戦争の体験談を語るわ
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171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/22(土) 01:56:12.89 ID:ffaq0MI0
おやすみ。
俺は21の大学生だけど国境なき医師団の看護師を進路として考えてる
でも(ほぼ)日本を捨てて海外に単身行くのは勇気がいるし、この話読んで決心できたらなんていうか
俺の人生のターニングポイントになる気がする。
そんな感じ。興味深く読んでるよ
32 名前:祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/05/22(土) 22:23:29.38 ID:YjM.1pYo
>>171
看護系の大学で学んでいるのかな。
それとも大学を出た後に看護学校へ行くつもりなのかな。
俺なんかに何も言う資格もないんだけれど、貧しい地域やインフラが整っていない地域で活動するのは、とても大変な事だと思うんだ。
もしかしたら、失うものの方が多いかもしれない。
得られるものは、人々の貴方への感謝の気持ちと生きる素晴らしさだけかもしれない。
それがもし、貴方にとってお金や物にもかえがたい素晴らしい事であるなら、是非、彼らの力になっていただければって思う。
あ、そっちに行く前に日本で経験を積んだほうが、きっと後で役に立ってくると思うけれどね。
32 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:23:29.38 ID:YjM.1pYo
今日も遅くなってごめん。それじゃ、またゆっくり書いてくね。
えっと、皆には心配をかけてしまって申し訳ないけど、俺の事は どうでもいいんですよ。
一連のユーゴ紛争について少しでも関心を持っていただければ、それでいいんだ。
わがままなことを言ってごめんね。
38 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:34:20.67 ID:YjM.1pYo
それから1ヶ月か2ヶ月ちょっとは、山の中で生活していたんだ。
フォーチャには もう戻れないから、結構離れた山中で静かにしていたんだ。
幸運な事にさ、一緒に脱出した人の中に、ミジュヴィナからついてきてくれた青年の一人が居て、薬とかを時々歩いて5時間くらいかけた所にあるらしい集落に取りに行ってくれていたんだ。
39 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:40:05.25 ID:YjM.1pYo
ただ、食料は毎回のように貰いに行くわけにはいかなかった。
なぜなら、それで俺達の存在がスルツキの人々に知られてしまう可能性があったんだ。
だから、この山中での生活は、食べ物が少なくて辛かった。
食べられそうなものは何でも食べたんだ。
葉っぱも食べたし、変な虫も食べた。
動物も居たけれど、捕まえられたのは数回だった気がする。
食べ物が少なくて、大人の人も生きている動物を捕まえるほど体力がなかったんだ。
40 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:44:42.76 ID:YjM.1pYo
それでさ、動物を捕まえたとしても、火は起こせなかったんだ。
夜といっても、月だとか星の光で煙が見えちゃうらしいんだ。
だから、動物の肉は生のまま、皆でわけあって食べていた。
水も、何時間も歩いた場所にある池から取ってきて、濁ったまま飲んでいたんだ。
それでも水が足りなくてさ、ずっと空腹と喉の渇きに飢えていた。
それに耐えられなくなった俺達より少し上の子が、木の窪みみたいな所に溜まった水を飲んでしまって、お腹を壊して、何日か経った後に亡くなった。
おやすみ。
俺は21の大学生だけど国境なき医師団の看護師を進路として考えてる
でも(ほぼ)日本を捨てて海外に単身行くのは勇気がいるし、この話読んで決心できたらなんていうか
俺の人生のターニングポイントになる気がする。
そんな感じ。興味深く読んでるよ
32 名前:祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/05/22(土) 22:23:29.38 ID:YjM.1pYo
>>171
看護系の大学で学んでいるのかな。
それとも大学を出た後に看護学校へ行くつもりなのかな。
俺なんかに何も言う資格もないんだけれど、貧しい地域やインフラが整っていない地域で活動するのは、とても大変な事だと思うんだ。
もしかしたら、失うものの方が多いかもしれない。
得られるものは、人々の貴方への感謝の気持ちと生きる素晴らしさだけかもしれない。
それがもし、貴方にとってお金や物にもかえがたい素晴らしい事であるなら、是非、彼らの力になっていただければって思う。
あ、そっちに行く前に日本で経験を積んだほうが、きっと後で役に立ってくると思うけれどね。
32 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:23:29.38 ID:YjM.1pYo
今日も遅くなってごめん。それじゃ、またゆっくり書いてくね。
えっと、皆には心配をかけてしまって申し訳ないけど、俺の事は どうでもいいんですよ。
