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ゴリラ女子にストーカーされた挙句、金を巻き上げられた話
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16 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:49:47.09 ID:tQ1bTdd10
省略すると
俺達はとんでもない売上を叩きだし、たぶん学校で一番金を儲けたと思う。
その日は男子だけでプチ打ち上げを行い 友達Aが違う学校の女子をよんでサイゼでパーティをした。
地元なら もう特定されててもおかしくないので、先に言っておく
文化祭の時はありがとう
そして本格的な打ち上げが数日後行われた。
メンバーは参加男子全員と澤とゴリ子とラーメン(女)計七人くらい
お好み焼屋で一次会、友達Aの家で酒を買い込んで二次会という感じだった。
酒を飲みまくった俺はキス魔を演じた。
友達A「やめろよー」
俺 「ちゅー」
友達B「澤!澤にしてこい」
その言葉を待っていた!!!
俺 「澤!ちゅー」
澤が逃げ出した、とんでもない速度で友達Aの家から駆けだしていったのだ 俺は追いかけて
俺「なにもしないからさー」
澤「あっちいって!!近づいたらもうマジ帰る」
俺「危ないから!!こっち来いって」
澤「あっちいけ!!」
俺は友達Aの家へと帰った。
すると寝室に寝そべるラーメンとゴリ子 あとは友達C
妖怪も酒を飲めばそこそこ見れなくもない
友達C「おい、太郎 ゴリ子にちゅーしてやれ」
俺 「いやないでしょ するくらいならお前にした方がマシだわ」
ゴリ子「え――」
友達C「あー…酒でも飲むかゴリ子?」
ゴリ子「うん…」
俺 「隣の部屋で飲んでくるわ」
こうして俺は飲みあかし、気が付けば寝ていた。
17 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:51:02.40 ID:tQ1bTdd10
翌日、見事に全員酒臭かった。
ボヤボヤした思考をなんとか起こしつつ、自転車にまたがる。
俺 「頭いてぇ」
友達B「やばいな、久々にこんな飲んだわ」
俺達が帰ろうとした時だった。
「ダイジョーブ? ねぇ」
という声が遠くで聞えた。
その声がする方に眼を向けると、ゴリ子の背中を摩るラーメン
ゴリ子はこめかみに筋を立て、口から涎をたらし、ウォウォといいながら何かを産み出そうとしていた
友達B「おいおい、グロ映像じゃねぇか」
友達A「ちょ…俺んちの前なんだけど…」
ポコペンポコペンダーレガツッツイタ!ポコペンポコペンダーレガツッツイタ!
ピッコロ大魔王がシンバルを産むときとまったく同じ光景だった
ゴリ子が滝のようなゲロをまき散らす。
友達Cがゴリ子の顔を見て、貰いゲロをした。
そこから逃げるようにして友達Bと立ち去り、学校で水分補給し食堂を食べて帰った。
次の日からゲロを吐いた事も忘れたかのようなゴリ子は元気よく教室に入ってくる。
打ち上げも そこそこだったので、男子と女子が少しずつ入り混じって話す様になっていた。
ゴリ子を含む数人で話している時に話している流れで俺のアドレスを交換する話になっていた。
俺はめっちゃ嫌だったけど そこに隣のクラスのカワイイ子もいたので少しだけ期待したが、食いついてきたのはゴリ子だけだった。
俺 「あー交換しようか」
ゴリ 「しよしよ!」
可愛い子「アハハハ――」
みたいな感じで、俺は携帯をしまって友達Bと話だす。するとBがとんでもない事を言い始めたのだ。
友達B「別にメアドくらいいいじゃん」
俺 「え…」
完全に携帯電話を出す気もないBが俺に言ってきたのだ。
結局その数人いる中での交換のやりとりがあったのは俺とゴリ子だけだった。
【菩薩モード】に無理矢理ギヤをいれて俺は苦笑いしていた。
そのままBと話し場からフェードアウトしていき、卒業旅行の話を二人でしていた。
USJ?ディズニー?富士急?とかを笑いながら話、俺達は下校した。
帰り道に一人になった時にゴリ子とメアドを交換した事実だけが俺の身体を倦怠感が襲う。
18 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:53:34.47 ID:tQ1bTdd10
俺にとってこれからゴリ子とのメール生活が始まるのかと思っていた。
だが、それは違っていた。ゴリ子の計画はもうすでに終わっていたのだ。
ただそれに気が付いたのは一週間後の事だ
その夜にゴリからメールが届く
メール内容――以下☆はハートマークだと思ってください
ゴリ「ゴリだよ〜届いたかなぁ
文化祭楽しかったね!☆ またあんなのしたいな☆
てかなんて呼べばいい?
