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彼の浮気相手の秘密
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183 :恋人は名無しさん:2009/10/12(月) 10:41:56 ID:a2qs68Eo0.net
カオスな職場での修羅場投下ー。登場人物が多くて読み辛くてスマン。
私子…社会人二年目のまだまだ新米。
彼男…同期。同部署に勤めており、私子の彼氏。
友子…私子の友人。他部署だが仲良し。
美人子…私子、彼男の上司。社内のマドンナ的存在。
友男…友子の彼氏。私子、彼男と同部署。友子とは他部署。
謎男…友男と仲がいい。美人子を狙っている。
お局様…上司。何かと口煩い。
私子・彼男カップル、友子・友男カップルは会社公認です。
社内恋愛に寛大な上司だったので。
私子と彼男は付き合ってもうすぐ二年が経つ。
入社3ケ月にはもう交際開始しており、社内では公認カップルになりつつあった。
そんなある日、私達カップルと同期である友男と、私の長年の親友である友子と別れることに。
社内恋愛だったし、二人の交際歴は長く結婚間近かと噂されるほど仲が良かったため、私達は驚きを隠せなかった。
急いで理由を聞いてみると、なんと友男が他に好きな人ができたとのこと。
二人の破局は瞬く間に会社中に広まり、そのお陰で友子は病んでしまった。元々メンヘラちっくだったが…。
会社を休むことが多くなった友子。社内では失恋休暇と多めに見てもらったものの、お局様筆頭に周りの反応は冷たかった。
まぁ、それも当たり前のことだし、会社をそんな理由で休むことなんてありえないのは重々承知の上だが、やっぱり長年の親友なので心配して仕事が手に付かない。
なので仕事終了と同時に友子宅に訪問。
少しでも友子の力になれれば、という気持ちで向かった。
186 :恋人は名無しさん:2009/10/12(月) 10:51:49 ID:a2qs68Eo0.net
大分文章がおかしいところもありますがスルーしちゃって下さい。
案の定友子は痩せ細ってしまっていて、泣きはらしたのか目は腫れていて声も出ない状態だった。
それでもまだまだ傷は癒えないようで私の顔を見たとたん抱きついてきた。
それを宥めつつ話を聞いたところによると、
・友男にいきなり別れを告げられて深く傷ついている
・しかも友男の他に好きになった相手は美人子さん!だという
・他部署だが情けないやら恥ずかしいやらで会社に向かう勇気がない
・私子達に迷惑をかけてすまないと思っている
後は友男や美人子への恨み言やら暴言やらで言葉にならなかった。
そして友子はその後数週間休んだ。
が、いきなり突然復帰したのだった。
変わり果てた姿で…。といっても、ガリガリで骨と皮だけとか目が泣きすぎて真っ赤に充血してるとかそんなホラーな類ではない。
美人子さんそっくりの姿で…。
服装やメイク、髪型何をとっても瓜二つ。そして微笑みながらこう言うのだ。
「私絶対に美人子さんだけは許せないの…絶対に後悔させてやる…」
私は目は虚ろ、言葉を発するのでさえままならない友子に恐怖を覚え、その場から逃げるように去って行った。今思うと最低。
189 :恋人は名無しさん:2009/10/12(月) 11:01:38 ID:a2qs68Eo0.net
そして昼休みに。
話は変わるが、友子はいつも昼休みや会社への通勤など部署は違うがいつも私と一緒だった。そこで友男と出会ったし。
しかし今となっては美人子や友男がいる我が部署には来にくいのでは…と思い、私はお弁当を持って友子のいる部署へ走った。私なりの気遣い。
すると信じられない光景を目にすることに。
それは、いつも対立関係にあったお局様と友子が仲良くしている姿。
あんまり驚いて立ちすくんでいる私を見て、友子は駆け寄ってきた。
「あ、私子。今お局様と一緒にお弁当食べてるの。一緒にどう?」
話し方もいつもの甘ったるくて語尾があがる高いトーンではなくて美人子と全く一緒になっていた。
サバサバした物言いや綺麗な言葉遣いなど。
当然断れるはずもなく一緒に食べることに。
すると、食事中の会話は美人子の悪口一色。
気分が悪くなって席をたった。
