幼なじみとの馴れ初め
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「俺達だけ楽しんでも悪いからね〜」
一人が俺に近付き、また腹を蹴った。
そして俺のズボンに手をかけ。
「パンツは彼女に脱がさせてやろうぜ」
陽子が連れて来られ、俺の側に座らされる。
そして一人がまた、俺の腹を蹴る。
「脱がせ!」
力なく、俺のパンツを脱がす陽子。
「咥えろ」
逃れようとしたが、胸を踏まれて動けない俺。
「大きくなったか?」
陽子は一端口を離し、「はい」と答える。
「じゃ、跨がれ」
陽子の血の気が引くのが分かった。
「跨がれって言ってんだろ!」
4人は陽子の足を無理矢理開き、俺の上に乗せた。
そして・・・
ずぶずぶと言った挿入感と、陽子の悲鳴。
しかし陽子の悲鳴はすぐに、男たちの手でかき消された。
二人掛かりで陽子の体を上下させ、そして程なく・・・
俺は陽子の膣内に、精液を吐き出してしまっていた。
男たちに開放された後、自分の服の乱れも直さぬまま、陽子は俺を気遣ってきた。
「俺がもっと強かったら・・・」
陽子に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
俺の顔の血をハンカチで拭う陽子。
「ごめん・・・」
俺はそう言うのが精一杯で。
でも陽子は、「いいんですよ」と、涙を流しながら笑った。
この事を俺は、香織に告げた。
話しを聞いた香織は、「陽子ちゃん・・・可哀想・・・」と絶句した。
程なく俺は、香織と別れた。
陽子と付き合う為に。
一番好きな女は、紛れもなく香織だった。
でも自分のせいで、俺は陽子を傷付けてしまった。
その事に対し、俺は責任を感じていた。
別れを告げると香織は、笑って「うんっ」と言った。
涙を流しながら。
「君を俺に守らせてほしい」
陽子にそう告げた時、陽子は涙を流して抱きついてきた。
俺の胸で泣きじゃくる陽子に、俺は「強くなるから」と誓った。
陽子は「うんうん」と頷いた。
毎朝、5kmのランニング。
そして夕方は、空手の道場に通う日々。
入門当初は、小学生にすら勝てなかった俺。
でも3ヶ月後には、中学生に勝てるようになっていた。
しかも半年後には、大人の有段者相手でも負けなかった。
毎日毎日、ひたむきに稽古をした俺。
そんな俺に師範が、「よく頑張るね」と言った。
俺は俺の稽古に、毎日ついて来る陽子を見て、「彼女の為ですから」と師範に言った。
「そっか」
師範はそう言うと、優しい顔をした。
久しぶりに、香織に会った。
学校で時々、顔を合わす事はあったが、お互いに目を背けていた。
朝のランニングが済み、家に戻ろうとすると香織がいた。
「頑張ってるみたいね」
香織の笑顔を見たのは、別れた日以来だった。
「あぁ」
「顔つきが最近、たくましくなってきたよ」
「ありがと」
「陽子ちゃんと仲良くやってんの?」
「あぁ」
「そっか・・・じゃ、頑張ってね」
たったそれだけの会話だった。
たったそれだけの会話だったけど、俺はやっぱ、香織が好きだと気が付いた。
陽子とは時々、キスならばした。
でも胸を触ったりとか、それからやりたいとは思わなかった。
きっかけがきっかけだけに、傷つけたくないと思ってた。
ちゃんと責任を取れるようになって、それからだとも思ってた。
それから・・・
あの4人組の身元が分かった。
学校周辺では有名らしく、リーダー格は「梅田」と言うらしい。
仕事もせず、パチンコ店なんかに毎日出入りしてるらしい。
腕に自信がついた俺は、復讐しようと思った事がある。
でも陽子に止められ、思い直した。
「復讐なんか、絶対に考えないで」
そう懇願されると、何も出来なかった。
空手に熱中しすぎて勉強が疎かになり、2年時にT大確実と言われてた俺だが、3年時は特進からも外れてしまった。
それでも3年の2学期以降、なんとか持ち直し、同じ六大学のR大に合格した。
陽子も特進で、T大も固いと思われるが、来年はあえてT大を避け、R大を受験すると言う。
ま、1年の差はあるが、俺の後を追うって感じかな。
香織は・・・
噂で聞いた程度だが、私立はR大に合格したらしいが、地元国立にも受かっており、そっちに行くと思う。
それから、梅田の事を新聞で見た。
梅田は喧嘩して刺されて、あっけなく。
他の3人については知る由もないが、ま、どうでもいい。
