>>3
多分
その時 俺は関東で専門職に従事してたんだが、仕事が かなり変則的で、楽しかったものの きつい面もあって精神的に余裕があまりなかったんだ。
元カノもジャンルは全く違うけど、専門的な大学に通っていて、元カノのジャンルに興味があったこともあいまって連絡は頻繁に取り合っていた。
そして元カノが住んでいたのは関西、余裕があるわけでもないので会うことは ほとんどなくて、メールや電話がメインの日々だった。
駆け落ちしたくせに連絡とれるってどういう事だ?
>>4
後々出てくる
仕事で精神的に余裕がなかった俺に、とある事件が起こる。
俺は もともと地元でも有数の進学校に通っていたんだが、家庭の事情で進学せずに就職したんだ。
今考えると進学する手段もあったんだけど、反抗心とか諦めから就職すると決めた。
それが ずっと引っかかっていたんだけど、それをきっかけに親と物凄く不仲になっていた。
連絡先を教えていなかったし、住んでいるところも教えなかった。
当時は自分可哀想って勝手に思い込んで、頭は悪くないのに働かざるを得ない状況に追い込んだのは親がバカなせいだと恨んでいた。
そして事件が起きる。
会社の健康診断を受けた結果、一部臓器の数値が異常だと言われる。
働きだしてたから太り出してたこともあったし、多少は仕方ないと思っていたんだが、これが思ってもない方にいってしまう。
再診することになって、もう一度検査したら、臓器が かなり悪いです。と。
親からの遺伝の可能性もあるので、親も検査しに来てくださいと医者から言われたのだが、先ほど言ったように親とは不仲になっていたので、物凄くしぶった。
それでも医者に命に関わることなので、必ず来てくださいと念を押されたために数年ぶりに親に連絡をした。
数年ぶりに親にかけた電話、変なプライドがあったから非通知でかけたんだが、声で すぐわかった模様。
親に何だ?と聞かれたので医者から言われたくだりを説明する。
それに対して親は「だからどうした?」「それで私にどうして欲しいんだ?」「私はそんな持病ないから関係ない」と言われ、検査を拒否される。
検査を拒否されるのは よかったんだけど、一応は息子の俺が そんな状況になっているのに体を気遣ってもらえなくて、何だか悲しいというか、不思議な気持ちになってしまった。
そこからは精神的に どんどんおかしくなっていって、ご飯を食べれなくなったり仕事が手につかなくなったり、堕ちる一方だった。
最終的に拒食症になってしまって、175センチ68キロだったのが、58キロまで落ち込んだ。
会社でも心配されてたが、親すら心配しないのに こいつらは建前で心配してるふりしてるだけだろと思って逆にイライラしてしまっていた。
そんなこともあって元カノとも連絡取り合うことも減っていたんだが、それでも多少は連絡していた。
すると、用事があるから関東に行くことになった、だから久しぶりに遊ぼうよ!と言われたので約3か月ぶりに遊ぶことになった。
住んでいた街の大きな駅で待ち合わせして、久しぶりに合った元カノは会うなりにいきなり
「大丈夫?実はね、用事っていうのは俺くんが心配になったんだよ?普通に遊ぼうって言ったら断られると思って、だから用事があるって言ったの。辛いことあったの?」
といきなり言われた。
何だこの子は、意味わかんないよ。と思いながらも、素直に嬉しいというか何とも言えない気持ちになってしまった。