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変わり果ててしまった妻
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「ここに書かれた約束は守れよ」
「お互いに。これで今までの事は全てお咎めなしだ」
私が立ち上がると、青山の態度が変わる。
変わったと言っても元に戻っただけなのだが。
「コーヒーぐらい出すから、そう慌てるな。千里の事で聞かせておきたい事もあるし」
「他人の女房を呼び捨てにするな」
「そのぐらいは許してくれよ。千里は会えば必ず俺のチンポを口に欲しがって、美味しいと言って嘗め回していたから他人の気がしない」
私に対して、妻が口での行為をしたがらなかったのを知っていると思った。
この男とコーヒーなど飲みたくはないので早く出て行きたかったが、妻の事を何でも知りたい私は動けない。
「そんな話をする為に引きとめたのか!妻の事で聞かせたい事とは何だ!」
「だからそう慌てるな。どうして俺と千里がこうなったのか知りたくないのか?
千里はあんたとのセックスに満足していなかったんだ。
他の男とのセックスはどのような味がするのか、ずっと試してみたかった」
二人で得意先などに出かけた時など、何年も前から物欲しそうな顔で青山を見ていたと勝手な事を話し出す。
余りに可哀想だったので、今回のような事をして邪魔をしている理性を取り払ってやって、自分に素直になるように背中を押してやっただけだと。
「千里はあんた以外の男は知らなかっただろ。
だから40歳を過ぎて、このまま一人の男しか知らずに老いていくのかと悩んでいた。
俺はその悩みを解消してやっただけだ。
それが俺とのセックスがあまりに気持ち良かったので溺れてしまって、結果俺に惚れてしまった。
俺に初めて抱かれた日、千里はこんなに気持ちの良いセックスもあるのかと、涙を流して喜んでいたぞ。上からも下からも」
「勝手な事ばかり言うな!」
「残念だが本当だ。あんたは知っていたか?
千里は背骨の両側を舌先で責められると凄く感じてしまうのを。
特に肩甲骨の少し下辺りが感じるようで、オッパイを揉みながら そこを集中的に責めてやると、それだけでシーツに大きな染みを作ってしまうのを」
勿論 妻の背中を舐める事もある。しかし、シーツに染みが出来るほど責めた事はない。
妻は背中がくすぐったいらしく、以前しつこく舐めていて、妻が身体を捻って「そこは嫌なの」と怒ってやめてしまった事があったので、それ以来私はあまり背中を責めた事はない。
「入れる前に5分ぐらいチンポをオマンコやクリトリスに擦り付けて焦らしてやると、何とかチンポを中に向かい入れようと、見ているのが恥ずかしくなるぐらい腰を振るのを知っていたか?
それでも入れてやらないと どうなると思う?
早く入れて欲しくて、聞くに堪えないような言葉を口にするようになるのさ。
オチンポ入れてー。オマンコ寂しいのー」
青山の言っている事が、全て事実だとは思わない。慰謝料をとられた腹いせに、私を苦しめたいだけかも知れない。
私の気持ちを揺さ振って、妻との仲を壊してまた付き合おうと思っているのかも知れない。
絡み合う二人の姿が浮かんで苦しくなり、青山を殺したいほど怨んでいながら、妻と青山のしていた行為をもっと知りたくて、黙って聞いている自分に腹を立てていた。
青山は私が黙って聞いているのを良い事に、調子に乗って話し続ける。
「千里は後ろから入れられて、尻を叩かれるのが好きなのを知っていたか?
