妻をこれまで調教してきた課長に復讐
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471 :西山(続き):03/11/23 12:35 ID:QKXaNGpH
家に着くとすぐに子供達が帰って来て、子供の顔を見た瞬間、また涙が出てきて止まりません。
心配する子供達に、しばらく主人に会っていないので、急に寂しくなり涙が出てきたけど、恥ずかしいから内緒にして欲しいと嘘を吐き、寝室へ行って泣きました。
主人に知られれば、それは離婚を意味していて、離婚されると生きていけないと思った私は、主人が出張から戻ってからは涙を隠して、出来る限り出張前と同じ様に接しました。
しかし、その様に接する事が出来る自分が怖くなり、また、彼とは今後どの様な誘いがあっても、脅しがあっても、もう二度と会わない自信は有りましたが、心療内科の門を叩きカウンセリングを受けました。
472 :西山(続き):03/11/23 12:36 ID:QKXaNGpH
女の先生でしたので、今までの事を全て正直に話すと、典型的なセックス依存症で、これは薬物依存症と同じで病気だと言われ、
私の場合、最初、酒のせいとはいえ間違いを起こし、罪悪感や自己嫌悪間から逃れたくて、その時に快感を得た事も有り、またそこへ逃げ込んで更に罪を重ね、またそれから逃げる為に快感に身を置いていたのだと言われました。
ただ、この病気に罹る人は、普段から自分の存在を認めて欲しかったり、愛されているという実感が欲しかったりする人に多いと言われ、なかなか抜け出せずに長引く人も居るが、
私の場合、彼に大きな嫌悪感を持ったことで、彼とはもう大丈夫ではないかとも言われました。
以前発覚した後、彼に嫌悪感を持ったが、また会ってしまったと言うと、その時は直接嫌悪感を持ったのではなく、主人から聞いてそう思っただけで、
以前から彼を誠実な人と思っていた事も有って、嫌悪感も弱かったが、今回は違うそうです。
473 :西山(続き):03/11/23 12:37 ID:QKXaNGpH
彼とは大丈夫でも、完全に治っている訳ではないので、しばらく通院をする様に言われ、
出来れば主人と一緒に来て、主人もカウンセリングを受けながら、協力して直した方が良いと言われましたが、それだけは出来ないと断りました。
主人だけには何としても隠し通し、償っていきたいと思っていた時、主人から、今度の子供の試合を見に行くと言われ、私は心臓が止まる思いでした。
それは、先日子供達を預かって貰ったのが、子供がミニバスの同じチームに入っているお母さんだったからです。
当日、そのお母さんと離れた所に座り、もし此方にみえて、その話が出そうな時は何とか誤魔化そうと、主人の近くを離れなかったのですが、
役員で子供達の世話をしていた少しの間に、主人とそのお母さんが話しているのを見て、主人の姿が見えなくなった後は自分が何をしていたのか、子供のチームが勝ったのか負けたのかさえ分かりませんでした。
一分の望みをもって家に帰りましたが、主人の険しい顔を見た時、もう私には死んでお詫びするしかないのかと思いました。
妻の告白を終わり、18の続きに戻ります。
家に着くとすぐに子供達が帰って来て、子供の顔を見た瞬間、また涙が出てきて止まりません。
心配する子供達に、しばらく主人に会っていないので、急に寂しくなり涙が出てきたけど、恥ずかしいから内緒にして欲しいと嘘を吐き、寝室へ行って泣きました。
主人に知られれば、それは離婚を意味していて、離婚されると生きていけないと思った私は、主人が出張から戻ってからは涙を隠して、出来る限り出張前と同じ様に接しました。
しかし、その様に接する事が出来る自分が怖くなり、また、彼とは今後どの様な誘いがあっても、脅しがあっても、もう二度と会わない自信は有りましたが、心療内科の門を叩きカウンセリングを受けました。
