男女間の修羅場を経験した話を書きますよ
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347 : 忍法帖【Lv=21,xxxPT】(1+0:8) :2012/10/06(土) 01:16:35.71 ID:zXLsU4s/0
確かにやきもきするな
女って言葉にして伝えないと分からないからなー第四部待ってる!
349 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:18:10.66 ID:SXx2AtTZ0
>>347
そうですよね〜
向こうから来れば楽なんですがね(笑)
さて、行けるところまで行きます。
―― 第四部 豹変 ――
夏休みの間、ボクは部活と塾の夏期講習、そしてバイトで滅茶苦茶忙しかったです。
午前中は部活、昼飯もそこそこに塾へ、そして夜はバイト。
課題も信じられないくらいの量が出されるので、それを片付けるだけでも毎日日付が変わるくらい机にへばりついてました。もうヘトヘトでした。
351 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:19:23.44 ID:SXx2AtTZ0
彼女のことは凄く気になるし、メールだけでもしたかったんですが
忙しいからと自分に言い訳をして、結局一度もメールしなかったです。
我ながら情けないくらいヘタレ。
350 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 01:18:57.01 ID:uC5k3G1T0
四部キター!
352 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:20:23.09 ID:SXx2AtTZ0
>>350
長いので、途中で落ちるかもですが、頑張ります。
――
そう言えば、ミドリからもメールも電話もなかったです。
彼女も忙しいんだろうなと、思ってたんですがね。
ところが……
353 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:21:35.81 ID:SXx2AtTZ0
新学期が始まって、ボクは愕然とすることになります。
もうね、本当に驚きましたよ。
顎が外れるくらいポカーンとしたです。
なぜなら彼女の髪が、みごとな金髪に変わっていたから。
354 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:22:35.35 ID:SXx2AtTZ0
しかも服装は、ビッチそのもの。
制服のシャツのリボンは無くギリギリまで開襟状態、加えて膝上何センチよ?みたいな超ミニ、そして化粧はケバく、若づくりしたAV女優みたいでした。
355 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:23:23.89 ID:SXx2AtTZ0
驚きのあまり声の出ないボクの後ろにドスンと座ると、不機嫌そうに終始無言。
ボクとは目を合わさない。ボクは何か言おうとするんですが、全く言葉が出ない。
池の鯉のように、ひたすら口をパクパクするばかりです。
356 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:24:30.03 ID:SXx2AtTZ0
周囲が、ヒソヒソと騒がしくなったところに教師が慌ててやってきて彼女は職員室へ連行されていったです。
確かにやきもきするな
女って言葉にして伝えないと分からないからなー第四部待ってる!
349 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:18:10.66 ID:SXx2AtTZ0
>>347
そうですよね〜
向こうから来れば楽なんですがね(笑)
さて、行けるところまで行きます。
―― 第四部 豹変 ――
夏休みの間、ボクは部活と塾の夏期講習、そしてバイトで滅茶苦茶忙しかったです。
午前中は部活、昼飯もそこそこに塾へ、そして夜はバイト。
課題も信じられないくらいの量が出されるので、それを片付けるだけでも毎日日付が変わるくらい机にへばりついてました。もうヘトヘトでした。
351 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:19:23.44 ID:SXx2AtTZ0
彼女のことは凄く気になるし、メールだけでもしたかったんですが
忙しいからと自分に言い訳をして、結局一度もメールしなかったです。
我ながら情けないくらいヘタレ。
350 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 01:18:57.01 ID:uC5k3G1T0
四部キター!
352 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:20:23.09 ID:SXx2AtTZ0
>>350
長いので、途中で落ちるかもですが、頑張ります。
――
そう言えば、ミドリからもメールも電話もなかったです。
彼女も忙しいんだろうなと、思ってたんですがね。
ところが……
353 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:21:35.81 ID:SXx2AtTZ0
新学期が始まって、ボクは愕然とすることになります。
もうね、本当に驚きましたよ。
顎が外れるくらいポカーンとしたです。
なぜなら彼女の髪が、みごとな金髪に変わっていたから。
354 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:22:35.35 ID:SXx2AtTZ0
しかも服装は、ビッチそのもの。
制服のシャツのリボンは無くギリギリまで開襟状態、加えて膝上何センチよ?みたいな超ミニ、そして化粧はケバく、若づくりしたAV女優みたいでした。
355 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:23:23.89 ID:SXx2AtTZ0
驚きのあまり声の出ないボクの後ろにドスンと座ると、不機嫌そうに終始無言。
ボクとは目を合わさない。ボクは何か言おうとするんですが、全く言葉が出ない。
池の鯉のように、ひたすら口をパクパクするばかりです。
356 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:24:30.03 ID:SXx2AtTZ0
周囲が、ヒソヒソと騒がしくなったところに教師が慌ててやってきて彼女は職員室へ連行されていったです。
357 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:25:31.17 ID:SXx2AtTZ0
ボクの部活以外の数少ない友達が、慌てて寄ってきました。
コイツらには1年前の件も、病院でのことも、映画デートの話もしてあって休み中に何度も「今日、告れ!」「明日、告れ!」と突かれていましたから。
358 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:26:55.98 ID:SXx2AtTZ0
「何があったんだ?」
まず寄ってきたのが、二次ヲタ。
三次には興味がない、と常々豪語している悲しいピザ。
中学の頃からの数少ない友達の一人。
去年のマネージャーさんの件もちょくちょくと相談していた奴。
筋金入りのヲタだがイイ奴だ。
359 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 01:27:21.82 ID:tA6KMPQO0
その豹変が>1のせいなのか?いや続きを待つ。
360 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:28:59.45 ID:SXx2AtTZ0
>>359
この時点では、全く不明なんです……
ボクのせい……でも、あるようで、ないようで……
――
ゲーム(特にギャルゲー)とパソコン一般に詳しい。
エロゲーとギャルゲーの違いを語りだしたら止まらない。
それって違うのか?