口では痛いからやめてーと言いながらも、これをしてやると我慢出来なくなって自分から動き出す」
青山とのセックスは恋人同士のような甘いものではなく、絶えず妻は虐められていたような印象を受けたが、それでも快感に負けて媚をうっていた妻を惨めに思った。
「こうなったのも、全て千里を満足させてやれなかったあんたが原因だ。
聞けば首筋を舐めて、オッパイを舐めて、オマンコを指で刺激してから舐めて入れるだけの、中学生のような幼稚なセックスをしていたそうだな。
男として もっと女を満足させてやったらどうだ」
私は悔しかった。青山にこのような事を言われる筋合いはない。
「そうかな?先日小料理屋の女将を抱いたが、彼女は こんな凄いセックスは初めてだと言ってくれたぞ」
私は悔しさを少しでも紛らわすために、言わなくても良い事を言ってしまった。
「そうか。それは良かったな。でも千里は、俺のチンポのほうが気持ちいいと言った」
小料理屋だけでは分からないのか、それでも青山は動じない。
「これで失礼する。もう会うことも無いだろう」
本心は妻の事をもっと知りたかった。
青山に抱かれている時の、妻の息遣いまでも詳しく聞きたかったが、これ以上顔を見ていたくない気持ちが勝る。
--------------------
「おまえは青山に、俺達のセックスまで話したのか!」
妻は俯いた。
「舐めて入れるだけの、幼稚なセックスで悪かったな」
妻と付き合い始めたのが25歳の時だったので、当然私は妻が初めてでは無かった。
まだ若かったが、それなりに経験もあった。
俺はその悩みを解消してやっただけだ。
それが俺とのセックスがあまりに気持ち良かったので溺れてしまって、結果俺に惚れてしまった。
俺に初めて抱かれた日、千里はこんなに気持ちの良いセックスもあるのかと、涙を流して喜んでいたぞ。上からも下からも」
「勝手な事ばかり言うな!」
「残念だが本当だ。あんたは知っていたか?
千里は背骨の両側を舌先で責められると凄く感じてしまうのを。
特に肩甲骨の少し下辺りが感じるようで、オッパイを揉みながら そこを集中的に責めてやると、それだけでシーツに大きな染みを作ってしまうのを」
勿論 妻の背中を舐める事もある。しかし、シーツに染みが出来るほど責めた事はない。
妻は背中がくすぐったいらしく、以前しつこく舐めていて、妻が身体を捻って「そこは嫌なの」と怒ってやめてしまった事があったので、それ以来私はあまり背中を責めた事はない。
「入れる前に5分ぐらいチンポをオマンコやクリトリスに擦り付けて焦らしてやると、何とかチンポを中に向かい入れようと、見ているのが恥ずかしくなるぐらい腰を振るのを知っていたか?
それでも入れてやらないと どうなると思う?
早く入れて欲しくて、聞くに堪えないような言葉を口にするようになるのさ。
オチンポ入れてー。オマンコ寂しいのー」
青山の言っている事が、全て事実だとは思わない。慰謝料をとられた腹いせに、私を苦しめたいだけかも知れない。
私の気持ちを揺さ振って、妻との仲を壊してまた付き合おうと思っているのかも知れない。
絡み合う二人の姿が浮かんで苦しくなり、青山を殺したいほど怨んでいながら、妻と青山のしていた行為をもっと知りたくて、黙って聞いている自分に腹を立てていた。
青山は私が黙って聞いているのを良い事に、調子に乗って話し続ける。
「千里は後ろから入れられて、尻を叩かれるのが好きなのを知っていたか?
