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悪戯
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それも一般社会と何ら変わりません。
間違ったら謝る。
教職を特別な職業だと思わずに、間違いだと分かったら素直に非を認めて謝る。
それ以外には無いように思います。
北村は教職を鼻にかけるような男ではなく、どちらかと言えば自然体に近い男だったので、この返事で完全に北村だと思い込んだ妻は、その後学校での出来事などを自らメールしてくる事もあるようになり、完全なメル友になっていきました。
--------------------
妻は何故相手を北村だと思ったか考えていました。
北村も真面目で正義感の強い男なので、妻と同じで浮気や不倫の匂いなど一切感じさせません。
会ったのもあの時の一度きりで、それも一年も前の事です。
しかし、妻は相手が北村だと思いました。
それは北村に好感を持っていて、相手が北村なら嬉しいと思った可能性もあります。
そこまでいかなくても、北村の事を悪く思っていないのは確かなようでした。
同じ小学校の教師だったこともあってか、あの日の妻は珍しくお酒に付き合って、酔いが回ると北村と教育論を戦わせていた事を思い出します。
普段大人しい二人も教育に関しては一歩も退かず、翌日は休日だった事もあって二人の白熱した議論はいつまでも終わらずに、次第に口を挟む隙も無くなった私は先に眠りました。
もしかしたら、その時二人に何かあったのではないのかと考えましたが、あの二人に限って故意に何かした事は考えられません。
しかし、翌日の妻の事を思い出すと、何か刺激的な事があったのではないかと思える節があります。
翌日は朝から子供が部活に出掛けていて、北村が昼過ぎに帰って行った後、妻は寝室に行って出てきませんでした。
「どうした?気分でも悪いのか?」
「ううん・・・・・・・」
私は妻が目で誘っているように感じました。
落ち着かないから嫌だと言って、新婚当初から昼間する事を強く拒んでいた妻が この日は欲しがる素振りを見せ、実際 凄い乱れようでした。
このような事は後にも先にもこの時だけで、その時は何も気付きませんでしたが、今思えば何かあったと思うのが自然です。
私は早速、会社帰りにメールを打ちました。
正直に言います。
私はあの夜の奈美さんとの事が忘れられないのです。
未だに奈美さんから香る、石鹸の良い香りも忘れられません。
確か、妻は北村の正面に座っていて、その位置からでは石鹸の微かな香りなど漂ってきません。
しかし、妻から返ってきたメールは、二人の接近を匂わすものでした。
やはり北村さんだったのですね?
あれは、わざとではない事は知っているでしょ。
お酒に酔ってしまって、ただ足元がふらついてしまっただけで。
それよりも北村さんは、あの時そのような事を考えていたのですか?
立ち上がった時によろけた妻を、思わず北村が抱きとめたのでしょうか。
正面から抱きとめたとすれば抱き合った形になり、後ろからなら北村の手は妻の乳房を掴んでしまったかも知れません。
もしかしたら座っている北村の上に倒れ込み、二人は重なり合ったとしたら。
その時、妻が上から抱きついたような体勢になってしまい、驚いた二人は動く事が出来ずに暫らくそのまま見詰め合い。
私の妄想は どんどん広がり、その夜は一度出しても収まらずに、何年かぶりに二度も妻に挑んでしまいましたが、妻もメールで その時の事を思い出して興奮していたのか、嫌がりもせずに積極的に私の要求に応えます。
--------------------
その後の妻は、メールの主が北村である事を私が認め、北村になりすました事でメールの内容も大きく変わり、完全に異性を意識する内容になっていきました。
北村さんの奥様はどのような方なのかしら?
きっと素敵な方なのでしょうね。
妻の事が気になりますか?
それは妻に対する嫉妬だと受け取ってもいいかな?
