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ゴリラ女子にストーカーされた挙句、金を巻き上げられた話
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40 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 11:20:41.61 ID:tQ1bTdd10
ヴヴヴヴヴヴ
ヴヴヴヴヴヴ

メールか……めんどくせぇ見る気になれないな

ヴヴヴヴヴヴ
ヴヴヴヴヴヴ

電話!?俺は痛い足をケンケンしながら携帯へと近付いて開くと見知らぬ番号から電話がかかってきた。

!!!?まさか!!と思ったけど、ゴリが俺の電話番号をゲットできるはずはない。

俺の電話番号を知っているのは友達(妖怪目視被害者の会)のはずだから教える訳ないし、女子で知っているのは澤くらいだ。

澤はゴリがあんま好きじゃないからたぶん、教えないはず。

担任か……そういえば昔遅刻した時もこんなことあったな。

ピッ
「もしもーし」

「タロちゃん!!!??大丈夫!?」

シブいねェ…まったくおたくジブいぜ

このエテ公…スタンド使いか…それとも野生の勘か

「どうやって俺の番号を知った?」

「タロちゃん大丈夫なの!?」

「どうやって俺の番号知ったんだよ!!!」

「それはB君が」

プツ

「URYYYYYYY B!!!!んで教えてんだよ!!!!」

「あっ太郎?大丈夫?」

「大丈夫じゃねぇよ!!!番号教えてんじゃねぇよ」

プップッ プップッ(キャッチ音)

「あーそれはゴリ子がさ、組長に知らせなきゃダメな企画があるとかで」

プップッ プップッ 

「あぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!?んなもん嘘だろうが!!!」

プップッ プップッ

「まぁまぁ俺、風呂上がりだから切るべ」

プップッ プップッ

「ちょB 待って ごめん 言いすぎた ごめん やめて」

プップッ プップッ

「あんだよ?悪かったって もう教えないから 切るぞぉ」

プップッ プップッ

「やめてB プツ 「もしもしータロちゃん!?」」

勘弁してくれぇっぇぇぇぇ!!!!!あうあーーーーあうあーー

【天は笑いはしない】宮本武蔵

めっちゃ笑われてんだけど!!!!!!!!



41 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 11:22:35.56 ID:tQ1bTdd10
「タロちゃん?」

「なんでしょう?」


「今日凄い寂しかった!!」

「そうなんですか……大丈夫ですから それでは」


「ちょっと待って 痛みは?」

「いてぇええよ!!だからほっといてくれ」


「痛いのぉぉ!!!?」


ゴリ子はここで泣き始めてマシンガンのように質問攻めをしてくる。俺は電話の終話ボタンを静かに押した。


プツ ヴヴヴヴヴ ヴヴヴヴヴヴ 


「だからー」

「タロちゃんぁぁぁあ」 


プツ ヴヴヴヴヴ ヴヴヴヴヴヴ 


「だからー」

「タロちゃんぁぁぁあ」


こんな攻防を何回か続けていた。

会話をしようとしても一方的で更に同じ事ばかり聞いてくる。

リフォームの匠が階段を収納にするテンプレの如く同じことばかり色々な意味で諦めて「うん はいはい」と答えていた時だった。

俺の脳裏に光が射す


ざわざわざわざわざわざわ

ざわざわざわざわざわざわ


圧倒的閃き!!!!

僥倖・・・圧倒的僥倖っ・・・!!

混迷のなかに埋もれていた俺自身が息を吹き返す・・・!


ゴリ子に告白させよう

そして思いっきりフッてしまえば、これで日本の経済のようなこの負のスパイラルは終わる。

俺は思いっ切って声を大きくした。

「あのさ、赤木さん。俺に隠してる事ない?」

「うえぇえうほ」

みたいな訳のわからない声を出す

「あるでしょ?俺に隠してるというか言いたい事みたいなの?」

「うぇ?」


「俺に伝えたいというか? 言いたい事というかあるでしょ?」

そう言うとさすがのエテ公も感づいたのか急に恥ずかしそうにし始める。

今、流れは俺にある

もうあとちょっとだ!

ど悪魔め・・・!吐き出せ!!そんなに苦しかったら吐き出せ!!

「タ タロちゃんの事が好きだよぅ ウウウウ」

神よ俺を祝福しろ!!キターーーーーー!!!!



42 :名も無き被検体774号+:2013/05/25(土) 11:24:21.35 ID:tQ1bTdd10
「マジ無理なんで!!恋愛対象とかあり得ないんで!!全然好きじゃないんでwwww」


神様っ!!ありがとうございます!!

うおおおおおおおおおおおお!

圧殺したったwwwww

法悦!!!!!

垂涎の至福!!!!!!

圧倒的至福!!!!!!


「タロちゃん 今の無しね。だから明日からもきまずくないから、今のは告白してないから!!」


プツ


うえぇええw・・・?

え?

ふざ ふざけるなよ 


俺は枕を震え濡らした。震えるのは会えなくて辛い時だけだと思っていた。

カイジが沼で勝った後に遠藤に金を取られた時のように俺は混乱の中熟睡した。

心身共に憔悴しきって、なにも考えたくなくなった。

なににしても明日はやすみだ。


そして翌日、警察へと出向いた後に、「慰謝料がたんまりはいるから」と言った母が洋楽のアルバムを一万円ほど買って良いといってくれた。

俺は喜び、母に感謝した。この時だけ学校の事は忘れられた。


今思えば 一万どころじゃない金が母に入っているはずなんだが……音沙汰無し

俺は携帯の電源を切ったままこの日を過ごした。

嫌でも明日はやってくる。

嫌だけど、やってくる。

結局、自転車もこげない俺はタクシーで学校を行き来することになった。

人数も多い学校だったので、さすがに登校ピークに学校に行くわけにもいかずに朝早くにタクシーを呼んで、学校に着く。

誰もいない教室に入り、じっと朝礼をまっていた。

クラスに人が入ってくると

「大丈夫か!?」と一気に人気者だった。

さすがの澤も俺に「大丈夫?」と聞いてくれたのは凄く嬉しかった。

問題はゴリラだ。


副組長という立場を利用してあれこれ俺の世話をしようとする。でも俺にはそれを拒否するほどの攻撃力はないのだ。

足が使えない→歩けない→迫りくるゴリラ→逃げれない

こういう感じでラブラブアピールをしてくる。

ABCはずっと苦笑いしていた。

Bにはもちろん、周りの男子達に俺の個人情報を一切教えない事を誓わせる。





>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:面白, 青春,
 


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