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愛美
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332 えっちな21禁さん 04/08/20 08:51 ID:1a+lmatk
「なんか、リョウ君にすごい意地悪だったでしょ?」

「うん」

おれは頷きながら、あの、ちょっと格好をつけた憎たらしい顔を思い出していた。

また、内臓をギュウと捻られるような気分になった。

「リョウ君がすごく可愛そうだった」

「・・・・」

おれはなんて応えていいかわからずに黙っていた。

「私がまんできなくて、後でいろいろ言ったら喧嘩になっちゃって・・」

「そうだっんだ」

「信じてくれないかも知れないけど、あの時も、私、リョウ君すごい好きだったから」

「でも、あいつも好きだったんだろ?」

「うん、でもちょっと違ったの」

「・・・」



333 えっちな21禁さん 04/08/20 08:53 ID:1a+lmatk
「なんかリョウ君の悪口ばっかりいうから、私、リョウ君の方が好きだってはっきり言ったの」

「・・・」

「そうしたら、怒っちゃって、それから私にもいろいろ嫌がらせしてきた」

「そうか」

「なんかそれで、一気に嫌いになっちゃった」


俺は、この予想外な話の展開に少しびっくりしたのと同時に、嬉しくて仕方がなかった。

急に全身にエネルギーがみなぎってくるのがわかった。

スーパーヒーローが、やってきて、いじめっ子を、こてんぱんにやっつけてくれたような、なんともいえない爽快感を味わっていた。

「わたし、東京に行ってからさ、寂しかったから、お友達もいなかったし」

「・・・」



334 えっちな21禁さん 04/08/20 08:54 ID:1a+lmatk
「あの子が親切にしてくれたの。なんかお兄さんみたいな感じで」

「・・・」

俺は無言で頷きながら彼女の話を聞いていた。

「でも最後、なんかあんなると思わなかった」

「そうか、知らなかった」

と俺がいうと、

「手紙にも書いたと思うけど・・」

といって俺の顔をみた。

俺は、読まずに捨ててしまった手紙の事を思い出した。

「ああ、あの手紙・・・・あれ、読まないで捨てちゃった」

愛美ちゃんは驚いたような顔をして

「ウソー、ひどい」

というと、愛美ちゃんは俺の顔をにらんだ。

俺は、一瞬、いい訳を考えようとしたけど、正直に本当の事を言った。

「ごめん。だって、耐えられなかったんだよ」

「・・・」



335 えっちな21禁さん 04/08/20 08:55 ID:1a+lmatk
「僕さ、愛美ちゃんの書いた宛名を見るだけでさ、あいつの顔を思い出しちゃってさ」

「・・・」

「なんか、心臓が引き裂かれるような気持ちになってさ、毎日、苦しくてため息ばっかりついてた」

「ごめんね、本当にごめんね、私なんていっていいか・・・」

彼女は下を向いた。

「いいよ。もう終わったことだしさ、忘れようよ」

「うん・・・でも、わたし・・・・嬉しい、またリョウ君と話ができるなんて」

このときの愛美ちゃんは本当に嬉しそうな顔をした。

俺は可愛いなと思った。

「わたし、またこっちに来るってわかったとき、リョウ君に会ったらどうしようってそればっかり考えてた。」

「・・・・」



336 えっちな21禁さん 04/08/20 08:56 ID:1a+lmatk
「あっても、無視されるだろうなって・・・」

おれは、すこし心に余裕が出てきて

「でも昨日、そっちが無視したじゃん」

と意地悪くいった。

「うん、私なんか恐かったの」

「何が?」

「まだ怒ってんだろうなと思って」

「おれ、そんな顔してた?」

「わかんないけど、なんて言っていいかもわからなかったし」

そして、「ふー」と大きく息をすると、愛美ちゃんはうれしそうにニッコリ笑って

「でもよかった。リョウ君まえと変わってなくて」

といった。



338 えっちな21禁さん 04/08/20 08:57 ID:1a+lmatk
「僕はもっと早く大きくなりたいたけどね、僕だけいつまでも子供みたいでさ」

「でも、ちょっとおっきくなったんじゃない。」

といって、愛美ちゃんは俺の足の先から頭のてっぺんまでながめた。

「うん、そうかも、でも愛美ちゃんは随分変わったね、最初だれだかわかんなかった」

「私も大きくなった?」

「ていうか、ちょっと太くなったんじゃない?」

「いやだあ、もう、気にしてんだから」

「それに、すごいじゃん」

といって、俺は自分の胸の前に両手を持ってくると、大きなおっぱいの形に動かした。

子供の頃から肉付きの良かった彼女は、女性的な肉のつき方をして、さらにムッチリ度が増していたけが、特に2年間のうちに



339 えっちな21禁さん 04/08/20 08:59 ID:1a+lmatk
胸は良く発達して、セーラー服が窮屈に見えるくらいになっていた。

「えっちー」といってい愛美ちゃんは俺のおでこをポンと叩いた。

俺は、嬉しくて仕方が無かった。

愛美ちゃんと こんな風に喋れる日が来るなんて、つい二日前まで思っても見なかったのだから。

思えば俺は、その前の二年間、愛美ちゃんの事を自分の心の中から消そうといつも努力しつづけていた。

ほんの30分ほどの間に、俺たちは、以前ののりを取り戻しつつあった。

驚異的だった。

俺は、ぽんぽんと軽い会話を交わしながら、大人の女性になりつつある愛美ちゃんに新たに魅了されていた。

二人の会話がふと途切れたとき、俺は愛美ちゃんの目を見ていった。

「愛美ちゃん・・・」

愛美ちゃんは恥ずかしそうに

「なあにぃ?恥ずかしいじゃん、そんな見たら。なにぃ?」

俺は、本当は「好きだよ」、といいたかったけど、なんか気恥ずかしていえなかった。



340 えっちな21禁さん 04/08/20 09:00 ID:1a+lmatk
「うん、なんでもない」

といってごまかすと、

「なによう、いいかけて」

と追及してきた。

おれは、かわりに、

「僕さ、よく愛美ちゃんの夢を見てた」

といった。

「えー、ほんとう?私も」

「エーどんな夢?」

「リョウ君が先に言って」

「うん、大した事ないんだけどさ、・・・」

といってから、俺は自分の夢の話をした。

「へー」

「それだけ。面白くないでしょ。はい、今度、愛美ちゃんの番」

「私のはねえ・・・ちょっと言うの恥ずかしい。やっぱやめる」

といって恥ずかしそうな顔をした。



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:純愛, 青春, 胸キュン, 泣ける話,
 


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