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元嫁と再構築中。表面的には以前のように戻りつつあるのだが、、、
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866 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/23(水) 02:30:25.79
おはよう。朝だよ。私は、全然寝れなかったよ。

私「気持ちの整理がつかないから、お義母さんのところに行ってくれる。なんだったら、喧嘩しました。元嫁帰ってきても責めないでください、と僕から言ってあげようか。」「あれ、携帯ない。そうかきのう投げちゃったからか。元嫁の貸して」。


元嫁、何の躊躇もなく渡してくれた。

私は、そのときは本当に、携帯借りて義母に電話するだけしか頭になかった。

そのときメール到達。課長からだ。

メール本文

「元嫁ちゃんへ。二日間楽しかったよ。君も言ってくれたけれど、やはり心と心が通じ合っている人との交わりは違うね。

こんな気持ちになったのは、何十年かぶりだ。元嫁ちゃんともこれまで何回かしているけれど、昨日のが一番だった。

これからも もっと満たしてあげる。彼が帰ってくるといっていたけれど、また会おうね。」


またまた私の頭のねじが飛んだ。いい歳こいて、朝からラブメールよこすなんて。


私「お義母さん。相談があるのですぐ来てくれませんか」


元嫁「なんで人をまきこむの、わたしとあなたの関係でしょ。大げさにするともう戻れないかも。お母さん聞いたら、課長のところに怒鳴りこむに決まっている。彼は まきこまないで。」


そして、取り返しのつかない一言。

「あなたが許してくれたら、もう課長と会うのはがまんする。だから許して」


私「え、がまんする? 昨日のごめんなさいは何。???」

頭の中にかろうじて残っていたねじが全部折れた。



867 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/23(水) 02:34:19.18
義母が来た。

電話してから、長い時間だった。

机の資料見る。

私の持っている元嫁の携帯のメールを見たいというので、渡した。

義母、しばらく読んでいる。


義母「あなったって子は。ついてきな」

元嫁「行くってどこ? 課長のところへは行かないで。」

義母「いいから来るの」


私、ぽかーん。ねじが全部とんでいるので、口をあけてみているしかなかった。

あとで聞いた話(私は家にずっといたので)。課長の会社に突撃。さすがは女手一つで元嫁を育て上げた行動力。


義母「課長さんいますか。この子の母です。あなたも知っているように この子は結婚しています。あなたとの不倫がばれて、旦那とは別れるそうです。責任とって下さいね」


部長?「ここではなんですから。男女関係のもつれはよくあることですし」


義母「部長さん。こんなメールもありますけれど。これって、パワハラじゃないですか」


メール本文
「仕事はどんどん発注してあげる。それは、あなたがいい仕事しているからだよ。でも、あなたを好きな気持ち、仕事を口実にあなたと会えるのが楽しいという気持ちがないと言えばうそになる」


部長「君、仕事に私情を挟むのは、社会人としてやってはいけないことだというのはわかっているよね」


元嫁「違います。私が彼を誘ったんです。身体で仕事をもらってたんです」。

あくまで課長をかばいたいようだった。逆効果のセリフだけれど。


部長「あなたが誘ったかどうかはどうでもいいんだよ。いやむしろ、あなたの身体と引き換えに仕事を頼んでしまっているとすれば、それはそれで同じ罪なんだよ。」


元嫁、泣き出してしまう。


部長「君は私物をまとめて今日は謹慎だ。この件について、会社としての結論はおって出します。あなたの娘さんと課長がどうなろうと、私どもの会社とはかかわりのないことです。おひきとりください。」

喫茶店に移動したらしい。



868 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/23(水) 02:39:46.49
喫茶店に移動したらしい。

