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お姉さんに恋したら予想以上に年上だった
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59 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:39:14.98 ID:ErYckzeT.net
風邪ひいつきた
60 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:41:39.06 ID:ayz4JGhA.net
とりあえず高校生の内は練習に打ち込んで大学受験もがんばった。
で、拳法の強い大学に合格したので、大学でも拳法を続けることにした。
最後の練習の時、お世話になった先生方に泣きながら お礼言って、最後に涙拭ってから さゆりさんのところに行った。
俺「お世話になりました」
さゆり「いえいえ、こちらこそ」
俺「あの、これ」
さゆり「?」
俺はメールアドレスと携帯番号を書いた紙を渡した。
58 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:36:52.34 ID:kx37Yk1V.net
風邪ひくって言ってるじゃないですか...
63 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:47:27.11 ID:ayz4JGhA.net
>>58
長くなって、ごめんなさい!でも、無理しないで明日見てもいいですから!
続き
俺「俺、A大でも拳法続けるつもりなんで何か困ったことや知りたいことあったら連絡ください」
さゆり「あ、そうなんだ!うん。ありがとう!」
やっぱりこの笑顔だなぁ…と思った。
とりあえず、下心丸出しだと嫌なんであえて向こうの連絡先は聞かなかった。
そして、おれは大学生活をスタートした。
風邪ひいつきた
60 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:41:39.06 ID:ayz4JGhA.net
とりあえず高校生の内は練習に打ち込んで大学受験もがんばった。
で、拳法の強い大学に合格したので、大学でも拳法を続けることにした。
最後の練習の時、お世話になった先生方に泣きながら お礼言って、最後に涙拭ってから さゆりさんのところに行った。
俺「お世話になりました」
さゆり「いえいえ、こちらこそ」
俺「あの、これ」
さゆり「?」
俺はメールアドレスと携帯番号を書いた紙を渡した。
58 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:36:52.34 ID:kx37Yk1V.net
風邪ひくって言ってるじゃないですか...
63 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:47:27.11 ID:ayz4JGhA.net
>>58
長くなって、ごめんなさい!でも、無理しないで明日見てもいいですから!
続き
俺「俺、A大でも拳法続けるつもりなんで何か困ったことや知りたいことあったら連絡ください」
さゆり「あ、そうなんだ!うん。ありがとう!」
やっぱりこの笑顔だなぁ…と思った。
とりあえず、下心丸出しだと嫌なんであえて向こうの連絡先は聞かなかった。
そして、おれは大学生活をスタートした。
65 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/22(月) 23:58:05.68 ID:ayz4JGhA.net
大学では基本的に部活中心の生活だった。
拳法部は全国屈指で過去何度も優勝してるから練習も地獄、上下関係も厳しく粗相をすると腕立て走り込み懸垂などのオンパレード。それでも暴力とかは無かったから続けられたけども。
その練習のおかげか実力はしっかりとついてきて、夏や冬に実家に帰って道場に顔出すのが楽しかった。
大学生で1番動きのキレと体力が充実してたから子供も教えて!と寄ってきた。
ちなみに この時には さゆりさんも立派な黒帯になってて、オカンの後を継いで子供指導大臣に。
さゆり「こらぁ!何チョロチョロしてんのよ!元気あるなら腕立てでもしなさい!」と、叱りつける姿はかなり怖い。ていうか子供相手でも容赦がない。
まあ、そういうストイックさに惚れた面もあったので、変わってなくて嬉しかったですけども。
66 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:02:15.55 ID:Yy3vAb+4.net
でも、特に進展もないまま一年が過ぎた。
連絡も来なかったから、夏休みとかに道場で顔を合わせるだけ。
正直ちょっと焦ってたし、さゆりさんのその後プライベートな話は全く知らなかった。
でも、結婚したとかはオカンも聞いて無かったから多分大丈夫なはず。
そうこうしてるうちに俺は二十歳になった。
67 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:06:02.40 ID:Yy3vAb+4.net
二十歳になった10月のある日、大会前の週7の練習日程に疲れ果てながら、部屋についてケータイに目をやった。
すると
『件名:さゆりです。』
