2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
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浪人生の俺が図書館で声をかけた女の子のこと
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40 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:05:33.63 ID:xb55BC3Y0
俺:「あのさ、最近毎日話してるけど、家の人さん心配しないの?」

チサト:「さあ、どうなんだろ。(笑顔)」

俺:「まあ、引き止めてる俺が悪いんだけどさ。あんまり遅くならない方がいいね。俺、送って行くよ。」

チサト:「ああ・・・気にしないで。大丈夫。ホント。」

俺:「でも・・・家、遠いの?」

チサト:「いいから、いいから。本っ当に大丈夫だから。俺君も早く帰らないとお母さん心配するよ。」



41 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:07:05.07 ID:xb55BC3Y0
その日俺は一人でとぼとぼ帰った。

彼女の家には何か問題がある。

鈍感な俺でも薄々気づいてきた。



42 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 16:07:54.69 ID:LtRrKX+40
ふむ


43 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:08:55.15 ID:xb55BC3Y0
8月。

世間はお盆休み真っ盛りだったが、無職自宅浪人の俺は そもそも毎日夏休みなので実感が湧いてなかった。

チサトと話していたある夕方だった。

高校のクラスの問題児だったヤツの話に盛り上がっている時に気が大きくなっていた俺は

「普通の家は両親が揃ってるもんじゃん。あいつは片親だからさ。」

と、普段だったら決して口にしないような発言をした。



44 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:09:34.22 ID:xb55BC3Y0
言葉にした途端。その言葉が凍りついて目の前に落ちてきたような気がした。

俺とチサトの間が一瞬凍りついたのだ。

チサトは笑顔で「ああ、そうだね〜」とか言っていた。

でも、目が悲しそうで、寂しそうだった。



45 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:10:39.93 ID:xb55BC3Y0
俺はとっさに謝った。

「あ、ごめん・・・その・・・俺の家庭がスタンダードみたいな言い方は良くないよね。」

チサトは一瞬息を吸い込んで

「俺君は謝らなくていいと思う。幸せな人は幸せのままでいいと思う。」

俺:「・・・」

チサト:「・・・」

その時だった。



46 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:12:28.49 ID:xb55BC3Y0
俺はチサトの手首に切り傷を見つけた。

一瞬だったが、彼女は俺の視線を見逃さなかった。

ぱっと彼女が動くのと、俺が彼女の腕を掴むのが同時だった。

俺:「この傷は・・・」

チサト:「俺君は・・・知らない方が良い。」

俺:「でも・・・」

チサト:「世の中にはね、俺君みたいな幸せな人は知らないことがいっぱいあるの。とにかく私は大丈夫だから。」

彼女はその日は足早に帰っていった。




52 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 16:19:07.19 ID:fBsXQv4O0
うむ、おもしろそうだ

帰ってきたら読むからなるべく進めておいてね


53 :7:2012/10/13(土) 16:19:15.95 ID:Jf1Z8OKj0
>>1おつ
のんびり行こうぜ


55 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:32:59.07 ID:xb55BC3Y0
戻ってきた。

コーヒーとドーナツでまったりしながら続ける。

黙々と独り語りしてたのかと思ったら案外見ていてくれた人がいて驚いた。



56 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:36:45.18 ID:xb55BC3Y0
>>48
だよね。口が滑るとはまさにこのこと。

>>50
「大変なことになった」とか書くほどのことかな?
って感じだったのでこんなスレタイに



57 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:37:23.26 ID:xb55BC3Y0
<続き>

俺は この頃からほとんど勉強していない。

簡単に言えばチサトを救うっていう大義名分を作って受験から逃げたんた。

夏の終わり頃になると、たまたま出会う予備校組の友達と模試の結果の話なんかになる。


友人:「模試の結果どうよ?ようやく旧帝大あたりがB判定だよ。浪人始めた時は もっと成績上がると思ってたよな。」

俺:「ああ・・・俺さ。なんかマーク欄間違えて、女子大とか受験科目違う学部選んじゃったりして・・判定不能だったよ。」

友人:「お前、なにやってんだよ。それセンターでやったら終わりだぜww」

俺:「あはは。そうだよなww」


なんか、浪人している友人たちにも置いていかれた気がした。



62 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:41:54.91 ID:xb55BC3Y0
俺は図書館にこもっていたが、ほとんど心理学とか精神医学の本を読み漁っていた。

親が自殺した子供の家庭環境とか、リストカットする子供の心理とかメンタルヘルスなんて言葉は当時知らなかったが、完全にその分野の虜になっていた。

夕方のチサトとの会話は秋になっても ずっと続いていた。

俺はよくカマをかけるようになった。

そこから彼女の心理を読み取ろうと必死だった。



64 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:44:25.22 ID:xb55BC3Y0
俺:「よく図書館で本借りていくけど、どんなの読むの?」

チサト:「うーん、小説は村上春樹とかが多いかな。」

俺:「結構借りてるじゃん、それだけじゃないでしょ?」

チサト:「まあ、イロイロね。」

俺:「見せてよ。俺も結構守備範囲広いから読んでみたいし」

チサト:「趣味じゃないと思うけどな・・・」


バッグから出てきた本は

『十五歳の遺書』

『分裂症の少女の手記』

などなど・・・ヘビーなものばかり。



65 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:46:40.46 ID:xb55BC3Y0
多重人格に関する本を一冊だけ貸してくれた。

