予備校で出会ったお嬢様のような娘の話
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993 :952:2005/04/09(土) 10:25:31 ID:5drdb1j7
>>983の続き
それから何日か後、予備校へ行くと当然の事ながら佐緒もいたが、二人ともすれ違い様にちょっと目を合わせる事しか出来なかった。
なんか、他の人達がいる前で話すのは恥ずかしい気がしたからだ。
その日、俺は授業が無かったので自習室で最後まで残って勉強していた。
時計を見ると午後10:30。
通常、授業は午後10:00に終了なので、もう校舎には誰も残って無いだろうし「俺も帰るかな」と思い素早く帰り支度をして、一階へ向かった。
すると、一階の出口に制服姿の佐緒がいた。
俺は「あれ!?どうしたの?佐緒さん、今日授業だよね?何でこんな時間までいるの?」と言うと佐緒は「授業が延長して、遅くなっちゃったナリw」とちょっとおどけて言った。
しかし授業延長したのに他の佐緒と同じクラスの生徒が一人もいない。
ちょっと不審に思ったが、問いたださない事にした。
制服姿の佐緒は こないだよりもちょっと幼く見えた。
俺は「こんな時間だし、駅まで送るよ。自転車取ってくるか待ってて」通ってた予備校にはバイクを置くスペースが無いので、よっぽどの事が無い限り俺は自転車で来ていた。
佐緒は「今日はバイクじゃないんですね。送ってくれるって言うからちょっと期待しち
994 :952:2005/04/09(土) 10:40:44 ID:5drdb1j7
すまん途中で送信しちゃった…orz
続き。
佐緒は「今日はバイクじゃないんですね。送ってくれるって言うからちょっと期待しちゃったかもw」と言った。
正直、バイクで来ていてヘルメットが2つあったとしても俺は佐緒を乗せなかっただろう。
俺が一人でバイクに乗ってて自爆なんかで死んでも構わないが、万が一佐緒を怪我させてしまったらと考えると どうしても乗せる気にはならなかった。
>>983の続き
それから何日か後、予備校へ行くと当然の事ながら佐緒もいたが、二人ともすれ違い様にちょっと目を合わせる事しか出来なかった。
なんか、他の人達がいる前で話すのは恥ずかしい気がしたからだ。
その日、俺は授業が無かったので自習室で最後まで残って勉強していた。
時計を見ると午後10:30。
通常、授業は午後10:00に終了なので、もう校舎には誰も残って無いだろうし「俺も帰るかな」と思い素早く帰り支度をして、一階へ向かった。
すると、一階の出口に制服姿の佐緒がいた。
俺は「あれ!?どうしたの?佐緒さん、今日授業だよね?何でこんな時間までいるの?」と言うと佐緒は「授業が延長して、遅くなっちゃったナリw」とちょっとおどけて言った。
しかし授業延長したのに他の佐緒と同じクラスの生徒が一人もいない。
ちょっと不審に思ったが、問いたださない事にした。
制服姿の佐緒は こないだよりもちょっと幼く見えた。
俺は「こんな時間だし、駅まで送るよ。自転車取ってくるか待ってて」通ってた予備校にはバイクを置くスペースが無いので、よっぽどの事が無い限り俺は自転車で来ていた。
佐緒は「今日はバイクじゃないんですね。送ってくれるって言うからちょっと期待しち
994 :952:2005/04/09(土) 10:40:44 ID:5drdb1j7
すまん途中で送信しちゃった…orz
続き。
佐緒は「今日はバイクじゃないんですね。送ってくれるって言うからちょっと期待しちゃったかもw」と言った。
正直、バイクで来ていてヘルメットが2つあったとしても俺は佐緒を乗せなかっただろう。
俺が一人でバイクに乗ってて自爆なんかで死んでも構わないが、万が一佐緒を怪我させてしまったらと考えると どうしても乗せる気にはならなかった。
999 :952:2005/04/09(土) 21:57:07 ID:5drdb1j7
>>994の続き。
駅まで佐緒と歩く僅かな時間。
この時だけは受験へのプレッシャーも日々の悩みも忘れ、佐緒の恋人になったような気分になった。
ちらっと横を見ると佐緒が笑ってる本当に幸せで、漫画じゃないが本当に「時間よ止まってくれ!!」と願った。
その佐緒はと言うと しきりにバイクの事を聞いてきた
「今まで、どこに行った?」とか
「どうしてバイクに乗り始めた?」とか
「バイクに乗ってて、辛かった事や楽しかった事は?」とか
そして、最後にまた「バイクに乗りたい」と言ってきた。
俺は前出の通り佐緒をバイクに乗せたく無かったので「今度ねw」とお茶を濁す感じで言った。
話の中で佐緒の家がうちからバイクで10分かからない位のところにある事も知り、二人で驚いた。
それから数週間後の12月の始めだったと思う。大変な事が起こった。
59 :952:2005/04/09(土) 22:44:48 ID:5drdb1j7
前スレ>>999の続き
12月の始めの午前3時頃、「勉強も一区切りついたし休憩するか」と煙草に火を付けてコーヒーを飲んでた時、突然携帯が鳴った。
当時、俺は地元の友達と携帯で連絡を取り合いながら勉強していたので、「また友達からの質問か徹夜の定時連絡かな〜?」とか言いながら携帯を見ると画面には「佐緒」。
普通ならもうとっくに寝てる時間だし おかしいな?と思いながら電話に出た。
「はい、どうしたの?今日は随分遅くまで起き…」
俺の言葉は途中で遮られ、電話口の向こうから佐緒の泣き声が聞こえた。