友達とかになんて呼ばれてる?☆」
俺「そだね〜山田かな、たまに山ちゃんとか」
ゴリ「そっか、たしか下の名前 太郎だったよね?☆
なら学校じゃ山ちゃんで、プライベートはタロちゃんって呼ぶね
私はゴリちゃんとか、ゴっちゃんって呼ばれてるよ☆」
俺「いや山田でいいよ。なら赤木さんって呼ぶね」
ゴリ「照れてる カワイイ☆ ゴッちゃんでいいよ☆ おやすみタロちゃん」
俺「おやすみ赤木さん」
文字で震えあがったのはこれが初めてだった。この時初めて俺の中の菩薩が話しかけてきたんだ。
菩薩「これヤバくね?」
俺 「…やばいっしょ完全マークですやん」
菩薩「一応人間だから…優しくね…」
俺 「…」
――翌朝
怖かった。学校にいくのが こんなにも怖いとは思わなかった。
俺は登校して、クラスにはいっても爆音で流すMDをイヤフォンから外す事なくずっと下を向いていた。
色々な意味での殺気を感じる。その視線の方に眼をやる事はできない。
授業の三限目までゴリ子と話す事はなく、四限目は文系と理系で別れる授業で俺は理系だったため、今居るクラス、ゴリ子は隣のクラスへと移動していった。
やっと殺気から逃れた俺は物凄くほっとした。たまらず机にへたばる。
安堵とはこんなにも大切な物だとは思わなかった。
俺はゆっくりとした四限目の授業を受けている時だった。
ヴヴヴヴヴヴ
ヴヴヴヴヴヴ
携帯電話が震える。
メールがきていた。一体誰だろう
ホント軽い気持ちで そのメールを開いた瞬間に俺に額は冷や汗でうめられた。
ゴリ「ねぇタロちゃん ディズニーランドいついこっか?☆タロちゃんが受験終わった来月とかにする?☆」
19 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:57:33.71 ID:tQ1bTdd10
俺の名前を名指しにしたメールが書いてあったが、これが俺にきたメールだとは信じらない。
ディズニー?なんの話をしてるんだこのゴリラは?
日本語を流暢に使いやがって、ふざけるなよ
俺「メール間違えてるよ」
ゴリ「間違ってないよ☆二人で行くっていったじゃーん☆ホテルとかも考えなきゃね☆」
サイボーグ009でも ここまで加速しないってくらいに話が加速していく。
勇気だけでは乗り切れる気がしなかった
俺「言ってないよ、大体ディズニーとか金ないし、普通に考えてあり得ないでしょ」
菩薩モードをフル稼働しても返信メールは鋭くなってしまう
ゴリ「約束したじゃーん…ひどいよ…なら二人で近場にしよ☆」
俺は携帯電話をしまった。ワナワナという音が俺の体中から漏れ出す。
どこの動物園だ!!?ゴリラを放置しているのは
そして四限目が終わり 昼食が始まる。
もはや殺気に負けないくらいにイライラが俺を埋めていた。
だが、そんな事でめげる程のゴリではなかった。俺の横に立ち 学生服をツンツンして
ゴリ「ひどいぞー」
初めてだった、面と向かって言われた言葉を眼の前で無視するのは
それ以外の方法は暴力しか浮かばない
それから数日 ゴリ子とのメールのやりとりが始まる。
最初は無視しようと思っていたが、同じクラスで無視すると面倒なのと俺自身メールは必ず返すというポリシーがあった。
ただ単文しか返さなかった
「あっそう」
「へえ すごいね」
「ならおつです」
「知らない」
こんな感じの文を回し回し使っていた。
とりあえず興味はないという感じは絶対伝わっていたはずだ
だがゴリ子の逆襲は倍返しだった。
>>次のページへ続く
省略すると
俺達はとんでもない売上を叩きだし、たぶん学校で一番金を儲けたと思う。
その日は男子だけでプチ打ち上げを行い 友達Aが違う学校の女子をよんでサイゼでパーティをした。
地元なら もう特定されててもおかしくないので、先に言っておく
文化祭の時はありがとう
そして本格的な打ち上げが数日後行われた。
メンバーは参加男子全員と澤とゴリ子とラーメン(女)計七人くらい
お好み焼屋で一次会、友達Aの家で酒を買い込んで二次会という感じだった。
酒を飲みまくった俺はキス魔を演じた。
友達A「やめろよー」
俺 「ちゅー」
友達B「澤!澤にしてこい」
その言葉を待っていた!!!