まあ、図書館の本の又貸しはマズイんだが・・・

彼女は俺の目を見て悲しそうに言った。


「俺君は優しいから、こういうの読まない方がいいよ。どんどん深みにはまっちゃう。」

秋の風がチサトの長い髪を揺らした。

髪を掻き上げた瞳は涼しげで電灯に照らされた彼女は本当に綺麗だった。

本を受け取った時、僕は恋に落ちた。



66 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:48:05.05 ID:xb55BC3Y0
季節は木枯らしが吹く冬に向かっていた。

あいも変わらず、僕は図書館でグダグダして、彼女は昼間謎の活動をしては夕方になると図書館に来ていた。

変わったことといえば、僕が恋したことぐらいだろう。

僕は彼女のことが知りたくて、イロイロ聞き出そうとするけど、チサトは自分のことは いつもはぐらかして終わる。

それ以上追求したら、どこか遠くに行ってしまいそうで、俺は口をつぐむ。



67 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:49:06.76 ID:xb55BC3Y0
街がクリスマスのイルミネーションで彩られた寒い夜だった。

チサトはポツリとこういった。

「もう年末かぁ。どこか・・・見つけないとな。」



69 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:51:27.92 ID:xb55BC3Y0
俺:「え?」

チサト:「いや、なんでもない。俺君には迷惑かけられない。」

俺:「なに?いや、俺にできることなら何でもするよ。」

チサト:「ちょっと・・・イロイロあってね・・・年末は家にいたくないんだ。」

俺:「どういうこと?」

チサト:「あの人たちがくる・・・」

俺:「誰?あの人たち?」


薄笑いを浮かべたチサトは遠くを見ながら

「洗濯ばさみってね、使い方によっては・・・ものすごいことができるんだよ。」

と意味不明なことを言った。



71 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 16:52:30.71 ID:GnThoAov0
なんか怖いな

支援


72 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:54:04.32 ID:xb55BC3Y0
俺は焦った。言っていることの意味の半分も分からない。

でも、思ったんだ。

彼女を守らなきゃいけない。



74 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:55:01.66 ID:xb55BC3Y0
俺:「ちゃんと伝えてくれなきゃ、力になれないよ。」

チサト:「・・・あの人たちはね・・・大勢で私を囲んで・・・・それから・・・」

急に両手で耳を塞いで頭を振るチサト




77 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:56:40.83 ID:xb55BC3Y0
ちょっと普通じゃない。

落ち着いたチサトは

「ごめん。もう思い出したくないし。俺君も聞いてもいいことない。」

目には うっすらと涙が浮かんでた。

それから泣きそうな顔で無理やり笑って

「こんな話、俺君にしか話したことないよ。」

と呟いた。



78 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:57:59.40 ID:xb55BC3Y0
その時 何を考えたのか、覚えていない。

俺は彼女を抱きしめた。

そしてチサトの耳元で ささやいた。

「俺の家に来いよ。大丈夫。俺が君を守る。」



79 :タクロウ:2012/10/13(土) 16:59:30.50 ID:xb55BC3Y0
そして初めて女の子とキスをした。

チサトは腕の中で泣きながら呟いた。


「どうして私なの?私じゃダメなんだよ・・・どうして・・・」

チサトはずっと泣いていた。

初めてキスはしょっぱかった。



80 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:01:21.68 ID:xb55BC3Y0
家に帰ってから俺は両親を説得した。

守りたい女の子がいる。

どうも虐待を受けているようだ

家でしばらく預かりたい・・・と。



81 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:03:10.76 ID:xb55BC3Y0
受験も間近に迫っている時期だし猛反対されると思ったが親は案外簡単にOKしてくれた。

後で聞いた話だと、チサトの親権者に訴えられて際に警察に突き出されるのも覚悟したらしい。



82 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:03:40.16 ID:GnThoAov0
いい親じゃん


83 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:05:10.00 ID:xb55BC3Y0
家は一軒家だし、広さ的には一人増えるくらいは問題なかった。

チサトと俺の共同生活が始まった。

その頃には 彼女は大分打ち解けてきて、昼間はバイトをしているとか実家の大体の場所とかは教えてくれるようになっていた。

相変わらず家族については謎だったが・・・



84 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:06:12.26 ID:xb55BC3Y0
共同生活は初めは上手くいっていた。

お互い探り合いだけど、家族もチサトも気遣いながら暮らしていた。



85 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:06:51.66 ID:xb55BC3Y0
でも、そんなママゴトみたいな生活は長く続かない。

生活の些細なことが気になりだし、苛立ちに変わる。他人と暮らすのは難しい。

家族の目にチサトの行動は だんだんと傲慢に映る様になった。

チサトも我が家に対して不満気な様子だった。



86 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:07:49.11 ID:xb55BC3Y0
チサトが使った後の台所は母が使いにくいとか、風呂の使い方とか・・・些細なことだ。

そんな些細なことが積み重なって1ヶ月もすると、なんだがギクシャクしてきていた。



87 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:09:12.52 ID:xb55BC3Y0
そんな生活で忘れていたが俺は受験生である。

しかし、夏以降全く勉強していない。

俺のストレスは頂点に達していた。

勉強していないが受験は目の前。

家の中の人間関係はグチャグチャ・・俺のせいだけど。

ギリギリの生活を続ける中、家に二人きりの時に僕らは男女の仲になった。



89 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:10:18.15 ID:xb55BC3Y0
ここから若干エロ描写入ります。

苦手な方はすっ飛ばして!!オネガイ



91 :7:2012/10/13(土) 17:11:07.10 ID:MTreGL1t0
>>89
たぶんそんなヤツはいないだろう…

はよ


90 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:11:02.64 ID:GnThoAov0
きたーー♪───O(≧∇≦)O────♪



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, 相手の過去,
 


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