「ど、どうしたの!?何かあったの?」
俺は事態が飲み込めずテンパってた。
尚も佐緒は泣いていた。
「どうしたの!?取りあえず落ち着いて何があったか説明して」
俺自身も落ち着こうと思いまた、煙草に火を付けた。
「…………たい……にいるから…………て」
泣き声で良く聞き取れ無かったので、もう一度聞くと「バイクに乗りたい。○○駅(地元の駅)にいるから来て」と言っていた。
俺はこれを聞いた瞬間に「夜中の3時+泣き声+外にいる=強姦された」と思い。
「取りあえず近くの交番に行って!!俺もすぐに行くから!!」
と言って、簡単な身支度をしてバイクで地元の駅へ向かった。
60 :952:2005/04/09(土) 22:59:34 ID:5drdb1j7
>>59の続き
地元の駅まで通常約10分。
俺はこの時、動揺してたのと早く佐緒のとこに行かないとと思い、それこそぬふわKmで走った。
まず、地元の駅の近くの交番へ駆け込んだが佐緒は来ていなかった。
その後、駅へ向かった。
終電も終わり、人気がなくなった駅で佐緒を捜すとバスの停留所のベンチでうずくまってる人影があった。
その人影が佐緒だと解り、近寄ると佐緒は突然大声で泣き出した。
泣き出したのにもびっくりしたが、夜中の3時を過ぎてるにも関わらず佐緒は制服姿だった。
俺自身もう何が何だか解らず、取りあえず佐緒を落ち着かせる事で精一杯だった。
しばらくして、佐緒も落ち着き始め俺は自販機で買った暖かいお茶と あまりに寒そうな格好なのでバイクに積んであったウィンドブレーカーを渡した。
そして、何があったのかを尋ねた。
66 :952:2005/04/09(土) 23:39:01 ID:5drdb1j7
>>60の続き
佐緒の口から出た答えは意外なものだった。
「私、受験が嫌になったの…本当は美容師になりたかったのに…
その事で親と喧嘩して家出たの…
952さんが前にバイク乗ってる時は嫌な事も辛い事も どうでも良くなるって言ってたから…」
俺は取りあえず強姦されたのでは無かったと言う安心感と家出したと言う驚きで暫く口が聞けなかった。
「美容師になりたかったってのは初耳だな…
ずっと、小学校の先生になりたいって言ってたから…
でも、家出は良くないよ。まして、こんな格好だし、家の人も心配してるよ?
佐緒さんちめちゃめちゃ厳しいじゃん。だから、帰ろ?」
俺は佐緒の手を引きベンチから立たせようとしたが佐緒はそれを振り払い抵抗した。
「家の人心配してるし帰るよ?もしかしたら、警察にだって連絡してるかも知れないし…」
俺は小学校の頃、一週間家出して歩いて横浜のばあちゃんちに向かってた時、親から警察に「家出人捜索願い」を出され神奈川県警に保護された経験があるので、佐緒の親も警察に連絡してるものだと考えた。
しかし、佐緒はどうにも帰ろうとしない。
はては「私、もう嫌なの!!小学校から私立入れさせられて、やりたい事も出来ないでいつも周りからお嬢様とか言われて…私だって普通なんだよ!!」
と逆ギレ…
68 :952:2005/04/09(土) 23:58:27 ID:5drdb1j7
>>66の続き。
あまりに強情なんで俺もキレそうになって来た。
しかしそれを抑えつつ、
「佐緒を小学校から私立入れたのだって、佐緒の両親が少しでも佐緒に幸せになって貰いたいって思ったからだと思うよ?
隣の家のおばさんが佐緒にそんな事する?しないだろ?親だからするんだよ。
佐緒に幸せになって貰いたいって親だから思うんだよ?だから帰ろう?」
それでも佐緒は動かない…こりゃ、相当重傷だなと思い、逆療法を使って見る事にした。
「どこまで強情なんだよ!!
一体何人の人に迷惑かけてると思ってんだよ!!
周りがお嬢様とか言ってる!?誰もそんな目で見てねーよ!!
少なくとも俺は佐緒をそんな目で見てねーよ!!
自分だけ特別だと思うなよ!!」
…嘘です。見てます…orz。
さらに俺は、出かける時とっさに持ってきたパッセンジャー用のメットを渡し、「乗せてやるよ。」
自分で「何言ってんだ!?」と思いながらも「ええい!!ままよ!!」と思いバイクのエンジンをかけた。
77 :952:2005/04/10(日) 17:08:15 ID:1xl1xlJW
>>68の続き
俺は佐緒に乗り方を教え、ヘルメットを被せた。
夜中の4時近く、バイパスに車はほとんどいない。JADEを全開運動させるには絶好の場所だ。
いつもの俺なら脳内リミッターが外れてJADEのメーターを振り切らせてだろう。
実際 何台かのバイクはあっという間に俺達を抜き去っていった。
でも今日は後ろに佐緒がいる。万一の事を考え、60Km/hペースで走る。
そこそこ走って、また駅に戻った。
エンジンを切って「どうだったよ?」と振り返ると佐緒はフルフェイスの中で泣いていた。
ヘルメットを外してやり「ごめん…やっぱ恐かった?」と聞くと佐緒は顔を上げ首を横に振った。
「不思議な感じがした。景色が今までと全然違う見え方で…952はいつもあんな世界で生きてるんだね…」
「私、やっぱり頑張ってみる…。」と佐緒は続けた。
俺も「そーだね、それが良いよ。
本当は学校だって嫌いじゃないんだろ?
たまに佐緒が学校の事話してくれる時、凄い楽しそうな顔してるもん。
将来の夢だって、本当に美容師になりたかったら大学出てたからだってなれるよ。
今の状況で出来る最善の事しようよ。」
>>次のページへ続く
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