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突然の海外赴任
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もっと悪く考えれば、最初から稲垣の子供が欲しくて関係を持ったのではないのかとも思えて来ます。


次に稲垣の騙す様な行為が有った場合ですが、本当に私の子供が欲しくて、こんな事を信じだのか?

自分への言い訳に、最初から嘘だと知りながら抱かれたのでは無いのか?

最初は信じていたとしても、途中からは嘘だと気付きながら快感に負け、欲望に流されたのでは無いのか?


しかし、この様な嘘に騙された事が本当だとすると、稲垣は 妻にとって想像以上に大きな存在だという事になります。

宗教的なものには結構多く有り、教祖に騙されて身体を奪われた女性も少なく無いと聞きます。

私が聞いたもっと悲惨な例では、医者にかかる事は良く無いと言われ、病気の子供を医者に診せずに死なせてしまったと言う事が有りました。

しかし、もっと悪いのは、その後も騙された事に気が付かない事です。

教祖に抱いて頂いたから、私は特別な人間に成ったとか、医者にかかっていたら、もっと痛みを伴って死んでいたと聞かされ、子供を亡くしていても尚、その事を信じている事です。


稲垣に今でも特別な感情を持っていると思われる妻も、それに近いものが有るのではないかと思えるのです。


この話が本当だとすると稲垣の体力、精力は、私には信じられないものでした。

いくら9年前で 今よりは若かったと言っても40歳は過ぎています。

おそらく稲垣は以前からずっと、妻を抱きたい、征服したいと思っていて、やっと願いが叶った為に出来た所業ではないかと思います。

あの可愛い娘が実の子供ではないだけでも、死にたいほどのショックなのですが、この様に妻を騙して出来た子供かと思うと、尚更 娘が不憫でなりません。

それ以上に、妻が その様には思っていない事が悔しくて仕方が無いのです。

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妻の話を聞いて、悔しさで泣きたくなっていた時、急にドアがノックされたので、稲垣夫婦が来ていた事をすっかり忘れてしまっていた私は、一瞬ドキッとしました。

ドアを開けると奥さんがいて、その後ろには稲垣が隠れる様に立っています。

奥さんは何か言っているのか口が動いているのですが、私の耳には何も聞こえません。

私は奥さんを押し退けて、稲垣の前まで行くと思い切り殴りつけ、よろけて尻餅をついた稲垣に、馬乗りになって殴ろうとした時、横から奥さんが稲垣の上半身に覆い被さって庇いました。
仕方なく私は稲垣から降りましたが、この時の私は鬼の様な形相をしていたと思います。


「今日はもう帰ってくれ。」

娘の事を言おうかとも思いましたが、稲垣を庇う奥さんを見ていて、何れは分かる事でも、今奥さんをこれ以上悲しませる事は出来ないと思ってしまい、何も言わずに逃げる様にキッチンに行きました。

静まり返った中、車のエンジン音だけが聞こえます。

やがて その音も遠退き、私は どうしてセックスの事まで、詳しく知りたいのか考えていました。

それを聞いても当然 興奮などは有りません。それどころか、聞けば聞くほど怒りを覚え、悔しさが大きくなって行きます。

それなのに全てを知りたい。私の知らない妻が存在する事を許せない。ほぼ 離婚する事になると思っていても、知りたい欲望は消えない。

離婚するのなら、ただの『酷い女』で良い筈です。私を裏切った『酷い女』だから別れる、それだけで良い筈です。


本当は離婚を まだ、ためらっているのかも知れません。知りたいと言う事は、まだ妻に対しての未練が残っているのでしょう。

いいえ、未練以上に、私は もっと小さな男で、私と別れた妻が稲垣と再婚し、娘と親子3人幸せに暮らすのが、許せない感情の方が強いのかも知れません。

正直なところ、自分でも自分の気持ちがよく分からない状態です。

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しばらく その様な事ばかり考えていましたが、これ自体私の逃げで、極力娘の事を考えたく無かったのです。娘の事から逃げたかったのです。

しかし、私のその様な思いとは裏腹に、考えなければならない時は すぐにやって来てしまいました。

暫らくして入って来た妻の手には、大きなバッグが握られています。

「あなた、ごめんなさい。私は、あなたの人生を無茶苦茶にしてしまいました。

私自身の幸せも、自分で壊してしまいました。

今迄ありがとうございました。本当にごめんなさい。」


「理香は連れて行くなよ。理香は俺の娘だ。

誰の子であろうと理香は俺の娘だ。

俺から全てを奪って行く事は許さん。

行くなら一人で出て行け。」


言ってしまってから、何故この様な事を言ったのか考えました。

娘を、自分の子供として育てていけるのか?憎い稲垣と妻との子供に、今迄通り愛情を注げるのか?妻への嫌がらせに、娘を取り上げようとしているだけでは無いのか?