一連のユーゴ紛争について少しでも関心を持っていただければ、それでいいんだ。
わがままなことを言ってごめんね。
38 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:34:20.67 ID:YjM.1pYo
それから1ヶ月か2ヶ月ちょっとは、山の中で生活していたんだ。
フォーチャには もう戻れないから、結構離れた山中で静かにしていたんだ。
幸運な事にさ、一緒に脱出した人の中に、ミジュヴィナからついてきてくれた青年の一人が居て、薬とかを時々歩いて5時間くらいかけた所にあるらしい集落に取りに行ってくれていたんだ。
39 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:40:05.25 ID:YjM.1pYo
ただ、食料は毎回のように貰いに行くわけにはいかなかった。
なぜなら、それで俺達の存在がスルツキの人々に知られてしまう可能性があったんだ。
だから、この山中での生活は、食べ物が少なくて辛かった。
食べられそうなものは何でも食べたんだ。
葉っぱも食べたし、変な虫も食べた。
動物も居たけれど、捕まえられたのは数回だった気がする。
食べ物が少なくて、大人の人も生きている動物を捕まえるほど体力がなかったんだ。
40 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:44:42.76 ID:YjM.1pYo
それでさ、動物を捕まえたとしても、火は起こせなかったんだ。
夜といっても、月だとか星の光で煙が見えちゃうらしいんだ。
だから、動物の肉は生のまま、皆でわけあって食べていた。
水も、何時間も歩いた場所にある池から取ってきて、濁ったまま飲んでいたんだ。
それでも水が足りなくてさ、ずっと空腹と喉の渇きに飢えていた。
それに耐えられなくなった俺達より少し上の子が、木の窪みみたいな所に溜まった水を飲んでしまって、お腹を壊して、何日か経った後に亡くなった。
41 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:50:54.11 ID:YjM.1pYo
男の人が、何日かごとに結構離れた農地へ作物を盗りにいって、野菜とかを手に入れてくるんだ。
だけど、その食べ物は幼児や赤ちゃんにおっぱいをあげなきゃいけないお母さんに食べさせて、俺達を含めた他の人は、食べられそうなものを食べて我慢してた。
葉っぱはさ、たまに毒があるものがあって、最初のうちは見分けられなくて舌がしびれたり、唇が腫れたりした。
だから、食べる時は まず唇に10分くらいつけて、それで大丈夫だったら口の中に入れて、そこから また10分ぐらい口の中に入れたまま、咬まずにしておくんだ。
それでさ、舌に痺れだとか痛みがなければ、よく噛んで飲み込んでた。
美味しくはなかったけど、食べられずにはいられなかった。
42 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:53:49.86 ID:YjM.1pYo
その点、虫は栄養もあるっぽくてさ、最初は気持ち悪かったけど、途中から抵抗なく食べられるようになってた。
特にイモムシみたいなのとか、何かの幼虫は おいしかった。
結構大きめのクモも、肉に歯ごたえがあって、味は鶏みたいな感じだった。
とはいっても、この時は ずっと空腹で味覚も狂っていたと思うから、実際は そんなに美味しいものではなかったと思うんだけどね。
44 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 22:58:32.92 ID:YjM.1pYo
色々と慣れてくるものだけど、一つだけ慣れないものがあったんだ。
それは夜の山なんだ。
時折、別の山とかに移動して転々としていたけれど、どの山も怖かった。
別に幽霊だとか、動物が怖いわけじゃないんだ。
もしかしたら、スルツキの警察や民兵、軍がくるかもしれない。
もしかしたら、この場所が知られているかもしれない。
そんな恐怖が子どもや大人全員にあって、夜は必ず大人二人と子ども一人が起きて、見張りをしていた。
それでも、物音がしたり、風で木が揺れる度に、皆が目を覚まして、息を潜めてさ、場所を移動しても それはその恐怖は消えなかった。
47 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 23:11:12.10 ID:YjM.1pYo
ごめん。
書くのを躊躇っていたけれど、やっぱり書く。
この山中の生活でさ、子ども一人と年配の人が一人亡くなったんだけど、俺達は その人の遺体を食べたんだ。
とても気持ちが悪くて、最初は吐いたんだ。
吐いたけれど、食べないと死ぬぞって言われて、皆泣きながら食べた。
俺はさ、この時、別の肉もソニアやメルヴィナと食べたんだ。
そんな多い量じゃないんだけどさ。
49 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 23:15:00.79 ID:YjM.1pYo
フォーチャから脱出した時、俺はずっとさ、サニャの手を持ってたらしくて、目を覚ました時にサニャの手がバックに入っていたんだよ。