馬鹿。
嫉妬なんかするはず無いでしょ。
私達はただのメル友なのよ。
妻は普通のおばさんですよ。
奈美さんのように綺麗でもないし、オッパイだって奈美さんのように大きくない。
服を着ていても魅力的だったから、脱いだら凄いんでしょうね。
一度でいいから直に見てみたい。
あの軟らかそうなオッパイを触ってみたい。
奈美さんの豊満な胸に顔を埋めたい。
冗談ですよ。
奈美さんに嫌われたくないから。
このような事は後にも先にもこの時だけで、その時は何も気付きませんでしたが、今思えば何かあったと思うのが自然です。
私は早速、会社帰りにメールを打ちました。
正直に言います。
私はあの夜の奈美さんとの事が忘れられないのです。
未だに奈美さんから香る、石鹸の良い香りも忘れられません。
確か、妻は北村の正面に座っていて、その位置からでは石鹸の微かな香りなど漂ってきません。
しかし、妻から返ってきたメールは、二人の接近を匂わすものでした。
やはり北村さんだったのですね?
あれは、わざとではない事は知っているでしょ。
お酒に酔ってしまって、ただ足元がふらついてしまっただけで。
それよりも北村さんは、あの時そのような事を考えていたのですか?
立ち上がった時によろけた妻を、思わず北村が抱きとめたのでしょうか。
正面から抱きとめたとすれば抱き合った形になり、後ろからなら北村の手は妻の乳房を掴んでしまったかも知れません。
もしかしたら座っている北村の上に倒れ込み、二人は重なり合ったとしたら。
その時、妻が上から抱きついたような体勢になってしまい、驚いた二人は動く事が出来ずに暫らくそのまま見詰め合い。
私の妄想は どんどん広がり、その夜は一度出しても収まらずに、何年かぶりに二度も妻に挑んでしまいましたが、妻もメールで その時の事を思い出して興奮していたのか、嫌がりもせずに積極的に私の要求に応えます。
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その後の妻は、メールの主が北村である事を私が認め、北村になりすました事でメールの内容も大きく変わり、完全に異性を意識する内容になっていきました。
北村さんの奥様はどのような方なのかしら?
きっと素敵な方なのでしょうね。
妻の事が気になりますか?
それは妻に対する嫉妬だと受け取ってもいいかな?
馬鹿。
嫉妬なんかするはず無いでしょ。
私達はただのメル友なのよ。
妻は普通のおばさんですよ。
奈美さんのように綺麗でもないし、オッパイだって奈美さんのように大きくない。
服を着ていても魅力的だったから、脱いだら凄いんでしょうね。
一度でいいから直に見てみたい。
あの軟らかそうなオッパイを触ってみたい。
奈美さんの豊満な胸に顔を埋めたい。
冗談ですよ。
奈美さんに嫌われたくないから。
妻はこのような猥談が嫌いでした。
私の友人が酔ってエッチな冗談を言っただけでも、嫌悪感を露にした事もあります。
しかし、妻から帰ってきたメールは、そのような会話を楽しんでいる様なものでした。
もう、エッチなんだから。
そんな事ばかり書いていると本当に怒るわよ。
でも、もう駄目。
昔は少しだけ自信があったけれど、今はとてもお見せ出来るような代物では御座いません。
どうにか下着なんかで誤魔化しております。
それよりも一度会っただけなのに、私の胸が大きいのをどうして覚えているの?
もしかしたら、あの日その様な事ばかり考えていたな。
やはりエッチなんだ。
はい。
残念ながら、男は皆エッチなのです。
このようなやり取りをした夜は、いつも以上に激しく乱れ、私に抱かれながら北村に抱かれている気持ちになっているのではないかと思うと、猛烈な嫉妬でいつもよりも激しく責め続けてしまいます。
--------------------
このように私の悪戯メールによって夫婦のセックスは充実し、私は更にメールに没頭して行きましたが、それは妻も同じでした。
妻は完全に北村に心を開き、家庭の事や夫婦の事まで書いてくるようになります。
そして私は北村になり切る事で、卑怯にも以前から知りたかった妻の過去を聞き出そうと企みます。
初めて私と結ばれた時、確かに妻は処女でした。
しかし男性と付き合ったのは、私が初めてではありません。
その事は結婚前に聞きましたが、妻はただ高校の時に一人の男性と付き合った事があると言っただけで、多くを語ろうとはしませんでした。
その時は終始俯いていて、私と目を合わそうとしなかったので気になっていましたが、私も過去を気にする嫉妬深い男だと思われるのが嫌で、それ以上は聞けませんでした。
奈美さんはご主人意外の男性とは付き合った事はないの?
