俺は考えた、新しい仕事を見つけるにしても時間がかかる
すぐに仕事が決まる保証はどこにも無い
決まるまでにも、家賃(日割り)は+されてく..
そして、まだ少し金に余裕があったので様子を見ようと思った。
次の日、かけるといったのにOから電話が来る
O「で.. 決まったかな(何故か、震えてる感じ)」
俺「次の職場の時給や待遇を聞いてから決めたいですね」
O「あぁそう。えっとねー(時給や待遇を言い出す)次は職場まで近いし、残業もほぼ、無いから俺君の理想な職場だと思うよ」
俺「ん? どーゆー意味ですか?」
O「ほら、俺君は文句が多いからw」
俺「イヤーそんな事ないですけど 自分はごく、当たり前の事を言うてるだけっすけどね!」
O「.. そう、じゃあまた引っ越す日を決めないとね。」
これが最後やと思って、行く事にした
正直、この頃の俺は余り深く考えずノリで生きてたのでこの蟻地獄に引き摺りこまれた気がする(今では、そう思う)
引っ越しの日、何故か若い社員Tが迎えに来てまた荷物を車に詰め込む
聞くと、Oは急に地方に出張が決まったらしく代わりに新入社員の自分が来たと言う。
まぁ俺としては年が近いTの方が喋りやすく、楽やった
するとTが急な事を言い出す
「あっそうだ! すいません 途中ウチの会社に寄って次の職場の契約書を書いてください
すいません! 忘れてました。。」
俺「いいっすけどw あー自分そー言えば●○(派遣会社)の事務所行くの初めてやなぁ」
T「あっそうなんすねー」
俺は初めて事務所に行く=初めて社長に会うのに気付いた。
すかさず、探りを入れてみたw
「社長って、自分会った事ないんすけど どんな人なんすか?」
消えた(消された)Mや癖のあるOの顔色を変える男の正体が知りたかった。
T「.... うーん.. まぁ 仕事に厳しい人ですよ.. あっもー着きますから」
Tは間を置いて何故か言葉を選びながら、答えた
事務所に到着。ロビーの様な場所で渡された書類をよく読みながら、書いてるとドアが開いた。
俺は絶句した
やってきたのは日焼けして金のネックレスを巻いた中年の男、どー見ても堅気やない
本人は笑顔で接してくるが、滲み出るオーラは隠せていない。
俺は確信した、ここがどーゆー会社なのかを
が、荷物は全部車に積んでるしすぐに行く宛も無い。。
とりあえず話してくと、本人は正体を隠す様に明るく振る舞い、俺を気遣いながら笑いも誘ってくる
話しだけはやたらと、上手い
(コイツ.. かなり、ややこしいな) と俺は思った。
とりあえず、頑張ってくれと言われ事務所を後にする
Tは事務所で何か言われた(叱られた)のか? その後はトーンダウンしていったw
新しい寮に到着し、職場も見学する
見学した帰りに以前より、なんかイヤーな予感がした..
その予感は後に当たった。
さっさとバックレないからだよ。ダラダラと。
>>26
俺が居たのは5ヶ月ちょっとやぞ
この会社はバックれ防止に色んな策を打つ会社で、過去にはバックれた奴の実家(連帯保証人)に追い込みかけたり車やらを担保にしてたらしー(聞いた話)