捨てるに捨てられなくてさ、腐ってきていたけど、ずっと手元に置いていたんだ。
それでさ、今書いた人の肉を食べた後、お腹がすいたって鳴いているソニアを見てさ、じゃあ、サニャの手を食べようって言ったんだ。
もう、サニャの手は腐ってて、臭いもきつかった。
それでも、栄養があるものを食べなきゃって自分達に言い聞かせて、メルヴィナも呼んで三人で こっそり食べたんだ。
口の中に入れた瞬間、へんな臭いと味が広がって、思わず吐きそうになったけど、サニャの分まで生きようって三人で言い合って、食べた。
50 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 23:19:07.14 ID:YjM.1pYo
この時が、空腹とかの絶頂だったように思う。
友達を食べるって、やっぱ違うんだよ。
一緒に行動していた人も大切な仲間だけど、やっぱり その人のとは違うんだ。
味とか臭いだけじゃなくて、言葉に言い表せない気持ち悪さとか悲しさとか色んなのが ごちゃまぜになった状態で、涙が出そうになるんだ。
声を出して泣きたい位の涙が出そうになるんだ。
でも、出ないんだ。
水が殆どなかったからかもしれないけれど、サニャの手を食べた時は、ソニアもメルヴィナも、もう泣かなかった。
51 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 23:20:35.11 ID:YjM.1pYo
ご飯食べてた人はごめん。
それとちょっと少し落ち着きたいので、休憩させて下さい、
今日は、可能な限り朝まで書くからさ。ごめん。
54 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2010/05/22(土) 23:23:40.96 ID:b/JcFu6o
衝撃だ
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/22(土) 23:35:33.06 ID:Mr2A.uso
現実なんだよな
釣りじゃないんだよな
62 名前:祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/05/22(土) 23:54:30.91 ID:YjM.1pYo
>>57
信じるも信じないも、全て皆の判断にお任せするよ。
ここで俺が本当だ、信じてといっても、俺が嘘をついて本当だと言っていたとしたら、意味がないでしょ。
ただ、こういった事が実際に起きた紛争だったと、起きたんじゃないかな、
そう思って、この紛争に、この地域にもっと関心を持ってもらえればそれでいいんだ。
辛ければ、信じなくてもいいんだ。
ただ、どうかこの地で起きた一連の出来事を、知って欲しい。
そして、もっと関心を持って欲しい。
上手く言葉に出来なくてごめんよ。
63 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/22(土) 23:57:29.43 ID:YjM.1pYo
この時ぐらいからだったと思う。
俺も含めて、ソニアやメルヴィナも あんまり感情を表に現さないようになっていった。
そんな生活をして1・2ヶ月経った頃、皆の体力もかなり落ちていて、このまま生活していても先がないという話になったんだ。
それで、本来の目的地だったゴラジュデに向かうことになった。
毎日 日記はつけていたつもりなんだけど、フォーチャから脱出して数日は記憶が殆どなかったせいで、正確な日にちはわからない。
だけど、恐らく6月に入って数日程度経った頃だったと思う。
65 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/23(日) 00:07:20.10 ID:kv3yaWMo
ゴラジュデへの道のりは、大体3日間ほどだったんだ。
それでも、体力が落ちていた俺達には、過酷で辛かった。ああ。
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/23(日) 00:09:19.04 ID:OtPEKa6o
グーグルマップで>>1がいたであろうフォーチャ東の山を見てる
緑はあるけど結構ハゲてるところも多いな
67 名前:祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/05/23(日) 00:15:38.29 ID:kv3yaWMo
>>66
ごめん。山の中にいたから、どこらへんかわからないんだ。
ただ、剥げているというか農地の場所とかはあったと思う。
結構、人が近くに居たりする場所で隠れて生活するには向いていない地域だったと今考えれば思う。
68 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/23(日) 00:16:55.04 ID:kv3yaWMo
ゴラジュデに向かいだして二日目の昼頃。
山の中を進んでいくとは行っても、道路とか人の生活圏を完全に避けて通過するのは厳しかったんだ。
本来であれば、夜にそういった場所を通過した方が安全なのだけれど、俺達には体力的にも そんな余裕がなかった。
この時は、丁度山道を横切る時だった。
道の200Mぐらい手前で、道に銃を持った人間がいるのが見えたんだ。