卒業式の日、「お祝いしたい」と言う陽子に呼ばれ、俺は陽子の家に向った。
テーブルには、陽子お手製のオムライスとサラダが。
陽子以外には、家族は誰もおらず・・・
「もしかしたら?」
そう言う思いも、あるにはあった。
食事が済み、陽子の部屋でしばし雑談。
雰囲気が良くなって、キスするまではいつも通り。
でも相変わらず、それより先には進もうと思わない俺。
「抱いてほしいよ」
煮え切らない俺に陽子が、いよいよ業を煮やしたか・・・
「ちゃんと責任取れるようになってから・・・ねっ?」
そんな言葉すら、陽子を傷付けていた。
「好きだから・・・抱いてほしいんです!」
俺に覆い被さり、唇に吸い付く陽子。
やがて俺のベルトに手を伸ばし・・・
「陽子ちゃん、そんな事しないで・・・」
思わず俺は、そう言ってしまった。
「どうしてですか?」
目に涙をいっぱい溜め、陽子は俺に尋ねた。
「だから・・・ちゃんと責任取れるようにな」
「ウソっ!」
「俊也さん、あの事・・・あの日の事を気にしてます!」
「えっ?」
「あたしの事、不潔だとか・・・汚いとか思ってるでしょ?」
「あの日の事、絶対に引きずってます!」
「そんな事ないよ」
「じゃ、どうして・・・」
陽子は声を上げて泣き出した。
「あの日、あの男達は・・・あたしの体に触る前から・・・」
「でも俊也さん、全然反応しない」
「キスしてもそう。さっきあたしが上に乗ったのに・・・」
「男の人って、『したいもんだ』って聞きました。」
「でも俊也さん、あたしを全然求めない。」
「『責任取れるまで』って言うなら、避妊してもいいじゃないですか?」
「なのに俊也さん・・・触れようとしない・・・」
「帰って!」
そう言われ、家から追い出された俺。
暫く玄関先に留まったが、中に入れてくれる様子もない。
俺は仕方なく、重い足取りで家路についた。
陽子の言葉は遠からず、的を得ていた。
「不潔」とか「汚い」とかは思ってない。
思ってはいないが、「あの日」の事を意識しない訳じゃない。
今付き合ってる事も、俺なりの「あの日」の償いだったから。
でももしかしたら俺・・・
陽子に言われて気付いた事があって、
「陽子にかなり失礼な事をしたんじゃないか?」って事。
好きでもないのに、ただ償いの為に付き合いだした事は、優しさではなく、また償いでもなく・・・
一人の家には帰る気がしなかった。
俺は家の側の公園に行き、ベンチに腰掛け俯いていた。
陽子に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
また、自分が歯痒くて仕方がなかった。
と、その時、コーラの赤い缶が、目の前に差し出された。
見上げた俺に、「どうした?彼女と喧嘩でもした?」
香織だった。
俺は立ち上がり、香織を抱きしめた。
「ちょっと、ちょっとー」
香織はそう言ったが、俺は尚もきつく抱きしめた。
そして声を上げ、大声で泣いた。
そう・・・あの日の香織のように・・・
「落ち着いた?」
香織の声に、自分を取り戻した。
「ごめん・・・」
俺は香織に謝った。
「謝るより・・・感謝されたいな、あたしとしてはね」
「あぁ・・・ごめん・・・」
「座ろっか?」
クスリと笑った後、香織はベンチを指してそう言った。
俺は黙って頷き、腰を下ろした。
「喧嘩した?」
「いや・・・そうじゃなくて・・・」
「自分自身が情けなくて・・・そしたらなんだか泣けてきて・・・」
「そしたら香織が目の前にいて、なんだか甘えたくなった。」
「ごめん・・・」
「そっか・・・」
香織はそう言うと、コーラの蓋を取って俺に差し出した。
俺は受け取るには受け取ったが、飲む事が出来なかった。
「3年も前だね〜あたしがここで泣いたの。誰かさんに抱きついてさ。」
「先輩にいじめられた位で、好きな陸上を辞めた自分が、なんだか情けなくてね〜」
「そしたら目の前に、突然コーラが出て来たじゃない?」
「『今、この人に甘えたい』って思った訳よ」
「そしたらさ〜その相手が、幼馴染の俊ちゃんでしょ!もうびっくりでさ。」
「気付いたら、抱きついて泣いてた訳よ」
そう言うと香織は、俺の手からコーラを取り、一口飲んで返した。
「あの日のコーラ、美味しかったよ。缶に砂ついて、ぬるくなってたけどね。」
「あのコーラのお陰で、あたし元気になれたんだ。」
「だから俊ちゃんもコーラ飲んで、元気出しなって!」
そう言って香織は、俺の肩を思いっきり叩いた。
「俊ちゃん・・・」