悪いが今後、虹ヲタと呼ばせてもらう。
361 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:30:09.84 ID:SXx2AtTZ0
「なんかスゲーものを見た気がするぞ。おまえ何も知らないのか?」
こいつはメカフェチ。
生き物には興味がないと宣言している。
機械モノをこよなく愛する変態。
虹ヲタとの部活繋がりで親しくなった奴。
成績優秀。イケメン。
362 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:31:11.77 ID:SXx2AtTZ0
好みのタイプは“美少女型アンドロイド”らしい。
よく知らんが名前もついているみたいだ。
バカだし……
僻地から通学してるせいで、正式にバイク通学が認められている羨ましい奴。今後、メカ夫と呼ぶ。
363 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:33:04.89 ID:SXx2AtTZ0
ボクは驚きで言葉を失っていて、もう気絶しそうなくらいでした。
そりゃそうでしょう、人生初の楽しいデート相手であった美少女が一瞬にして見事なビッチに変身したわけですから。
364 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:34:17.91 ID:SXx2AtTZ0
だから、落ち着いてからゆっくり話そう、ということになり昼休みに奴らの所属するパソコン部の部室に集合することにしました。
部室と言っても授業で使うパソコンが並ぶ、ただのPCルームです。専用の部室じゃありません。
365 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:35:20.17 ID:SXx2AtTZ0
このPCルームでは、虹ヲタのせいで何度冷や汗をかかされたか分からない。
壁紙がエログロ画像とかは当たり前で、エラー音が『お兄ちゃん、やめて!』だったり
いつの間にか全端末にチャットソフトがインストールされて、授業がチャット大会になったこともあった。
366 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:37:03.78 ID:SXx2AtTZ0
そんなバカ話は、さておきミドリの件。
二人ともボクに気を使っているのか、非常に言いにくそうに話を進めるけど要は「男ができたから諦めろ」と言いたいらしい。
367 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:38:27.14 ID:SXx2AtTZ0
ボクだけは希望的観測を含めて、ちょっと違う気がしてました。
もし彼ができたのなら、不機嫌な理由が分からない。
少なくとも夏休み中にできた彼なら、今はラブラブの真っ最中だと思うわけで。
ボクの知ってる彼女は、そんな子だったハズだから。
368 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:39:20.00 ID:SXx2AtTZ0
そういうと、三人とも考え込んでしまった。
男三人で話していても埒があかないということで とりあえずメールしてみようとなったわけです。
……返ってきたのはデーモンでした。またかよ。
369 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:40:02.10 ID:SXx2AtTZ0
それじゃあ電話してみようとなった。
……着拒否。こっちもか。
それならと虹ヲタの携帯を借りて掛けてみた
……出ないし。
370 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:40:57.16 ID:SXx2AtTZ0
結論としては、理由は不明だけど完全に嫌われたんだろう ということで落ち着きました……(合掌)
371 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 01:41:39.09 ID:EnRze/Yt0
明日休みだから最後まで付き合うぞ!
