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里美
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355 :中三編その21 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 00:16:11 ID:rnW3W3Ww0
「俺は別にそうなると思ってなかったけど…」

と、半分は本当、半分はウソを言うと(まさか今日こうなると思ってはいなかったし)、里美は笑って、「じゃ、ソレ、立たすなよ」と、実にもっともなことを言った。


その後、里美は急に表情をあらため黙ってしまったが、俺がジリジリとした思いで返答を待っていると、なぜか意外なことを言い出した。

「…あのさ、Kは無理矢理しようとか思わないの?」

「え?無理矢理って?…あ、ああ、レイプ?するわけねえだろ!」

「レイプって…」

俺の直球な表現に、里美はやや引き気味になった。


「…お前、そんなこと言って、(俺が)…やっちゃったらどうすんだよ」と、里美の軽率とも思える発言に、奇妙なことだが俺は本心で忠告した。






359 :中三編その22 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 00:30:08 ID:rnW3W3Ww0
「…やるの?……やらないよね?」

と、里美は俺にまた問いかけた。顔つきがさっきよりマジだったので、俺はいささかムキになり、

「やらねーよ!犯罪じゃねえか」

と、大声を出した。

犯罪にならなきゃやるのか、と言われそうだが、まあ基本的に俺は強引にいくのは、理性が邪魔して苦手であり、もし女の子が嫌がったりすれば萎えてしまうタイプである(まして泣かれた日には、絶対に無理)


里美もそんな俺の性格をよく知っているので、俺の言葉に納得したようにうなづくと、

「……わかった。でもここじゃやだよ」

と言った。

(えっ…マジ…)

…俺は里美の言葉に、瞬間、ポカンとなってしまった。




360 :中三編その23 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 00:34:10 ID:rnW3W3Ww0
なにか急に話がすっ飛んでしまい、そしてOKしてくれたのである。

無理矢理やる、やらないの話から、なんでいきなりそういう事になったのか、さっぱり分からなかった(この理由は後に知ることになる)

もし断られたら、しかたねーから家帰って里美でまたオナニーすっかな…などと、後ろ向きな事を考え始めていた矢先だったので驚き、言ってみるもんだなと思った。

とはいえ、ここじゃなきゃ、何処で『する』のか分からない。

「そんじゃ、どこでだよ」

「…んー…もう今の時間だと…やっぱラブホ…かな」

と、里美は事も無げに(正確には少しだけためらいながら)答えた。


俺は“ラブホ”という単語が飛び出した事に、

(ええええっ!!!!ラ、ラ、ラ、ラ、ラブホ!?俺ら中学生なのに!!?)

と、内心で絶叫していたが、ここで動揺を見せたら何も知らないガキみたいで恥ずかしい事なんじゃないか…

と、安いプライドが頭をもたげてきたので、「…あっそう」と、なるべくあっさり、平静を装って答えた。





361 :中三編その24 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 00:37:59 ID:rnW3W3Ww0
「でも一度、家に帰らなきゃだめだよ。それでまた抜け出して…んー、そんじゃ後でS駅前で落ち合って…」

と、里美がこれからのことを提案した(前にも書いたが、S駅とは俺たちの地元の最寄駅である)

「抜け出せんの、家…?」と、俺は里美に聞いた。

俺の家は別段親の監視が厳しいわけじゃなかったので心配なかったが、里美は小学生の時はともかく、今はどうかわからなかったからだ。

当時は携帯電話がまだ無い…というわけでもなかったが、少なくとも中坊が気軽に持てるような時代ではなかったので、事前の打ち合わせが肝心なのである。

だが里美は、「余裕」と、あっさり即答した。


…そういうことになり、俺と里美は、さっさとこのカラオケボックスを出ることにした。

タイミング良く、ちょうど部屋を取った一時間が経過しようとしていた。





363 :中三編その25 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 00:42:26 ID:rnW3W3Ww0
それから一時間後、俺と里美はいったん帰宅した後に家を抜け出して、夜10時の少し前頃に徒歩数分のS駅の前で落ち合った。

家では夕飯を食ってきたのだが、まったく味がした記憶が無い。

駅には里美の方が先に来ていたのだが、彼女は俺の服装を見ると、ちょっと顔をほころばせた。

「…なにソレ、なんかちょっと無理してない?」

「いや、だって、中学生ってバレたらまずいだろ」

俺は家に帰ると、なるべく大人っぽく見えるように黒系統の服に着替え、頭には目深なキャップを被って、ここに来たのだった。

中3当時の俺は身長163〜4cmくらい。里美はそれより3〜4cm高く、女にしては大柄な里美はともかく、俺は果たしてバレないか心配だったのだ。

「まあね…でもあんまり気にしなくても大丈夫だと思うけど…じゃ、行こ」と、里美は言うと、そのまま迷いのない歩調で、駅の裏手側の道からラブホが何軒か密集して建ち並んでいる、川沿いに向かってスタスタと歩いていき、俺は慌てて彼女について行った。





