2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
easterEgg
 
 
 
 

お姉さんに恋してしまったら予想以上に年上だった
(2ページ目)  最初から読む >>

 

\ シェアする /


30 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 22:38:21.57 ID:ayz4JGhA.net
女性に年齢を聞くのは失礼と思って聞いてなかったんだけど、そういえば知らないなぁ、と聞くことにした。

まあ、必要事項だし。

俺はなるべく穏便に行こうと決心した。

俺「あの〜、さゆりさん。エントリーシートを書くんで、年齢教えてもらっていいですか?」

さゆり「え!?あ、わかったわ…」

何か珍しく狼狽えていた。でも、俺は気付かず年齢を書く準備してたんだ。

十の位に2を書く準備。

なのに

さゆり「32よ…」



32 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 22:47:03.62 ID:ayz4JGhA.net
2と書こうとしていた手が止まる。
ん?なんて言ったんだ?

32?…まさかまさか。23の間違いじゃあ

と、止せばいいのにもう一度聞き直した。

俺「え?えっとにじゅう…?」

ぷちんっ

さゆり「32よ!」

嫌味と取られたのかピシャッと年齢を叩きつけられた俺。

32……16歳差………てか倍?

と頭の中では混乱とともにどうでもいい計算をしていた。

年上のお姉さんいいなぁとか思ってた俺は予想以上の年上ぶりに砕けそうになった。

25歳と41歳ならまだありかもしれない。

しかし当方、高校生。

方や30超えた社会人。

恋愛対象として見てもらえないこと必須である。

俺の恋が散る瞬間……に思えた。



35 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 22:50:24.36 ID:D5/owtfT.net
>俺の恋が散る瞬間……に思えた。

散らなかったんだな

ゴクリ


31 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 22:42:05.82 ID:GnTgbWX4.net
まあ誤差範囲



36 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 22:51:35.63 ID:ayz4JGhA.net
>>31
当時は本当に絶望感しかなかったよ。

脈なしだろうなぁとは思ってたけども、あわよくばとか思ってたもの。

差が倍もあると高校生の俺には絶望だけ。

まあ、年齢的にオバハンは無理というより恋愛対象として見てもらえないだろうっていう絶望感だけども。



37 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 22:54:16.55 ID:ayz4JGhA.net
とりあえず俺は大会に集中することにした。

結果は予選落ち。初心者に毛が生えた程度の女性と高校生だと大学生の部活連中には勝てなかった。

で、大会終わって今朝のことを思い出していたわけだ。

ここで、俺はある疑問に行き着いた。

32、ということは結婚してるのだろうか?



39 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:00:18.40 ID:ayz4JGhA.net
どうやって聞くか……?

ここで俺はひらめいた。

大会後には反省会と称した宴会がある。二次会は大人たちで行くが一次会は子供含めてみんなで行くのが通例。

ここで お酌でもしてゆっくり聞き出してみよう、と。

ちなみに結婚指輪はしてなかったけど、拳法だし危ないから着けてない可能性もある。 しかし、この一年で旦那さんが迎えに来たこともない。

大丈夫。結婚はしてないはず…!

俺は自分に言い聞かせた。



41 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:06:46.49 ID:ayz4JGhA.net
宴会が始まり、子供にはジュース、大人にはビールが配られた。

先生「えぇー今回の大会では云々…。次も頑張っていこう。乾杯!」

みんな「乾杯!」

子供はジュースと食べ物に夢中に食らいつき、大人はビールを飲みながら あの時はどうだった、こうすれば良かった、と談義していた。

俺は さゆりさんの前に行ってお酌をすることにした。

俺「大会お疲れっした!」

さゆり「あ、多田君。お疲れ様!」

俺「ビールどうぞ」

さゆり「あ、どうもどうも」

よし、自然だ…!あとは適当に世間話を。



42 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:12:56.48 ID:ayz4JGhA.net
と、ここで障害になりそうなオカンを探した。

…大丈夫だ。隅っこでおっちゃんと飲んでる。


俺「いやぁ、大会は残念でした」

さゆり「ほんと。がんばったんだけどなぁ」

俺「お互いまだまだ伸び代があるということですよ」

さゆり「うん。もし次も組むことになったらよろしくね!」

俺「あ、その時はお願いします!」

という感じで世間話を交えつつ会話を続けた。

で、三回目のお酌をしたところで、

俺「そういえばさゆりさん、結婚してるんですか?」



43 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:16:06.84 ID:D5/owtfT.net
しえん
独身に期待!


45 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:19:02.64 ID:ayz4JGhA.net
さゆり「してないわよー。あ、バツも無いからね」

俺、内心ガッツポーズ。

年齢的にバツアリと思われたくなかったのかバツの有無まで教えてくれるとは!

調子に乗った俺はさらに質問してみた。

俺「結婚の予定とかは?」

……今思うとかなり失礼だぞ、俺。





46 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:19:55.30 ID:GnTgbWX4.net
刺されなくてよかったなw


47 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:21:06.10 ID:ffBghksU.net
三十路にそれは失礼やろ…


48 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:23:40.41 ID:ayz4JGhA.net
さゆり「……」

ん?急に黙ったぞ?

…ヤバイ。かなり問題発言だったか?

さゆり「拳法始める前に別れたわよ…」

地雷踏んだみたいです。

俺は焦りながら謝った。

俺「すいません!失礼しました!」

しかし、機嫌は直らず怖い顔のまま。

俺は いたたまれなくなって先生のお酌に回った。ヘタレ。



49 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:27:09.39 ID:lEfkry0z.net
>>48
30前後の女は別れがきっかけで習い事始めるんだよ


51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:27:55.33 ID:GnTgbWX4.net
>>49
φ(..)


50 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:27:36.06 ID:ayz4JGhA.net
とりあえず その日はお開きで さゆりさんはオカンに連れられ二次会へ。

で、俺は子供達の親が迎えに来るの待ってから電車で帰宅。

いやー、しくじった。というか数時間前の俺を殴りたかった。

謝ろうにも連絡先も知らないし、次の練習まで悶々とした日々を過ごした。




>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:ほのぼの, 胸キュン, 青春,
 


\ シェアする /


関連記事

 
































easterEgg記事特集ページ

 

こちらもどうぞ

 

 

カテゴリー

 

 
 

殿堂入りのおすすめ記事

 
 
 

新着記事

 
 
 

おすすめ記事2

 

 

人気記事(7days)

 

 

新着記事