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水遣り
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一滴も残したくありません。佐伯のものは全て残らず、体の中に入れ自分のものにしたいのです。
鈴口を指で掬い口に運びます。それだけでは足りず、亀頭をほうばり、竿を扱きます。
口を窄め吸い出します。最後の一滴まで体に納めやっと妻は満足するのです。
さすがの佐伯も驚きます。
『洋子がこんなに淫乱だったとは。嬉しい誤算だな。それにしてもあのオマンコはどうだ。俺の方が溺れそうだ』
正に佐伯は妻に溺れていくのです。
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その後二人はシャワーを浴び、バスルームで一度、ベッドに戻ってからも数回の性交渉を持ちます。
この夜の行為で妻の隠れた性は解き放たれたのです。
夫以外の始めての男とのただ一夜の行為で、私との行為では見せなかった妻の本当の顔、淫乱性が開花したのです。
「これからも中に出して欲しいか?」
「はい、いつも」
「そうか、じゃあ自分で考えるんだな」
この時から妻はピルを常用するようになります。
疲れきった妻は顔を佐伯の胸に埋め、足を腰に絡め、手には男根を握り熟睡するのです。
朝、ホテルのレストランで食事が終わった後、佐伯から昨日のプリント2枚を手渡されます。
「これを渡しておこう」
「写真ですか? 私、こんなもの欲しくありません」
妻にとって見るのもおぞましい写真です。
「君のお守りになるかも知れない」
「えっ、どうしてですか?」
「いや、つまり、俺たちの事がばれた時の免罪符になる」
「・・・・・」
「ご主人に追求された時、見せればいい」
佐伯は過ちを犯しました。
妻は佐伯の思い通りになるのです。
そんな写真は用が終われば捨てれば済む事だったのです。
重大なミスのある写真は妻のバッグに仕舞われます。
佐伯の車で新大阪へ向かいます。
車中、妻は佐伯の男根を握り締めています。
信号で車が停まる度、口づけを交わします。
新大阪の駅舎がもう目の前です。佐伯は駅倉庫の人影の無い、遮蔽された場所に車を停めます。
「このまま別れるのも名残りが惜しい。口で頼む」
妻は唯々諾々です。妻もそうしたかったのです。
佐伯は妻の口に放出します。口を窄め、竿を扱き最後の一滴まで吸い出すのを忘れません。
終わった後、佐伯の男根を自分のハンカチで愛おしそうに拭うのです。
新幹線はグリーン車を手配してくれています。こんな事でも佐伯の優しさを感じてしまいます。
車中思うのは、佐伯と変わってしまった自分のことばかりです。
佐伯に与えられた快感は、夫との20数年間を一夜に凝縮してもまだ足りません。
もう佐伯とは別れられない。
不思議と夫への背徳感はありません。
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東京駅に着きます。
疲れてローカル線に乗る気力がありません。
タクシーで自宅に帰ります。
途中眠ったようです。
住んでる市内に入っています。
家の近くの通り、いつも買い物もするスーパーが目に入ります。
不思議なものです、新幹線の車中で思わなかった背徳感、夫への申し訳ない思いが、日常の風景を目にすると一気に湧き出してきます。
『2時か。そろそろ帰ってくる頃だな』
仕事の理由で妻が家を開けるのは初めての事です。私はそわそわと待っています。
「ただいま。ご不自由掛けました」
妻が帰ってきました。
妻の顔色は青白く、しかしその中に妖艶と言っていい程の色気を漂わせています。
「疲れたか? 顔色が良くないな。何かあったのか?」
妻の妖艶さには触れる事が出来ません。
「初めての出張だったから、気持ちが張っていたのだと思うわ。これお土産」
大阪の銘菓を差し出します。軽くいなされた感じです。それ以上深く追求する事はありません。
その夜、ベッドで妻を誘いますが、疲れを理由に断られます。
これ以降、妻を抱く事は無くなります。私達夫婦は新婚時代からそうでした。
3ヶ月、4ヶ月とセックスレスになる事がたまにあります。
今回も妻から拒絶されても、妻を疑う事はありません。今思うと妻は不満を貯めていたのかも知れません。
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その後、妻の帰宅は1週間に一度か二度は12時を過ぎ、一週間に一度は出張の名目で外泊します。
それが2ヶ月、3ヶ月続くと、さすがの私でも疑いだします。
しかし、妻を問い詰める事が出来ないのです。私の性格が妻を自由にさせてしまったのです。
ましてや、この3ヶ月で妻の淫靡さは増し、腰は更に張り出した気がします。本来、これを見ただけでも疑う要素はあるのです。
妻の箪笥の引き出しを覗いてみたい。洗濯籠を探してみたい。
男としてのプライドが邪魔をします。今思えば実に不遜なプライドです。