369 :中三編その26 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 00:59:18 ID:rnW3W3Ww0
俺はもう、歩きながら心臓がバクバク音を立てていたが、里美は特に変化がない様子で、何を考えているのか外面からはよくわからなかった。


この時、歩きながら里美と何か話していたが、今からしようとしている事とはまったく別の事を話していたと思う。

はっきり言って不自然な感じだったが、やはり照れがあったのだ。


が、不意に里美が、

「…ねえ、そういえばさ、おさまった?さっきの…」

と、からかうような口調で、いきなり直球をかましてきた。

今にして思えば里美もけっこう緊張していたからこそ、俺にシモの話を振ってきたのかもしれない。

「あたりめーだろ。どんだけ経ったと思ってんだよ」と、俺がいささか憤慨して答えると、里美はにんまりとして、さらにシモ話を振ってきた。

「…ねえ、Kのココ、少しは成長した?昔はちっちゃくてかわいかったもんね」




372 :中三編その27 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 01:01:41 ID:rnW3W3Ww0
「……そりゃしただろ」

と、大して自信もないのに見栄を張ると、「へえ〜そりゃ楽しみ」

明らかに里美は信じておらず、からかっている表情だった。

「…エロいなーお前」

「あー、ソレ、あんたに言われたくないなー」

口を尖らせて里美は抗議してきた。


…結局、彼女自身が緊張していたのか、俺の緊張をほぐそうとしてくれたのか、よくわからないまま、俺たちは目的の川沿いに着いた。

翌日は平日だったので、ホテルが立ち並ぶ周囲は閑散として、人影もほとんど見当たらなかった。

この辺りはいわゆるラブホ街というような大規模なものではなく、川の土手のほとりに安っぽいホテルが安っぽいネオンを看板に、4、5軒ほど固まっているだけだった。




373 :えっちな18禁さん:2007/02/05(月) 01:02:23 ID:n/gB+bts0
ワクテカ



374 :中三編その28 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 01:04:05 ID:rnW3W3Ww0
里美はそのホテル群の中から、一番近い所にさっさと入ってゆくと、無人の受付の前で、「…4時間でいいよね?」と、俺に聞いてきた。

俺が何も考えずにコックリとうなづくと、里美は部屋の写真が並ぶパネルのボタンの一つを押して、下から出てきたルームキーを受け取った。


話に聞いていたが、受付ってホントに無人なんだなと、俺は安堵した。

もし有人なら、果たして中学生の自分らが突破できるのか不安だったのだ(だから小賢しくも大人っぽく見える格好をしてきたのだが)


だが同時に、里美のこの妙に場慣れした感じが気になった。

(やっぱこいつ、彼氏とこういうトコ来たことあんのかな…じゃなきゃこんなにスムーズに出来ないよな…)

という、疑念が頭をよぎった。




375 :中三編その29 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 01:07:52 ID:rnW3W3Ww0
俺たちはエレベーターに乗って目的のフロア、そして部屋の前につくと、とっとと中に入った。

初めて入るラブホの室内は、安っぽそうな外観に反して思っていた以上に広く、ベッドもバカでかかった(内装は大したことなかったが)

しかし、なんというか、“自分は今、ラブホテルにいる”、という事に対しては、現実感がまるで無く、やけに足元がフワフワして定まらない感じだった。

テレビが置いてあるのは予想していたが、部屋の端にパチスロに置いてありそうなスロットマシンが置いてあったので、(なんじゃこりゃ?)と思い、一体どこにコインがあるのかなどが気になり、ついマシンのレバーなどをごちゃごちゃいじくっていると、

里美が、「…Kはホテル使うの初めてだよね?」と尋ねてきた。





379 :中三編その30 ◆3APA0wvFHY :2007/02/05(月) 01:10:58 ID:rnW3W3Ww0
俺がハナっから初めてだと里美が決め付けているのが、少々気に食わなかったが、結局見栄を張っても無駄だと思ったので、「……まあ、うん」と、珍しく即答すると、里美は「ああ、そう」と、特に驚いた感じでも、馬鹿にした感じでもなく、単なる確認だったという感じで普通に言った。

俺としては反対に、『お前はどうなんだ』と、聞こうとしたが、やはりためらってしまった。

情けないことに、答えを聞くのが恐かったのだ。


俺が何も言えないでいると、里美は「ね、あたし先にシャワー浴びていい?」と言って、部屋の入り口近くにあるバスルームに向かおうとしており、俺が「いいよ」と言うと、彼女はすぐにバスルームに入っていった。





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カテゴリー:大人の話題  |  タグ:興奮したシチュエーション, 青春, 胸キュン,
 


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