彼女がナンパについて行きHしてしまうか賭けをした結果
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453 :強く、儚いもの ◆vQUJY3VeQY :04/11/18 13:51:14 ID:RTOdUsY/
電車じゃ間に合わない。タクシーを捕まえる。
荻窪の、環八沿いのマンション。
渡されてた合い鍵で中へ。
小綺麗にされた部屋。洒落た間接照明。寝室。セミダブルのベッド。
ひきつる顔。
部屋の電気を消し、クローゼットの中へ。
震える指で美保にメール。
【今日はほんとごめんな】。
返信はない。
破裂しそうな心臓。誰か助けてくれ。
美保の笑顔を思いだす。
過去を思い返す。
こんなおれに、優しく笑いかけてくれた。
人に心を開く喜びを教えてくれた。
未来を思い浮かべる。
いつものように、映画館前での待ち合わせ。
ツモリチサトのコートを着た美保。
変わらぬ笑顔。
大丈夫。大丈夫。大丈夫。
突然の着信、北島。
「おまえの負けかな。どうする?喰われちゃいますよ?」
粘着質な笑い声。
答えず、電源ごと、押し潰すように切る。
457 :強く、儚いもの ◆vQUJY3VeQY :04/11/18 13:54:45 ID:RTOdUsY/
どれぐらいの時間が経ったのだろう。玄関のドアが開く音。
「とりあえず水飲む?」
北島の声。
「のむー」
美保の声。
目の前が暗くなった。
「あーほんとだー。DVDいっぱいあるー」
「テレビは寝室なんだよね。入りづらいっしょ。貸してあげるから自分んちで観なよ」
いつになく紳士的な北島。美保はその、被った羊の皮に気づかない。
「うーん…そうやね。あ、これ観たかったんよー」
「あー、おれそれまだ観てないかも。でも、いいよ」
「借りていいと?」
「うん。それともいまから一緒に観ちゃう?」
沈黙―――。
その時、美保は迷っていたのだろうか?おれの顔が一瞬でも、脳裏をよぎっていたのだろうか?
電車じゃ間に合わない。タクシーを捕まえる。
荻窪の、環八沿いのマンション。
渡されてた合い鍵で中へ。
小綺麗にされた部屋。洒落た間接照明。寝室。セミダブルのベッド。
ひきつる顔。
部屋の電気を消し、クローゼットの中へ。
震える指で美保にメール。
【今日はほんとごめんな】。
返信はない。
破裂しそうな心臓。誰か助けてくれ。
美保の笑顔を思いだす。
過去を思い返す。
こんなおれに、優しく笑いかけてくれた。
人に心を開く喜びを教えてくれた。
未来を思い浮かべる。
いつものように、映画館前での待ち合わせ。
ツモリチサトのコートを着た美保。
変わらぬ笑顔。
大丈夫。大丈夫。大丈夫。
突然の着信、北島。
「おまえの負けかな。どうする?喰われちゃいますよ?」
粘着質な笑い声。
答えず、電源ごと、押し潰すように切る。
457 :強く、儚いもの ◆vQUJY3VeQY :04/11/18 13:54:45 ID:RTOdUsY/
どれぐらいの時間が経ったのだろう。玄関のドアが開く音。
「とりあえず水飲む?」
北島の声。
「のむー」
美保の声。
目の前が暗くなった。
「あーほんとだー。DVDいっぱいあるー」
「テレビは寝室なんだよね。入りづらいっしょ。貸してあげるから自分んちで観なよ」
いつになく紳士的な北島。美保はその、被った羊の皮に気づかない。
「うーん…そうやね。あ、これ観たかったんよー」
「あー、おれそれまだ観てないかも。でも、いいよ」
「借りていいと?」
「うん。それともいまから一緒に観ちゃう?」
沈黙―――。
その時、美保は迷っていたのだろうか?おれの顔が一瞬でも、脳裏をよぎっていたのだろうか?