俺 「澤!ちゅー」
澤が逃げ出した、とんでもない速度で友達Aの家から駆けだしていったのだ 俺は追いかけて
俺「なにもしないからさー」
澤「あっちいって!!近づいたらもうマジ帰る」
俺「危ないから!!こっち来いって」
澤「あっちいけ!!」
俺は友達Aの家へと帰った。
すると寝室に寝そべるラーメンとゴリ子 あとは友達C
妖怪も酒を飲めばそこそこ見れなくもない
友達C「おい、太郎 ゴリ子にちゅーしてやれ」
俺 「いやないでしょ するくらいならお前にした方がマシだわ」
ゴリ子「え――」
友達C「あー…酒でも飲むかゴリ子?」
ゴリ子「うん…」
俺 「隣の部屋で飲んでくるわ」
こうして俺は飲みあかし、気が付けば寝ていた。
17 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:51:02.40 ID:tQ1bTdd10
翌日、見事に全員酒臭かった。
ボヤボヤした思考をなんとか起こしつつ、自転車にまたがる。
俺 「頭いてぇ」
友達B「やばいな、久々にこんな飲んだわ」
俺達が帰ろうとした時だった。
「ダイジョーブ? ねぇ」
という声が遠くで聞えた。
その声がする方に眼を向けると、ゴリ子の背中を摩るラーメン
ゴリ子はこめかみに筋を立て、口から涎をたらし、ウォウォといいながら何かを産み出そうとしていた
友達B「おいおい、グロ映像じゃねぇか」
友達A「ちょ…俺んちの前なんだけど…」
ポコペンポコペンダーレガツッツイタ!ポコペンポコペンダーレガツッツイタ!
ピッコロ大魔王がシンバルを産むときとまったく同じ光景だった
ゴリ子が滝のようなゲロをまき散らす。
友達Cがゴリ子の顔を見て、貰いゲロをした。
そこから逃げるようにして友達Bと立ち去り、学校で水分補給し食堂を食べて帰った。
次の日からゲロを吐いた事も忘れたかのようなゴリ子は元気よく教室に入ってくる。
打ち上げも そこそこだったので、男子と女子が少しずつ入り混じって話す様になっていた。
ゴリ子を含む数人で話している時に話している流れで俺のアドレスを交換する話になっていた。
俺はめっちゃ嫌だったけど そこに隣のクラスのカワイイ子もいたので少しだけ期待したが、食いついてきたのはゴリ子だけだった。
俺 「あー交換しようか」
ゴリ 「しよしよ!」
可愛い子「アハハハ――」
みたいな感じで、俺は携帯をしまって友達Bと話だす。するとBがとんでもない事を言い始めたのだ。
友達B「別にメアドくらいいいじゃん」
俺 「え…」
完全に携帯電話を出す気もないBが俺に言ってきたのだ。
結局その数人いる中での交換のやりとりがあったのは俺とゴリ子だけだった。
【菩薩モード】に無理矢理ギヤをいれて俺は苦笑いしていた。
そのままBと話し場からフェードアウトしていき、卒業旅行の話を二人でしていた。
USJ?ディズニー?富士急?とかを笑いながら話、俺達は下校した。
帰り道に一人になった時にゴリ子とメアドを交換した事実だけが俺の身体を倦怠感が襲う。
18 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:53:34.47 ID:tQ1bTdd10
俺にとってこれからゴリ子とのメール生活が始まるのかと思っていた。
だが、それは違っていた。ゴリ子の計画はもうすでに終わっていたのだ。
ただそれに気が付いたのは一週間後の事だ
その夜にゴリからメールが届く
メール内容――以下☆はハートマークだと思ってください
ゴリ「ゴリだよ〜届いたかなぁ
文化祭楽しかったね!☆ またあんなのしたいな☆
てかなんて呼べばいい?
