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里美
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726 :中三編その76 ◆3APA0wvFHY :2007/02/09(金) 01:47:29 ID:EN4ZU86O0
(んー、やっぱここだよな…)
そう確認すると、今、指でやったことをチンコで試みたが、尿道口のあたりが穴の入り口に浅く食い込むだけで、その奥には入って行かないまま、またしても跳ね返されてしまった。
(…入らねえ)
里美はこの間ずっと黙って見ていたが、俺が苦闘しているのを見て、
「…手伝ってあげようか?」
と言ってきて、手を伸ばして俺のチンコを手に取ろうとした。
俺は一瞬、素直にそうしてもらおうかとも思ったが、もしここで手伝ってもらったら、ひょっとしたら俺はこれからもずっと自力で挿入出来ないんじゃないかという、過剰な悲観的観測(?)に取り付かれてしまい、「いや、いい。自分でやってみる」と、里美の親切な申し出を断った。
732 :中三編その77 ◆3APA0wvFHY :2007/02/09(金) 01:51:23 ID:EN4ZU86O0
そして、再び穴との格闘を始めたが、焦れば焦るほど上手く行かないようで、俺は額から汗がドッと出て、
(これまで里美とした連中は、もっとスムーズにやれたんだろうか…)
などと、余計なことが頭にチラついた。
チラリと里美を見ると、呆れているとか馬鹿にしているという感じではなく、むしろとても心配そうに俺を見つめていた。
なんというか、保護者が『がんばって』と、わが子を見守っているような顔つきで俺を見ていたので、俺は羞恥心が全身を包むような思いをした。
俺が無駄にプライドが高い事を知ってる分、俺が恥ずかしい思いをしながら焦り狂ってるのが可哀想だと思ってるのだろう。里美の優しい性格が、この場合は憎い。
その後も俺は必死に格闘し続けたが、焦りが頂点に達して精神がテンパってくると、それに反して徐々に性的興奮が弱まってゆき、やがて…
「…だめだ」
俺は自分の手の中のチンコを見て、呟いた。
――萎えてしまっていた。結局何も出来ないまま。
(んー、やっぱここだよな…)
そう確認すると、今、指でやったことをチンコで試みたが、尿道口のあたりが穴の入り口に浅く食い込むだけで、その奥には入って行かないまま、またしても跳ね返されてしまった。
(…入らねえ)
里美はこの間ずっと黙って見ていたが、俺が苦闘しているのを見て、
「…手伝ってあげようか?」
と言ってきて、手を伸ばして俺のチンコを手に取ろうとした。
俺は一瞬、素直にそうしてもらおうかとも思ったが、もしここで手伝ってもらったら、ひょっとしたら俺はこれからもずっと自力で挿入出来ないんじゃないかという、過剰な悲観的観測(?)に取り付かれてしまい、「いや、いい。自分でやってみる」と、里美の親切な申し出を断った。
732 :中三編その77 ◆3APA0wvFHY :2007/02/09(金) 01:51:23 ID:EN4ZU86O0
そして、再び穴との格闘を始めたが、焦れば焦るほど上手く行かないようで、俺は額から汗がドッと出て、
(これまで里美とした連中は、もっとスムーズにやれたんだろうか…)
などと、余計なことが頭にチラついた。
チラリと里美を見ると、呆れているとか馬鹿にしているという感じではなく、むしろとても心配そうに俺を見つめていた。
なんというか、保護者が『がんばって』と、わが子を見守っているような顔つきで俺を見ていたので、俺は羞恥心が全身を包むような思いをした。
俺が無駄にプライドが高い事を知ってる分、俺が恥ずかしい思いをしながら焦り狂ってるのが可哀想だと思ってるのだろう。里美の優しい性格が、この場合は憎い。
その後も俺は必死に格闘し続けたが、焦りが頂点に達して精神がテンパってくると、それに反して徐々に性的興奮が弱まってゆき、やがて…
「…だめだ」
俺は自分の手の中のチンコを見て、呟いた。
――萎えてしまっていた。結局何も出来ないまま。
734 :中三編その78 ◆3APA0wvFHY :2007/02/09(金) 01:53:46 ID:EN4ZU86O0
「…あ〜……」
と、里美は軽く声を漏らし、上半身を起こすと、同情するような目つきで俺を見て、「…ちょっと休む?」と言った。
俺は「は〜〜〜っ」と、長く嘆息してベッドにバタリと倒れこみ、里美から背を向けてしまった。
恥ずかしさと情けなさで、俺は泣きそうになったくらいだったが、同時に、(なんでマンコってあんなに入れにくいんだよ!)という、単に自分が不器用なだけなのを棚にあげて、理不尽な怒りに燃えていた。
俺は里美に背を向けたまま、「…なあ、他のヤツは初めての時、ちゃんと出来たのか?」と言った。
普段ならこんな事は聞けやしないが、頭がテンパっていたのと、こんな難しいことを最初からカンタンに出来る奴がいるとは信じられなかったので、俺はつい正直な疑問を口にのぼらせてしまった。
738 :中三編その79 ◆3APA0wvFHY :2007/02/09(金) 01:56:10 ID:EN4ZU86O0
すると、里美からは意外な言葉が返ってきた。
「…ん…わかんない…あたし、初めての人としたことないから」
「…え?」
俺は思わず里美の方を振り向いてしまった。
「いや、だから…」と、里美が言葉を続けようとしたが、俺がそれを遮って、「え…じゃ、YもAも先輩も、みんな童貞じゃなかったってこと?」
「…うん」
