次にやってくるまでの3ヵ月の間に2人の女性から告白を受けた。
人生って不思議なものでモテル時期とモない時期があると思う。
モテたいとあがいているとと全く駄目で、そう思ってない時に限ってその周期が突然やってきたりするものではないだろうか。
それまでの自分だったらフラフラしただろうが、そんな誘惑にも全く動じることなく彩が来るのをひたすら待った。
765 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/30(日) 06:47:51 ID:elNZK6yN0
そして彩がやってきた。
俺は決心していた。その言葉を早く彩に伝えたかった。
彩を空港に迎えに行った。彩は変わらない笑顔で到着口から出てきた。
俺も笑顔で彩を迎えた。
彩「おなかすいた!なんか食べに行こう!」
俺「なにが食べたい?」
彩「××のラーメン!」
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