俺は目を疑った。
練習疲れは綺麗に吹き飛んでケータイに釘付けになった。
68 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:09:19.81 ID:Yy3vAb+4.net
すんません。続き明日にしようかこのまま続けようか迷ってます。まだ見ていただいてる方いれば書きます。
ちなみに明日にした場合、仕事の都合上、18時半くらいになると思います
69 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:09:47.37 ID:xAwKzwKi.net
みてる
70 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:09:49.02 ID:CR0J3YLN.net
見てるぞ
71 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:10:26.41 ID:menF+aH1.net
見てます
72 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:15:43.00 ID:Yy3vAb+4.net
書きます。
メールの内容は端的に言うと、後輩が俺の出た高校生大会に出るらしいので指導している。過去出場した先輩としてアドバイスを。
ということでした。
俺は練習方法、当時の俺の技の構成、今大学でやってる活用できそうな体力錬成とか事細かに書いて送った。
出来上がった文を見てみるとかなり長かった。
ウザいかと思ったけど、誠意を見せたかったのでそのまま送った。
75 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:20:07.24 ID:Yy3vAb+4.net
すぐに返事が返ってきた
『件名:おぉw』
こんなに親切に詳しくありがとう!多分後輩君も喜ぶよ!
ときた。
俺は部屋でガッツポーズ!をした。
で、この日はまた何かあったら連絡ください。とだけ打って送った。
数日後、道場の練習日に合わせてメールを打とうと考えたからだ。
このチャンス、逃すべからず。
80 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:23:45.33 ID:Yy3vAb+4.net
向こうの練習日。
とりあえずメールを打つ
『件名:大会練習』
上手くいってますか?こっちも大会練習してて、中々キツイです笑
後輩君もキツイと思うけど頑張ってと伝えてください!
うむ。下心を隠していい人ぶってる。
ちょっと後輩君をダシにした感じで罪悪感だけれども。
メールはまたすぐに返ってきた。
79 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:22:28.94 ID:Idexjr3N.net
>>68
見てる見てる。
年の差カップルがどんなことになるのか非常に楽しみだから、ちゃんと最後まで書いてくれ(´・ω・`)
78 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:22:04.28 ID:HolV+gH1.net
チンたらやってんじゃねー
すぐ告ればはっきりするだろ
意気地なしw
81 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:27:41.57 ID:Yy3vAb+4.net
>>78
そうです。当方、かなりのビビリんちょでございます笑
続き
返ってきたメールはその日の練習内容とかありがとうとかの感謝の言葉が書いていた。
うーん。ここいらで行っとくべきか。
メールを打つ。
『件名:よければ』
電話で話しませんか?ちょっと伝えたい練習とかコツとかありますし笑
84 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:32:11.32 ID:HolV+gH1.net
今から告れw
メールなら簡単だろw
告れよ早くw
85 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:33:52.58 ID:HolV+gH1.net
早くしろw
メールでスキです付き合って下さいって言えw
言わなきゃずっとこのままだぞ
ヘタレ認定
86 :多田 ◆vp9hIMylgQ @\(^o^)/:2016/02/23(火) 00:35:35.05 ID:Yy3vAb+4.net
〜♩
すぐに着信がきた。
一回胸に手を当てて深呼吸。ふぅー。
落ち着いて電話に出た。
さゆり『あ、もしもし!さゆりです』
俺「あ、多田です」
深呼吸をしたはずなのにドキドキが再発。とりあえず、練習のアドバイスから。
俺「…云々。こんな感じでやるといいと思います」
さゆり『ありがとう!そっちも練習してるんだよね?疲れてるのにごめんね!』
俺「いやいや。さゆりさんが熱心なんで力になりたいだけですよ笑」
さゆり『ありがとうね!何か頼りがいがある男になったねぇ!』
頼りがいのある男…。ってことは、子供扱いはされてない…のか?社交辞令かもしれない。
けれど
長かった分、本当に嬉しかった。
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