口では痛いからやめてーと言いながらも、これをしてやると我慢出来なくなって自分から動き出す」
青山とのセックスは恋人同士のような甘いものではなく、絶えず妻は虐められていたような印象を受けたが、それでも快感に負けて媚をうっていた妻を惨めに思った。
「こうなったのも、全て千里を満足させてやれなかったあんたが原因だ。
聞けば首筋を舐めて、オッパイを舐めて、オマンコを指で刺激してから舐めて入れるだけの、中学生のような幼稚なセックスをしていたそうだな。
男として もっと女を満足させてやったらどうだ」
私は悔しかった。青山にこのような事を言われる筋合いはない。
「そうかな?先日小料理屋の女将を抱いたが、彼女は こんな凄いセックスは初めてだと言ってくれたぞ」
私は悔しさを少しでも紛らわすために、言わなくても良い事を言ってしまった。
「そうか。それは良かったな。でも千里は、俺のチンポのほうが気持ちいいと言った」
小料理屋だけでは分からないのか、それでも青山は動じない。
「これで失礼する。もう会うことも無いだろう」
本心は妻の事をもっと知りたかった。
青山に抱かれている時の、妻の息遣いまでも詳しく聞きたかったが、これ以上顔を見ていたくない気持ちが勝る。
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「おまえは青山に、俺達のセックスまで話したのか!」
妻は俯いた。
「舐めて入れるだけの、幼稚なセックスで悪かったな」
妻と付き合い始めたのが25歳の時だったので、当然私は妻が初めてでは無かった。
まだ若かったが、それなりに経験もあった。
しかし、妻は それまでの女達とは違って異常に羞恥心が強く、それまでの女達が感じてくれた事をして嫌がられ、終わった後で実家に帰ると泣かれて困った事がある。
妻に「嫌だと言ったのに、どうして無理やりあんな事をしたの!」と泣かれ、3日も謝って どうにか許してもらった事がある
その後は、それがトラウマになって、妻の嫌がる行為は避けてきた。
妻が「それは嫌」と言うと、すぐにやめてしまう事が多かった。
口でして欲しい時でも、妻がそのような行為が好きではないのを知っていたので我慢した。
このようなセックスでは、男にとって征服感は得られないが、私は裸で抱き会っているだけでも満足出来るようになった。
女将とのセックスを思い出せば、嫌がる事でも強引にすれば良かったのかも知れないが、妻の要望を全て聞き入れてきたことを、今更幼稚で不満だったと言われても。
「私は そのような事は言っていません」
「俺達のセックスについて、何も言っていないと言うのだな?」
「いえ、無理やり言わされた事はあります。でもあなたを馬鹿にするような事は言っていません」
言わされたというのが気になった。
妻が私達の事を聞かれたのはセックスの最中で、妻はもっと気持ち良くしてもらいたくて、私との行為は気持ち良くないような言い方をしたのかも知れない。
青山を喜ばせて色々してもらうために私を蔑み、青山を必要以上に褒めたのかも知れない。
わたしは そう自分を慰めたが、本当は青山が言うように私とのセックスに不満を持っていたのだろうか。青山に抱かれて、セックスに目覚めてしまったとしたら。
しかし、今の私は妻を抱けない。それどころか妻の身体が青山の精液で汚されたままのような感じがしていて、抱き締めることすらも出来ないのだ。
当然、仕事は辞めさせたが、それはそれで暇な日中に何をしているのかが気になって、仕事の合間に電話を入れる。
その時、妻が買い物に行っていたりして留守だと、青山と会っていたのではないかと責め立てた。
青山と会いたければ、離婚届を書いてからにしろと。
しかし、一週間も経つと妻に電話することも無くなった。
これは、妻を信用したのではなくて、妻の事を考えているのが苦しくなり、極力妻の事は考えないように逃げていたと言った方が正しい。
「仲直りしたの?」
以前のように笑顔はなくなったが、私が無関心を装い、妻が喜怒哀楽を表さない事が、私達の関係がおかしくなっている事を心配していた子供達には、良い方向に向かっていると映ったようだ。
しかし、実際は謝らない妻に対しての不信感は大きくなっていて、妻もまた私といると以前よりも塞ぎ込んでしまって目も合わさない。
ここまでして どうして一緒にいるのだと自分でも思うが、やはり妻を諦め切れない。
私が冗談を言い、妻が優しく微笑むような暮らしはもう来ないと思っているのに。
--------------------
「来週車が直ってきますから、仕事に出てもいいですか?」
妻は洗い物の手を止めずに突然そう言うと一瞬振り向き、テーブルに会社名と住所や電話番号が書かれたメモを置くと また洗い物を続ける。
