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悪戯
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私は妻が初めての女性ではなく、過去に二人の女性と付き合った事があります。

そして、その二人共と身体の関係もありました。

ですから、妻にキスの経験があったぐらいでは何も言えません。

ましてや私と付き合う前の事なので、妻が何をしていても、私には何も言う権利などないのは分かっていますが、今まで妻は真っ白な状態で私と結ばれたと勝手に思い込んでいた事もあり、携帯を持つ手が震えます。

何より妻は、過去に一人の男性としか付き合った事が無いと嘘を吐いていました。

しかし実際はもう一人いて、彼とはキスもしていたのです。

この彼については付き合っていた事さえ隠していた事で、キスだけでは済まなかったのではないのかという疑念が湧きます。


本当の事を教えてよ。

二十歳前後の健康な男が、ずっとキスだけで済むはずがないでしょ。

最後までは、しなかったとしても、オッパイぐらいは触られた?

もしかしてオッパイを吸われたこともあるの?

裸を見られた?

まさか微妙と言う事は、最後まではいかなくてもそれ以外は何でも許していたとか?



北村さんは何事にも凄く真面目なのに、どうしてそんなにエッチなの?

ご想像にお任せします。

それよりも北村さんの事も教えて。



私は適当に作り話を書きましたが、妻が否定しなかった事が気になって、何を書いていたのかさえ分かりませんでした。

私は、すぐにでも もっと詳しく知りたい気持ちを抑え、私がなりすましている北村が嫌われないように、しばらくその話題からは遠ざかっていました。

そして一週間ほどが過ぎた頃、またその話題を振ってみます。
--------------------

正直に言うと、あれからずっと奈美さんの大学の時の彼が気になっていて、勝手に想像していると、頭の中では奈美さんと彼が凄い事をしていたようになってしまっています。

こんな覗き趣味は嫌なのに、やはり奈美さんの事が好きなようです。

好きだからこそ気になってしまう。

苦しい。



私を好きと言ってくれるのは凄く嬉しいけれど、その事は言わない約束でしょ?

そのような付き合いになったら、メールもやめなければいけなくなってしまう。

でも北村さんの中で、彼との事を勝手に決められるのも嫌だから少し書くね。


古い考えと笑われるかも知れないけれど、私は結婚する相手以外とは最後までいきたくなかった。

それ以外の行為は愛情表現かも知れないけれど、最後の行為だけは子孫を残す為の完全な生殖行為だと勝手に思い込んでいたから。

でも、性欲があるのは人間として正常な事だし、彼を愛していたから他の女性で性欲を満たされるのは嫌だった。

だから真剣に彼と話し合って、私の手で我慢してもらう事になったの。

本当は裸で抱き合い、お互いの身体を触り合うのは愛情表現として良いと思ったけれど、お互いの中で結婚する意志が固まるまでは、歯止めが効かなくなるからそれもやめようと。


妻が彼を手で処理していた事はショックでした。

しかし成り行きに任せないで、話し合ってそのような事を決める二人は、ある意味真面目だったのかも知れません。


二人とも真面目だったんだ。

セックスについて、私は そこまで考えたことがない。

私ならおそらく我慢出来なかったと思う。



偉そうな事を書いたけれど、それがそうでもないの。

何度か彼を手で処理してあげている内に段々可哀想になってきて、彼に対して凄く意地悪な事をしている気持ちになってしまって。

だからまた話し合って、服の上から触るぐらいは良い事になり、それに慣れてくると直に触られるようになって、それにも慣れてくると今度はと、どんどんハードルは下がるのね。

でも最後まではいかなかった。



本当によく我慢出来たね。

だって外では出来ないから、どこかで二人きりになってしてあげていたのだろ?