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台湾に3泊の予定で出張です。水曜日に出て、土曜日に帰る予定です。
妻には その旨伝えてあります。
出張先での仕事が予定より早く終わり、金曜日に帰る事になります。
妻には伝えません。私が居ない時に妻が何をしているのか、あるいは家に居ないのか、見てみたい気持ちがあるのです。
それにびっくりさせたい事もあるのです。
あれから何度、佐伯に抱かれた事でしょう。
大阪赴任中は週に一度は、本社での仕事名目で必ず妻を抱きます。
又、何度かは出張で妻を大阪に呼び出し、一晩かけて妻を抱きます。
佐伯が本社勤務に戻ってからは、夜だけではなく、仕事に託けて外出して、昼日中、妻を抱きます。
二人の出張を組んで温泉で抱かれる事もあります。
何度目かの密会の中、妻は佐伯に言われるのです。
「洋子、君も知っているように僕は独身だ」
「はい」
「いつまでも一人で居る訳には行かない」
「・・・・・」
妻は別れを切り出されると思ったのです。
「いや、君と別れると言うのでは無い。その逆だ。結婚してほしい」
「結婚?そんな事できません。夫と子供がいます」
「解っている。今直ぐにとは言わない。君の気持ちを待っている」
この時、佐伯は本当に妻と結婚したいと思っていたのでしょう。密会の頻度は更に濃くなっていきます。
『俊夫さんは私を愛してくれている』
不倫と言う非日常性が妻に そんな思いをさせるのです。妻に気がつく術はありません。
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私が台湾に発った水曜日、妻は佐伯に抱かれます。
佐伯は精液増量剤を飲んでいます。
一度目は妻の口に放出します。
二度目、佐伯は自分のものにコンドームを着けます。
「コンドーム?」
「ピルを飲んでいる事は知っている」
「では、どうして?」
「僕は明日からアメリカへ出張だ」
出張の事は妻も知っています。肉牛牧場の視察です。
「これがトウモロコシなら君を連れて行けるが、肉では駄目だ」
4日間でも佐伯が居ないのは、妻にとっても寂しいのです。
>>次のページへ続く
それが2ヶ月、3ヶ月続くと、さすがの私でも疑いだします。
しかし、妻を問い詰める事が出来ないのです。私の性格が妻を自由にさせてしまったのです。
ましてや、この3ヶ月で妻の淫靡さは増し、腰は更に張り出した気がします。本来、これを見ただけでも疑う要素はあるのです。
妻の箪笥の引き出しを覗いてみたい。洗濯籠を探してみたい。
男としてのプライドが邪魔をします。今思えば実に不遜なプライドです。
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台湾に3泊の予定で出張です。水曜日に出て、土曜日に帰る予定です。
妻には その旨伝えてあります。
出張先での仕事が予定より早く終わり、金曜日に帰る事になります。
妻には伝えません。私が居ない時に妻が何をしているのか、あるいは家に居ないのか、見てみたい気持ちがあるのです。
それにびっくりさせたい事もあるのです。
あれから何度、佐伯に抱かれた事でしょう。
大阪赴任中は週に一度は、本社での仕事名目で必ず妻を抱きます。
又、何度かは出張で妻を大阪に呼び出し、一晩かけて妻を抱きます。
佐伯が本社勤務に戻ってからは、夜だけではなく、仕事に託けて外出して、昼日中、妻を抱きます。
二人の出張を組んで温泉で抱かれる事もあります。
何度目かの密会の中、妻は佐伯に言われるのです。
「洋子、君も知っているように僕は独身だ」
「はい」
「いつまでも一人で居る訳には行かない」
「・・・・・」
妻は別れを切り出されると思ったのです。
「いや、君と別れると言うのでは無い。その逆だ。結婚してほしい」
「結婚?そんな事できません。夫と子供がいます」
「解っている。今直ぐにとは言わない。君の気持ちを待っている」
この時、佐伯は本当に妻と結婚したいと思っていたのでしょう。密会の頻度は更に濃くなっていきます。
『俊夫さんは私を愛してくれている』
不倫と言う非日常性が妻に そんな思いをさせるのです。妻に気がつく術はありません。
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私が台湾に発った水曜日、妻は佐伯に抱かれます。
佐伯は精液増量剤を飲んでいます。
一度目は妻の口に放出します。
二度目、佐伯は自分のものにコンドームを着けます。
「コンドーム?」
「ピルを飲んでいる事は知っている」
「では、どうして?」
「僕は明日からアメリカへ出張だ」
出張の事は妻も知っています。肉牛牧場の視察です。
「これがトウモロコシなら君を連れて行けるが、肉では駄目だ」
4日間でも佐伯が居ないのは、妻にとっても寂しいのです。
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