友達とかになんて呼ばれてる?☆」
俺「そだね〜山田かな、たまに山ちゃんとか」
ゴリ「そっか、たしか下の名前 太郎だったよね?☆
なら学校じゃ山ちゃんで、プライベートはタロちゃんって呼ぶね
私はゴリちゃんとか、ゴっちゃんって呼ばれてるよ☆」
俺「いや山田でいいよ。なら赤木さんって呼ぶね」
ゴリ「照れてる カワイイ☆ ゴッちゃんでいいよ☆ おやすみタロちゃん」
俺「おやすみ赤木さん」
文字で震えあがったのはこれが初めてだった。この時初めて俺の中の菩薩が話しかけてきたんだ。
菩薩「これヤバくね?」
俺 「…やばいっしょ完全マークですやん」
菩薩「一応人間だから…優しくね…」
俺 「…」
――翌朝
怖かった。学校にいくのが こんなにも怖いとは思わなかった。
俺は登校して、クラスにはいっても爆音で流すMDをイヤフォンから外す事なくずっと下を向いていた。
色々な意味での殺気を感じる。その視線の方に眼をやる事はできない。
授業の三限目までゴリ子と話す事はなく、四限目は文系と理系で別れる授業で俺は理系だったため、今居るクラス、ゴリ子は隣のクラスへと移動していった。
やっと殺気から逃れた俺は物凄くほっとした。たまらず机にへたばる。
安堵とはこんなにも大切な物だとは思わなかった。
俺はゆっくりとした四限目の授業を受けている時だった。
ヴヴヴヴヴヴ
ヴヴヴヴヴヴ
携帯電話が震える。
メールがきていた。一体誰だろう
ホント軽い気持ちで そのメールを開いた瞬間に俺に額は冷や汗でうめられた。
ゴリ「ねぇタロちゃん ディズニーランドいついこっか?☆タロちゃんが受験終わった来月とかにする?☆」
19 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 00:57:33.71 ID:tQ1bTdd10
俺の名前を名指しにしたメールが書いてあったが、これが俺にきたメールだとは信じらない。
ディズニー?なんの話をしてるんだこのゴリラは?
日本語を流暢に使いやがって、ふざけるなよ
俺「メール間違えてるよ」
ゴリ「間違ってないよ☆二人で行くっていったじゃーん☆ホテルとかも考えなきゃね☆」
サイボーグ009でも ここまで加速しないってくらいに話が加速していく。
勇気だけでは乗り切れる気がしなかった
俺「言ってないよ、大体ディズニーとか金ないし、普通に考えてあり得ないでしょ」
菩薩モードをフル稼働しても返信メールは鋭くなってしまう
ゴリ「約束したじゃーん…ひどいよ…なら二人で近場にしよ☆」
俺は携帯電話をしまった。ワナワナという音が俺の体中から漏れ出す。
どこの動物園だ!!?ゴリラを放置しているのは
そして四限目が終わり 昼食が始まる。
もはや殺気に負けないくらいにイライラが俺を埋めていた。
だが、そんな事でめげる程のゴリではなかった。俺の横に立ち 学生服をツンツンして
ゴリ「ひどいぞー」
初めてだった、面と向かって言われた言葉を眼の前で無視するのは
それ以外の方法は暴力しか浮かばない
それから数日 ゴリ子とのメールのやりとりが始まる。
最初は無視しようと思っていたが、同じクラスで無視すると面倒なのと俺自身メールは必ず返すというポリシーがあった。
ただ単文しか返さなかった
「あっそう」
「へえ すごいね」
「ならおつです」
「知らない」
こんな感じの文を回し回し使っていた。
とりあえず興味はないという感じは絶対伝わっていたはずだ
だがゴリ子の逆襲は倍返しだった。
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