しかし、何も考えずに口から出た言葉が、私の本心だと知りました。


離婚するにしてもしないにしても、このまま別れたのでは 後で必ず後悔すると思っていても、私から離婚だと言い、出て行けと言っていた手前、出て行くなとは言えません。

妻の本当の気持ちは知りたいくせに、この様な大事な局面でも自分の本心は出せないのです。

出て行かないでくれなどと言って、少しでも自分が不利になる様な事は出来ないのです。

この件についての、絶対的有利を崩したくないのです。

このまま別れてしまえば、残るのは金銭的な問題の有利不利だけで、妻をもう責める事も出来ずに、夫婦としての有利不利など無くなってしまうのに。


取り上げていた妻の携帯を渡し、口から出たのは思いとは逆の言葉でした。

「もう会う事も無いと思うから、今後の事は電話で話し合おう。」


妻は暫らく、渡された携帯を見詰めていましたが、

「理香は連れて行かせて下さい。理香と離れる事なんて出来ません。お願いします。」


これを聞いて、少しだけですが気が楽になりました。何故なら、娘を渡さない限り 妻との縁は切れないからです。

実の娘では無いにしても、今まで愛情を注いで来た可愛い娘まで、妻との駆け引きに使おうとしている自分が情けなくなります。


「本当の父親でも無い お前なんかに権利は無いと言いたいのか?

奴との愛の結晶を奪うのかと言いたいのだろ?

俺とは別れたいが、好きな稲垣との子供とは別れられないか。」

「違います。私はあなたとも・・・・・・・・・・。ごめんなさい、もう何を言っても信じては頂けないですね。」


妻が玄関に行くまでずっと、どの様に引き止めようか考えていたのですが、良い言葉が見つかりません。

妻は、このまま、稲垣のものになってしまうのかと思うと、悔しくて堪りません。

「おまえが行ける場所は稲垣の所しか無いはずだが、今は奥さんが来ているぞ。これから2人で奥さんを追い出すのか?」


「彼の所には二度と行きません。」


「それなら何処に行く?もう嘘はつかなくてもいい。別れるのにこれ以上、俺に嘘をついたところで同じだろ。」


「何処に行けば良いのか分かりません。私が行ける場所はどこにも無いです。

駅に行って、始発を待ちながら考えます。

あなたや典子さんへの慰謝料の事も有るから、何処か住み込みで働ける所でも探してみます。」


「それが本当なら、行き先も分からずに、理香を連れて行くつもりだったのか?やはり理香を連れて、稲垣の所に行くつもりだったのだろ?」


「違います。本当に彼の所には行きません。」


妻はそう言い、暫らく考えてから。

「そうですね。理香を連れて行きたいと言ったけれど冷静に考えれば、落ち着く先が決まってもいないのに、理香を引き取る事も出来ない。勝手なお願いですが、それまで理香の事をお願いします。」


「それまでも何も、理香は絶対に渡さん。お前は今迄、俺の子供では無いと分かっていながら 俺の母親に預けて、あいつに抱いてもらいに行っていたのだぞ。理香の不憫さが分からないのか?」


妻が泣きながら出て行ってしまい、私の心に大きな穴が開いてしまいました。

正確に言うと娘の事が有るので、大きな穴が2つも開いてしまった状態です。

--------------------

暫らくの間 ぼんやりと考えていたのですが、考えれば考えるほど 私の怒りは稲垣に向かい、稲垣の携帯に電話をしたのですが、出たのは奥さんでした。

「折角来て頂いたのに、帰れと言ってしまい申し訳無かったです。アパートに着いたら ご主人だけ、またこちらに来てもらって下さい。」


「私もお邪魔しても良いですか?車に乗ってから主人が重大な事を告白したので、車を止めて話していて、実はまだ近くにいるのです。その事をご主人と智子さんに聞いて頂きたいのです。」


私には、奥さんの言う重大な事が娘の事だと分かっていたので、別に今更聞きたい話でも無く、奥さんがいては怒りをぶつけ難いので、本当は稲垣だけに来て欲しかったのですが、

「ええ、構いません。ただ智子は出て行ったのでいませんが。」


「えっ、何処に?」


「分かりません。駅で始発を待つと言っていたので、今頃 まだ駅に向かって歩いているのか、駅に着いていたとしても 始発までには、まだ何時間も有りますから、駅のベンチにでも座っているのではないかと思います。」


私が詳しい話をしたのには、奥さんの優しさに縋り、妻を連れ帰って欲しいという期待が有ったのかも知れません。


私は、気が落ち着かず、檻の中の熊の様に家の中を歩き回って待ちましたが、近くにいると言っていたはずが30分経っても来ません。

きっと妻を説得してくれているのだと期待しながら待つと、それから1時間ほど経った頃に、家の前で車の止まる音がしました。

私は、余裕が有る様な振りをしたくて、慌てて居間に行くと煙草に火をつけましたが、一向に誰も入って来ません。

暫らくして奥さんの、私を呼ぶ声が聞こえたので玄関まで行くと、妻が稲垣と奥さんに支えられて立っています。

妻は遠くを見ている様な虚ろな目をしていて、私の方を見るでも無く、全体に正気が感じられません。

例え支えてくれているとしても、稲垣が妻に触れている事が気に入らず、妻を支えてから稲垣を突き飛ばし、奥さんに手伝ってもらって寝室のベッドに寝かせ、

「何が有ったのですか?」


「智子さんの前では何ですから、他の部屋で。」


妻の様子が心配で離れたくは無かったのですが、一時的なショックを受けただけなので、大丈夫だろうと奥さんに言われ、妻を残して3人で座敷に行きました。


「ショックを受けた?」


>>次のページへ続く
 
カテゴリー:復讐・倍返し  |  タグ:浮気・不倫, 寝取られ, SM_調教,
 


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