372 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:42:11.96 ID:SXx2AtTZ0
>>371
ありがとうございます。
――
生徒指導の成果なのか、その後の彼女の髪は金髪から汚い茶髪に変わってました。
ギリギリ通学可能な範囲の色に落ち着かせたんでしょうね。
短期間に染めを繰り返したせいか、なんだかバサバサで纏まりがなく とても残念な感じ。
373 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:43:05.43 ID:SXx2AtTZ0
相変わらず不機嫌な黒いオーラを360度、全方向に発散していて近寄り難かったし。
それでもボクは勇気を振り絞って、毎朝というか彼女が登校してくればたとえそれが昼でも「おはよう」だけは言ってましたよ。
当然、何の反応もないんですが。
374 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:44:54.89 ID:SXx2AtTZ0
そのうちに、次の変化が現れることになるんです。
彼女が、校内でも面倒なグループと言われる男と次々と付き合っていくことになるわけです。
これは悲しい。非常に悲しい。
元がカワイイ子ですからね。
狙ってた輩は多かったんですよ。
弱っているところを狙うとか許せんですが……
375 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 01:45:54.34 ID:SUP7ftQ20
きっついな
でも分かるぞ
376 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:47:08.74 ID:SXx2AtTZ0
>>375
もう泣きそうでしたよ……
――
しかも、どれも長続きせず、次から次へと手当たり次第といった状態……
“食い散らかす”という表現がピッタリなわけでして。
こうなるとクラスだけじゃなく、校内でも有名になり始めて、皆が彼女のことを「糞ビッチ」とか「サセ子」とか言うようになってましたね。
まあ、実際見た目も行動もその通りだし……
377 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:49:03.44 ID:SXx2AtTZ0
そのうち「兄弟にはなりたくねー」とか「病気とか、もらったら堪らん」とか「メンヘラとか怖いじゃん」と校内で彼女を相手にする男は いなくなりました。
当然ながら女子も怖がって近寄らない。
そして彼女は、孤立していくんです……
378 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:49:59.91 ID:SXx2AtTZ0
噂はさらに加速し、高校生では物足りなくなりカネを持ったオッサンと遊んでるとか、AVに出演したらしいとか、薬漬けでヤクザのオンナになったなんて話もあるくらいなりました。
379 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:51:06.32 ID:SXx2AtTZ0
さすがにこうなると、ボクの友達も「アレは黒歴史だ。忘れろ」と直接的に彼女を諦めるように言ってくるように、なっていきましたね。
コイツらが彼女の悪評を知りつつも、その内容を言わないでいてくれるのはこんな状態でも、ボクに気を使ってくれているからでした。
380 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 01:51:17.93 ID:xNrhXI0M0
女ってこういうのがあるから解せぬのだよなー
そして こういうことする子に限って素直じゃないと来たもんだ
381 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:52:59.58 ID:SXx2AtTZ0
>>380
そう解せないんです。理屈じゃないみたいですから。
――
そして遂に、彼女は学校にすら来なくなるわけです。
たまに来ているような気配はあっても、クラスには顔を出さないし授業も出ない。
382 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:53:48.36 ID:SXx2AtTZ0
だからボクも、さすがにもうダメだなとか思い始めたんです。
ところがある時、珍しくクラスに顔を出してボクの後ろに座る彼女の左手に気づいたんですよ。
383 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:55:14.19 ID:SXx2AtTZ0
なぜかその日までは分からなかったんですが、確かにあの指輪があることに。
しかもあの時のまま、薬指に……
だからボクは……やっぱり彼女には何か辛い事情があるんだ!とか考えるようになったんです。
384 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:56:23.16 ID:SXx2AtTZ0
それでまた虹ヲタと、メカ夫に相談したわけです。
指輪のことも話して……
「おまえなあ、頭大丈夫か?」
虹ヲタが心配そうに言います。
「悪いことは言わん。やめとけ」
メカ夫が諭すように言います。
「今さらあのビッ……いや、彼女に近づいてどうするよ?」
虹ヲタはさすがにイラっときたのか、暗黙の禁止用語をうっかりと言いそうになってました。
385 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:57:53.91 ID:SXx2AtTZ0
「おまえが仲の良かった頃とは違いすぎるぞ。もう幻想を捨てて現実を見ろよ」
メカ夫も呆れたように続けます。もう全否定モード。
「でも、見てられねーじゃん。いっつも一人で……
なんかあるんだよきっと。カワイそーじゃん」
ボクも必死でした。コイツらには分かって欲しかったんです。
たとえ協力してもらえなくても、コイツらには理解して欲しかったんです。
彼女を……
386 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:58:56.89 ID:SXx2AtTZ0
「おいおい、マジですかぁ〜?」
肩をすぼめながら両手を天に向けて“やれやれ”という仕草を揃ってしながら、生暖かい目でボクを見つめる二人。
とか言いつつ、二人とも真剣に考えてくれることになりました。やっぱり友達はありがたい。
387 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:59:42.36 ID:SXx2AtTZ0
さて、考えるとは言ったものの何も浮かばない。
すると虹ヲタが、何だか怪しげな推理を展開し始めました。
手詰まりのボク達は、今は怪しさ満載の彼の推理に耳を傾けるしかありません。
388 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:00:11.31 ID:SXx2AtTZ0
「きっと、どこかでフラグが立ったということだよね」
「フラグ?」
ボクとメカ夫が怪訝そうに繰り返します。
「映画を観に行って、指輪を買わされたところまでは問題なかったんだよね?」
虹ヲタは構わず持論を展開していきます。
>>次のページへ続く
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