193 :恋人は名無しさん:2009/10/12(月) 11:09:58 ID:a2qs68Eo0.net
そこで彼男に相談することに。すると彼男は、
「友男から話は聞いてるけど、あいつは悪びれた様子がないっていうか 無神経だから美人子さんにアピールしてるからそれを友子を傷つけてるって 気づいてないんじゃないかな。
それで友子も意固地になってるのかも。
ひとまず落ち着くまで友子には関わらない方がいいのかも…。」
親友だから支えてあげたいという気持ちと彼男の関わらない方がいいという言葉がごっちゃになって私も上手く頭の整理ができない。
とりあえず、今は距離を置くという結論になった。
そんなある日のこと。出勤した私に友子とお局様が凄い勢いで駆けつけてきた。
友「ちょっ私子!大ニュース!ヤバいよヤバいよ!」
私「えっ何…」
お「いいからこれ見なさいよ!」
それを見た瞬間私は言葉を失った。
そこには開かれた雑誌に大きく美人子さんの姿が。
華やかなドレスと盛りに盛ったメイクと髪型で…。
私「これって…キャバ嬢?の雑誌!?」
友「そうだよ!あいつ隠れて水商売やってるような汚い女だったんだよ!」
お「これは上司に言わなきゃなんないわよね!早く行きましょう!友子さん!」
友「はい!」
私はまたも一人で呆然と立ち尽くしていた。美人子さんがキャバ嬢…!?
199 :恋人は名無しさん:2009/10/12(月) 11:19:00 ID:a2qs68Eo0.net
混乱して頭が回んない…焦って追いかけるももう後の祭り。
社内はカオス状態に。そりゃそうだ、社長にいきなりドきつい雑誌を突きつけたんだから。社内騒然。
そこに美人子さんが出勤してきた。私は見ていられなかった。
とりあえず美人子さんとお局様と友子と私(何故)が緊急会議室に連れ込まれる始末。
何で私まで…。
友「それで!こいつ(美人子)どうするつもりですか!?」
お「さっさと会社から通報して下さいよこんなアバズレ!」
社「ちょっと待ちなさい…」
美「…。」
ちっとも話し合いにならない。それどころか除いてくる社員までいるし。どんな会社だアホ。
社「えっと…この話は…言ってはならなかったのだが…でもなぁこう公になってしまったらなあ」
どもる社長。
友「いいからさっさと退社させなさいよ!汚らわしいわ!」
お「首よ首!」
すると今まで黙っていた美人子がゆっくり顔をあげて言いました。地球が引っくり返るような発言を…。
美「今まで黙っていてすみません。このことは会社も知っていました。
実は私…
男 な ん で す 」
えええええええええええええええええΣ(◦Д◦;)!?!?
207 :名無しさんといつまでも一緒:2009/10/12(月) 11:25:47 ID:iC61PKTI0.net
友子は男に負けてたのか〜・・・
208 :恋人は名無しさん:2009/10/12(月) 11:26:31 ID:ycSo1PVR0.net
これは新しい…
209 :恋人は名無しさん:2009/10/12(月) 11:28:28 ID:a2qs68Eo0.net
私・友・お「…(◦Д◦)」ポカーン
他社員「」
社「…」苦々しく首を振る
そこから美人子さんの波乱万丈な人生を聞かされることになる。
小さい頃から性同一性障害?のせいで親と折り合いがつかず仲が悪かった。
暴力を振るわれるなど日常茶飯事で、とうとう16のとき恋人と駆け落ち。
ゲイバーで働くことに。そこで美人子さんの人生の恩師であるママに出会い莫大な手術費用を貸してもらえることになった。
名前も変えたし今はもう正真正銘女。
が、手術費用を返すには会社の給料だけでは到底追いつけない。
それを聞いた社長は(涙もろく人情派。めっちゃ優しい気の良いおじさん。ハゲ)
特別に水商売などを許してくれることになった。
けど、雑誌なんかに迂闊にも乗ってしまい会社を汚すことになってすみません。
もう会社は辞めます…。
とのことだった。
そこに大きな怒声が響き渡った。
「ちょっと待てーーーい!!!」
今まで空気だった謎男!!厳重ロックだったドアを蹴散らしての登場!!
>>次のページへ続く
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