里美は俺の言葉に頷いたが、すぐに、
「…あ、いや、Aはわかんない。その……しなかったし。何も聞いてないし」と、訂正した。
(Aとはやらなかったのか)
3人とやったと思ったのが2人に減ったところで、今さらなんとも思わなかったが、何よりも残りの2人、特にYが里美とした時点で童貞じゃなかった事には驚いた。
742 :中三編その80 ◆3APA0wvFHY :2007/02/09(金) 01:58:40 ID:EN4ZU86O0
(そんじゃ1年の時か、もしかしてもっと前に誰かとしやがったのか…)
正直、羨ましい野郎だと思わなかったと言ったらウソになる。
「…やっぱ、経験者だからちゃんとやれてた?」
「……ん…まあ…Yも、先輩も、入れるのは普通に……後は…まあ……」
と、里美はそれだけ言うと、言葉を濁してしまった。
…つまり、Yや先輩とは普通にセックスできたということなのだろう。
だが俺は、その『普通に入れる』段階で、つまづいているのである。
その時、俺はそれとは別のある事に思い当たった。
「…あ、そうか、だからさっき、俺に聞きやがったのか」
俺は主語を省略したが、里美は何のことかわかったらしく、「…うん」と素直に答えた。
むろん、それは俺が初めてかどうかということである。
744 :中三編その81 ◆3APA0wvFHY :2007/02/09(金) 02:01:00 ID:EN4ZU86O0
「だからね、何となく知りたくて…そんだけ」
と、里美は言い訳するように言った。
要するに、『初めて、初めての奴とする』という事を、事前に確認しておきたかったという事だろう。
が、その『初めて』は、俺のせいで未だに達成できていない。
しかし俺は、二発目を出す前に、精神的に疲労して萎えてしまったわけで、体内エネルギーそのものはまだ元気なはずである。
するとその時、里美が俺の方ににじり寄ってきて、「…ホント気にしない方がいいよ」と言うと、里美は俺に顔を近づけてきて、不意に唇を重ねてくると、さらに腕を俺の首に廻してきた。
746 :中三編その82 ◆3APA0wvFHY :2007/02/09(金) 02:03:55 ID:EN4ZU86O0
(…こういう普通のチューも結構イイな)
などと俺がぼんやり思っていると、一回目やさっきの絡みの時と同じように、里美が口の中に舌を入れてきた。
今度もそれを不覚にも予測していなかったので、3度ほど後方に軽くのけぞった
あげく、またもや吃驚した表情が顔に出てしまって、里美は唇を離すと、
「またビクンってなった〜弱点発見」
と言って笑った。
「うるせえな」
今度は俺の方からやったる!と思い、まだ笑っている里美に俺の方からキスすると、舌を里美の口の中にヌルッと伸ばした。
752 : ◆3APA0wvFHY :2007/02/09(金) 02:16:02 ID:EN4ZU86O0
もう二時かー、それでは今夜はこのへんで。
また回り道してすみません(情けない事に、これ全部実話なんです)
でも次でようやく童貞ロストしますのでw
一回の投稿に時間がかかる理由なんですけど、別に焦らしているわけではなくw
単に原文が書いてあるワードから、こっちにコピペする時に、いちいち文章を推敲して加筆修正してるんですよね。
投稿する時、ここで改行になるなら、こんな風にした方が読みやすいかなって、ちょっと直したり、時には気に食わない部分を結構あちこち直したり…
どうも凝り性過ぎるというか、悪あがき的ですみません。
皆さんに文章が巧いって誉めてくださるのは嬉しいんですけど、実はこのくらい念入りに直さないとちゃんと書けないんですよ。一稿目はホントに雑で下手なんです。
というわけでまた明日。みなさんお休みなさ〜い。
842 :その83 ◆3APA0wvFHY :2007/02/10(土) 01:19:31 ID:UfvYyekM0
(>>746より)
すると里美は、突っ込んだ俺の舌を、自分の舌でからめ取って刺激してきた。
寝転がっている状態ならともかく、こうなると初心者の俺では勝負にならない。
里美は俺の舌を俺の口の中に押し返すと、激しく、そしてねっとりとした舌づかいで責め立ててきて、俺は自然と背中が弓なりになってゆき、あっという間に受けにまわってしまった。
下手をすれば、そのまま里美に押し倒されそうな勢いである。
と、同時に、俺のチンコはこのエロチックな刺激によって、例のごとく再び元気を取り戻しつつあった。
それに気づいた里美がまた唇を離すと、「やっぱKってキスに弱〜い」クスクス笑ってる里美に、指先で八分立ちしたチンコを手馴れた感じで軽くいじられると、あっと言う間に完全復活してしまった。
俺はこっ恥ずかしかったが、これ幸いと里美をグイッと押し返すと、強引にあお向けに寝かし、再びマウントを取った。
844 :その84 ◆3APA0wvFHY :2007/02/10(土) 01:22:20 ID:UfvYyekM0
「またやってみるの?」
「…もう一回」
と、俺は言うと、その時ふと思いついたことがあったので、腕を伸ばしてベッドの引き出しの中のコンドームを取り出した。
「つけるの?」
「その方が滑らないと思うから」
「え、んー…そうかなぁ?」
里美は懐疑的な様子だったが、俺は封を切ってゴムを取り出すと、少してこずりながらも装着に成功した。
もちろん人生初装着であったわけで、これって意外と薄いんだなと思った。
そして後はさっきと同じように、まず指を使って穴を確認し、再びチンコをそこにあてがった。
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