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幼なじみとの馴れ初め
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キスしたり、(服の上から)胸を触ったりは、何度かあった俺達だが、なかなかその先には進まなかった。

既に双方の親公認の仲になり、双方の家には行っていたが、「節度は守れ」と父親から言われたせいか、先に進めないでいた。

勿論俺、したくない訳じゃない。

でもした事なかったし、そう言った雰囲気に持ち込む事も出来なかったし、そうする場所もなかったし。

2年生になり、付き合いだして1年が経過しても、俺は童貞だったし、香織もバージンのままだった。

だからと言って、慌てるような事もなかったし、その必要もなかった。

香織と付き合ってるだけで、俺は良かった。



1年生の女の子(陽子)から、俺は告白された。

俺、生徒会の役員だったし、成績も良かったから、見た目は良くなくても、ある程度は目立った存在ではあった。

だからだろうと思うが、でも俺は、それを断った。

勿論 香織がいるから。

でもその子、断ったにも関わらず、かなり積極的だった。

「じゃ、ファンならいいですか?」

そう聞かれ、「いいよ」と答えたのが悪かったか・・・

校内で俺に話しかけて来たり、遠くから大声で声をかけてきたり。


通学時にも同じ電車に乗っては、俺と香織の間に割って入り、俺と香織を苦笑いさせた。

香織は香織で、「可愛い子だね〜」と意に介す様子もなく。

「浮気しちゃダメだよ〜」とは言うが、きっとその言葉は、本気ではなかったと思う。



ある日、生徒会の会合で遅くなった俺。
ただでさえ遅くなったのに、定期を学校に忘れてる事に気付き、慌てて教室まで戻った。

そうしてやっと学校を出た所で、陽子に会った。

香織は遅くなるのが分かってるので、とっくに家に帰ってる。

だけど陽子はファンだからか?こうして時々いるんだよね・・・

ま、いつもの事と俺は諦め、駅に向って歩き出す。

その少し後ろを陽子が歩いていた。

その時だった。



「おう、高校生カップルか?」

「だめだね〜学生は勉強しないと!」

ガラの悪そうな4人組が、俺達を見てそう言ってた。

「こんな可愛い彼女を従わせて、キミ、亭主関白?」

そう言いながら近付いて来た。

そして次の瞬間、そのウチの一人が陽子のスカートをめくった。

「キャーッ」しゃがみ込む陽子。

しかし、しゃがみ込んだ陽子を囲み、尚も4人がスカートを持ち上げようとしている。

「やめて下さい」

気が弱い俺も流石に、4人に向って大声を上げた。

「なにぃ?」

数秒後にはボコられて、俺は地面に蹲っていた。



「あんたの出方次第で、こいつ許してやってもいいよ」

4人がそう、陽子に言ってる声を聞いた。

程なく俺は抱え上げられ、どこかに連れて行かれる。

通りからまるで見えない、資材置き場の裏に連れて行かれた。

地面に叩き付けられ、悶絶する俺。

「やめて下さい」

泣き叫ぶような陽子の声がした。

「分かった、分かった・・・お前の出方次第だったよね・・・」

その声の後に、腹部を蹴り上げられた俺。

「大人しくしないと・・・またやっちゃうよ」


我に返った時、辺りは既に暗かった。

しかしすぐ側で、下卑た男たちの声と、くぐもった声。

スカートを捲し上げられ、胸を露出した陽子がいた。

一人のモノを咥え、一人のモノを握らされてる。

一人に胸を弄られ、もう一人にはスカートの中を。

「何やってんだ!」

俺は叫んだが、散々やられた体が言う事を聞かず。

例え言う事を聞いたとしても、俺が勝てる相手ではなかったが・・・


「おっ!彼氏が気付いたようだね・・・」

「もう少し待ってろ!すぐ済むから。」

一人に腹を蹴り上げられ、再度悶絶する俺。

だが、意識ははっきりしていた。
悲しい目をした陽子が時々、俺に目をやってるのが分かった。

そして男の腰の動きが早くなり・・・

「1滴残らず飲むんだぞ」

陽子はコクンと喉を鳴らした。



「俺達だけ楽しんでも悪いからね〜」

一人が俺に近付き、また腹を蹴った。

そして俺のズボンに手をかけ。

「パンツは彼女に脱がさせてやろうぜ」

陽子が連れて来られ、俺の側に座らされる。

そして一人がまた、俺の腹を蹴る。

「脱がせ!」

力なく、俺のパンツを脱がす陽子。

「咥えろ」

逃れようとしたが、胸を踏まれて動けない俺。

「大きくなったか?」

陽子は一端口を離し、「はい」と答える。

「じゃ、跨がれ」

陽子の血の気が引くのが分かった。

「跨がれって言ってんだろ!」

4人は陽子の足を無理矢理開き、俺の上に乗せた。

そして・・・

ずぶずぶと言った挿入感と、陽子の悲鳴。

しかし陽子の悲鳴はすぐに、男たちの手でかき消された。

二人掛かりで陽子の体を上下させ、そして程なく・・・

俺は陽子の膣内に、精液を吐き出してしまっていた。


男たちに開放された後、自分の服の乱れも直さぬまま、陽子は俺を気遣ってきた。

「俺がもっと強かったら・・・」

陽子に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

俺の顔の血をハンカチで拭う陽子。

「ごめん・・・」

俺はそう言うのが精一杯で。

でも陽子は、「いいんですよ」と、涙を流しながら笑った。


この事を俺は、香織に告げた。

話しを聞いた香織は、「陽子ちゃん・・・可哀想・・・」と絶句した。



程なく俺は、香織と別れた。

陽子と付き合う為に。

一番好きな女は、紛れもなく香織だった。

でも自分のせいで、俺は陽子を傷付けてしまった。

その事に対し、俺は責任を感じていた。

別れを告げると香織は、笑って「うんっ」と言った。

涙を流しながら。


>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, 胸キュン,
 


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