「好きにすればいいだろ。離婚になったら その後困るだろうし」
私は新聞を読みながら依然無関心を装っていたが、実は横目でしっかり見ていた。
「9時から4時までのパートで、休みは日曜と祝日です。20分もあれば通えるので4時半までには帰ってきます」
私は汚い人間かも知れない。
妻が働くと言った時、このような時なのに お金の計算をしていた。
妻が働かなくても、私の稼ぎで何とかやっていける。
しかし、当然今までの生活水準は落さなければならない。
これから娘達が進学すれば、尚更お金は必要になる。
それを私は頭の中で、家にいて自由な時間があるよりも、仕事に行っていた方が安心だからと すりかえる。
妻は4時30分までに帰って来ているのかどうか分からない。
また心配を掛けるのが嫌で、聞きたくても子供達には聞けない。
>>次のページへ続く
妻に「嫌だと言ったのに、どうして無理やりあんな事をしたの!」と泣かれ、3日も謝って どうにか許してもらった事がある
その後は、それがトラウマになって、妻の嫌がる行為は避けてきた。
妻が「それは嫌」と言うと、すぐにやめてしまう事が多かった。
口でして欲しい時でも、妻がそのような行為が好きではないのを知っていたので我慢した。
このようなセックスでは、男にとって征服感は得られないが、私は裸で抱き会っているだけでも満足出来るようになった。
女将とのセックスを思い出せば、嫌がる事でも強引にすれば良かったのかも知れないが、妻の要望を全て聞き入れてきたことを、今更幼稚で不満だったと言われても。
「私は そのような事は言っていません」
「俺達のセックスについて、何も言っていないと言うのだな?」
「いえ、無理やり言わされた事はあります。でもあなたを馬鹿にするような事は言っていません」
言わされたというのが気になった。
妻が私達の事を聞かれたのはセックスの最中で、妻はもっと気持ち良くしてもらいたくて、私との行為は気持ち良くないような言い方をしたのかも知れない。
青山を喜ばせて色々してもらうために私を蔑み、青山を必要以上に褒めたのかも知れない。
わたしは そう自分を慰めたが、本当は青山が言うように私とのセックスに不満を持っていたのだろうか。青山に抱かれて、セックスに目覚めてしまったとしたら。
しかし、今の私は妻を抱けない。それどころか妻の身体が青山の精液で汚されたままのような感じがしていて、抱き締めることすらも出来ないのだ。
当然、仕事は辞めさせたが、それはそれで暇な日中に何をしているのかが気になって、仕事の合間に電話を入れる。
その時、妻が買い物に行っていたりして留守だと、青山と会っていたのではないかと責め立てた。
青山と会いたければ、離婚届を書いてからにしろと。
しかし、一週間も経つと妻に電話することも無くなった。
これは、妻を信用したのではなくて、妻の事を考えているのが苦しくなり、極力妻の事は考えないように逃げていたと言った方が正しい。
「仲直りしたの?」
以前のように笑顔はなくなったが、私が無関心を装い、妻が喜怒哀楽を表さない事が、私達の関係がおかしくなっている事を心配していた子供達には、良い方向に向かっていると映ったようだ。
しかし、実際は謝らない妻に対しての不信感は大きくなっていて、妻もまた私といると以前よりも塞ぎ込んでしまって目も合わさない。
ここまでして どうして一緒にいるのだと自分でも思うが、やはり妻を諦め切れない。
私が冗談を言い、妻が優しく微笑むような暮らしはもう来ないと思っているのに。
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「来週車が直ってきますから、仕事に出てもいいですか?」
妻は洗い物の手を止めずに突然そう言うと一瞬振り向き、テーブルに会社名と住所や電話番号が書かれたメモを置くと また洗い物を続ける。
「好きにすればいいだろ。離婚になったら その後困るだろうし」
私は新聞を読みながら依然無関心を装っていたが、実は横目でしっかり見ていた。
「9時から4時までのパートで、休みは日曜と祝日です。20分もあれば通えるので4時半までには帰ってきます」
私は汚い人間かも知れない。
妻が働くと言った時、このような時なのに お金の計算をしていた。
妻が働かなくても、私の稼ぎで何とかやっていける。
しかし、当然今までの生活水準は落さなければならない。
これから娘達が進学すれば、尚更お金は必要になる。
それを私は頭の中で、家にいて自由な時間があるよりも、仕事に行っていた方が安心だからと すりかえる。
妻は4時30分までに帰って来ているのかどうか分からない。
また心配を掛けるのが嫌で、聞きたくても子供達には聞けない。
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