458 :強く、儚いもの ◆vQUJY3VeQY :04/11/18 13:56:04 ID:RTOdUsY/
寝室のドアが開いた。
セッティングされたDVD。
画面は見えなかったが音楽でわかった。
押井守の『攻殻機動隊』。
ベッドの縁にもたれかかり、しばらく見入る2人。
そして、北島が美保の肩に手を伸ばす―――――
「あたし彼氏おるんよ」か細い美保の声。
「おれだって彼女いるよ。…でも、今日だけは何もかも忘れたい」
は?何を忘れんだよ?おい、北島てめえ!奥歯を噛みしめる。口の中に広がる血の味。
飛びかかって殴りたかった。殴り殺したかった。ほんとに。ほんとに。
なのに体が動かなかった。
それからおれがみたもの。
クローゼットの隙間から、おれが、焼けた刃で、両目をえぐるようにみたもの。
心理描写は勘弁してくれ。実は、そんときのおれの心ん中が、いまでもよく思い出せないんだ。
459 :強く、儚いもの ◆vQUJY3VeQY :04/11/18 13:57:27 ID:RTOdUsY/
後ろから美保に抱きついた北島は、うなじから耳元の辺りに顔をうずめてしばらく動かなかった。
いま考えると、おれの反応をうかがってたんだと思う。
しばらくすると、その体勢のまま美保の顔を自分のほうに向けキスをした。
美保の動きは、最初こそ ぎこちなかったものの、舌を吸われると自制がきかなくなったらしく、北島の動きに激しく答えていた。
「あたし酔っとるんよ」
「おれも酔ってる。今夜のことは2人だけの秘密な」
ベッドに倒れ込む2人。
ニットのセーターがまくり上げられ、美保の、小ぶりだけど形の良い胸が露わになった。
鷲掴みにし、ピンクの乳首を舌で転がす北島。
「んっ…あっ」美保の口から吐息がもれる。
そのままヘソに向かって舌を這わせ、スカートと下着を一気に引き下ろす。
「あっ、そこはやめっ、いけんて…んんっ」
北島は無視し、半ば強引に舌と指を使って、美保のアソコを責め立てた。
指の動きが早くなる。
「あっやだ、なんか出ちゃう、やっ」
クチュクチュと大量の潮を吹き散らし、エビ反りになると美保はピクッピクッとあっけなくイッてしまった。
460 :えっちな21禁さん:04/11/18 13:57:39 ID:26OG9m32
泣けてきた
464 :強く、儚いもの ◆vQUJY3VeQY :04/11/18 14:00:07 ID:RTOdUsY/
「しゃぶって」
仁王立ちになった北島は腰を突き出した。
放心したような顔でボクサーブリーフに手をかける美保。
現れた北島のソレは既に はちきれんばかりに勃起していた。長さはおれのと同じぐらい。
でも北島のはカリの部分がゴツく、黒光りしていて、全体的に暴力的な猛々しさを感じさせた。
美保は、そのアヒル口いっぱいにソレを含むと、ゆっくりと首を前後させる。
「彼氏にしてるようにやって」そう言われた美保は、目を固く閉じ、何かを吹っ切るように激しく頭を振りはじめた。
「舌先でチロチロって、…そう、あー、すっげきもちいい」
にやけた顔でそう言った北島は、美保の口からソレを引き抜くと、半開きになったその口に濃厚なキスをした。
466 :強く、儚いもの ◆vQUJY3VeQY :04/11/18 14:01:54 ID:RTOdUsY/
「美保ちゃん普段、上に乗ったりする?」
「…うん」
北島は満足そうに頷くと、美保を抱えて自分の上に跨らせ、その濡れぼそったアソコに下からアレをあてがった。
「ゆっくり腰おろして」
美保は少しづつ、何かを確かめるように、自分の中へ北島のソレを埋め込んでいった。
完全に収まると、軽く息をつき肩を震わせた。
「好きなように動いて」
北島に言われると美保は小さく円を描くように腰を回しだした。
「いけん、どうしよう、きもちいいよ」
そう漏らすと腰の動きは徐々に大きくなってゆく。
それにあわせるように、北島も下から腰を突き上げはじめる。
「あっ、あっ、んっ、やだ、きもちいいよ」
泣き出しそうな美保の声。
北島は猛然とペースをあげた。
「あっ!やだ、んっ、ちょっ、まって!やだっ!ねえ、おねがい!やっ!」
美保の懇願を無視し、ものすごいスピードで北島は下から突きまくる。
美保の腰が浮き上がる。
>>次のページへ続く
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