472 :西山(続き):03/11/23 12:36 ID:QKXaNGpH
女の先生でしたので、今までの事を全て正直に話すと、典型的なセックス依存症で、これは薬物依存症と同じで病気だと言われ、
私の場合、最初、酒のせいとはいえ間違いを起こし、罪悪感や自己嫌悪間から逃れたくて、その時に快感を得た事も有り、またそこへ逃げ込んで更に罪を重ね、またそれから逃げる為に快感に身を置いていたのだと言われました。
ただ、この病気に罹る人は、普段から自分の存在を認めて欲しかったり、愛されているという実感が欲しかったりする人に多いと言われ、なかなか抜け出せずに長引く人も居るが、
私の場合、彼に大きな嫌悪感を持ったことで、彼とはもう大丈夫ではないかとも言われました。
以前発覚した後、彼に嫌悪感を持ったが、また会ってしまったと言うと、その時は直接嫌悪感を持ったのではなく、主人から聞いてそう思っただけで、
以前から彼を誠実な人と思っていた事も有って、嫌悪感も弱かったが、今回は違うそうです。
473 :西山(続き):03/11/23 12:37 ID:QKXaNGpH
彼とは大丈夫でも、完全に治っている訳ではないので、しばらく通院をする様に言われ、
出来れば主人と一緒に来て、主人もカウンセリングを受けながら、協力して直した方が良いと言われましたが、それだけは出来ないと断りました。
主人だけには何としても隠し通し、償っていきたいと思っていた時、主人から、今度の子供の試合を見に行くと言われ、私は心臓が止まる思いでした。
それは、先日子供達を預かって貰ったのが、子供がミニバスの同じチームに入っているお母さんだったからです。
当日、そのお母さんと離れた所に座り、もし此方にみえて、その話が出そうな時は何とか誤魔化そうと、主人の近くを離れなかったのですが、
役員で子供達の世話をしていた少しの間に、主人とそのお母さんが話しているのを見て、主人の姿が見えなくなった後は自分が何をしていたのか、子供のチームが勝ったのか負けたのかさえ分かりませんでした。
一分の望みをもって家に帰りましたが、主人の険しい顔を見た時、もう私には死んでお詫びするしかないのかと思いました。
妻の告白を終わり、18の続きに戻ります。
474 :えっちな21禁さん:03/11/23 12:46 ID:ih90ihSU
Zです。
475 :西山(続き):03/11/23 12:46 ID:QKXaNGpH
妻の告白を聞いても、妻への怒りは変わりませんでしたが、妻の言う事が本当なら、私にも責任が有ると思いました。
ただ、発覚した為に言っているだけでは無いだろうか?
本当に別れたのか?
セックス依存症などと言う病気が有るのか?
それより、本当に心療内科に行ったのか?
など疑問が浮かびましたが、そんな事より課長への怒りの方が強く、気が付くと課長のマンションへ車を走らせていました。
私は両親を相次いで病気で亡くし、歳の少し離れた姉と共に祖父母の世話になっていて、一時期ぐれて喧嘩ばかりしていましたが、
母親代わりだった姉に恋人が出来、両親がいない上に、弟がこんな状態では結婚も出来ないと思い、そういう生活を辞めて、両親の残してくれた保険金で大学も出ました。
476 :西山(続き):03/11/23 12:47 ID:QKXaNGpH
喧嘩が強かった訳では無いのですが、殴り合いになっても、喧嘩慣れしていない課長だけには負ける気がしなかったので、死ぬまで殴ってやる気で部屋の前まで行くと、
私にとって良かったのか、課長にとって良かったのかは分かりませんが、何処かに出掛けている様で、電気も点いておらず、
ドアにもたれて考えている内に、だんだんと冷静になってきました。
両親を早く亡くした私は、やはり子供達の事が気になり。
『課長を殺してしまって、何年も刑務所に入ることになったら、子供達はどうなってしまうのだろう?