暫く黙ってた香織だが、口を開いた。
「キス・・・しよっか?」
俺は驚いて、香織の顔を見た。
その途端香織は顔を近づけ、唇を重ねてきた。
「あ〜っ!ちゅーしてるぞ〜!」
遠くで子供の声が聞こえるまで、香織は唇を離そうとはしなかった。
「じゃ、あたし行くね」
唇を離すと、立ち上がった香織。
「オマタ、興奮してるみたいだから、彼女に頼んで沈めてもらいなさい!」
そう言うと香織は、ゆっくりと公園の出口へと歩く。
>>次のページへ続く
「そんな事ないよ」
「じゃ、どうして・・・」
陽子は声を上げて泣き出した。
「あの日、あの男達は・・・あたしの体に触る前から・・・」
「でも俊也さん、全然反応しない」
「キスしてもそう。さっきあたしが上に乗ったのに・・・」
「男の人って、『したいもんだ』って聞きました。」
「でも俊也さん、あたしを全然求めない。」
「『責任取れるまで』って言うなら、避妊してもいいじゃないですか?」
「なのに俊也さん・・・触れようとしない・・・」
「帰って!」
そう言われ、家から追い出された俺。
暫く玄関先に留まったが、中に入れてくれる様子もない。
俺は仕方なく、重い足取りで家路についた。
陽子の言葉は遠からず、的を得ていた。
「不潔」とか「汚い」とかは思ってない。
思ってはいないが、「あの日」の事を意識しない訳じゃない。
今付き合ってる事も、俺なりの「あの日」の償いだったから。
でももしかしたら俺・・・
陽子に言われて気付いた事があって、
「陽子にかなり失礼な事をしたんじゃないか?」って事。
好きでもないのに、ただ償いの為に付き合いだした事は、優しさではなく、また償いでもなく・・・
一人の家には帰る気がしなかった。
俺は家の側の公園に行き、ベンチに腰掛け俯いていた。
陽子に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
また、自分が歯痒くて仕方がなかった。
と、その時、コーラの赤い缶が、目の前に差し出された。
見上げた俺に、「どうした?彼女と喧嘩でもした?」
香織だった。
俺は立ち上がり、香織を抱きしめた。
「ちょっと、ちょっとー」
香織はそう言ったが、俺は尚もきつく抱きしめた。
そして声を上げ、大声で泣いた。
そう・・・あの日の香織のように・・・
「落ち着いた?」
香織の声に、自分を取り戻した。
「ごめん・・・」
俺は香織に謝った。
「謝るより・・・感謝されたいな、あたしとしてはね」
「あぁ・・・ごめん・・・」
「座ろっか?」
クスリと笑った後、香織はベンチを指してそう言った。
俺は黙って頷き、腰を下ろした。
「喧嘩した?」
「いや・・・そうじゃなくて・・・」
「自分自身が情けなくて・・・そしたらなんだか泣けてきて・・・」
「そしたら香織が目の前にいて、なんだか甘えたくなった。」
「ごめん・・・」
「そっか・・・」
香織はそう言うと、コーラの蓋を取って俺に差し出した。
俺は受け取るには受け取ったが、飲む事が出来なかった。
「3年も前だね〜あたしがここで泣いたの。誰かさんに抱きついてさ。」
「先輩にいじめられた位で、好きな陸上を辞めた自分が、なんだか情けなくてね〜」
「そしたら目の前に、突然コーラが出て来たじゃない?」
「『今、この人に甘えたい』って思った訳よ」
「そしたらさ〜その相手が、幼馴染の俊ちゃんでしょ!もうびっくりでさ。」
「気付いたら、抱きついて泣いてた訳よ」
そう言うと香織は、俺の手からコーラを取り、一口飲んで返した。
「あの日のコーラ、美味しかったよ。缶に砂ついて、ぬるくなってたけどね。」
「あのコーラのお陰で、あたし元気になれたんだ。」
「だから俊ちゃんもコーラ飲んで、元気出しなって!」
そう言って香織は、俺の肩を思いっきり叩いた。
「俊ちゃん・・・」
暫く黙ってた香織だが、口を開いた。
「キス・・・しよっか?」
俺は驚いて、香織の顔を見た。
その途端香織は顔を近づけ、唇を重ねてきた。
「あ〜っ!ちゅーしてるぞ〜!」
遠くで子供の声が聞こえるまで、香織は唇を離そうとはしなかった。
「じゃ、あたし行くね」
唇を離すと、立ち上がった香織。
「オマタ、興奮してるみたいだから、彼女に頼んで沈めてもらいなさい!」
そう言うと香織は、ゆっくりと公園の出口へと歩く。
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