彼のマンションが多かったかな。

ホテルにも入った事があるけれど、やはりその様なホテルだと変な気分になってしまって、歯止めが利かなくなってしまいそうだったから行かないようにした。

彼の裸を何度も見たし、私の全ても見られました。

それに裸で抱き合った事も何度もあるし、彼が私の身体にキスしてきた事もあったから微妙だと書いたの。


妻は顔を合わさなくても良い気軽さからか、私には言えないような事も書いてきます。

妻にとって彼と付き合っていた事は、楽しく美しい思い出なのでしょう。

しかし、彼と行っていた行為は、辛く苦しい思い出なのかもしれません。

彼と付き合っていた事は胸を張って話したくても、この事が気になってしまって話せなかったのだと思います。

男の性欲を修理するような行為をしていても、やはり妻は真面目なのだと思いました。

しかし、私の脳裏には、彼のペニスを握って動かす妻の姿が浮かんでしまい、清純な振りをしてずっと私を騙していたのかと怒りが込み上げます。

私は未だに、最後まで手でしてもらった事がありません。


思い起こせば、自ら私のペニスを握ってくれたのは、結婚して二年以上経ってからだと思います。

新婚当時などは私が妻の手首をもって触らせても、恥ずかしそうにすぐに手を引っ込めてしまいました。

そこがまた可愛かったのですが、実際は男のペニスなど触り慣れていて、出させる技術まで会得していたのです。
恥ずかしそうに顔を赤らめながら、実は私のペニスと彼のペニスを比べていたのかも知れません。

当時一緒にお風呂に入った時も明かりを点けず、裸を見せたがらなかったのも別れた彼を愛していたからではないかと思えて、このような卑劣な行為をしている事も忘れて怒りが込み上げてきました。

私は大学時代の彼に嫉妬しましたが、このような事を打ち明けられる架空の北村にも嫉妬していました。


清純だったと思っていた妻が、毎日のようにペニスを握って出してあげていた。

恥ずかしいからと言って小さな明かりさえつけるのを嫌がった妻が、彼には昼間から裸体を晒して抱き合っていた。

そこまでは書いてきませんでしたが、もしかすると口で処理してあげた事もあるかも知れません。

最後まではしなかったと言っても身体を触られて。感じて濡らしてしまった事もあったでしょう。

妻の裸を見ていると、興奮と同時に悲しい気持ちにもなります。

「どうしたの?恥ずかしいからそんなに見ないで」

私は「何を今更恥ずかしがっている。彼には平気で見せていたのだろ?」と言いたい気持ちを抑え、妻を虐めたくて最も恥ずかしい場所を大きく開いてしまいます。

「いや!どうしてそんなに虐めるの?お願いだから優しくして」

しかし そのような気持ちはエスカレートしてゆき、翌日には妻を虐める為に更に卑劣な行為を企んでしまいます。

--------------------

奈美さんの事ばかり考えてしまって、今夜も眠れそうにありません。

本当に私はどうしてしまったのだろう。

奈美さんに会いたい。

奈美さんの声が聞きたい。

奈美さんを抱き締めたい。


私はメールを送っておいて、妻のいる部屋に急ぎます。

そして思い切りドアを開けると、案の定妻はメールを打っている最中でした。

「あなた!・・・・・・急にどうしたの?」

妻は慌てて携帯を隠します。

「最近メールばかりしているようだが、相手は男か?」

「違います」

「本当か?それなら俺に見せられるか?」

妻は携帯を身体の下に押し込みました。


「見せられないと言う事は、相手は男なのだろうと思う。

奈美に限って浮気などしていないと思うが、俺はずっと気になっていた。

俺も会社のOLから、メールで相談を受ける事ぐらいある。

だから、メールをやめろとは言わない。

しかし、特定の男とばかりメールしているのなら、それはやめて欲しい」


そう言い残して寝室に行くと、10分ほどして妻からメールが送られて来ました。


やはりこのような事はやめましょう。

もう私からはメールする事はありません。

お願いですから、北村さんも送って来ないで。

今までありがとう。

楽しかったです。



そして更に10分ほど経ってから、妻は寝室に入ってくると俯きながら立っていました。


「どうした?」

「ごめんなさい」



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:復讐・倍返し  |  タグ:浮気・不倫, 寝取られ, これはひどい,
 


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