殺すまで行かなくても、やはり逮捕されると、後ろ指を刺され、肩身の狭い暮らしをさせてしまうだろうな。』
私が離婚しないのは、妻に未練があった事も有りますが、子供達を片親にしたくないという事も大きかったです。
477 :西山(続き):03/11/23 12:47 ID:QKXaNGpH
そんな事を考えていた時、人の気配がして顔を上げると。
「西山君!!」
冷静になっていた筈でしたが、課長の顔を見た瞬間、手が先に出ていました。
よろけて尻餅を付いた課長に馬乗りになり、更に殴ると。
「どうしました?警察を呼びましょうか?」
振り向くと、隣のドアが少し開いていて、若い男が覗いていました。
「いや。何でも無い。友達と意見が食い違って、少し興奮しただけだ。西山君、中で話そう。」
私が課長から降りると、課長は頬を押さえながら鍵を開けて入って行ったので、私も入り、土足のまま上がってソフアーに座ると、課長は以前と同じ様に土下座して。
「すまん。悪かった。」
それだけ言うと、後は無言で土下座しています。
私も、どうやって決着を付ければ良いのか、どうやって気を収めれば良いのか分からず、無言でいました。
478 :西山(続き):03/11/23 12:49 ID:rR7DbNnP
しばらく沈黙が続き、その間私は、どの様に決着をつければ良いか考えていました。
勿論、課長を殺してしまいたい気持ちは有りましたが、実際、殺人までは出来ない事は分かっていたので、課長の一番困る事は何かを考えましたが、一人身で家族という弱みの無い課長には、お金と会社での地位しかないと思い。
「黙っていないで、何とか言えよ。どうするつもりだ。」
「私には何も言えない。殴るなり、殺すなり好きにしてくれ。」
キッチンへ行き、包丁を持って来て彼の前に置き。
「お前のせいで俺の人生は無茶苦茶だ。人殺しになって、これ以上駄目になるのは御免だ。自分で死んでくれ。」
479 :西山(続き):03/11/23 12:50 ID:rR7DbNnP
計算高い課長が、逆に私を刺して、人生を棒に振る事はしないと確信があり、
また、これはお得意の演技で、反省している筈が無く、自分を刺す事も無いと分かっていたので、冷静な目で見ていると、
やはり課長は、一度包丁を持って自分の首に当てたものの、すぐに下に置いて。
「死んでお詫びしようと思ったが、怖くて出来ない。他の条件なら何でも呑む。どうかこれだけは許してくれ。頼む。」
今回は前回とは私の怒りも違う事を示したかっただけで、こうなる事は分かっていました。
480 :西山(続き):03/11/23 12:51 ID:rR7DbNnP
「それなら、もう二度と妻に近寄るな。
俺の出張をすぐに減らせ。
お前の顔を見たくないから、俺と顔を合わさない部署に代われ。
それが出来なければ会社を辞めろ。
それと慰謝料の一時金として百万。
あくまでも一時金で、後は今後のお前の態度で決める。
あれから俺も調べたが、確か慰謝料の請求は3年余裕が有ったよな?
例えその時1円も取れなくても、皆に知られ様と裁判をする覚悟は出来ている。
それと、俺はお前の事を一切信用していない。
前回の様に念書も誓約書も書かん。
すぐには和解しないで全て継続中にする。
その代わり証拠として詫び状は書いてもらう。
どうだ?全ての条件を呑めるか?」
課長は寝室に行くと札束を持って来て、私の前に置き。
「ここに百万有る。
他の条件も全て呑むから、許してくれ。
ただ顔を合わさない部署に移動するのは、すぐには無理だ。
必ず意に沿うようにするから、これだけは少し猶予をくれ。
お願いだ。」
481 :西山(続き):03/11/23 12:52 ID:rR7DbNnP
金に困っている筈の課長が、百万もの現金を持っていたのも不思議でしたが、
それよりも、人事権の無い課長が、困ると思った部署替えの件を、すんなり了承した事に驚きました。
詫び状を書かせ、何かスッキリしない気持ちで家に帰ると、妻はまだ泣いていて、私の顔を見るなり、課長とどうなったかも訊かずに謝り続けています。
「京子、本当に悪いと思っているのか?
本当に心療内科へ行ったのか?」
妻は何度も頷き、バッグの中から診察券を持ってきました。
疑れば桐が無いのですが、ばれた時の為に医者に行ったとも思え、私も話を訊きたいので今度一緒に行くと言って反応を見ると。
「お願いします。ありがとう。」
縋るような目で私を見ながら言いました。
カウンセリングには一緒に通う事にして布団に入っても、先程の課長の事と妻の告白の中に有った“今は大事な時期”というのが、何か関係が有る様で気になり寝付けません。
482 :西山(続き):03/11/23 12:53 ID:QQQhKlqb
次の日、課長の顔は腫れていて、課の社員達が、どうしたのか尋ねると。
「夕べ帰り道で誰かと殴り合いになったのだが、酔っていてよく分からんのだよ。そんなに腫れているか?」
私はそれを聞き、右手をポケットに入れて隠しました。
「課長。警察に届けなくていいのですか?届けた方がいいですよ。」
「いやー、俺も可也殴った様な気がするから、相手の怪我の方が酷いんじゃないかな?警察はやめておくよ。」
課長の手は腫れも傷も無く、綺麗な手をしていたにも関わらず、殴り合いの経験が無いのか社員達は、その事を疑問にも思わないで、課長と一緒に笑っていました。
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