義母
「課長さん。あなたの嫁に話していいですか」

課長
「堪忍してくれ。もう会社クビになるわけだし、妻や子にどう説明していいかわからない」

義母
「あれ、こんなメールありますけど。

メール本文
「元嫁ちゃん。興信所を使っているが なかなか妻の素行がつかめないないようだ。

でも、待っていてほしい。必ず、慰謝料とって別れて、君を迎えに行く。

君も、彼との生活もレスだそうだから慰謝料も取れるよ」


あれ、こんなのもありますね。


メール本文
「もう正直、妻とは疲れた。浮気していても、いなくてもう限界だ。

まあ、この歳になると男はなんとでもなる。でも、元嫁ちゃんは苦しかったよねえ」


課長
「もうやめてくれ、口説くときに心にもないことをいうのはよくあることじゃないか。それに、あの程度のシステムなんて誰でもできる。

もう2年も続いたし、結婚は?と聞いてくるし、そろそろ切りに はいろうかなと考えてたよ」


元嫁、また大泣きはじめる。


義母
「これでわかったでしょ。課長はあなたと再婚するつもりも、愛情もなかったってことも。いいかげん目をさましなさい。

課長さん。心冷やして悪かったですが、この子の旦那は まだ離婚を決めてはいません。

会社を首になるあなたをどうするかは旦那のほうで決めるでしょう。」


親子戻ってくる。

ここから、私もかろうじて知っている話。


義母
「(ざっと会社でのことを説明)この子も目が覚めたでしょ。

で、許すか許さないかは あなたが決めることだから、ゆっくり決めてね。この子はしばらくうちで預かります。」


元嫁
「ごめんなさい。私くんを裏切った。取り返しのつかないことをした。離婚という仕打ちも当然だと思う。新しい人をみつけて、幸せになって。

でも、あたしは今でも私くんが好きだ。あたしはもう一生私くん以外の男の人は好きになってはいけないんです。それがあたしの受ける罰だと思う」


私、放心状態のなか、元嫁と義母帰る。


修羅場っぽくないねえ。突入劇もないなあ。

ツマンなくてごめんね、>>all。

今日は落ちます。明日は、もう来なくていいよね。



874 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/23(水) 02:53:30.05
次の日から、元嫁によるメール攻撃が始まった。

「ごめんなさい。会って話したい。きちんとおわびをしたい。離婚されても当然だが、私の謝罪だけは受け入れてほしい。」


まだ実は、元嫁を好きな自分がいた。課長に もてあそばれたことにしておきたかった。


「あたしは もう一生私くん以外の男の人は好きになってはいけないんです。それがあたしの受ける罰だと思う」

という言葉にウソはないと思いたかった。だからアドレスも変えなかった。

でも、そんな私の頭の中では、

「あなたが許してくれたら、もう課長と会うのはがまんする」が無限ループする。


「いいかげんにしてくれないか。元嫁のこと本当に嫌いになってしまう」と返した。

しばらくはメールは自粛します、と返事があった。

しばらくじゃなくてずっとなんだよ、と頭の中で返信した。


12月にはいるかどうかの頃、自分で結論をつけた、先輩には相談しなかった。

義母に
「やはり離婚します。裏切られたというよりも、赤ちゃんのこと、仕事で忘れようとしていたこと、それに僕が気づいてそばにいてやれなくて力になってあげられなくて、僕も悪いんです。僕のほうが夫としてふさわしくなかったんです。」


元嫁
「違う。あたしが悪いの。あたしが、私くんの妻になれなかった。あたしが。。」

泣く。


「だから、慰謝料は遠慮します。子どもがいなかったのが幸いです(元嫁、いっそう大泣き)。課長も離婚したようですので、私から慰謝料ももらいません。もう誰も傷つけたくないんです」


元嫁は、泣きながら、血の出るほどクチビルをかんで耐えていた。私が、玄関のドアをしめると、外まで聞こえる大泣き。


義母
「あなたがまいた種でしょ。親だから言うのよ、あんなにいい人を」。

そして私を追ってきた。「ごめんなさい」と道路で土下座。気丈なお義母さんの涙声を初めて聞いた。

さよなら、5年の結婚生活。

赤ちゃん。嫁。

そして、守ってやらなきゃいけない人を逆に追い詰めてしまった自分。





>>次のページへ続く
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:夫婦生活, 浮気・不倫,
 


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