もしも有るなら教えて欲しい。
奈美さんの事は何でも知りたい。
またそんな事を。
いいわよ。
何が知りたいの?
どうせ主人としか経験が無いのかと聞きたいのでしょ?
そうよ。
最後までは主人とだけ。
ただ主人しか男性を知らないかと言われれば微妙なの。
微妙?
その微妙な話を聞きたい。
凄く興味がある。
主人と付き合う以前に二人の男性とお付き合いした事があって、一人は高校の同級生で二年間お付き合いしたけど、その彼とは手を繋いだ事があるだけで、彼が遠くの大学に行った事もあって卒業と同時に別れたわ。
次の彼は同じ大学の医学部に通っていた一年先輩で、彼とはキスや、いやだ、もうやめましょう。
>>次のページへ続く
私の友人が酔ってエッチな冗談を言っただけでも、嫌悪感を露にした事もあります。
しかし、妻から帰ってきたメールは、そのような会話を楽しんでいる様なものでした。
もう、エッチなんだから。
そんな事ばかり書いていると本当に怒るわよ。
でも、もう駄目。
昔は少しだけ自信があったけれど、今はとてもお見せ出来るような代物では御座いません。
どうにか下着なんかで誤魔化しております。
それよりも一度会っただけなのに、私の胸が大きいのをどうして覚えているの?
もしかしたら、あの日その様な事ばかり考えていたな。
やはりエッチなんだ。
はい。
残念ながら、男は皆エッチなのです。
このようなやり取りをした夜は、いつも以上に激しく乱れ、私に抱かれながら北村に抱かれている気持ちになっているのではないかと思うと、猛烈な嫉妬でいつもよりも激しく責め続けてしまいます。
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このように私の悪戯メールによって夫婦のセックスは充実し、私は更にメールに没頭して行きましたが、それは妻も同じでした。
妻は完全に北村に心を開き、家庭の事や夫婦の事まで書いてくるようになります。
そして私は北村になり切る事で、卑怯にも以前から知りたかった妻の過去を聞き出そうと企みます。
初めて私と結ばれた時、確かに妻は処女でした。
しかし男性と付き合ったのは、私が初めてではありません。
その事は結婚前に聞きましたが、妻はただ高校の時に一人の男性と付き合った事があると言っただけで、多くを語ろうとはしませんでした。
その時は終始俯いていて、私と目を合わそうとしなかったので気になっていましたが、私も過去を気にする嫉妬深い男だと思われるのが嫌で、それ以上は聞けませんでした。
奈美さんはご主人意外の男性とは付き合った事はないの?
もしも有るなら教えて欲しい。
奈美さんの事は何でも知りたい。
またそんな事を。
いいわよ。
何が知りたいの?
どうせ主人としか経験が無いのかと聞きたいのでしょ?
そうよ。
最後までは主人とだけ。
ただ主人しか男性を知らないかと言われれば微妙なの。
微妙?
その微妙な話を聞きたい。
凄く興味がある。
主人と付き合う以前に二人の男性とお付き合いした事があって、一人は高校の同級生で二年間お付き合いしたけど、その彼とは手を繋いだ事があるだけで、彼が遠くの大学に行った事もあって卒業と同時に別れたわ。
次の彼は同じ大学の医学部に通っていた一年先輩で、彼とはキスや、いやだ、もうやめましょう。
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