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水遣り
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「今度は、君の番だ。奥さんとは どうするんだね?」

「妻は今入院中です。今は何も話せません」

「何も話していないのかね?」

「入院する前に報告書を見せただけです。入院してからは何も」

「優しいんだな君は」

「いや、そうじゃない。自分の気持ちがまだ決まっていない」

「退院したら早く話し合った方がいい。遅くなればそれだけ怒りが増幅してしまう」


家に帰った私は女性関係を含めた身上調査を読みます。複数の女性と関係を持っていたようです。

専務の妹と結婚話が出てからは清算され 関係はありません。佐伯が警戒しての事でしょう。

妻との事も書かれています。妻との関係だけが続いています。

妻に余程執着があったのか、それとも妻は佐伯にとって便利のいい女だったのか。

--------------------

水曜日、妻を迎えに病院に行きます。

担当医と話します。

「ご主人、奥さんの心の中は、後悔とご主人への懺悔の気持ちで一杯です。それと・・・」


担当医は言いにくそうにしています。

「それと何ですか。言って下さい」


「相手の事がほんの少しですが、心の中に残っています。多分与えられた快感のせいだと思います」


「余計な事は言わなくてもいい」
自分が聞いて その答えに怒っています。


「それともう一つ。

奥さんは関連する言葉、態度一つで性衝動が起きます。

薬と行為の激しさの残影響だと思います。

相当以前から こう言う状態だった筈です」


医者は事務的に言っているだけです。言葉を選んではいるのでしょうが、佐伯との行為の激しさが目に浮かび、私を叩きます。


「時間が解決してくれる筈です。それから当分の間は控えてください」

「何を?」

「つまり、あれです。性交です」

「そんなもの、するわけがない」


担当医にまで馬鹿にされているようです。怒りが湧いてきます。この分なら妻に言いたい事も言えるかもしれません。

病室に行きますと妻は退院の支度を済ませ椅子に腰を掛け窓から外を眺めています。

顔色はこの前見た時より少し赤味がさし、表情も戻ってきているようです。


「迎えに来た」

「貴方、御免なさい」


妻は ”ご免なさい”以外の言葉を忘れてしまったように只一つこの言葉だけを何度も繰り返します。

『まあいい。話は家に落ち着いてからだ』

--------------------

家に着きます。

妻の入院中の荷物の整理も大したものではありません。ものの20分もあれば片付きます。

妻が お茶を入れようとします。

「俺は要らない。ペットボトルが冷蔵庫にある。お前が飲みたきゃ自分の分だけ入れろ」

妻の前では どんどん嫌味な人間になってしまいます。

「聞きたい事が山ほどある。一つ一つ聞くから全て正直に答えてくれ」

「・・・・・」

「どうした。返事がないな。聞いているのか」

「聞いています」

「よし。佐伯とは いつからだ?初めて抱かれたのはいつだ?奴とのきっかけは何だ?」

「・・・・・」


暫く返事を待っていても妻は黙ったままです。答えられないのは解っています。解っていても責めるのです。


「答えられないのか。お前の大好きな佐伯が初めて抱いてくれた日を忘れたのか。大阪に初めて出張した日だろうが」

「・・・・・」

「違うのか。言ってみろ」

妻は黙っています。


「お前は この4カ月で出張は30回以上してるな。その出張殆どに佐伯が絡んでいる事は解っている。出張の他にもあるよな。お前たちは新婚夫婦もびっくりする位愛し合ってるんだな」

「・・・・・」

「俺の事はすっかり忘れたか?佐伯にそんなに夢中か?」

「お前たちは どんな事をしていたんだ。俺には出来ない事もしていたんだろう。俺にはさせない事もさせていたんだろう」


答えられようも無い事ばかり聞いています。返事が無い事に腹を立てています。返事があれば、あったで又腹が立つのでしょう。

妻をいたぶる為だけに聞いているのです。
黙って泣いているばかりの妻に手を上げてします。頭を思いきり叩きます。妻はよろけて倒れます。

倒れてうつ伏せになって泣き崩れています。

一つのいたぶりの言葉か次のいたぶりを呼びます。

一度叩けばそれは二度、三度になってしまいます。

人は自分の言葉、行動に尚更激してしまうのです。


どんどん激していくのが解ります。話し合いの事はもう忘れています。

妻を責める、いたぶる事が只一つの目的になってしまいます。


「お前の会社には電話しておいた。お前が体調を崩して10日ほど休むってな」

「どうしてそんな事を」

「お前は会社にまだ行くつもりなのか?どんな顔して行くんだ?この事は一部の人しか知らないだろうが、社長以下トップの人は知っている筈だ」

「何故そこまで」

「俺が言ったわけじゃない。佐伯は別件でも調べられていた。相当数の女と関係していたようだし、取引関係とも色々あったそうだ。あいつがどう処分されるのかは知らないがな」


女関係、取引関係の事をかいつまんで話してやります。

妻は驚いています。

落ちぶれるであろう佐伯の元に妻は二度とは行く事もないだろうと。


私の言葉はどんどん激してきます。

「お前の愛しい人を慰めに言ってやったらどうだ」

「愛しい人だなんて、そんな風には思っていません」

「よく言うな、お前は。愛しくなくて50回も60回もよく出きるな。お前はただの淫乱女か」

「・・・・・」

「自分のオマンコを見た事があるのか」

私は手鏡を妻にぶつけるように放り投げます。

「それで眺めてみたらどうなんだ」

勿論、妻は見れる訳はありません。


「私、私知っていました。醜くなっているのを知っていました」

「知っていた?それでも止めなかったのか?そんなにあいつが良かったのか?」

「違います。好きではなかった。でも私の体が・・・」

「お前の体が求めたのか?同じ事だ」

「違います。でも寂しかった」

「何が寂しいだ。馬鹿かお前は。俺には出来なくっても、あいつには出来たんだろうが」

「貴方は私を抱いてくれない。いつも途中で止めてしまう」

「お前が許さなかったんじゃないか。触ってもだめ、舐めさせるのは嫌。俺のを咥えるのはもっと嫌。全てお前が嫌がったんだ」

「私、貴方にそんな女だと思われるのが怖かったの。淫乱な女だと思われるのが、怖かったの。もっと強引にして欲しかった」

「お前も勝手な事をよく言うな。好きな佐伯には出来たんだろうが」

「違います、好きではなかった」

「もういい。堂々巡りだ」

「結婚してからずっと思っていました。貴方はずっと遅かった。貴方には外に女がいるって。それで私には冷たいんだって」


「外に女が居る?俺が冷たい?

仕事で遅かったんだろうが。何処をどう探せばそんな言葉が出てくるんだ。

そりゃあ俺だって男だ。それむきの女を抱いた事はある、台湾、中国で紹介された女を抱いた事もある。それだけの事だ。

お前みたいに不倫なんかした事はない。そう思ったんなら、どうして俺に聞かなかった」


>>次のページへ続く
 
 


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