警察か民兵か、それとも軍の兵士なのかは見分けがつかなかった。
だけど、そこを通らないと山が越えられなかったんだ。
69 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/23(日) 00:22:19.98 ID:kv3yaWMo
俺達、というか大人達は選択に迫られたんだ。
このまま気づかれないように進むしかない。
だけど、それには大きな障害があったんだ。
それは、赤ちゃんだったんだ。
赤ちゃんはさ、泣くのが仕事っていう位、よく泣く。
このときは、元気もあまりなくて、そんな泣くほどでもなかったんだ。
それでも、もし万が一泣いてしまったら、俺達はつかまってしまう。
全員の安全の為には、赤ちゃんを連れて行くことはさ、出来なかったんだ。
71 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/23(日) 00:26:17.96 ID:kv3yaWMo
でもさ、さっきも書いたように、俺ぐらいの子どもも、大人達も、赤ちゃんや幼児の為に どんなにお腹が空いていても、我慢して、耐えて、その子たちに優先的に食べ物をまわしていたんだよ。
そんな簡単に、皆の為にといって、赤ちゃんを連れて行かないなんて、決断は出来なかったんだ。
72 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/23(日) 00:32:55.76 ID:kv3yaWMo
少しの間、沈黙が流れてさ、言いたいことはわかってる。
だけど、誰も言い出せない状況が続いた。
ここまで一緒に行き抜いてきたんだ。
こんな小さい赤ちゃんでも、皆にとっては大切な仲間で、気持ちとしては、家族同然のようなものだったんだと思う。
73 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/23(日) 00:34:14.92 ID:kv3yaWMo
赤ちゃんの母親はさ、皆が言いたいことは十分わかっていたんだと思う。
そして、皆がそれを言い出せないという事も理解していたんだと思う。
誰も言い出さない中さ、笑いながら、皆が言いたいことはわかるって。
自分もこの子も、自分たちの為に皆が危険な目に合うのは望まないって言ってさ。
自分が母親だから、きちんと責任を持つって言ったんだ。
だから、皆は先に進んでください。
この子とお別れをしたら、私も後から追からって。
何とも言えない空気の中で、そう言った母親は、さっき来た道を戻って行ったんだ。
大人たちは、母親の姿が見えなくなった後に、「すまない。」って一言二言いって、武装したスルツキの近くを通過していくことにしたんだ。
74 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/23(日) 00:36:05.13 ID:kv3yaWMo
スルツキ達が居る場所を過ぎて、少し数百メートル歩いたところで、俺達は数時間待ってたんだ。
母親が後から来るっていってたからさ。
でも、結局母親は来なかった。
今思えばだけど、後から追うっていうのは、赤ちゃんの後を追うって意味だったんだろうな…。
76 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/23(日) 00:40:24.69 ID:kv3yaWMo
次の日になると、先頭を進む人と、後方の人の距離が かなり広がっていた。
もう休んでいる時間も体力もない。
もし休んだら、そのまま動けなくなってしまうような状態だったんだ。
だから、この時になると、暗黙の了解じゃないけど、体力のない人は どんどん遅れていくようになった。
幼児とかは、まだ小さいから、体力のある大人が背負えるんだ。
だけど、俺達ぐらいになると、体重が多少あるから、背負えないんだよ。
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/23(日) 00:37:56.25 ID:OtPEKa6o
もしかしたら殺せず二人で逃げたのかもしれないな
77 名前:祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/05/23(日) 00:43:10.22 ID:kv3yaWMo
>>75
逃げ場なんてないんだ。
前にも言ったけど、俺達がいた場所はさ、スルプスカ共和国って名乗る、スルツキの領内だったんだ。
どこに逃げても、味方なんていないんだよ。
だからこそ、俺達はゴラジュデへ向かったんだ。
それ以外の選択肢なんてなかったんだ。
例え逃げたとしても、待っているのは死か、スルツキに捕まるかのどれかだったんだ。
そして、この時、スルツキに捕まるのは死も同然だったんだ。
78 :祐希 ◆.0dKn/WD26 :2010/05/23(日) 00:45:05.95 ID:kv3yaWMo
そして、丁度 最後尾に居たのは、俺とソニア、メルヴィナだったんだ。
ソニアは体力的にも、精神的にも参っててさ、俺とメルヴィナが引っ張りながら歩いていたんだけど、子どもだから ただでさえ歩くのが遅いんだ。
引っ張りながらだと、さらに遅くなって、全然追いつけないんだ。
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